中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

気分転換について(以前の「今週のお題」で発見) 無意識の「気分転換」もありますよね

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     中高年のウォーキングでなく、気分転換の意図です。


1.上手、下手?

気分転換が「上手」とか、「下手」とか言う人がいますが、外から周

りが、適当に判断して言うだけで、個人個人の感情は、解らないもの

だと思いです。

誰しも人間ですから、生理的に言ってそんなに集中力が持つはずは

なく、無意識のうちでも「気分転換」を図ってるはずです。

 とはいえ、私は心理学者でもないし「無意識」の状況を説明すること

はできません。

少なくとも、われわれホモ・サピエンスが現在と同等の能力を持つよ

うになって1万年以上、ということは「意識・無意識」も1万年以上あ

ったわけです。

現代のわれわれから見て、「生存の極限状態」にあったとしても、

祖先は、適宜「気分転換」して生き残ってきたのだと、思います。

 

2.私の気分転換?

私が「気分転換」だと意識できることを、少し書いてみます。

 (1)全く別の分野の本を手に取ること

何だ、同じ読書じゃないか、と言われるとその通りですが、

いろんな人と会うこと、テレビのチャンネルを変えること、ネットサ

ーフィンとも同じ側面があるでしょう。

ただし、「人と会う」ことは、こちらの都合だけで勝手に会ってくれ

ませんから、「かなり違う」と指摘されると、その通り。

(2)歩くこと

歩くことで脳の刺激、すなわち「気分転換」に通じるということ。

下記もその一つですが、歩くことに関しては、いくつかブログを書い

ています。

要は、車の運転とか、電車に乗るのとは違った、刺激がある、という

ことです。(発想が湧く、とまでは言いませんが・・・・)

元気の秘訣(今週のお題) 自分で考えること、楽観、歩くことの3つを紹介 - 中高年michiのサバイバル日記

(3)飲み物(ノンアルコール)

面白い文章が書けそうになく割愛ですが、私は日本茶、コーヒー、

紅茶の順でよく飲みます。

よほど、気温が高い時以外は、あまり冷たい飲み物はとりません。

(4)趣味のこと

これも上記の「飲み物」同様です。

ただしアウトドアの趣味は(1)の読書とは違う刺激を感じます。

悪い意味の「いい加減」だと、アウトドア活動は、生命の危険にさら

されますからね。

 

 

3.飲酒のこと

(1)飲酒は、私の場合「気分転換」にはならないでしょう。

私の考えでは、「気分転換」と言うのは、「転換」したあと

元に戻れるイメージです。

ところが、アルコールの場合はそうはいかない。

根が「飲兵衛」なのでしょう。

アルコールを飲み始めると、「もっともっと」と欲しがるタイプで

「かるく一杯」とか「チョイ飲み」「ランチビール」の発想は苦手。

ひと昔前の米国発の小説にでてくる「マティーニ・ランチ」に一言。

読んでいると、確かに体格はいいし、アルコール分解も相当効率的な

肝臓保有なのでしょうが、やはり「牧歌的」に感じます。

昼のビジネス会話で、一瞬とはいえ、判断は鈍るでしょう。

アルコールの後は、おそらく睡眠ですが、先日読んだ「睡眠本」は、

とても面白かったので、引用します。

「睡眠の科学」(読書感想文もどき)レム睡眠効用を再認識 無知な私の水先案内人と再認識 - 中高年michiのサバイバル日記

(2)アルコールついでに、父で思い出すこと。(また昔話です。)

彼は、勤め人でなく自営業で、普段は「休日」は無し。

本当に、たまに旅行をすると、朝からビールでした。

お楽しみもさることながら、普段の生活は土日含め年中無休のなか、

「今日は仕事をしない日だ」と自分に言い聞かせているような気がし

ました。

(3)類似事例です。

時代は下り、30年くらい前の平日、仕事終了後のサラリーマン。

今考えると、やはり牧歌的です。

スマートフォンに追いかけられません。

夜も更け、一日の仕事が終わりアルコールを飲みまじめる。

名実ともに「オフタイム」、よほどの緊急事態でないと、呼び出され

ることはありません。

無論、飲み仲間も、無論電話無し、メール無し、検索する人もいませ

ん。そんな時代もありました。

 

以上です。

本日もとりとめのない、話でした。

だから古典は面白い(読書感想文もどき)今回は野口さん 深読みと独自見解はさすがです

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読書家著作には、この本棚のイラストを使います

だから古典は面白い

野口悠紀雄/著  

出版者    幻冬舎 2020.3

Ⅰ.概要

聖書に始まり、トルストイの「戦争と平和」、シェイクスピアの「マ

クベス」、ゲーテ、またトルストイドストエフスキーと続きます。

古典をしっかり読み込み、そのめくるめく世界観を紹介、結果とし

て、仕事や人生に有益そうな、知的体験、知識も披露しています。

このレベルの読書人となると「面白くて役に立つ本の読み方」を

読者に提示できます。

野口悠紀雄さんは、元大蔵省官僚、経済学者です。

以下のwikipedia記述もありますように、「整理法」の分野でも有名

ですよね。

私も昔よく読みました。

「超」整理法シリーズはベストセラーになっており、毎年

発売され、基本的な形は当初のままである。

これは従来の整理法(京大式カードなど)は、個人では実

行困難(個人で図書館のように整然と分類する必要はな

い)として、考案したシステムである。

使ったファイルは手前に置くという「押出しファイリン

グ」とパソコンの全文検索機能を利用した方法を提案して

いる。

Ⅱ.ピックアップ

(聖書の説得力の源泉「比喩」の話)

自己犠牲が必要な状態を、生物的な死に置き換えたのです。
目にも止まらぬ早技。
瞬間技に「お見事」   P36
 
(「一粒の麦、地に落ちて死なずば」の比喩のつづき)
これこそが、聖書における比喩の本質なのです
比喩によって別の世界に引きずり込まれるために、説教が力強いもの
になり、折伏されてしまうのです。  P38

 

(「戦争と平和」から)

沢山の情報を持っているからといって、事態の本質を正確に評価でき

るとは限らないのです。

重要なのは、大量の情報ではなく、背後にある運動法則を正しく把握

できるかどうかなのです。  P51

 

巨大組織においては、現場の状況をすべて把握して意思決定がなされ

るわけではないのです。

トルストイが書いたのは戦場の状況ですが、企業の現場も同じです。

 P53

 

トルストイの歴史主義)

人間社会は、「歴史的必然」に従って動くのです。

戦場における勝敗の帰趨や国家の運命は、民族の特性によって決まる

のであって、特定の個人の「天災的指導力」によって左右されるので

はありません。   P55

 

マクベスより、「人間操縦法」テクニック)

1.「聞きたいメッセージ」を発する

    非現実的でなく、現実的な目標を示す

    「矛盾した形容」を使う

    誰しも効果がある最強力の殺し文句

2.信頼を獲得する

    予言能力でなく、周到な調査

    自己実現的予言で指示             P75-85

 

(ゲーテの「ファウスト」から)

私自身の実感でもあります。

最近になってようやく世の中の仕組みがわかってきたように思うの

です。

「今頃になって分かったとは、何たること」と残念に思います。

「30年前に知っていれば、もっとうまく生きられたのに!」と地団

駄を踏みます。  P86

 

歳を取れば肉体的能力は低下しますが、知的能力は高まります。

問題は高まった能力を使い切るだけの時間的余裕がなくなるこ

となのです。  P88

 

アンナ・カレーニナの世界から)

これから人生を終える準備を始めようとする位置にある人間が、

自分の人生を振る帰り、小説と比較すると、考えることが多く

あります。

一言でいえば、いろいろな人生があることをこの本を通して見た、
ということです。  P128

 

天安門事件とその後について)

学生や知識人の呼びかけは、一般民衆を動かすことにはならなかっ

たのです。

大多数の人たちにとって、政治的なイデオロギー民主化よりは、

「明日は今日より豊かになる」という期待の方が重要なのです。

それは、「白猫黒猫論」や「先富論」という言葉で表されていました。

カラマーゾフの兄弟』の中で、大審問官がすでに予言していた

ことが実現したのです。 P160

  

カラマーゾフの兄弟から)

ドストエフスキーが本当に描きたかったのは、大審問官ではなく、

カナの婚礼の方ではなかったのかと、私には思えるのです。 P164

 

日本の歴史は、日本海海戦の日にピークに達し、それ以降は下る一方
だ、と私は思っています。 (中略)
あれほどのパーフェクトゲームでなければ、日本人は自己陶酔に陥る
ことはなく、したがって、その後の歴史はもう少しましなものになっ
ていたのではないでしょうか?   P168
 
ゴールドラッシュで成功したのは、「金を採掘した人」ではなく、
「金の採掘者を採掘した人」だったという意味です。  P196

 

 3.感想というか読書中に考えたこと

 私が著作を好むある程度の有識者(国内外、個人含む)は、ほとんど

の場合、よく古典を読みこんでいますが、野口さんもその一人です。

まず彼の読みの深さになるほどと思い、次に自分の浅さに凹みますが

それは仕方ないことです。

古典読書の醍醐味や楽しみ、メリットについては、もうここでは触れ

ません。

野口さんは年齢的に20年も先輩ですが、その彼が 

「歳を取れば肉体的能力は低下するが、知的能力は高まる。

ただし、能力を使い切るだけの時間的余裕がなくなる。」、と書い

ているのは、これから人生を終える準備を始めざるをえなくなる私

にも、強いエールをもらうこととなりました。 

 

 

銅の商品市況の「誤謬」との記者解説から、私が思うこと

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先物のトレーダーのイメージです

1.銅の商品市況について

世の中を映す鏡、として、相場動向には、全般に興味があります。

相場は、赤裸々な人間の欲望、感情のぶつかり合いを映していると

私は思っており、世界の株式市場、債券(金利)市場は、とりわけ

注意深く見ています。

商品市況は、変動要因・取引実務含め、株式・債券ほど詳しくは

ませんが、大豆、トウモロコシ、砂糖といった食品関係に加

え、金銀等の貴金属も、見ています。

今回、日経の記事で、少し気になることがあったので、その紹介と、

若干の私見を書きます。

 

2.記事紹介

2020/7/20の日本経済新聞 電子版からで、タイトルが

世界経済のドクターが「誤診」? 

強すぎる銅相場

 というもの

新型コロナ:世界経済のドクターが「誤診」? 強すぎる銅相場 :日本経済新聞

(1)先ず要約

銅の国際相場が急回復している。

指標になるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物は7月13日に

一時1トン6633ドルまで上昇し、2年ぶりの高値をつけた。

電力インフラや家電製品、自動車など幅広い分野に使われる銅の

相場は世界経済を映し、「ドクター・カッパー」とも呼ばれる。

素直に受け止めれば、世界経済は新型コロナウイルスの影響を

受ける前の状態に戻ったことになるが、今回は「誤診」の可能性

がある。

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過去2年半くらいレンジの銅相場推移

(2)市況推移のコメント

銅相場は年初から下げ基調が続き、3月19日には4371ドルと安値

をつけた。

中国当局は4月8日、新型コロナの感染拡大が世界で初めて確認

され、多くの犠牲者を出した湖北省武漢市の封鎖措置を解除。

その後、欧米の経済も動き始めたことで銅相場の上昇は加速し、

3月の安値からの上昇率は5割に達した。

米中の貿易摩擦が銅相場の下押し圧力となっていた2019年の

高値も抜いた。

 各国政府は、なお続く感染と闘いながら経済を回そうとして

おり、最悪期は脱している。

ただ、2年前の水準まで戻してしまう銅相場は「強すぎでは」

との疑問がわく。

米中関係に目を向ければ、香港問題をめぐって対立が再び激

しくなっている。

銅相場を世界経済の実体以上に押し上げた要因はおもに3つ

考えられる。

(3)3つの「誤謬」の説明

世界経済の鏡とはいえ、銅相場が映す主体は中国経済であ

ることだ。

年間およそ2300万トンある世界の需要のうち、中国は半分を

占める。

中国の製造業が主要国でいち早く再開し、中国政府が景気

てこ入れを狙ってインフラ投資などを刺激した影響がうか

がえる。

商品やそれを運ぶ「中国銘柄」は軒並み高騰している。

 

②中国政府が環境対策で、銅スクラップの輸入を規制した

影響だ。

スクラップから製造していた銅を地金や精鉱(中国国内での

精錬)での輸入に切り替えている。

住友商事グローバルリサーチは「これまで月120万~130万トン

ほどだった中国の銅精鉱輸入は4月に200万トンを超え、44万~

45万トン前後だった地金輸入も6月に60万トンを上回った」

(本間隆行チーフエコノミスト)と指摘する。

 中国の景気刺激策や製造業の回復に加え、同国の規制が精鉱

や地金の需給を引き締め、国際指標の先物相場を押し上げた

側面がある。

 

チリなどの資源国で感染拡大の影響が深刻になり、供給に

支障が出てきたことだ。

銅生産量で世界屈指のチリ公社コデルコも6月下旬に同国北部

にあるチュキカマタ鉱山の操業を一部停止すると発表した。

 企業に価格変動のリスクヘッジ手法を助言するマーケット・

リスク中国や欧米、日本といった消費国は北半球に集中し、

人口も多い。

一方でブラジルやチリ、オーストラリア、南アフリカ共和国

などの資源国は南半球に多い。

 

(4)編集記者によるまとめ

中国を中心にした消費国の経済が戻り始める中で、南半球の

資源国では新型コロナの感染拡大で供給不安が強まっている。

新村氏は、そんな状況の違いが実体経済以上に銅相場を上昇

させたと考える。

中国の需要が強い中で、ブラジルなどの供給不安が相場を押

し上げ構図は鉄鉱石も同じだ。

 北半球が夏に入っても感染が続いていることを考えれば、

気温の変化が感染に影響するかどうかは不明だ。

ただ、冬に向けて「北半球で再び多くの国が都市封鎖を強い

られて経済が停滞し、逆に南半球の資源国が立ち直る可能性も

否定できない」(新村氏)。

そうなれば、現在の銅相場は反動安を迫られることになる。

 

3.私が思うこと

私見と言っても、銅の相場見通し述べるわけでなありません。

編集記者の相場過熱気味要因として、

①中国政府景気テコ入れ、②中国のスクラップから地金や精鉱

への切り替え、③資源国の供給不安

を上げており、妥当な分析と思っています。

ただし、何事にも、「想定外」はつきもの。感染症の場合、

ほかの政治軍事問題より一層読みにくい、気候変動、地震

に匹敵する不確実さがあるように思えます。

半年後のコロナ感染症の世界は、現在の想定をまぅたく違う

かもしれません。

株式市場債券市場が、商品市況に大きな影響もあり得ます。

「不確実性は、一層高まっている」と思った次第です。

株式投資の基礎 第21回 時価総額が大きいとは市場の評価が高いこと 

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今日は株式の「時価総額」について、少し考えます。

1.時価総額とは何だろう。

(1)時価総額自体は算出は単純です。

 株価×発行済み株式数 です。

時価総額が大きいとは

 〇現時点での市場からの評価が高い

 〇売却できた時、価値が大きい(当然保有割合によります)

と言うことですよね。

①普通は、格好済み株式数は、そんなに急激に変動しないので、

株価によります。

(下記は2020年7月22日の日経新聞記事です、)

7月21日のダウ工業株30種平均は前日比159ドル高の2万

6840ドルだった。

主力のIT(情報技術)株が多いナスダック総合指数は小幅

安となったが取引時間中は史上最高値を上回る場面があっ

た。

アマゾン・ドット・コムの株価は新型コロナウイルスの逆

風をはね返し、年明けから約7割上昇した

 年初から7月までの約半年で7割上昇ということは、時価総額が1.7倍

になった、ということですね。

 ②株価の上昇の、例外はあります。

 発行済み株委s帰趨が、短期間に大幅に増えた事例です。

もう20年以上前、米国のナスダックのハイテク株ブーム時の思い出。

現在では大手優良株であるインテルやシシスコシステムズは、半年に

1回より短いタームで「1対1の分割」を繰り返していました。

株価は30ドルから50ドルくらいのレンジだったのですが、持株数が、

8倍や16倍になった銘柄(3回の分割で8倍、4回で16倍と言う算

数ですよね)

 もちろん、今日から振り返ってチャートを見入ると、株価修正されて

いますが、当時の株価修正のないチャートを見て、分割のマ―クを見

落とすと、

「なんだ2年間も、ちっとも株価が上がっていない」とも見えること

もあります。

 (2)日本株オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートとし

て、結果として長期ビジネスとして大成功しました。

開発にあたる三井不動産はもちろん、関係した会社も大きな恩恵を受

けました。

多額のロイヤリティーを得た本家のディズニー社は(むろんこのロイ

ヤルティ―だけではなく、本体事業の成功ですが)、大きな時価総額

の会社へと変化していきました。

(3)今では誰も言わないかもしれませんが、経営者が、経営指標と

して、「時価総額の極大化」を上げていたこともありました。

確か、ソフトバンク孫正義さんもそんな発言があったように思いま

す。

2.今後をどう考えるか。

もう、昔話はいいからオマエは「今後」をどう思うんだとの問い

は、その通りです。

(1)私見では、現在の時価総額の大きな株式に投資するというの

も一つの投資手法でしょう。

 「オレは、次の時価増額増大銘柄を探してしているんだ」、と言うの

は心情的には、よく解ります。

「小」から「大」への変化率は魅力的です。

しかし、「大」が「もっと大」 のほうが想定的にローリスクかもしれ

ません。

例えば、ハイテク株好みの方も、急成長が見込める(その分ハイリス

ク)の新規公開株より、アマゾン、アップル、マイクロソフト、と言

う選択もありでしょう。

 

 (2)なにごともリスクはあります。

下記新聞記事で「なんか変」、という感覚は正常です。

(上記同様の2020年7月22日の日経新聞から)

米電気自動車のテスラ株は環境銘柄としての期待から昨年

末の4倍近くに高騰した。

今年、ようやく黒字転換が見込める段階にもかかわらず、

時価総額は3000億ドルを超え、トヨタ自動車の1.5倍となっ

た。

個人投資家の短期売買が急増しており、価格変動が激しく

なっている。

マネーの膨張に過度に依存した状況が続くと、将来反動が

大きくなるおそれもある。

 まぜかえすようですが、「新進気鋭とはいえマイクロソフト時価

総額が、巨人IBMを抜くなんて」と言われたこともあります。

 

(3)栄枯盛衰

また昔話含み話ですが

 ①1989年の日本株バブルの崩壊前、日本の大手都市銀行株の時価総額

は、世界の優良銘柄時のそれを、凌駕していました。

(個別株価推移を追っていませんが)

米中経済戦争は、「中国資本への制裁」段階となり、ナスダック市場

で「暴えれまわった」中国通信株等は、「狙い撃たれ感」があるかも

知れませんね。

 ②GE,IBM、フィリップモリスは、ほんの少し前まではで

「安定優良株」でしたが、「時代の大きな流れ」に抗しきなかった面

もあります。 

エジソン由来のGEは、長らくNYダウ30構成銘柄の「優良銘柄」

 として君臨してきました。

 ・「巨人IBM」にはマイクロソフトも、ましてや低迷期のアップル

 も 対抗の対応できないだろう、と言う時代もありました。

・訴訟はじめどうこう言われて、誰もがタバコを吸わなくなるはず

 がない、規制による競争制限もありフィリップモリス最強時代は

 続く、と言われました。

 結果は、はや21世紀も、月日を重ねると、たばこ産業自体が、儲か

 らなくなってしまいました。

 

3.最後のまとめ的に

株式投資は「人気投票」の側面があります。

評価する人が多いほど、時価総額は、大きくなります。

上記米電気自動車のテスラ株のように、今後への大きな期待もあり

ます。

時価総額が大きい株式への投資は、それなりに『かたい』投資です。

個人的には、時価総額が「大」銘柄への分散投資を勧めます。

(ただし、上記のような栄枯盛衰はあります。)

「分散」事例の一つは、薬品でしょう。

ファイザーやメルクといった優良製薬株は、コロナを言うまでも

なく「医療関係は生活に必須だから永遠に強い」との見方もありで

しょう。

たしかに、永遠はともかく、今後20年程度は丈夫的な感じがします。

・ また、(バフェットの受け売り見たいですが)、コカ・コーラと言

った「消費財」もねらい目でしょう。

再度書きますが、

現状時価総額の大きな(つまり市場の評価が高い)株式を、分散して

長期で持つ(ウリカイしない)のは、どうでしょうか。

「短期間での売買収益を狙う、これが醍醐味」、「トレーディングが

楽しい」と言う方には

「年寄りぽくって面白くない」提言かもしれません。

各人の自己責任ですから、それはそれでいいと思います。

決して否定はしません。

暴露者、検査陽性者、感染者、患者は内容が違うのでは? そろそろ整理した方が・・・・

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1.新型コロナ情報に改めて思う言葉の定義

(1)どの世界も、自分の立場が不利にならないよう、有利になる

ように、立ち回るのは当たり前。

 政治家は、国民第一に仕事としていますのポーズ・アピール、

 役所は、指示を受けちゃんとしていますの実質的責任回避、

 メディアは刺激的情報を求め、視聴者を煽り、怖がらせ収益に

 結びつける

そういったものでしょう。

別に斜めに構えているわけでなくて、

彼らの有能・無能、まじめ・不真面目も程度問題であり、

彼ら批判に私が熱くなることはないし、おそらく大多数の国民は、

「彼らはあの程度」と意外と冷静なはずです。

(2)しかしながら、今回の新型コロナ感染症に関しては、

大多数の国民の生活(経済活動・医療等広く含めて)に、大きな影響

を与えるにもかかわらず、情報が衛生にかかわる専門性だけに、

タイトルに書いたように、暴露者、検査陽性者、感染者、患者等の

言葉の定義を確りしてほしいと思います

私も2月くらいから新型コロナ感染症に関して少し書いていますが、

昨今の東京都知事や、マスメディアの情報発信を見て、

ちゃんと言葉を定義し、理論的に話をするのはイロハのイだと思います。

コドモに、「ちゃんと筋道立てて、解り易く、自分の意見を言いまし

ょう」と言う前に「隗より始めよ」かと思います。

 

2.直近ニュース「感染者」が300人超え」

(1)先ほど改めて、東京都や各県、市町村の複数のHPを見たので

すが、PCR検査陽性者数=感染者=患者と、言葉をすり替えて、

私の頭で、は、よく解らない内容が多々ありました。

2月、3月ならまだしも、もう7月ですから、ある程度、言葉の整理を

した方がいいのではと思っています。

専門家でない、一般常識を持つ、大人に分かる整理をお願いしたとこ

ろです。上記1(2)に書いた通り。

(2)2020年7月23日 13時55分のNHKニュースで

東京都の関係者によりますと、23日、都内で新たに、

300人以上が新型コロナウイルスに感染していることが

確認されたということです。
都内で1日の感染の確認が300人以上となるのは初めて

です。

と、海外と比較しろとは言いませんが、いかにも煽りが出来そうな

書きぶりです。

この「感染」というのは、PCR陽性者のことでは?

それがHP等では、いつの間にか「患者数」に変化していく

ウイルスの変異じゃないんだから、そろそろ言葉の整理が必要。

 また、私がポーズと感じるのは、

都は、小池知事が22日、「これ以上の感染拡大を何として

でも食い止めなければいけない」と述べ、都民に対して、

23日から始まった4連休中はできるだけ外出を控えるととも

に、特に高齢者や基礎疾患がある人は気をつけてほしいと

呼びかけています。

 中学生程度の国語問題ですが、上記で都知事の「感染拡大を食い止め

」とは、何を言っている(指している)のでしょうか?

外出を控えろ、ということ?

 

3.やっぱり「免疫がもうできでいる」のでは?

(1)自然免疫説を唱える高橋泰教授は、

国民の少なくとも3割程度がすでに新型コロナの暴露を経

験したとみられる

暴露率はいろいろやってみたが、30~45%が妥当だろう。

そして、暴露した人の98%がステージ1かステージ2、すな

わち無症状か風邪の症状で済む。

すなわち自然免疫までで終了する。

 この説が正しいか否かは、私には論証はできませんが、

素人ながら

暴露していて、たまたまPCR検査が陽性であっても、「感染」とは

違うのではないか、ましてや「患者」とは違うだろう、と思います。

(詠み人知らず的引用ですが)

中国では被験者がウイルス検査で陽性でも、熱が出ない無

症状の場合、「病例」ではないとして発表感染者数から除

外できる、

 と私も聞いたことがあります。

 

 

 

(2)先日来の「ファクターX]ですが、どうも、京都大学の上久保さんの見解に、分があるように私には、思えます。

2日前のブログと違い、彼の見解の別の部分を書くと

 K型への細胞性免疫が成立した場合、G型ウイルスの感染

が予防されるが、現在は細胞性免疫獲得の検証がなされて

いない。

 また、無症候性が高率である新型コロナウイルスにおい

ては、誰が感染しているのか、誰が感染していないのか分

からない。

明らかに感染している重症患者を想定して検査のカットオ

フ値(陽性と陰性の境となる値)が設定された抗体キット

である場合、無症候性の患者の抗体値が重症例より比較的

低いとすると、陰性に出てしまうことは想像に難くない。

 要するに、抗体検査が陰性を示していても、免疫を獲得

していないとはいえない可能性がある。

 また、彼の説は政治的影響も大きかろうとして、一端を紹介すると

「8割おじさん」こと西浦博・北海道大学教授らが考案した

クラスター対策」は、日本の重症者・死者数が少なかっ

たこととは実質的に関係がなかったことになる

また、西浦氏が安倍政権の「司令塔」のように振る舞って

訴えた、「死者41万人超」は、そもそも起こるわけがなか

ったことだということにもなる。

 4.最後に

私も対策の本質は、

重篤者、死亡者を増やさない」、と思います。

東京都HPを見る限り、「重症患者数」として7月22日18人、20日14

人と、7月5日前後の5、6人から増えている一方、4月28,29日の105人

と比べて、格段の減少です。

もちろん、海外事例とは、二桁違いますよね。

私は「政府の回し者」ではなくて、数字を、事実を伝えただけ。

自己都合の数字歪曲援用はダメ、数字からどう考えるかです。

どこまで行っても、一般社会人に、専門的議論はできません。

あくまで、「社会人としての常識」で冷静に考えるだけ。

そのためにも、関係各位には、確りした定義に元ずく分類・分析、

隠ぺいなく速やかな開示を、お願いしたいと思います。

 

自己啓発の観点から書籍通じて先人に学ぶ その7 今回も沢山の視点あり すべては本人の受け入れ方

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自己啓発観点からの書籍引用 7回目

 1.改めて「自己啓発」について

 世の中には、相変わらず、自己啓発サイト、溢れています。

そして、私の見解も相変わらず、以下の通りです。

私自身が、語れることなど、たかが知れている。

しかも「実績がないと同じ言葉でも、読み手の感じる「重み」が全く

違う」。

したがって、先人の言葉の紹介の中で、本人が「自己啓発」と感じる

部分があれば、それでよし。

と言うわけで、本日もいくつか紹介します。

7回目となります。   

2.「誰も知らない レオナルド・ダ・ヴィンチ」から

著者       斎藤泰弘/著  

出版者    NHK出版 2019.9

 自分がアルキメデスの再来であると密かに自負するのは、

類い稀な才能のためではなくて、世にも稀な忍耐心と勤勉さの

ためであると確信していた。(P24)

 
マキアヴェッリ政治学者としての面目躍如の話だか、その
根本にある問題は、レオナルドとまったく変わらない。
それは人間の凶暴な本能を含めた自然の暴力をいかにコントロ
ールして、人間社会に役立てるかという、自然と人間をめぐる
永遠のテーマなのである。 (P44)
  
レオナルドは、人間の命を奪うことは、最大の冒涜であると述べて
いる。
彼が数多くの死体解剖をしてたどり着いた結論は、このような生命
のすばらしさと人命尊重の思いだったのである。 (P204)
 
彼の後期の手稿で多くを占めるテーマは、これまで紹介してきたよう
に水力や運河の軍事利用や、空飛ぶ実験や、人体や天体の科学的考察
など、前人未到の研究ばかりである。  (P231)
 
 彼の趣向の最大のテーマたる科学的考察の方は、同時代の
人が理解困難であったために、科学技術が発達する19世紀
末まで「発見」が遅れた。
彼が、自分の科学的成果の公表をためらったもう一つの理由は彼の
経験(実験的方法)が権威筋から異端思想の烙印を押される可能性
があったこと。   (P257)

  

3.睡眠の科学(改訂新版)から

なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

著者       櫻井武  

出版者    講談社 2017.8

 睡眠は私たちにとって、眠らなければ心身に変調をきたす
だけでなく、つねに自らをブラシュアップし、その能力を向上
せるという積極的な意味でも、非常に重要な役割を果たして
いるのだ。 (P45)
 
脳の機能状態には、覚醒、レム睡眠、ノンレム睡眠の3つ 
 (P57)
 
スリープモードがノンレム睡眠、オフラインがレム睡眠
睡眠時間のうち4分の1がレム睡眠    (P60)
 
レム睡眠時、驚くべきことに脳波覚醒時よりも活発に活動
している。 (P61)
 (私も非常に驚いています。
 ノンレム睡眠は、大脳にとっての休憩で、レム睡眠は記憶
 の整理にあたりながらも、起きている覚醒時よりは、ゆっく
 りしていると、思い込んでいました。)
 
レム睡眠時には高次視覚野は活発に活動していて、この分野
で視覚イメージがつくられているためと考えられる。 (P68)
 
(以下の「こうした現象」とは、外部との情報のやりとりが
ない、「オフライン状態」で活発に活動している部分が多い中、
何をやっているかの認識機能は、著しく低下していること)
レム睡眠にみられるこうした現象は、一種の精神障害に似た
部分がある。
われわれはそれを毎晩それを体験することにより、逆に正常
精神を維持しているのかもしれない  (P71)
 
覚醒とレム睡眠は、脳幹からの刺激によって引き起こされ
る大脳皮質の活動という点で類似。  (P84)
  

4.「もうすぐいなくなります (絶滅の生物学)」から

著者       池田清彦/著  

出版者    新潮社 2019.7

今ある世界はすべて偶然の産物、絶滅するのも絶滅しない
のも偶然  P29 
 
絶滅するから進化する
旧来のシステムが壊れたからこそ、新しいシステムが多々
立ち上がった P31
 
ネアンデルタール人のDNAは現生人類にも数パーセント入って
いる。  P42
 
最終氷河期に耐えてホモ・サピエンスが生き残るために、耐寒
性に寄与するネアンデルタール人の遺伝子が大いに立ったと
考えられている。  P42
(ネアンデルタール人との交配は、別の本で聞いていまし
たが、この耐寒性の話は「なるほど」ですね。

絶滅には、一個体の死、血統が途絶える地域個体群の絶滅、

種の絶滅、種より大きな高次分類群の絶滅まで、いろいろな

レベルの絶滅がある。 P193

  

ネアンアンデルタール人もデニソワ人も確かに絶滅したかもし

れなけれども、DNAの系統としては、生き延びている 

現生人類は、76億もの人口を擁して大繁栄してうるように思われ

ますが、ヒトの系統としては最後の一種。P205

 

 5.日本のイスラーム (歴史・宗教・文化を読み解く)から

著者       小村明子/著  

出版者    朝日新聞出版 2019.12

本書は、この部分の整理に、役立ちました。

 概要は、    

 日本とイスラームの歴史的関係を通覧します。

地域交流やハラール・ビジネスの実情と課題を浮き彫

りにしています。

目指すところは、真の共存への道を探る、ところでしょうか。

 

 彼らの多くは非常に穏やか。
ムスリムに対しても寛容  P5
 (直接というより、私も書籍からの知識ですと、「穏やかで寛容」
なのですが、メディアからのニュースだけの人は、ムスリムは、
「激しい性質で、非寛容」の意識が世界中に強いような、印象を
受けます。
 
「六信」と呼ばれる信仰箇条がイスラームの信仰の根幹
2.  マラーイカ (天使)
3.  キターブ (啓典)
  「クルアーン」のみならず、ユダヤ教の啓典「トーラー」や
 「ザブール」、キリスト教の「インジール」も啓典
4. ナビー (預言者)
   ムハンマドのみならず、モーゼやイエス・キリスト預言者
 含まれる
5. アーヒラ (来世)
6. ガダル (定命)                            P12
 
「五行」というムスリムに義務付けられている宗教行為
 女性がムスリムの場合、男性配偶者はイスラームに改宗しな
 ければ結婚できない。
2. サラート  (1日5回の礼拝)  
3. ザカート  (喜捨)
    ザカートはラマダーン月に行われる
4. サウム  (断食 )
5. ハッジ  (巡礼 )                 P15
 
これら六信五行を守ることがムスリムとしての最大の義務
となる  P20

  

 6.最後に

したり顔で、私がどうこう解説するより、まず、いろんな考え方に

たくさん触れることでしょう。

出来れば、ある程度の評価が固まっている書籍が、そのなかに含まれ

るといいと思います。

自分が賢くなるためには、「賢い」と思っている人の考え方をたくさ

ん知ることが、一つの道だと、改めて思います。

 
 
 
 

新型コロナ感染症で素朴に思う  日本人はすでに「ファクターX」にあたる「免疫」取得では?

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日本人には、すでに免疫があるのでは?

1.益々腑に落ちない日々の報道

(1)新型コロナ感染症に関して、私も時系列で結構書いています

が、最近になって、腑に落ちないことが、日増しに大きくなってい

ます。

こんなことをいうと、

「馬鹿なことを言うな、感染拡大だ。日々数百人新規感染している

じゃないか。PCR検査結果を把握しろ。ちゃんと報道を見聞きしろ」

とのことが、一般的見解でしょう。

 (2)ところが、素朴に考えて「感染症にかかる」ということは、

そのうち一定割合の方が重症となり、またそのうち一部の方が、亡く

なる、ということでは、ないでしょうか。

 私に、専門的な話はできないので割けますが、PCR検査で陽性が出て

いることと、感染症にり患していることとは別物の気がします。

また、新型コロナ感染症で重症になった方の数字は直接把握できませ

んが、

「亡くなった」、という方は7月10日過ぎからみると数名もしくはゼ

ロで、明らかに、減少傾向です。

もちろん、人口は東京都だけで1300万人、日本全国で1億2000万人い

ますから、感情論でなく、数学的統計的思考は必須化と思います。

日々マスメディアが、大きく報道する「PCR陽性者数」とは、明らか

に連してしていませんし、相関性がないようにも、読めます。

マス・メディアはなぜそれを報道しないのでしょうか。

「死者数の減少」を流す時間がない、とは思えません。

視聴者を「怖がらせることができない。煽れない。関心をひかな

い。」という判断ではないでしょうか。

 

2.世界比較で、少ない日本の死亡者数

IPS細胞でノーベル賞京都大学の山中信也さん中心に「ファクター

X」の検討も進んでいるようですが、

私が聞いている「自然免疫」と「集団免疫」の話を紹介します。

もちろん、私が見解を主張する事はできないので、引用です。

(1)自然免疫

 高橋泰氏(国際医療福祉大学教授)の以下の「自然免疫」の話を聞

きました。

   日本の死者数が欧米の100分の1である要因の仮説の一つとして

自然免疫力を考える

自然免疫で治る人の比率が欧米より日本人(アジア人)のほうが高

く、その結果「軽症以上の発症比率」が低くなるが、抗体陽性率も

低くなる。

自然免疫力(特に細胞性免疫)の強化にBCGの日本株とロシア株が関

した可能性は高いとみている。

 日本では、新型コロナにかかった人が次の人にうつしても、その大半

自然免疫処理され、次の人への感染につながらない。

すなわち新型コロナ感染のチェーンが切れやすい。

よほど多くの人に暴露を行わないと、そこで感染が途切れる可能性

が高い

欧米では感染後、しっかり発症して他の人にうつす、再生産確率が

高いため、日本と比べて感染スピードが速く、かつ感染拡大のチェ

ーンが途切れないということになる。

 

(2)集団免疫

上久保靖彦氏(京都大学教授)「集団免疫を獲得という仮説」)

閉鎖前、中国からのS型とK型の日本への流入・蔓延が続き、多く

日本人の間にS型・K型の集団免疫が成立した。

具体的には、K型の侵入に対して、体内のTリンパ球が反応して獲得

する「細胞性免疫」がG型への罹患を防ぐため、日本人の死亡者が少

なくなった。

 一方、米国やイタリアなどは、早くから中国からの渡航を禁止した

ため、K型の流入は抑制された。

21日以前にS型はすでに蔓延していたが、S型への抗体には「抗体

依存性免疫増強(ADE)」効果があり、S型免疫が、次に感染した

ウイルスの重症化を引き起こしたため、死亡率を高めた

 

(3)私が、思うこと

人間誰しも、自分の見たいのしか見ない、聞きたいとしか聞かない

と言われると、その通り、かもしれません。

しかし、「自然免疫」なのか「集団免疫」なのかは、私には理論的な

判断はできませんが、日本人はすでに、何らかの形の免疫を取得して

いるとしか、思えないのです。

いずれにしても、現在の行政の感染症対策の方向、マス・メディア

報道とは、違うのではないか、という気がしてなりません。

 現状の方向で進んだ場合の社会的経済的な損失影響は、計り知れず、

これについては、何度も心配で書いていますので、ここでは触れま

せん。

一言、医療問題について書きます。

新型コロナ感染症に、ヒトモノカネの経営資源が吸い取られ、本来

受けてしかるべき医療サービスが、受けられないことを、とても危惧

しています。

もう一つ、

せっかく集団目根来が出来ているのに、あまりにウイルスから隔離す

ると、免疫力が弱まり、第二派への抵抗力が弱まる

と言う考え方は、奇をてらうどころか、私にはしっくりくるのです。