中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

お題「わたしとインターネット」昔話と、今後思うこと

1.慣れるとどうとも感じないが、最初は・・

先ず昔話から

若い人にとっては、笑い話にもならないでしょうが、私にとって、

無線LANというのが、インタネット関連では一番驚きでした。

もちろん10年以上前の話ですよ。

「年寄りの偏見」と言われるとそれまでですが

どんな小さなケーブルであっても、何か目に見える線を通して、

音声であれ画像であれ、流れてくるのは、感覚的に納得できるの

ですか無線LANの場合は、まさに「空気中を情報が伝わる?」

とは不思議だ、と言った感覚。

  空気中を伝わるなら、テレビアンテナも、携帯電話もそうだろう、

何が変だ?と突っ込まれると、おっしゃる通りですが・・・。

 類似の感覚ですが、「車が動かない」というのは電気系統の故障も

含めて何とか、想像の範囲にあるのですが

「パソコンが動かない」というのは

何で動かないが想像がつかない、という意味で、本当に困ってしま

います。

「そういうものっだ」と納得するしかないのでしょう。

 

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漠然としたお題ですが、WEB会議イラストにしました。

も一つ昔話をすると、

パソコンがたくさんあると温かいな、という感覚。

こっちのほうは四半世紀以上前でしょうか。

オフィスの各人のデスクの前に、デスクトップのパソコンがずらり

と並び、それが稼働するとき発熱は、ずごかった。

これは私の特異体験ではなく、全国津々浦々で起こっていた話です。

 

2.インターネットが変える社会

(1)インターネット技術が、社会を大きくかえるのは、想定できま

す。しかし、どう変わるかは、分かりません。

ただし、変わってしまったあとは、「そういうものだ」と当然のこと

に、思えるのでしょう。

これも想像の範囲ですが、平均的日本人は仕方がないと思いうので

しょう。

かつての産業革命後のラダイト(機械打ちこわし)や、頑強な宗教

的抵抗もなくダーウイン的な進化論史観にも、大きなな反応塔があ

まりなかったように、インターネットについてもそんな気がします。

つまり、変わること自体への、抵抗が少なく、とりあえず受容して

しまう。

おそらく、自然現象に対する諦観に起因するのでしょう。

 普段は優しい自然ですが、たまに来る天災(特に地震、大風、水害、

火山噴火等々)の圧倒的力の前に、仕方がないと諦めることを我々は

深層心理の中に引きずっているのでしょう。

(2)急に変れる社会と変われない社会

日本は「急に変れない社会」だと思います。いくつか理由を考えます。

①変わらなくても良い会社

抽象的ですが、社会全体に体力があるため、「変りたくない現状維持

いたいという人間の本能」を許してくれます。

大きな人口と、相対的にお金がある日本社会では世界的にインター

ネットからの遅れといっても、ある程度ごまかし続けることが

できます。

②変わるきっかけがつかみにくい社会(切羽詰まっていないこと。)

例えば、明治維新の際の外圧から生き残るためとか、第二次世界大戦

後の戦争に負けた結果、一定年代以上の人が経営者層からパージされ

「若手」が最善戦意出るようになったように、外部要因の「大きな社会

変化」がない限り、日本はどうも、大胆な変革が難しそう。

今変わらなければ、死に絶えてしまうという「背に腹は代えられない」

様相がすくないことが、逆に障害。

特に、行政やマスメディアの世界で、顕著な感じがします。

 (結果として「ゆでガエ状態」でもいいい、との感覚あり

 (3)とはいえ、足元から。

無責任この上な発言ですが、私の意識がありそうな、今後20年くらい

は、インターネットに関する世界の潮流に、何とかくっついていって

ほしいもの。

ニュースを見ると、ふんまにんるかたない話ばかりですが、ブラック

ジョークを一つ

野党は、政権を取るとの建前で、本当は何もやりたくない本音が

みえみえ。働かないでお金をもらいたいという悪い意味のサラリー

マン根性でしょう。

某野党党首が、コロナ蔓延(との報道?)うけで、現在閉会中の国会

を開けとメディアに流す。

しかし、「インターネット駆使して、オンラインで国会を常設的に

開くべき」とは、言わない。

世の中の支持がほしくないのでしょう、とのブラックジョーク。 

メディアの「印象操作」は昔から 最近はますます巧妙と感じることばかり

1.人は皆いい加減で、楽を好み利己的利己的

(1)先人もよく言っていますが

私も人間の本質は、いい加減で、楽を好んで、利己的と思い

ます。

 これは。言葉を、何を発言したかでなく、実際の行動の方を

見るほうが、良く解ります。

先日、あるニュース解説を聞いていたら、昨今のキューバでの

自由化求めるデモ報道に対して、

キューバから米国に亡命するヒトは多いが、米国からキューバ

へ亡命する人はいない。」とのコメントがありました。

同じ例は、バイデン政権となって、米国の南部国境に、米国侵入

を希望する人が一層増えているが、「米国から中国(中共)や中

南米諸国に、移民したいという人を聞かない」ということ。

(2)強制力が働かないとすると、ヒトは自分に取って有利であり、

楽な道を選択するのは、当たりまえ。

 はるか30年以上前ですが、現実に私がよく聞いたのは

「N証券を辞めて、役所関係や民間事業会社に転職した人は良く知

っている。しかし、役所の仕事がとてもきついので、N証券に転職

した、という話は聞かない。」

というN証券で先輩の立場の人からの話です。 

 (3)ここで、決定的に重要なのは、「情報」の質と量。

北朝鮮は「地上の楽園」である、として日本から北朝鮮に移民して、

日本にいた時より数段苦しい生活を送った人の多々聞きますが、これ

はまさに「情報の誤認」からくるものでしょう。

 自由が欲しい、楽に生活したい問う人が、当時の北朝鮮の実態を正確

に把握していたら、移民希望者は、ほとんどなかったのでは?

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「切り取り報道」のイラストです。

2.印象操作は今日も続くどころか、一層巧妙に

(1)日本におけるマスメディアの新型コロナ報道が、今日の印象操作

 の典型

「新型コロナの感染が拡大している」との印象操作に

・日本基準のPCR検査陽性者を「感染者」と誤認させ

・この数字の増加部分を、声高に報道

・「感染」事例を大々的に報道。

・本質である重傷者の減少について、あまり報道しない。

つまり、恐怖心を煽らんための「感染拡大」のこじつけ。

感染症の対策は、直接の原因での重傷者や、死亡者を減らすこと

でありこれが、減少していると「感染拡大」には、疑問符ですが

これについては、深くは言及しません。

先日7月11日のアップの記事で

重症患者が全国で428人東京都で63人なら、他の疾病対策に注力すべき。現実に医者がそう思っているなら、やはりメディアの煽りすぎ - 中高年michiのサバイバル日記

7月10日時点の数字を見たら

全国の新型コロナ関連重傷者が428人で、前日比13人減、

東京都が67年で、前日比1人増とのこと。

と書きましたが、

改めてみると7月17日には382人まで減少しています。

もう少し数字を取ると

5月28日の1413人が直近のピークで

6月23日には、700人を切り、 

7月04日には、500人を切り、 

上記のように7月10日には、428人であり

7月17日には、382人

これを、全面的に、優しく解説して報道しないで、

日本流PCR 検査基準で「感染者」が増えたと報道するのは、印象操作

の典型でしょう。 

いつも書くですが、感染症のウイルスは「宿主」が死滅してしまったら、

「感染拡大」ができないわけで、自分が生き残るため、変異を繰り返し、

感染力を強めつつ、弱毒化していくしていくのは、「自然の理」の気が

します。

補足で書くと、

より一層のこの感染症沈静化のためには、治療薬の普及であり、「ワク

チン接種一本やり」の「抵抗性勢力」から、早く解放されることを望み

ます。

(2)印象操作は、いたるところに

どうも、印象操作の典型すぎで、新型こおrな感染症報道が、長くなりま

したが、「印象操作」は、至るところにあります。

「マスコミは、切り取り報道しかできない」と高橋洋一さんが、どこかで

しゃべっていましたが、印象操作のため、この「切り取り報道手法」もよ

く使いますよね。

冒頭で事例に挙げた、キューバの首都ハバナでのデモ行動を上げると、

デモ主張の中心がキューバ現体制への批判、自由を求める行動であっ

ても米国メディアも「社会主義推進派」にとっては好ましくないよう

新型コロナ下での経済制裁による生活苦を前面に出す印象操作を

つかって「社会主義国家の正当性」批判には、持っていきたくない

です。

 

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その28」 時事経済的、学術的、やや軽め、古典小説と全く違う4冊

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敗戦記「その28」も同じイラスト

昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」

というのをアップしていますが、今回28回目です。

私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。

ありがたいことです。

イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 

読者への何らかの参考となればと・・

1.ソーシャルメディアと経済戦争

深田萌絵/著  

出版者    育鵬社 2021.5

扶桑社(発売)

よく、調査しているようですが、全体の趣旨は

ビジネスプロパガンダを制する者が世界を制する時代。

「ビジネス」の視点から米中経済戦争を読み解き、日本企業

に従事する人間、日本に在住する日本人はどういった対抗策

があるのかを解説しています。

人は、皆「易きにつき」ますが、私も同じ。

文字で読めば10分で終わる話を、1時間もテレビ弁組に編集す

ることを、皮肉めいて、思っているのですが、私も五十歩百歩

政治経済に関するまともに思える情報分析も、まとめられた

書籍に拠らないでyoutubeと運動画に、拠ることもあります。

書籍になる前の「情報の即時性」等が言い訳のようです。

さて、本書は、台湾に、うまく切り込んでいるところが新鮮。

日本の防衛策の点から、一つ引用・要約。

中国・台湾に義実を渡さない。中国・台湾の通信システムを

使わない。中台に関わらす基本的に外国に技術移転やインフ

ラを触らせてはならない、とのこと(P231)

   

2.リバタリアニズム読本

森村進/編著  

出版者    勁草書房 2005.3

 リバタリアニズムについてのまとまった初心者向け解説書です。

国家機能のほぼすべての民営化や、麻薬使用の自由の擁護など

徹底的なまでに個人の自由を尊重するリバタリアニズムについ

て、その全体像をキーワードと思想家で明快に描いています。

3部構成です。

第1部 リバタリアニズムの各種キーワードを解説。

一部引用します。 

 いわゆる経済的自由も人格的自由も共に大切な個人の自由であっ

 て、両者を異質のもののように考える右翼や左翼の方が首尾一貫

 していない立場なのである。 P3

第2部 関連する重要著作と著者の紹介。

ここの記載の25冊は、過去読んだものもありました。

ハイエク『隷属への道』ノージックアナーキー・国家・ユ

トピア』は、解説付きで読んで初めて、リバタリアン的にはこう

整理するのかと思い当たったた次第。

以前読んだアイン・ランドの小説『水源』と『肩をすくめるアトラス』

も思い起こしました。

3部 いくつかの古典的著作の抄訳。

哲学的な内容が多いが、経済面からの解説も結構あります。

ここの6冊は私が当たったことのない古典ばかりでした。

 

3.江戸前魚食大全

 日本人がとてつもなくうまい魚料理にたどりつくまで

冨岡一成/著

出版者    草思社 2016.5

不安定な漁獲、保存と輸送の難しさから、江戸時代まで滅多

に魚を食べられなかった日本人。

食べられないからこそ何とかうまく食べたいという執念が

江戸前魚食文化に結実した、とはなるほどです。

日本人なら知っておきたい江戸前魚食の歴史を紹介しています。

軽いモノかと、読み真面目増したが、なかなかどうして詳細な

説明でした。

個人的には江戸に現在イメージできる「漁村」、河川整備や

湾岸工事、関西から人を連れてくり所、等々が面白かった。

江戸が独身男性過剰世界なのは知っていましたが、食の観点

から眺めるとまた情報が増えました。

引用と主観を一つ、1746年策の「黒白精味集」の「魚介のラン

ク分け(P201)、上中下に分け、下魚のランクの中で、今の私が

特に好みなのが、カニ、ハゼ、マグロ、フグ、コノシロ です。

  

4. 山椒大夫 高瀬舟

森鴎外/著  

出版者    新潮社 2006.6

再読がほとんどですが、今回よく読んだのは

杯  妄想  山椒大夫  最後の一句   高瀬舟

でしょうか。

 

犠牲の意味を問う「山椒大夫」とか、安楽死氏の問題を見つめる

高瀬舟」とか、私が筋を述べる話ではないでしょう。

純粋に感想を書くべき。

実は「山椒大夫」は、あまり読み込んでいなくて、一方「高瀬

舟」は何度も。その何度も読んで、印象や考えか微妙に変わる

のは、自分の年齢や環境が変わってきているから、という当た

り前の結論です。

それに耐え得るゆえ「古典」として残ってるんでしょうね、と

改めて感じ入りました。

「妄想」から引用します。

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お題「記憶に残っている、あの日」やはり子供が生まれ、育ったこと(特定日というより期間)でしょうか。

1.賞や、褒美、後世の評価

(1)「はてなインターネット文学賞」なるものが、どういうも

のか存じませんが、創意工夫というか考え企画捻出は、それ自体

が悪いことではないと思いますし、「賞」や「褒美」なるものが、

そのきっかけになるのは、いいと思います。

章、褒美、後世の評価等がヒトの心理をくすぐるのは、古今東西

同じに、感じます。

(2)私が皮肉めいてよく話すのが、

「成功者や権力者を目指すいわいる上昇志向の方(ここでは男性と

します)にありがちなのが、

若い頃は金を目指す。次に権力を目指す。(レアケースでしょうが、

カネも権力も手に入れると)最後は「勲章」を目指す、というもの。

少し下品な表現を使うと。「まず女を追う」、次に「ゴルフボール

追う」、最後に「勲章を追う」、もこれに近い表現。

私の場合は金も権力も手に入れてないし、「高齢」でもないので

「勲章」を目指すことは、ありえないと思いますが、目指す人の心

理状態は何となくわかります。

(3)もっとスケールを大きくすると、ありとあらゆる手法を駆使

し、権力を手に入れた「王「や「皇帝」が、現世でなく構成の評価

を求めて「善政」を敷く、というのも、何となく理解できます。

「善政」が出来なくて、手っ取り早い早いのは「記録を書き替える」

ことでしょうか。

そこまでいかなくても「恣意」は入るもの。

史記」を読むと、司馬遷漢王朝のヒトですし、彼をもってして

も「秦の始皇帝」への評価は辛すぎる、と良く感じます。

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我が家は息子二人ですが、昔はよく家族旅行はしました。

2.お題「記憶に残っている、あの日」

(1)記憶に残っているのは、 ありきたりでしょうが、最初の子供が

生まれた日でしょうか。

とは言っても、私は男なので、子供が生まれた日の母親の記憶のよう

な、無事生まれた喜びとか、たとえば一仕事終えた達成感とか、あく

まで推定であって、実感ではありません。

思うに、現在では、出産による「死の恐怖」はかなり減少したようで

すが、ほんのひと昔までは、世界のどの地域にあっても出産とは「死

隣り合わせ」の女の大事業であったのでしょう。

(「産後の肥立ち」も含めて)

(2)話を戻して、私に鮮明に記憶にあるのは「子供が生まれた日を

点とする、変化の過程」です。

まさに、生物の進化の過程をみるようだと、常々思っていました。

日々どころかある蟻程度の期間をとっても、なかなか進歩しない自分

に対し、子供の変化は目に見えます。

日進月歩ではないですが、昨日できなかったことが今日はできるよう

になり、明日はもっと新しいことができる、ということでしょうか。

逆に言うと、加齢による「老化」により、「昨日できたことが今日は

できなくなる」ことがが積み重ねって死に向かうのでしょうね。

生物である以上、仕方ないことですが・・・・。

 (3)航空機エピソード

①昔話になりますが、初めて飛行機に乗ったのが、高校生で、受験名

目で熊本から羽田に飛んだ時でした。

とても快適、将来飛行機にたくさん乗れるような仕事をしたいな、と

思ったものでした。

②最初の仕事の赴任地は札幌だったのですが、東京で集合研修がよく

あり移動手段はとても好きな飛行機でした。

 ③2月の珍しい大雪の羽田空港

話は、子供が生まれて熊本帰省からの、羽田帰り。

うとうと眠って、羽田空港に着いた飛行機の窓からの雪景色。

寝ぼけていて、北海道の千歳空港に着いたかと。

意識が戻ると、独身て、東京の研修から札幌支店に戻ったのではなく、

子供が生まれて、父親になったのだと、改めて認識

 (4)子供の写真

生物としての人間もかなりいい加減と思うし以下源であり、記憶能力も、

おそらく精密にはできていないのでしょう。

子供の写真を見て思い出す、というより、記憶を再構成しているのでし

ょう。

親以外の人が見たら、なんの変哲もない子供の写真(持ち論、子供本人に

とっても)ですが、親にとってはいろんな記憶が再構成されて、「宝物

の一つ」に感じられてしまうのでしょう

21世紀今日の言論弾圧 いわいる自由主義国でも 実質インフラとなったメディアの権力行使

1.自分の回りで、言論弾圧は消滅した

と思っていました

私は、今日地の日本で生まれ育ち、学校教育も、普通が否かは議論

があるとしても「公立」でうけ、自分の思想信条に特別に強い刺激

を直接受け続けていた経験がありません。

社会生活も、仕事をするようになって、海外出張はちょくちょくあ

りましたが長期滞在はないし、学生時代や社会人になって、「海外

留学」の経験もありません。

つまり、にほに外で長期間「生活」したことがありません。

無論「難民」となり、苦悩を味わった事もありません。

私が知る「言論統制」は「歴史の中の出来事」であり、現在の世界

では、全体主義国家、専制国家、開発独裁と言った国家には言論

統制は、現在もあるにしても、自由主事国家で経済的にある程度満

たされた「先進国」では、言論統制はあまりないと思っていました。

誤解なきように言うと、「差別」は世界中であります。

「差別」意識は、ある意味人間の本質に根差したものであり、無く

なることは無いと思うし、程度の差はあれ実際多々見受けるし、

話を聞きます

また「言論統制」でなく、しぅていてわざと言わずミス・リーディ

ングを誘うような、言動は、多々あります。

つまり私が言うのは

「物理的手段や圧力を使ったすぐばれる言論統制がない」、という意味でした。 

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言論弾圧」イメージですが、対象は無限に広がりそう

2.昨今の弾圧事例から

(1)まずびっくりしたのは、米国トランプ大統領の言動を

ビッグテックと呼ばれるTwitter Facebok,Youtubeが、アカウントを

停止したこと。

直近ドランプ側がビッグテックの法人とSEOを相手に提訴に踏み切

り裁判で争うようですが、裁判行方については、コメントできません。

ここで問題にしたいのは、理由付けはどうであれ、アカウント停止、

言論を統制したという事実。

確かに現代の大手SNSメディアの提供するサービスは、社会インフラ

の一つであり、彼らが「権力」を持っているのは事実。

新聞、テレビ等のマスメディアが、報道機関というより、特定の思想

信条を流布するプロパガンダ機関であることは、自由主義社会でも横行

しており、これを認識している大人も多数います。

それはそれで仕方ない面がありますが、具体的に反対意見をシャッ

トアウトするのは、いかがなものかと。

自由に議論させて、各意見を分かりやすく比較表記し、記視聴者や読者の

判断にゆだねる、というのがやはり基本でしょう。

藍えとぉシャットアウトするのは、自分の見解に自信がないから、相手を

自由にさせると、自分が不利益を被るから、と勘ぐってしまいます。

(2)私も聞いている、ある政治系著名ユーチューバーがアカウント更新を

一週間ほど停止されたとのこと。

ユーチューバーが言論活動をしていることは論を待たないことであって、

日本的禁酒法でないけれど、生活の手段を奪う者でしょう。

彼(ユーチューバー)は、国外の政治経済問題や、昨今の新型コロナ対

応について、論陣をしっかり張っていただけに残念。

当たり前ですが、一つの意見ととその反対意見の双方を比較検討できて

はじめて、正常な思考が可能となるはずでしょう。

卑近な例を挙げると、

東京五輪の会場となった宮城県において、観客を入れる主張の宮城県

知事と、これに反対、無観観戦主張の仙台市長が、争っている様子。

双方の主張が表記され、解説されて初めて、こちらも判断もできます。

何事もそうでなうと・・・。

 (3)脱線ですが、日本の新型コロナ報道でPCR陽性者を感染者とみ

なして「感染拡大」と煽りに煽る一方、重傷者や死亡者の減少報道は

しないといった一方的な姿勢はいつも気になるのですが、これは本日

言論統制の範疇ではありません。

3.今後の弾圧は増える減る?

そもそも言論弾圧は、時の権力者が反対意見を封じ込める手段でしょう。

自分に有利なように、自分の権力・利益を維持拡大させたいのは権力者

の本質です。

現代社会になり、受有主義国家んそ先進国では「言論ダ夏ができにく

い環境」になっていただけに思います。

SNSはじめメディア関連の一層の技術革新により、よりソフトな形で、

なかなか通常のヒトにはわかりにくい手法による言論弾圧が、これから

もますます進んでいくでしょう。

また、弾圧まで進まなくても、一方的報道による印象操作で、たいてい

の目的は、達せられそうな、気がします。

ふと考えるのは、第二次世界単線後の日本の高度成長期が、あり得ない

ほどの偶然の積み重ねの産物であるように、

「実質的な言論の自由」も、「物理的に目に見える形での実力行使」が

できにくくなって、技術革新委より「目に見えない、わかりにく形で

言論弾圧」が横行できるようになるまでの「端境期の産物」である

気もしています。

お経で読む仏教(読書感想文もどき)原典である「お経」の現代語訳と優しい解説はありがたい

お経で読む仏教

著者       釈徹宗/著  

出版者    NHK出版 2021.1

1.概要

ブッダの教えからお経のエッセンスまで、仏教が一望できる入門書。

仏教の歴史に沿って「スッタニパータ」「涅槃経」「ミリンダ王の問い」

維摩経」「阿弥陀経」を取り上げます。

それぞれのお経を取り上げ、著者が惹かれた部分を中心に紹介します。

「お経」に書いてあることを、私に解る現代日本語に訳して、内容解説

してくれることが、助かります。

著者の釈撤宗さんは浄土宗本願寺派如来寺の住職で、相愛大学

学長とあります。

1961年生まれの60歳で、若手でも老齢でもなく「円熟」でしょうか。

  

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「お経」イラストに迷いましtた、結局開祖のシャカにしました。

2.本文から

「筏のたとえ」

苦悩の激流を渡るのが仏道であり、自分の説く教えはその川を

渡る筏だ。筏を使って、向こう岸に渡ればいい。渡り終わった

ら、筏は捨てていけ。 P34

 

ジャック・デリダは「脱構築」を体系内から生まれる、自分の体系

自体を揺さぶり、構造を変えていくような作業だと述べるが、仏教

も同じ。 P34

 

仏教を一つの大きなうねりとして見ると、常に反対方向へと振れ

ながら、振幅を繰り返し、お大きな「仏教」としての姿を保って

いる。著者は、この特性を「脱構築装置内蔵宗教」と呼ぶ。 

 P35

 

仏教の共通基盤として大切なものは「生きることは苦である」と

の見解 P35

 

「苦」の原因は、執着と無明(むみょう)

無明とは「我々はゲームの構造や本質をきちんと理解していない、

自分のことだってよく解かっていない」ということ。 P35-36

 

仏教の共通基盤続き

・縁起・・・・原因に縁って生起するという思想

・中道・・・・快と不快とのどちらにも支配されるな

智慧・・・・自分の都合を外して物事を認識するためのもの

・慈悲・・・・目の前にいる人の痛み、喜び、苦しみを我がことに

・慈、悲、喜、捨の四無量心が仏教の目指す心のありよう

・涅槃・・・・煩悩を滅した状態 輪廻から脱し「解脱」成立

P36-41

 

初期仏教の基本

・八正道・・・正しさとは、楽、苦、買い、不快から離れる

       自分の都合を滅していく方向 中道の具体的実践

・七覚支・・・悟りに至るための修行方法

       念、捉法(ちゃくほう)、精進、喜、軽安(きょうあん)、

       定(じょう)、捨(しゃ)の7つ

・四念処・・・・念は自分の行為や思考を注意深く点検するこ

        とで、身、受、心、法の4つ

        最近有名な「マインドフルネス」の基本思想

 

 「涅槃経」の最後には、ブッダが老病死の苦悩を引き受ける場面が

描かれています。

ブッダ自身は悟りを開いた時点で、この老病死の問題を解決してい

ます。生存への執着があるからこそ苦しみは起こるのですから、悟り

を開いた時点で執着心はありません。  P59

 

ヒンドゥー教では、アートマンが神と一体となれば、輪廻から脱出

できる(解脱)とする教えがあります。この信仰は、かなり起源が

古く、インド宗教全体の基盤となっています。

ところが仏教だけが、アートマンを否定するのです。固定的な実態

のある我は存在しないという「無我諭」に立ちます。  P65

  

来世についても、この世界に有限性・無限性についても、全ての人

が納得できる答えはあり得ません。(中略)

語りつくすことができないものは、いったん横に置くというのが、仏教

の正しい態度なんだろうと思います。   P77

 

どうしても私たちは、菩薩たちが説いたような二項対立の図式に

しがみついてしまいます。そこにしがみついている限り、君が今

抱えている苦悩は解決しないぞ、と「維摩経」は説くわけです。 

私たちが当たり前だと思っている図式をいったん解体することを通し

て、「もう一度その社会を生きろ」「もう一度他者と関われ」と説

維摩。私はここが「維摩経」の大きな魅力だと思います。 P98

 

仏教は本来、主ぎょして悟りを開くというのがメインの道です。

(中略)

宗教体系が鍛錬され、また宗教体系が多文化圏へと拡大していく

うえで「仏に任せることによって救われる」という、それまでの思想

のベクトルがひっくり返ったような教えが発生します。  P116

 

阿弥陀仏の正体は、仏教が内蔵していた受容原理でしょう。悪や罪の

問題が深まり、宗教的救いに取り組んできたのが浄土仏教の道筋でし

た。それは徹底した受容による救いです。このような道筋が仏教の中

で成熟してきたことは、宗教学お立場から見れば、とても大きな意義

を持ってると言えます。  P117

 

3.改めて感想

 父が在野の住職で、朝晩家でお経をあげていたこと、大叔父一家が寺を

経営、親しい幼馴染がやはり寺の息子(現在は住職です)で、よく本堂

で遊んだこと等もあり、割と「お経」は身近でした。

当然何が書いてあるのだろう、どういう意味なんだろうとは、いつも思っ

ていましたが、解らずじまい。

ある程度の年齢になり、宗教や歴史、社会学等の本も読むようになりま

したが、「お経そのもの」を読んで理解したことは、意外と僅少でした。

著者が、キャリア上浄土仏教視点に立つのは、当然として寛容な理解で

拾い解釈を取ってもらったのはありがたかったようです。

最後も引用で締めます。

   何ととなくだけど、仏教のお経の中に、自分が生きるために

   大切なことがあるような気がする」と感じている現代人が

   少なくないと思います。

   「よくわあからないけれど、あのあたりに何かありそう」と

   勘が働いている人に対して、この本が案内役を務められれば

   いいかなと思います。  P119

 

「物言わぬは腹ふくるるわざなり」と自分は思う。一方周りは、いままでも「好き放題やってきた」と指摘

1.今日言いたいこと

(1)自分が無力だと知りながら、言いたいことを言わないと、

分が悪いものです。

もともとの出展は、「徒然草」で

悩みや言いたいことを胸にしまいこんで我慢していると精神衛

生によくない、ということのようです。

 (2)この年になって、今頃ですが、この言葉が気になるのは、

国際政治経済環境というよりは新型コロナ感染症の日本の政府

のドタバタ対応と、煽るマスメディア姿勢です。

過去の検証は、私にできることでないし、それでしかたがあり

ません。

現在(2021年の7月中旬で、東京五輪開会前)の「思うこと」

です。

重篤者が減ってきている現実を冷静に見て、重篤者に対する医

療体を充実させることに尽きるべきで、それ以上でも未満で

もない。

具体的にはPCR陽性者が増えたと煽るのはもうそろそろやめて、

「緊急事態」でないことを宣言しての日常の政治経済体制に

戻すこと。

(これも1年以上前からですが)感染症分類は2類でなく5類に

見直すべきだし、

対処も、ワクチン一本槍でなく、各種の治療薬を認めるし、新治

療薬開発にこそ、お金を回すべき。

陰謀論めいて嫌なのですが、どうもワクチン接種最優先で、治療

薬の認可を妨げてているように、感じるのです。

なお、医者には、自己の利益至上主義を改め、公共の福祉に資

する(例えばベッド提供とか)よう行政が指示すべき。

 (3)ネット記事を読んでいたら、ある医者が面白い話を書い

ていました。

 IOCのバッハ会長ほか、オリンピック関係者はPCR検査でなく、

 抗体検査中心だそうで、これを使うと、ぐっと「感染率」が下

 がるそうです。

 彼に言わせるPCR検査の偽陽性率が95%、つまり1000人

 陽性者がいたとして950人の偽性でふくらましたのが実

 態、この1000人のPCR陽性者が、抗体検査基準では陽性

 者が25人になるらしい。

私見では、これはいい。

五輪関係者だけでなく、日本の新型コロナ検査体制も抗体検査に

変更して、(煽れなくていやがる)マスコミに報道を強制すれば、

直ぐに解決しそう。

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周りには「自分勝手・好き放題」と思われているケース

 2.自分の目と周りの目

(1)まず自分目線ですが、過去を振り返り冴えていたとか、うま

くいっていた、と思える期間が極端に少ないようです。

まあなんとか、現在も生きているから、それでよし、と言われると

それまでですが・・・。

「人生うまくいかなくて、当たり前」と、いまさらながらを心の中

で連発する昨今です。

さて、自分に近しい人に、このような愚痴めいた趣旨を話すと、

「好き放題やってきたから、仕方がないんじゃないの、結果を受け

れないと」

と言われて、ぐうの音もでない次第。

つまり、自分はそれなりにに努力し、我慢を重ねてきたつもりでも、

結果は覆せないし、周りが結果から判断して

「想定される結果を無視し、好き放題やってきたきた結果が現在で

あり熟考して、判断し、家庭での我慢が足りなかったから、こうな

ったのだ」と、見られるのは、仕方ありません。

とても、大きな話をすると、現在私がよく歴史上の出来事とは、す

べて結果からの遡りでしょう。

つまり、自分自身も、過去は取り戻せないし、前を向いて進むしか
ないのでしょう。 
 
 3.広く構えると、いろんな情報あり
凝り固まらないで、広い範囲で、なるべく長く読書していると
それなりの、情報が入ってきます。
先日なるほどと思った一例です。
アメリカ合衆国は、連邦政府ありきでない。
つまり、幕藩体制を終わらせて、中央集権国家にして、日本の
「明治政府とは根本的に違う。
米国は、まず州ありきで、州政府が主人公であり、州が生き抜くた
めの必要性から連邦政府を作った、ということ。
これは、現在まで生きています。
なるほど、ドラルド・トランプは、州政府の選挙方針に介入できな
いし民兵を、州の選挙活動の不正防止のための運営介入に使えなか
った、ということ。