中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

黒は強さのイメージ、オールブラックス、マイク・タイソン、千代の富士

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オールブラックスのハカ

 ラグビーワールドカップの話ですが、9月28日にジャパンがティアワンで

その時の世界ランキング2位のアイルランドに勝って大盛り上がりです。

テレビのニュースでも視点変え、情報が継続的に、流れていますね。

 無論、趣味の世界ですし、無関心な人には、まったく関係ない話

ですが、、、、。

関心がある人には、ネット見てみると、これでもか、これでもか、

といわんばかりの情報量です。

データを駆使した分析、解説、メンバーに関するピソード、今後の予測、

情報発信者の得意分野に合わせて、歴史と絡めたり、飲食(特にビール)

であったり、政治情勢の反映であったり、話は尽きません。

今は、ネット社会ですから、いうまでもなく情報収集コストや時間は、

以前に比べて、格段に容易なため、時間が許せば、興味があることへの

情報収集が延々とできるわけです。

また、外国語が堪能であれば、新たな分析の切り口も見つり、一層

楽しめるでは、と思われます

そのため、ずっと追っていけば、食傷気味になるやも。

そこに、ラグビー観戦趣味のいちおじさんである私が、読者の気を引く

ような新たな一石を投じられるとは、思いませんが、

昔話を一ついたします。

 

さて、時代は32年前に遡ります。

1987年は、ラグビーワールドカップの第1回大会で、開催国のニュージー

ランドが優勝しました。

ニュージーランド代表といえば、ユニフォームが真っ黒で「オールブラ

ックス」であるわけです。

1987年当時もオールブラックスは、世界最強(南アフリカは政治的問題で

大会に参加していませんでした)で、優勝は順当といえるものでした。

ちょっと、専門的になりますが

ボールを持った選手が敵のプレーヤーに囲まれて、ボールを動かすことが

効果的でない場合に密集が形成され、この密集のほとんどはラックか

モールのどちらかです。

違いを簡単にいうと、

プレーヤーがボールを手に持っているとモールで

ボールが地面にあるとラックです

ラグビーは、ボールを動かすゲームですから、このモールもラックでも

あまり膠着状態が続いて、ボールが出ないと、レフリーの笛となります。

モールはよく使う戦術であり、

今のワールドカップのトライシーンにもゴールまで5メートルのライン

アウトで、マイボールをしっかり確保しモールを形成にして押し込み、

トライというシーンはあります。

しかしせいぜい5から10メートルの距離です。

私が思い出すシーンは、オールブラックスがマイボールでモールを

形成したとき、そのモールが一旦動き出しすと止まらないんですね。

二十数メートルも前進してついにトライ。、、、つ、強い。となります。

仮にも相手も一国の代表ですよ、それでもあまりの力の差を見せつけ

られた感じです。

  オールブラックスの黒ユニフォームが相手ミスからマイボールになり、

一挙に全員が、守備から攻撃にギヤチェンジ、瞬く間に動き出して、

トライを取るシーンは、今もよくあります。

それはそれで、今もすごいのですが、

先にかいた、モールが止まらないで、一気にゴールラインを割りトライを

もぎ取る32年前のシーンが、「黒は強い」の私のイメージです。

 

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ボクシング

 同じころ、アメリカのプロボクシングのチャンピオンにマイク・タイソン

という選手がいました。

彼がまた強いのです。

「蝶のように舞い、ハチのように刺す」モハメドアリの華麗なフットワーク

でなく、タイソンは後ろに、下がらないんですね。

試合開始のゴングとともにサッサっと前に出て、相手にポカポカパンチを

見舞って、て、早いラウンドですぐにOKします。

黒いトランクスが印象的でした。

 もう一人は、大相撲の横綱千代の富士、筋肉隆々、いわいるアンゴ型体形

の力士ではありませんでした。

彼も素早く相手を仕留めます。

黒いまわしもよく覚えています。

タイトルにしましたが、三者の黒に、強さのイメージが私には、焼き付い

てます。

 もう一つの三者の共通点は、

オールブラックスもタイソンも千代の富士も、身長や体重でいうと、同じ

クラス(ラグビー国代表、他のヘビー級チャンピオン、大相撲三役力士)

に比べると、「小さい」体格でした。

総体的な小ささをカバーするにあまりあスピードがあり

観戦する側としては大変は魅力的でした。

 

 1987年当時のオールブラックスメンバーやマイク・タイソン横綱

千代の富士の現役時代をご存じない、若い人には「なんのこっちゃ?」。

 大変失礼しました。

 まさにおじさんの思い出話でした。