中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

「ワクチン接種ビシネス」と言うと不謹慎? 私は正論と思う 今後もビジネス継続と予想

1.人の心理は変わらない

冒頭から、身も蓋もない話ですが、人はカネで動きます。

「それは違う、毛穴よりもっと大事なものが・・」との意見は否定しま

せん。

いろんな考えがあってしかるべき。

もう1年半以上となる日本での新型コロナ報道を見ていて、「煽りがう

まいな」とか「勉強していないんだ」、「スポンサー対応部門との連携

は?」等等いろいろ思いますが、私が直近一番のヒットと思うのは、

『ワクチン接種ビジネス』です。

「人の命をビジネスなどと、、、」とか「みんなの真摯な行動を揶揄す

るのか」「不謹慎発言だ」とも、言われそうですが、私への批判はもち

ろん自由です。

ただ「言論統制」が表向き無い日本では、私の駄文も許されるでしょう。

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意思決定速度に比較し動き出すと早い日本、6月10日前に1日100万回接種達成とか
2.成功しそうなビジネス
(1)6月10日現在も、ワクチン接種が日本全国で展開され「盛り上が
って」いると思います。マス・メディアもいろんな局面を報道している
ようです。
マス・メディアの身代わりの早さ、節操なさ、首尾一貫性のなさは、
ココでは取り上げません。
よく言われることですが、太平洋戦争終結直後からの朝日新聞
「手のひら返し」を思い起こせば十分でしょう。
(2うまくいきそうなビジネスである要素を、五月雨的に取り上
げていきます。
①高い収益性かつ、取りっはぐれが少ないビジネス
具体的引用を避けqけますが、接種一人当たりに相当高い手数料が
られるようです。国民の自由意志ですが、日本の人口のかなりの
割合が摂取すると想定すると、空前絶後の大きなマーケット、過去
のインフルエンザ接種とは比較にならないでしょう。
しかも収益源は「親方日の丸」つまり税金ですから、取りぱぐれの
リスクも少ない、これはビジネスをやる上で、際めて重要。
リスク、技術的参入障壁があまりない
a.病院経営の立場に立ちましょう。
医療崩壊の幻想は。医者が病症提供をごねている、のはその通りです
がカネを積まれても「病院経営リスク」とに比較考量で二の足を踏む
場合も大きいですが、「ワクチン接種」まら、リスクは数段低くなり
ます。
b.ワクチン接種作業は、がんじがらめの資格や長年蓄積した知識経験
が不可欠というレベルでは、ありません。
歯医者ほか薬剤師等も可能ですし、実際海外事例もたくさんあります。
事実として、新型コロナ騒動で、お客さん(患者)が減り、収益低下
に悩む医療関係経営者にとり、「慈雨」のイベントになりそうです。
もちろん町医者自体も息をふきかえす、と思います。
「将来性」がありそう
どのビジネスも将来を見据えるのはどれも難しいですが、新型コロナの
騒動ような感染症の流行は、グローバルなヒト・モノ移動に伴い、今後
ますます大きくなりそう。
「緊急事態宣言」を誘発する医療用ベッドの供給を実質的に制が限して、
いつも「医療崩壊」を煽る手法は今後も使えそうですし、使うでしょう。
これを軸に恐怖心を煽る報道は、継続してできそうですし、しばらくワク
チン接種ビジネスは健在と予想します。
インフルエンザで解るように、ウイルスが常に変異を繰り返し、弱毒化と
感染力強化を図るのは、ウイルスの立場からは当たり前ですから、一部で
受けがいい「ウイルス撲滅」は自然の摂理に合わないし、ゆえにワクチン
接種は、毎年需要がありそうです。
しかも、老若男女問わず膨大な潜在需要が・・
 
 
3.おカネ観点から一つの仮説
ワクチンの話とは、直接結びつきまませんが、最近聞いた「仮説」が
面白かったので、少し引用。
概要は
  米国で、直近「ウイルスの武漢研究所流出説」が蒸し返られてき
  たのは米国バイデン政権が中国共産党(CCP)の習近平を引きずり
  下ろし、CCP自体は存続させたいから。
  現在の政権、民主党幹部、マス・メディアは「金儲け」の観点で
  一致。
  つまり、習近平路線前の「CCPがあまり対外的に膨張しない路線」
  に戻し江沢民胡錦涛時代のようにみんなで「金儲け」を復活
  したい。
 
という「仮説」です。
私は、なるほどと、妙に納得したわけです。

みんなに嫌われるとまずい、少数でも友達を 国家も個人も同じ

1.中国の現政権は、やはり下手

(1)外交手腕の話です。

素朴に考えて、周りが敵ばかりで、友好関係国が少ないのは

矢張り「付き合いが下手」ということでしょう。

敵を少なく、友達を多くというのは原則ですし、「孫氏の兵法」

を生んだ国なのに、また戦国時代の歴史を学ぶと「合従連衡

の意味は知っているはずでしょう。

中華人民共和国の今の習近平政権は、対外国家との付き合いが

下手なのは、歴代の中共主席と比べて絵見ても、中国の国際

社会への影響が依然と全く違うことを割り引いて考えても、

下手なのでしょう。

もちろん「国際世論」がなんなのか、定義はとても難しいですが、
現在を「うまくいっている」と評価する意見は少ないでしょう。
(2)少し例をあげましょう
現在の中国にとって「日本・米国・台湾の連携」が一番避けたい
ところですが、結果として連携を呼び込み、強化させるイベント
自ら作っているよう。
台湾のワクチン不足が、結果として日本、米国からのワクチン
供与を結実させ、太平洋・インド洋の軍事演習では、日・米・豪
・印のみならず、英・仏、はてはドイツまで、呼び込むことにな
りました。
少し前の台湾バナナ輸出の中国の嫌がらせに始まり、台湾バナナ
が多く日本へ。
(ちなみに私も妻が調達した台湾パイナップルを食べました。)
米国大統領がトランプからバイデンに代わり、経済制裁圧力一服
とおもいきや新型コロナウイルスの発生・流出源として、中国武
漢研究所起源説が、俄然力を持ってきたようです。
実例してはこれくらいにして、
取ってきた政策の多くが「裏目裏目」にでで、要は「今の中国
は世界を敵に回して友立ちがた極端に少ない」つまり孤立化へ突
き進んでいるように、思えます。
  

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主権国家数は、戦争が終わった76年前は50くらい、今は200超


 2.孤立化振り返り
日本の歴史ですから、学校での勉強含め、ご存じの方も多いでし
ょうが太平洋戦争に向かう時期の日本もこれ、「孤立化」です。
国際情勢や歴史軸から見た、原因分析はここではできませんが、
現実に「孤立化」が進行したのは、まずかったのでしょう。
当事者はいたって真面目に頑張っているつもりですが、どうも
うまくいっていません。
冷たい言い方ですが、結果責任
精神論や政策過程の問題ではなく、結果として、自国民を多数
死なせたのは、当時の市道で政治指導者の大失態です。
国家にしても個人にしても、「周り」は必ずいるわけですから、
みんな(全員)を敵に回し、友達がいない場合は避けないと、
なりません。
 
(2)戦争において、あとから振り返り、「偶然」、「まさか」
を言い訳にすることは、はたくさんできます。
サラエボ事件が、第一次世界大戦引き起こすとは、当時の為政者
は思わなかったでしょう。
指導者による情勢の「読み違い」は古今東西あったことでしょう。
 すべからく、結果責任です
 ドイツは、孤立化を進み二度の世界大戦で、二度とも破れること
になります。
 
3.復活できた場合とできないケース
極端な事例を、思い出しました。
(1)ポエニ戦争で、ローマに採取的に敗れたカルタゴ
ヒトは殺されるか、奴隷として売られるかで、カルタゴ人はい
なくなります。
建物は徹底的に破壊され、土地はなんと全面に塩を撒かれて、
農業用土地としては再起不能になります。復活できなかった事例
です。
(2)第二次世界大戦後の日本とドイツ
多言を要せずとも、こちらは復活できた事例です。
 
4.今後しばらくは、米中対立でしょうか。
私が生まれてから今までを世界史軸で見ると、第二次世界大戦
の唯一のスーパーパワー米国支配から、米ソ対立へ、ソ連の終焉
を見て、米中対立時代へ、といったところでしょうか。
今後紆余曲折はあるでしょう。
基本は、ともだちをなくして「孤立化」が進むと、それが大国で
ある場合は非常にまずいだろうと、予想しています。

【今週のお題】そうめん 暑い季節が、そろそろ来てます

0.今週のお題「そうめん」です。

 麺類が好きかと自問自答すると、好きな方です。パン類との比較です。

御飯類が一番好きですから、御飯、麺、パンの順番です。

その麺類のなかでは、パスタ類も好きな方で、日本語となっている(日

本でしか通じないメニュー「ナポリタン」のあのケチャップ味が好き

です。

日本の麺類では、そばが一番好みでしょうか。

個人の偏見でしょうが、ラーメン類は高い脂肪、高い塩分と勝手に思っ

ていて、なんとなく避けるような、昨今です。

さて、今日の話は、そうめんです。

私の場合、麺類は、夏でも暖かくして食べることが多いのですが、

例外(夏に冷たくして食べる、夏しか食べない)というと、冷やし中華

とそうめんになります。 

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夏の休日の方低位の昼は「そうめん」が定番のひとつ

1.そうめんの思い出話

子供の頃の記憶は、夏の夕食でそうめんがたまに出ていました。

「軽い食事」と言った感じで、昼に食べるのでなく、確り夕食のメ

ニューの一つ、という思い出です。

コメの変りの炭水化物がそうめんで、別途おかずが付くといったもの。

とはいえ、現代と違いに、何種類のおかずがあるわけではありません。

地元の球磨川で取れたアユを甘辛いに煮つけが、おかずであったこと

が記憶にあります。

いずれにしても、そうめんと暑い夏の夜は、切り離せない思い出です。

 

 2.そうめんの現在進行形

(1)直径1.3ミリ未満を「そうめん」、もう少し麺が太くなると「冷

や麦」というらしいですが、こだわっていません。

のど越しも問題ですが、そうめんが、きしめんやうどんと違うことぐ

らい解ります。

私の子供のころに比べ、そうめんの回数が多い、しかも昼にそうめん

というのが現在進行形です。

理由はかんたん。

 妻は子供の頃、私よりそうめんを沢山の回数食べていた模様で、当然

おれが我が家の食事に、反映されます。

小さい頃からの「馴れ」もああるのでしょう。成人となった今も息子は

「そうめん好み」、のようです。

(2)そうめん」レシピに特筆するものは、ありません。

つゆには、自家製にあまりこだわらず、生協のめんつゆが多そうです。

私が作るときは、「九州の甘い醤油」がベースで、かつみりんが多めで、

いつも甘い梅雨になりそうです。

 具材は、レシピというほどではありませんが、定番は

しいたけ、きゅり、錦糸卵であり、適宜トマト、ハム,てんぷら類も

はいり、要はなんでもいいのです。

薬味が小葱、ミョウガ、ショウガ、(たまにワサビ)、といったところ。

麺は、さっとゆでて氷水の中にそうめんを浮かばせて、各自救った食べ

ます。

一束100gの生協の麺を、果たして何束使ったことでしょう。

成人の息子二人がいるときが、一番使ったような気がします。

当たり前ですが・・・・

 

3.断線話は小麦事情から「交易」の歴史

もちろん、そうめんは小麦から作りますよね。

その小麦はほぼ、輸入もの。

多くの食料品に限らず、衣食住の衣類の部分も住居の原材

料も多くは海外に依存。

いや、コメはじめ自給食料も日本にあるぞ、と反論を受け

ますが、コメ作りに必要な肥料や、動力のエネルギー源は?

となると、やはり輸入です。

エネルギー安全保障の話を今日はしません。

話を大きくすると、有史以来「交易」によって人類は豊かに

なってきたのであり、「交易条件の改善」はいつの世も考え

ていくべきだと、ふと浮かびました。

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その25」 今回も堅い本3つと、柔らかい(子供向け)1冊

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敗戦記「その25」も同じイラスト

昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」

というのをアップしていますが、今回25回目です。

私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。

ありがたいことです。

イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 

読者への何らかの参考となればと・・

 1.読書と日本人

津野海太郎/著  

出版者    岩波書店 2016.10

「読書」という行為はいつ頃生まれたのだろうか?

 これからも人は本を読み続けるのだろうか?

書き手・読み手・編集者として<読書の黄金時代>を

駆け抜けてきた著者が、読書の過去・現在・未来を読みとく

趣旨の本です。

個人的には、菅原道真菅原孝標の娘、乱世日本のルネサン

ス、印刷革命と続く日本人の読書小史部分は、この視点から

歴史を眺めたことがなく、とても面白かった。 

三か所ほど、一部引用します。

  ●こうした教養主義的読書の姿勢にもいつしか乱れが生じ、

  教養主義の本来の担い手だったはずの若き知識層の間でも、

  重厚長大から軽薄短小への読書傾向の転換が目立つように

  なった。

  その変化のさまを如実に示すのが電車内での読書光景だっ

  たというわけです。

  ●もう一つ例を挙げておくと、<おそ読み>から<早読み>

  への変化、これも二十世紀にはいって私たちの読書に生じ

  た特有  のクセと言っていいでしょう。 P168

   ●どん底からの復活を遂げ、それkら60年代を経て80年代な

  かばにいたる四半世紀こそが、今にして思うと、どうやら

  <読書の黄金時代>としての二十世紀の真っ盛りということ

  になるらしい

 

 紙の本と電子の本選択議論や、本の将来については、私はあまり

 関心が 高くありません。

 五千年の歴史を持つ本のうちに蓄積された人々の知恵や体験を学

 ぶ手段は、映像や音の情報でなく、読書しかないと思うしそれが

 達成できれば、紙でもデジタルでも構わない、というところです。

 

2.ヨハネの黙示録

小河陽/訳  

出版者    岩波書店 1996.11

仏教、キリスト教イスラム教等それも、「原典」に当たったこと

は恥ずかしながら、あまりありません。

私に「信仰のバイアス」はないので、「古典の一つ」として冷静に

読めたつもりです。

写本の図像を眺めるほか、勉強になることがたくさんありました。

訳者の小河さんの解説からヨハネ黙示録執筆意図を引用します。

ローマの支配の象徴である獣とバビロンの、それゆえサタン

それ自身の、最終的敗北と滅亡の一大ドラマを描き出して見せ

ることで、希望の使信を彼らに伝えようとするのである。

それによって、歴史を支配する神に対する信仰と希望とに彼ら

を踏みとどまらせようとする。著者の使信は神の正義の最終的

勝利への強靭な楽観主義に貫かれた神的歴史哲学であり、本書

を貫くテ-マは悪魔的な諸力への復習ではなくて、神の民に示

される神の恵みの摂理である。  P146

  

3.沈黙の春

レイチェル・カーソン/〔著〕  

青樹簗一/訳

出版者    新潮社 2004.6

概要は、自然を破壊し、人体を蝕む化学薬品の危険性に対する認

識がまだ十分でなかった1962年に刊行され、化学薬品乱用の恐ろ

しさを世に訴えた古典です。

水や土壌の汚染、害虫の大発生、そして化学物質による発癌、地

球環境問題が深刻化している今、改めて著者の警告に耳を傾けた

い、との解説もよく聞きます。

私も同書を知ったのは早くて1970年代末です。当時高校を出たば

かりの友人が読んで感動したと話していましたが、結局私は読ま

ずじまい。

その後も何度も、解説を聞きますし、私の環境に対する考えも固

まってきたころになります。

食わず嫌いはいけない。古典・原典に当たろう、との趣旨です。

読み継がれる名著でしょうが私がどう感じたかというと、「傲慢

ステリーを避け謙虚に」といういつものことです。

終戦直後の日本人を肌のかゆみから解放してのはDDTの白い粉だ

し、薬剤が(人間が勝手に決めた)有益な生物も害虫も区別なく

被害を及ぼすのは当たり前のこと、です。

 

4.失敗図鑑

すごい人ほどダメだった!

著者       大野正人/著

出版者    文響社 2018.5

天才ゆえに死にかけたダリ、正直すぎて炎上した与謝野晶子

世界に名を残した偉人たちの失敗と、彼らがその失敗からどうや

って復活したかを紹介する。

「忘れる・遅れる・噓をつく」子どもによくある失敗対策も掲載

です。

本書は、確か子供のいる方のブログでの紹介だったかと思います。

ターゲットはどのくらいでしょうか。小学校高学年から中学生向き?

感じにルビが振ってあるので、小学校中学年からでも読めるのでは?

還暦過ぎの私が読んでも、解り易くて、過去にしぅた話の記憶の蘇り

含め知識の良い整理になりました。

65歳でケンタッキーフランドチキンを立ち上げた、カーネル・サン

ダースの話を少し。現在でなく20世紀半ばの65歳ですからね。

もちろん、成功者の陰には屍累々であって、たまたま彼が成功した

だけ、とも言えます。

これから未来が開ける子供に対し「それを言っちゃーおしまいだ」

ですが、現実には、どう頑張っても失敗続きで一生を終える人の方

が、多数派でしょう。

ただし、「人は何度でもたち上がれる、人生はやり直せる」と思

って、実行したから「たまたま」成功したわけであって、実行しな

事には「決して」成功はしない、という厳しい示唆を、リスクを

避けたい自分の年齢では、より強く感じるものです。 

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昨年に続き再度道州制の提言 今回の新型コロナ騒動で問題点露呈もあり

1.道州制の再度の議論

また、堅い話です。

先日安全保障でなく私権制限観点から憲法改正についてを書きましたが、
(のど元過ぎれば・・・・、です。)
今日は地方自治にあり方の、また硬そうな話題は、
昨年11が地に書いた道州制提言、広域行政の話です。
まず、先般ブログの要約を書きます。

やはり広域行政への移行が必要では? 技術革新背景に少子高齢化対応に必須との私見 - 中高年michiのサバイバル日記

(趣旨)行政区分の切り替えの必要性

あくまで私見ですが、結論は以下の通り。

「明治以降確立した基本的に150年変っていない都道府県体制も、

 効用より弊害が大きいと感じる。非効率性も強いと思う。

技術革新の現状を踏まえ、どうしても少子高齢化が避け難い日本で

事行の効率性から広域行政への移行が必要と思う。」

(補足)私の勝手な論点整理

(1)目指すもの

目指すところは、広域行政による行政の「効率化」です。

制度度を変えていくことには、非常に国民は保守的で、何においても

現状制度が回っている以上、変更には反対論はつきものです。

変更のデメリットは必ず存在します。

(2)広域行政の具体的構想

アメリカ合衆国のように州に独立権限を与えるのは、日本の歴史的経

緯を考えてもそぐわないと、思います。

幕藩体制」的な、地方分権には、戻すべきではありません。

私が思うのは、連邦制でなく、現在の「地方自治法」のレベルでの、

広域行政と権限拡大です。

都道府県レベルの大きなくくりが10くらい、後は地元密着の人口50万人

くらいの組織、大きくこの2段階で、行政は回るように思います。

 (3)制度上のインフラは、完備しつつある。

言うまでもなく、科学技術の進歩は、実に大きい。

諸手続きの大半がオンラインで行えるし、今後制度は拡大していく

でしょう。

  (4)高齢化について、おカネの面から

100歳や110歳まで、生きる人が増えてくる。やり残したと、感じる人

はへり、充分生きたのにまだまだ「老後」が続く人が増える。

 (5)おカネの話、補論

a: 広域行政により、多数の公務員の人件費を削減できると思います。

b:実はもう一点、費用的には僅少でも、議員という立法府の人員削減も

「効率化」アナウンスメント効果は、充分あると思います。

c: 別の観点ですが、国会議員も、大幅削減できるともいます。

地元貢献をアピールするのでなく、日本の将来のことだけを考えて

意見を出す人は500人も不要で、現状では「悪貨は良貨を駆逐する」

状態に私には、思えます。

 

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昨年11月にも使った「広域行政」のイラスト

 2.昨今の新型コロナ

ブログの趣旨は、昨年11月と同じで、広域行政の推進提言ですが、

昨今のコロナ騒動で、強く感じたものを加筆したものです。

(1)新聞記事情報から 

 

コロナが問う道州制

平成期は市町村合併が進み、道州制も提唱された。コロナ禍で地方

移住が多少進んでも、結婚や出産をためらう人も多く、人口減は

当面加速しそうだ。

半面、コロナという有事は、体力・気力と時間に限界がある生身の

首長が、どこまでの範囲を「地元」として適切に統治できるかと

いう問いも突きつけている。

 コロナが問う道州制: 日本経済新聞

 危機や。「非常事態」が生じた問いに、問題が露呈するのは世の常です。
憲法改正議論での私権制限もしないし、行政の長が「超法規的措置」を
取るわけでもないので、「うまくいかないなあ」といつも感じています。
今後もっと大きな、もっと深刻な問題発生の時、いたづらにメディア迎合
しないで、迅速な問題解決を望むところです。
今後、どんどんでてくるでしょうし。
 
 
(2) 昨年11月から半年経過で、テクノロジーは一層進歩しています。
「使う人の対応」という意味では、「コロナ騒動」が進めた面はあります。
 確かに、1都1道2府48件は、既成事実として現実に機能しています。
 江戸幕府老中阿部正弘のグランドデザイン、薩摩の大久保利通の実行力は
 素晴らしかった。
 それゆえに、明治維新150年の制度疲労は、重くたまっているようです。
 まさに現代人が修正すべきときではないでしょうか?

喉元過ぎれば熱さを忘れる国民性でしょうが、担当者(政治家)はちゃんと仕事を

1.ちゃんと議論し方向性を出して

今日の話は、単純明快です。

新型コロナ対策とその効果(実効性)について、もう1年半以上も

さんざん話が出ていますが、それを責任もってちゃんと説明して

くれる人がいません。

効果が解らない、対策ができないことは、「憲法で私権制限が認め

られていないこと」との話を聞きます。

それなら、私権制限についてちゃんと議論し、現在の可能な法規制

と「実効性のあるあるべき規制」を国民に説明し、実行していくこ

が担当者(行政責任者および立法担当の国会議員)の責任である、

ということ。

「この程度の国民にはこの程度の国会議員」とよく言われるが、

何とがサボタージュなしに、頑張ってほしい。

根本でる憲法に立ち戻って、私権制限の議論をしないと「何にも

していない」と言われても仕方ないいでしょう。

「感染者数」が減っていって「ワクチン接種者」が増えていって

「行動制限はい、終わり」では、「のど元過ぎれば熱さを忘れる」

で何も、次につながる成果なし、で終わりそう。

今日の話はこれで終わりですが、以下事例をいくつかあげま

しょう。 

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マスク無し対面での「憲法議論会議」イメージ


2.進まない事例

 (1)「医療崩壊云々」との「緊急事態の理由付け」
先進諸外国と比較して充分な医療リソースがあっても「医療
崩壊予測」から、相変わらず発令・延長の「緊急事態宣言」です。
私も1年以上前から、本当に「緊急事態」なら医療関係者の
「全員参加」をと言っていますが、行政が医療関係者に対応を命
じられないのは「私権制限」の問題もあるのでしょう。
それゆえ、根本に戻って議論すべきというか、それが国会議論
の仕事でであり、いわいる「野党勢力」はこの辺りを突けば、
いいのに、といつも思います。
「それを何もやらないから、政党支持率がひとケタだ」と言わ
れるとその通りですが・・・・・
テレビは観なくても、ネット等で情報を取っている国民も一定
割合居ますし、メディアは「日々の感染者数」でなく「日々の病
床数の増加数」をリポートすべきではないでしょうか。
感染者数減少と同じ効果で、「対応病床数」を日々増やしていけ
問題解決に近づくとは、小学生でも解ります。
(2)水際対応
新型コロナウイルスが、国内での変異したものだけでなく、変異し
たウイルスが持ち込まれたもの、というのも、誰しも解ります。
その入出国の管理対策を「他の先進国並み」に厳格にすれば、
いいのでは?
外国人や海外からの帰国日本人の入居後の14日の管理・追跡対応
の悪さが、取り沙汰されています。
これも憲法の「私権制限ができない」、事を言い訳にするのでしょ
うか?
「入り口を締めないで、入ってから行動制限してもしょうがない」
ともよく聞く話です。
(3)説明責任
まかりなりにも、1年半にわたり「新型コロな対策」をやってきた
わけですから、マスメディアでなく、当事者が確りした「結果の
説明責任」を負うべきでしょう 。
 
3.もう(勝手に)日常に戻りつつある
(1)法律に強く制約されない「自粛社会」では、情報の蓄積と
共に個々人が自由に判断していく面が強くなりつつあります。
行政が言う「緊急」の具体的な意味が良く解らない、従わなかった
としても明確な根拠法律と罰則が不明確では、「同調圧力」より
自己判断が増えてくるでしょう。
(2)タイトルに戻りますが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」国
民性や、「結果オーライ」、「水に流す」、「しつこくない」は
いいこともあります。
(大東話戦争を「煽りに煽る」新聞社が戦後くるりと「民主主義」
を掲げて生きの頃といったよな鼻白む件も多々もありますが・・・)
しかし
 
感染症や安全保障問題にかかわらかず、「国難」級の難題は、過去
もあったし、今後も次々発生することでしょう。
これを、常に考え議論を継続し結論をだし、実行するのが、行政や
国会議員の「仕事」でしょう。

台湾へのワクチン提供を素直に喜ぶ くしくも6月4日は32年前に天安門事件

1.台湾にワクチン届く、蔡英文さんコメント

(1)台湾は私が一番関心のある「外国」であり、私のブログでも一番

多く取り上げています。

私は台湾在住経験はないですが、子供の頃から還暦過ぎの現在まで、

なにかと感心が高いことがあります。

現地は時間をおいて、仕事、旅行と「台湾行き(台北のみにあらず)」

が、あります。

国際政治・軍事・経済コメントや書評といった堅い話は置いといて、

今日は素直に「良かったですね」という話。

(2)2021年6月4日 15時48分のNHKニュースからですが

  台湾の蔡英文総統は日本政府から新型コロナウイルスのワクチ

  ンが  届いた4日、6月4日が天安門事件から32年の日と重な

  ることを関連付けフェイスブックにメッセージを投稿しました。

 メッセージ内容もなかなかいいですよ。

 ・「同じ信念を抱く人たちが互いに支え合わなければなりません」

 ・「6月4日というこの日に日本からのワクチンが台湾に届きます。

  私たちは同じように自由と民主の価値を堅持するパートナー

  から助けられ、民主主義にいっそうの自信が得られたことに

  感謝します

 ・「32年前のこの日、天安門広場で犠牲になった若者たちのこ

  とを忘れることはありません」

  「自由と民主を誇りに思う台湾のすべての人たちがこの日を

  永遠に忘れず、信念をかたく守り、困難にも動揺することが

  ないと信じ   ています」

  (3)「デキ出来が違うから」と言われると、それまでですが、

  (旅行会話レベルでなく、国家間の外交に使えるレベルで、

  母国語はもちろん、英語、日本語で情報発信できるのは、政治

  家としていい事ですね。

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私の台湾行き制限はコロナ他、経済的理由もあり。

2.日本の外相茂木さん

順番が逆になりましたが、茂木さんのコメントを少し

  新型コロナウイルスの感染が急拡大している台湾に対し、アストラ

 ゼネカのワクチンおよそ120万回分を無償で提供することを明らか

 にした。

 「台湾との友情も踏まえた提供だ」と述べました。ワクチンは4日

  午後、  台湾に到着予定

  東日本大震災の際に台湾の方々からいち早く多くの義援金を送っ

 てもらったことは鮮明な記憶として残っている。

 台湾との重要なパートナーシップや友情も踏まえた今回の提供だ。

 

3.台湾国内の反応、勝手私見

(1)台湾の外交部は4日午前「日本との緊密な協議を経て、日本が

 台湾にアストラゼネカのワクチン124万回分を提供することに同意 

した。

きょう午後台湾に到着する」というコメントを発表しました。

 コメントではさらに「日本が台湾の感染拡大に鑑みて、自国内も

厳しい感染状況に直面するなか、台湾を助ける決定をしたことは人

の苦しみをわが事ととらえる精神であり、外交部は日本の政府と

各界の友人に心からの感謝を表す」としています。

 

(2)ワクチンの調達が難航している原因について台湾の蔡英文

総統は、海外の製薬会社からの調達が中国の妨害で難しくなって

いるからだとして中国を批判しています。

 台湾の各メディアは、日本政府によるワクチン提供を大きく報じ

ています

 (3)勝手私見を書きます。

数日前、「日本政府が台湾へ提供を検討」とのニュースを聞いた

とき、実行出来るか否かも含め、日程がとても気になっていました。

今回のニュースは「迅速な対応」かと思うし、西側一員として懸念

していた対中国政策含め、日本の実行力を評価していいと思います。

 

4.外交はバトルですから

(1)中国は中国で、当然、反応をします。

台湾が、日本からの新型コロナウイルスのワクチンの支援に感謝の

意を示したことについて、

・中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室は、報道官

が記者の質問に答える形で談話を発表

・台湾で感染が拡大して以降、われわれは何度も中国製のワクチン

を提供する意向を示してきたが、民進党当局はさまざまな口実を

つくって阻んできた

一日も早く免疫のバリアーを築くことが重要なのか、それとも

中国と台湾の政治的な対立をもてあそぶことが重要なのか、民進

党当局は台湾の人々に答える必要がある」と主張。

(2)台湾は中国が邪魔をしたと主張し、中国は台湾が邪魔をし

たと主張するのは「外交交渉」の外部向け発表は当然と意感じま

す。古今東西、外交バトルは延々と続くものです。

機を見て敏に動く合従連衡も含めて