中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「資本主義と闘った男」(読書感想文もどき)ソクラテスみたいな経済学者宇沢弘文氏のこと

資本主義と闘った男宇沢弘文と経済学の世界 著者 佐々木実/著 出版者 講談社 2019.3 2014年9月に86歳で亡くなった理論経済学者、宇沢弘文の生い立ち から死までをつづっています。 全体像として、いつものように、目次を書くと はじめに 「人間」が試されて…

やっぱりラグビー、今回はボーナスポイント 前回予選リーグ突破逃したアレです

突進するラガー 1.サモア戦終了 少し前のブログで、32年前のラグビーワルドカップ第一回のことを書きました。 若い方には、さっぱり意味不明だったかもしれません。 今回は、今どきの話を書きます。 これを書いているのはラグビーワールドカップ日本大会…

そろそろノーベル賞の季節? 自国の受賞候補には当然関心あり。

ノーベル賞 1.ノーベル賞は歳時記 歳時記という言葉があります。 もともとは四季の物事や年中行事などをまとめた書物だそうです。 最近のこの時期の日本ではノーベル賞が、歳時記に取り上げられそうですよね。 ことし5月11日の産経新聞記事からですが スウ…

私の好きな、あの「お米」(今週のお題から) 実は私が味が良く解らない

おいしいお米 「お米」について、考えてみようということですが、 「家事っこ」さんというサイトを閲覧しました。https://kajikko.com/cooking/cooking_recipe/1018955 Ⅰ.人気の品種を展開しているお米の人気ランキング ですが、 1 北海道産「ゆめぴりか」…

黒は強さのイメージ、オールブラックス、マイク・タイソン、千代の富士

オールブラックスのハカ ラグビーワールドカップの話ですが、9月28日にジャパンがティアワンで その時の世界ランキング2位のアイルランドに勝って大盛り上がりです。 テレビのニュースでも視点変え、情報が継続的に、流れていますね。 無論、趣味の世界です…

「旅のラゴス」(読書感想文もどき) 「一ヵ所に留まれない人間」にあこがれ 私には筒井康隆の別顔

旅のラゴス 今回は、筒井康隆の「旅のラゴス」です。 新潮社の文庫版です。2014年1月の発刊ですが 作品自体は、昭和61年9月に徳間書店より刊行とのことです。 私はあまり小説は読みませんが、 直近、さる書評に取り上げられていましたので、手に取ってみ ま…

若者でなくても、中高年も窮屈な社会と感じます 処方箋は自分が変わる、しかない

窮屈な社会 1. 窮屈な現代社会 今の日本が窮屈な社会であり、若者に対して、その窮屈さを乗り越えて頑張れ、 という論調は、多いですね。 窮屈と感じるのは、現代社会共通のものであり、程度の差はあれ、どこに住 んでも同じ、社会を変えることは(あなた個…

「タイワニーズ」(読書感想文もどき)金儲けの神様「邱永漢」について少し

今回は、 タイワニーズ(故郷喪失者の物語) 野崎剛 著 発行所は株式会社小学館 著者は、1968年生まれのジャーナリストで、1992年朝日新聞社 入社、2016年4月からフリーとあります。 「タイワニーズ」とは、 本人や家族に多少でも台湾との血統的なつながりが…