中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

取り返しのつかない失敗、でも普通に起こること。PCです。

1.PCでの作業の話

精神的に大きな話をするのでなく、システム的なことで取り返し

がつかないという話です。

 相手がシステムだから裁量が効かない、そもそも彼等(システム)

にとり「想定外」とは、どうしようもない事です。

(1)ほかの人にとり、簡単なことも、私には大騒ぎ。

概略を書くと

①あるアンケートで、2項目以上を足して100%を回答させる

プログラムあり

②私が、面倒くさがり1つしか先手くせず「次へ」をクリック

③ひとつで100%だ、と心情的へ理屈を述べても、システムが

先に進まず、ストップしたまま。おかしいいなと思うと、

丁寧に数字は「1から99を選択せよ」と補足あり。

 ④そもそも一つで100%などと言う不埒な回答を彼らは予定して

いないようで、にっちもさっちもいかない。

つまり、元に戻って、二つ選択しようとすると、戻れません。

⑤何回トライしても、時間をおいてもダメ。

結局立ち往生で「死んで」しまうことになりました。

厳格なプログラム設定とはいえシステムに詳しい方なら、抜け道が

あったのかもしれないが、私にはできませんでした。

 (2)おそらく、この駄文を読んでも、多くの人には、面白くも、

おかしくもない話でしょうが、私には大変だった、ということです。

 この手の話は、実はしょっちゅう、起ります。

何か、PCで作業をしていて、途中でインターネットとつながらなく

なったり、フリーズしたり、画面が真っ黒になりた落ちたり・・・。

つまり、何が起こっているのかわからない、という不安が、常にこの

世界には付きまとう、と思えます。

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困って悩むことが、いろんなケースあり。

2.脆さと堅固さ

いま、「反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」という

本を読んでいます。「反脆さ」を説明していますが、とても難しい。

本の趣旨とはずれますが、ふと思うのは、PCやスマホの利用は、私

にとって「脆い」世界なんだろうな、と改めて感じたこと。

原因が目に見える世界とは違います。

例えば、車が動かなくなったのだが、ガソリンが切れている、これな

ら解ります。

ところが、パソコンの調子が悪い状態。

例えば、インターネットに繋がらない、 何故かは、解らない

私のレベルの理論や経験ををもって対処できることではい。

対処療法的に、電源を何度か切って再立ち上げを繰り返すくらい。

つまり、自分自身では、どうしようもない。

 

3.生活の一般論

見方を変えると、日々の自分の生活を取り巻く環境を考えると、

「なぜそうなっているか解る」モノは来分けて僅少であり、訳が

解らないまま、とりあえず便利で使っているものがほとんど。

上記で縷々書いたように、何か問題・トラブルが起こると。お手上

げの話ばかり。

そこで、生きてくるのは諦観と寛容、気分転換の3つでしょうか。

①まず諦観。

出来ないものはできない、仕方ないと、無理やり納得するしか、

ないのでしょう。諦めるのがスタート。

②続いて、寛容。

今問題・トラブルになっていることが、解決せず、諦めるしか

ないとして、いいじゃないか。またほかの道をさがそう。

社会的にも生物的にも「死」を迎えるわけじゃないので、まあ

良しとしよう、という寛容さでしょう。

③最後に、気分転換。

好きな言葉の一つに「これからのあなたの人生で、今のあなたが

一番若い」が、あります。

諦観と寛容で終わるのは、もったいない。限りあるこれからの時間。

気分転換して、も少し楽に。イライラしても、平穏でも時間は同じ

時間。

気分転換すると、ひょっとすると、他の名案が浮かぶかもしれない。 

接待する方の心理 目的成就の一つの段取り 時代と場所を超えて

1.たまたまネットでニュース見ていたら

接待を受けたとする総務省の人間(政治家)が、

「おかねは割り勘で負担した、仕事の話はでなかった」釈明してい

た様子。

後で割と保守系のネット系のニュースを見ていたら、このニュース

自体が「印象操作」である、特定政治家の影響力削除の目的だ、と

りました。

なるほど説得力あり、です。

ニュースしかり、それへの反応の一つしかり、いろんな見解があ

っていいと思います。要は自由な意見が言えるのは、いい世界。

そのネット番組で、別の方の発言で「大手マスメディアは、相対的に

小さな、国内の許認可に関わる接待より、中国や北朝鮮からの接待と

いった安全保障に関係する大きな問題の報道、深堀りに注力すべき

とありました。

正論であるし、私見も同感です。

しかし、マスメディアは「ウケてなんぼ」ですから、人々の嫉妬心

を刺激する解り易い情報が欲しいのでしょう。

これも、良く解ります。

嫉妬心刺激は、例えば「割り勘」をついてもいいでしょう。

割り勘で1万円と聞いていました。

どうひいきめにみても4人で10万円くらいかかりそう、という場合

「はい、1万円で割り勘しました」被接待側が公言するのは、「現場

感覚がない」とか、「接待側の”忖度した”虚偽の領収証の数字を信じ

たとか、いずれの場合も突っ込みどころありそう。

いったいどこでどんな「会食」だったのか、裏トリ名目で取材を公表

すると、視聴者嫉妬心を刺激し、一層受けそうな、感じがします。

(話を戻します、情報への反応の仕方の話)

要は、何事も情報の受け手である私が、どう考えるかですね。

その昔、日本が「経済一流、政治三流」と言われていた時代があり

ました。集金に専心し政治意識が低いことを揶揄していますが

「この程度の国民には、この程度の政治家」発言も、言いえて妙、

と思います。  

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相手ニーズで「接待」にもいろんな内容が・・・。

 2.「接待」の私見を別の切り口から。

(1)接待を広義に取らえ、仕事上の付き合いのある大多数の人に

取って、「仕事の話は出なかった」とは、あまりうまい釈明とは思

えません。

そもそも「接待の席」で直接仕事の話、しかも込み入った要望をぶ

つけることをするでしょうか。

持ち論、接触すること自体,相手が許認可権限を持っているからその

「肩書」に期待する目的はあるのですが、通常目的成就のため、いろ

んな布石を打っており、物理的な会食とはほんの一面です。具体的

要求はほかの場面で対応しており、会食の場で仕事を持ち出すのは

戦略としては「野暮」な気がします。

 接待とは、煎じ詰めると、個人的に相手が喜ぶ時間を作る、ことでし

ょうから。

 (2)なにか、まずいことが発覚すると、規則・ルールをつくる。

相手はその抜け穴を発見し対応する。

今度は、もっと違った厳しいルールを。

次は、また対抗策を。。。。

要は、バトルは、ずっと続く。「接待」が目的成就の有効な手段で

ある限りは・・・・。

 人間の性みたいなもので、事態を超え・場所を超えて、形態に違い

はありますが、「接待」は必ずあります。

脱線しますが、息子が小学生低学年のころ、テレビの時代劇を真似

た遊びが、流行ったようです。

変声前のかわいい声で、マネをしているのを聞いたのですが

 いわいる悪代官と、悪徳商人の会話のまねで

 (代官) ○○屋、おぬしもワルよのう。

 (商人)いえいえ、お代官様ほどでは。

 

3.公的と私的

 杓子定規な話をすると、許認可はじめ「公的権限」を持つ公務員

の接待(いわいる官官接待含め)は、いけない、法律の規制にかか

る。一方私人は自由、ということでしょうか。

どの世界も「取引」があり、「力関係」が存在するわけですから、

タイトルに書いたように、「目的成就の一つの段取り」して、

必ず「接待」は存在します。

どの地域も「接待経済」があり、手法も飲食、スポーツ、異性(たま

に同性?)と、それこそ千差万別。

最近にコロナ騒動じゃないですが、接待が良い悪いの価値判断ではな

く、不透明で厳しすぎる規制は、「お金を回す」つまり経済をまわす

ことへの、制約となっているようです。 

少し勉強:リバタリアニズム、グローバリズムとナショナリズムの間で

最近、政治思想をめぐる、論議に少し興味があり、つづってみま

した。最後に、情けない「私見」も書きます。

1.リバタリアニズムとは

これをグローバリズムナショナリズムの間のどちらかの位置付

るかという問題に対して、

どちらかの範疇に括られるのでなく、幅広い概念であり、グロ、

ナショ双方に親和性があり、局面、局面によって違う、という

はなはだだあいまいな本日の結論です。

 

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考えるお爺ちゃんのイラストにしました。

2.まず、言葉の定義から

言葉の定義は大切っで、議論がありますが、取り急ぎwikipediにより

ます。

法律学に正解がないのと同様に、社会科学に正解は一つではないの

ですが、それでは話が進まないので、以下の定義とします。

(1)グローバリズムとは、

地球を一つの共同体と見なして、世界の一体化(グローバリゼーシ

ョン)を進める思想である。

字義通り訳すと地球主義であるが、通例では、多国籍企業が国境を

越えて地球規模で経済活動を展開する行為や、自由貿易および市場

義経済を全地球上に拡大させる思想などを表す。

(3)ナショナリズムとは、

国家という統一、独立した共同体を一般的には自己の所属する民族

のもと形成する政治思想や運動を指す用語。

日本語では内容や解釈により国家主義国民主義国粋主義、民族

主義などとも訳されている。

なお、パトリオティズム愛国心)とは区別される。

(3)リバタリアニズムは、

個人的な自由、経済的な自由の双方を重視する、自由主義上の

政治思想・政治哲学の立場。

新自由主義と似るが、これが経済的な自由を重視するのに対し、

リバタリアニズムは個人的な自由をも重んじる。

他者の身体や正当に所有された物質的、私的財産を侵害しない

限り、各人が望む全ての行動は基本的に自由であると主張する。

日本語では完全自由主義、自由人主義、自由至上主義、自由意

志主義などの訳語がある。

 ②哲学、神学、形而上学においては決定論に対して、自由意志

決定論が両立しないことを認めつつ、決定論から自由意志

の存在を唱える立場を指す。

この意味では自由意志論などと訳される場合が多い。

 

 3.リバタリアニズムリベラリズムとの違い

リベラリズム(リベラル・リベラリスト)は結果的な平等を

重視するため、リバタリアニズムと相反する。

例えばリベラリズムは、努力を怠った結果としての貧困者や

社会的弱者をも救済するため、富の再分配や法規制など政府に

よる一般社会への介入を肯定し、それにより格差を是正しよう

とする社会主義思想である。

 他方、リバタリアン、結果の平等を担保するために「徴税」

によって富を再分配する行為は公権力による強制的な財産の

没収の上に成り立っており、経済的自由の侵害であると説く。

貧困者や弱者の救済は国家権力ではなく自発的な仕組みによ

って行われるべきだと主張する。

さもなければ、人々は努力して富を築こうとするインセンテ

ィブ(誘因)を失うことになる。

このためリバタリアニズムが一定程度浸透するアメリカ合衆国

では、富める者から弱者・貧困者への自発的な支援は当然の事

として一般に認識されている。

 

4.考え方の補足

(1)直近私がyoutubeを聞く3市を表すると

茂木誠氏は、グローバリズムに親和性が近いと評している。

氏は、リバタリアンでなく、ナショナリズムに近い。

及川幸久氏は、反グローバリズムを信条としているようだ。

「 ゆめラジオ」氏はリバタリアニズムを信条としており、第二次

世界大戦までの日本の軍国主義ナショナリズムには反対だが、

現在の日本には非常に強いナショナリズムを感じているようだ。

 (2)私自身はリバタリアニズム賛成、若干右寄り、反グローバリズム

ただし、ナショナリストの面は若干弱い。

ただし、「信条と行動」が首尾一貫せず、は情けない限り。というのは

経済的苦境が続くと、自己責任を貫けず日よってしまい「結果平等的

救済」も、期待したりしてしまいます。

最近「亜イン・旦土の「肩をすくめるアトラス」を読んでいますが

上段・下段に分かれて一冊で1270ページと分厚く重いです。

今週のお題「卒業」 参加者急減の長男の卒様式と「卒業できない私」の話

1.卒業の話

(1)「卒業」と言えば、ひとつは初等・中等教育でしょう。

もう150年になりますが、明治維新以来、この3月に卒業と

いうこと。ゆるぎない「学制」ですね。

高等教育においては、夏目漱石の「三四郎」に見られるよ

うに、夏卒業・秋入学があるし、昨年新型コロナ騒動の際、

議論が急浮上しましたが、高等教育の秋入学も一時話題に

なりました。

世界では、歴史を見ても随時入学、随時卒業事例もよくあり

ます。

(2)さて卒業式ですが、自分のことを書いても仕方ないの

で、長男の小学校の卒業式のことを書きます。

「全員参加」をもくろんだが、諸般の事情で、「長男と義母

だけ参加」になってしまった、という話です。

当社、超名の卒業式は、定番どおり妻と長男の出席、小学校4年

であった次男と田舎から上京した祖父母も出席という予定でした。

ところが不幸にも、妻は大病であり、手術入院中。何とか中学入

学式には出たいということで、医者と話して手術時期を選択し、

卒業式の時は、病室のベットの上でした。

なお、たまたま卒業式の日に次男が熱発、上京していた義父が医

者に連れていき、その後自宅で次男の看護です。(幸い大事には

至りませんでした。)

さて、私は、普通に外で仕事だった様です。

海外出張でもなく、超多忙で短時間も離せないというわけでも

なかったようですが、なぜか、私は出席しなかったのか?

最初から、あてにされてなかった様子です。

なお、その後私が転職した複数の会社で「子供の卒業豪式参加で

仕事お休み」の事例は、いくつかありました。

と、言うわけで、妻、次男と義父、父親である私が不参加となり

長男と義母の出席となりました。

あれから時は流れ、長男・次男も社会人となり、義父母は鬼門に

入ることになりました。

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情報てんこ盛り、のイラストになりました。

2.いつまでも卒業できない話

(1)これは私自身のことで、案件は、山ほどあります。

どうしても暗い話になりますが、お付き合いください。

事例はひとつ、アルコールから卒業できない話としましょう。

アルコールへの「入学」は早かったし、途中40歳代、50歳代

に脳に関わる大病(事故)をして、一時期「完全卒業」となり

ましたが、意志の弱さでしょう、「出戻り」状態なのです。

(2)一方、タバコの方は、体質的に向かなかったのでしょう。

なお、高校生や大学浪人中の頃ろ、モノはためしに少し吸いま

したがあまり好みではなかった、といこと。

つまり「うまい」と思ったことは、ありませんでした。

高校生の頃、大人がくわえたばこで、いろんな作業をするのを

みて一時的に「かっこいい」と思いましたが、やってみると、

なかなか面倒で、うまくいきません。つまり、スムーズに諸般

の行動が出来ません。

タバコからすぐ卒業したので自動的に「くわえたばこのしぐさ」

卒業となります。

(3)アルコールに戻ります。

下戸であった尊敬する経営者の叔父がよく話していましたが

「理屈をつけて、酒に逃げるやつが多い」と。

私もその典型です。嬉しい、悲し時、苦しいとき、気分転換、

理屈には事欠きません。

章の冒頭に書きましたが、二度脳の大病(脳出血)を起こして

います。

さすがに、怖くなり、また仕事上の敬意を表する大先輩の断酒

継続を聞き、一念発起で一時的「完全禁酒」をしました

(当然医者は禁酒を勧めます)。

しかしながら、月日が流れ、元の木阿弥状態。

いくら飲酒高揚の理屈を書いても、無意味で単に言い訳をしている

のが自分でも良く解ります。

「二度ともよく無事生還したな」と言われるくらいで、「脳に爆弾」

を抱えているのは事実でしょう。

さすがに恐怖心はあります。また、加齢の影響もあります。

酒量は減ってきて「暴飲」のレベルからは、遠くなりつつあるのは現実。

将来脳がやられたとき、「長患いなく一気に」と思うのですが、これまた

「ままならないのが人生」なのでしょう。

解るようで解らない景気動向 データやヒアリングやいろんな指数あり

1.景気指標から

全体の景気なんて関係ないという人もいれば、指標として重視と

いう人も、当然立場により取り扱いが違います。

まずは短いニュースから

1月景気動向指数 3か月ぶり上昇 景気判断「上方への局面変化」 | NHKニュース

(1)1月景気動向指数 3か月ぶり上昇 景気判断「上方への局面

変化」という2021年3月8日 夕方の記事

要旨は

・ ことし1月の景気動向指数は、景気の現状を示す指数が、前の月と

比べて3.5ポイント上昇。

・指数が上昇するのは3か月ぶり

・景気判断は、これまでの「下げ止まり」から「上方への局面変化」

に引き上げ。

 ・景気判断の上方修正は去年8月以来5か月ぶり。

 (原因として次をあげます。)

輸出が増加する中で、半導体や自動車部品の生産や出荷が増えたこと

などが主な理由。

 (内閣府見解)

・消費は弱含んでいる一方で、生産や出荷の伸びが大きい。

・指数を見るかぎり、景気の持ち直しが続いていることが確認でき、

今後も同様の動きが続くのか注意深く見ていきたい

 (2)私の「私見」を少し、

コロナうんぬんと言っても、経営は続いていきます。

1年以上だし、もう「一時的」ではなく、一つの「常態」とも言え

ます。

例えば重い軍事費をかぶって経営するのも一つの例であり、これと

同様コロナ騒動も、常に経営に付きまとう「税金」と考える、とい

う思考もあるかもしれません。

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若い人には???でしょうが、バブル景気というのが昔日本にありました。

 2.今度は「肌感覚」の景気ニュース

同じ日(2021年3月8日)にリリーズの2月の数字

景気の現状指数 2月は前月比10.1ポイント上昇 4か月ぶりに改善 | 新型コロナ 経済影響 | NHKニュース

 (1)景気の現状指数 2月は前月比10.1ポイント上昇 、4か月ぶりに

改善今度の記事は一般的に「景気現状指数」というそうです。

 

働く人たちに景気の実感を聞く内閣府の調査で、

・2月の景気の現状を示す指数は前の月より10.1ポイント上昇し

41.3に。

新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向となったことから

、4か月ぶりに改善。

・2月25日から28日に行われた調査では、小売店の従業員やタク

シーの運転手など2000人余りを対象に、3か月前と比べた景気

の実感を聞いて指数に。

 (2)調査実態

・九州地方のレストランからは「時短営業が解除となり、わず

かではあるが客は戻りつつある」という声あり。

・1都3県にある百貨店からは「郊外店は食料品を中心に売り上

げが伸びており、前回の緊急事態宣言時に比べれば落ち込みは

限定的だ」といった声あり。

 ・一方、2か月から3か月後の景気の先行きを聞いた指数は、

前の月より11.4ポイント上昇して51.3となりました。

 ・この指数が50を超えて、景気が良いという見方が、悪いと

いう見方を上回るのは、2018年9月以来。

内閣府は「景気は新型コロナの影響で厳しさは残るものの、

持ち直しの動きがみられる」と基調判断を上方修正し、

先行きについては「緊急事態宣言の解除やワクチン接種への

期待感が表れている」としている。

 

3.言いたいこと

(1)当たり前のことですが、「景気」は、番人共通の明確な

定義がなく、各人の「感じ方」によること。

別に大手企業の経営者だけのことではなく、小さな自営業者も、

給与所得者も、扶養されている方々も、それぞれ現状の立場に

より、それぞれ違う、ということ。

客観的には、推し量れない、と思います。

(2)もう一歩進めて、前向きに

確かに、明日の食料にも、困る方もいらっしゃるでしょうし、

医療を受けられない不安、という方もあるでしょう。

現在の日本で、そうでない方は、多いはず。

「上見て暮らすな、下見て暮らせ」といった自虐性をにおわせ

る表現は、私は嫌で、美点凝視でいこう、ということ。

ある程度自分が納得いく努力ができたことが前提ですが、悲観的

に考ても楽観的に考えても結果が同じであるなら、物事を美点凝視

して、勝手にいい方に解釈(周りが鼻白んでも、迷惑はかけないこ

とが必要)して、生きていくほうが、「得」な気がします。

新型コロナに実際対応している医療従事者で、希望者へのワクチン接種でいいのでは?

大多数の方は新型コロナ話題に「飽き飽き」と思いますが、報道姿勢

が気になるので、今日も一言書きます。

相変わらず、新型コロナ感染症関連で「煽り」を続けるメディアは

多そうですが、人々の恐怖心を煽り続けるべくネタは次々変化させ

ます。

1.ワクチン接種の強要

(1)最近は「ワクチン接種の遅れ」が一つのトレンドのようです。

私に医学的知識が薄くてうまく理解できていないのですが、今回接種

推奨ワクチンが、従来で言う「ワクチン」とは生成方法も、データも

僅少なことだけは解ります。

報道では医療従事者優先とのことですが、現実には新型コロナに対応

している医療従事者は、極めて少なそうで、実際対応しているその

方々をまず優先して接種させた方がいいのでは?

そもそも「医療ひっ迫」と日本で言っているのは、新型コロナに関わ

っていない医療関係者が多いからかと、思います。

 (2)一つお願いがあって

組織の「同調圧力」は理解できますが、こと自分自身の健康にかかわ

ることであり、医療関係者は一般人より医学的素養があるでしょう

し、確りした考えその方々が熟慮の末、自分の主義主張に基づき「ワ

クチン接種拒絶」をする場合は、尊重してほしいと思います。

 (3)声高に日本における「ワクチン接種の遅れ」を批判する方々も

いますが、海外比較で、数十分一の感染(海外と違う基準のPCR陽

性者を感染者と言っているだけですが)だし、インフルエンザ比較で

も、とても少ないし感染割合見合いの「ワクチン」接収でも、かまわ

ないと、私は思っています。 

ある人の発言に同調ですが、私も「ワクチン備蓄」の方に賛成です。

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2.「気の緩み」発言は僭越では?

(1)新型コロナ報道で、もう一つ気になることがあります。

「気の緩み」で感染者が減らない可能性を、東京都の医師会会長が発

言したとかどうこうと、メディアが報道しています。

これがフェイクニュースでないとすると、どうも奇異に感じます。

一般人が「私見」として、勝手に言うのはいい。

一方、責任がちゃんと負える高いレベルの行政責任者の発言としたら

ちゃんとした「対策」にらみで許容できますが、

医者の立場で、国民に対して「気の緩み」を指摘できるのでしょう

か?

そもそもも責任を負えずかつ医療知識があると思われる人が「気も緩み」といった、言葉を発するのは、どうかと思います。

私見は国民に対して「僭越」といったところです。

医者は、医者の本分をちゃんと実行すること。明らかに海外比較で

「遅れ」でしょう。私の言葉で、「なるべく全員参加」のお願いで

す。僭越ではないか?

医者なら、医療体制の充実に専念すべきではないでしょうか?

(2)ウイルス異変は、当たり前

最近「変異ウイルス」の煽りが気になります。

すこし勉強するとウイルスが変異を繰り返すのは当たり前で、勉強は

置いといても変異は、インフルエンザですでにおなじみのはず。

せっかくのインフルエンザワクチンが、当該年御冬に効かなくても

「ワクチンに当たらなくて残念」と、普通に日本人は許容します。

訴訟云々は、聞いたことがありません。

ことさら新型コロナ特殊のように「ウイルス異変」を取り上げ、数字

根拠もあいまいにし、いつものように情報受け手に比較考慮を示さず

変異の影響もの実証もなしに、恐怖心を煽る典型に思えます。

 

 

3.何か「オヤジの小言」みたい

「自由」が保証されている世界は、やはり素晴らしいと思います。

いろんな趣味や、政治・経済思想に関しても様々な主義主張があり、

それに権力から干渉されない、というのは、決して「普通」ではなく

素晴らしい事。

芸能ネタやスポーツネタ等、多くの人に「人畜無害」な案件は、各メ

ディアが収益確保のために、特定層をターゲットにどういった報道を

しようが、私は関知しません。

しかしながら、コト人命や健康問題に対する報道は、「居住まいを正

す」姿勢が必須と私は思っています。

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その19」 今回もまた多数紹介

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敗戦記「その19」も同じイラスト

昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」

というのをアップしていますが、今回18回目です。

私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。

ありがたいことです。

イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 

読者への何らかの参考となればと・・・

  

1. 古代マヤ文明

栄華と衰亡の3000年

鈴木真太郎/著  

出版者    中央公論新社 2020.12

かつて中米に栄えた古代マヤ。碑文が紡ぎ出す王たちの物語、レー

ザーが発見した道路網・水道網・遺構の数々、人骨が伝える古代人

の個人史など、最新の知見をもとに、古代マヤ文明の実像を描いて

います。

なるほどテクノロジーの発達が、いろんな地域の研究を大いに進め

ているエンジン役なのだと、ここマヤでも解ります。

なお、「学者の願望」はどこも同じ、と感じます。

「考古学から得られた知見は、決してお堅い学芸誌のなかで終わる

べきではない。広く市井の人にこそ伝えていくべきでなのである。

それによって自らの意思で、祖先の遺構を守ろうとする意識を持っ

てもらう。  P110

 

読者諸賢にはどうかこれからも、偉大な人類史の一環として、古代

マヤ文明に注目してほしい。遠い世界のよくわからない神秘の文明

ではなく、引き続き我ら人類の歴史として、古代マヤ文明とも向き

合っていただきたいのである。 P288

   

2.ピタゴラスと豆

寺田寅彦/[著]  

出版者    KADOKAWA 2020.8

芸術感覚にあふれ、文学と科学を鮮やかに融合させた寺田寅彦

随筆の名手が晩年の昭和8~10年に発表した、科学の新知識を提

供するエッセイを集成したものです。

ピタゴラスの悲劇について書いた表題作ほか、全23篇を収録して

います。

個人的には、まず寺田虎彦で浮かぶのは、夏目漱石の「猫」であ

り、「三四郎」です。

「難しいことを、解り易く説明」というのは、2つの大きな難題を

抱えていて、それができる人は「頭がいい」と思いますし、それは

自分にないもので「憧れ」の対象です。

鎌田浩毅さんの解説をひとつ引用します。

身近な現象を科学の目でみつめるユニークな視座は、「寺田物

学」とも呼ばれる。ノーベル賞級の世界的な研究業績を残した

だけでなく、自然と人間の行動に関するユニークなエッセイを数

多く執筆し、科学啓蒙のパイオニアとして現在でも高く評価され

ている。」 P313

 

3.永遠平和のために   啓蒙とは何か 他3編

カント/著  中山元/訳  

出版者    光文社 2006.9

 内容: 啓蒙とは何か

世界市民という視点からみた普遍史の理念

人類の歴史の憶測的な起源

万物の終焉

永遠平和のために

 「啓蒙とは何か」からひとつ引用します。

 「人間の理性の公的な利用は常に自由でなければならない。理性

の公的な利用だけが、人類に啓蒙をもたらすことができるのであ

る。これに対して理性の私的な利用はきわめて厳しく制約される

こともあるが、これを制約しても啓蒙の進展が特に妨げられるわ

けではない。」 P15

 「自分の頭で考えるということ、それこそが哲学するということ

である」P284

 

4.親中派の噓

  櫻井よしこ/著  

出版者    産経新聞出版 2020.5

日本工業新聞社(発売)

主張が一貫しており、解り易い記述です。 データもあります。

平和経済の時代はとっくに終わっていて、噓と隠蔽の中国共産

党から自由を守る闘いを続けるべき、との力説です。 

テーマ下記の通り。

内容タイトル

1.武漢ウイルスの教訓   2.追い詰められた習近平  

3.香港と台湾、歴史の分岐点   4.韓国「革命政権」の噓   

5.韓半島は米中戦争で決着する   6.報道されない真っ二

つの韓国

櫻井よしこさんの発言をひとつ引用しておきます。

「今人類は、進むべきはこの道だといういうことの確認作業に

ということです。

中国共産党のように情報を隠し、カネの力と軍の力で支配する

国家であってはならないと、多くの人々、民族、国々が考え始

めています。」P140   

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