2019年10月22日に、令和天皇即位のお披露目がありました。
諸般の事情考慮して、祝賀パレードは、11月10日だそうです。
そもそもパレードとは何なのか、少し調べてみました。
1. パレードとは?
パレード(parade)とは、祭事や祝い事・
だだ、一般的にすぐ浮かぶイベント、軍事パレードでしょう。
歴史の彼方のことではなく、北朝鮮や中国の軍事パレードは、昨今もよくてテレビ報道されますよね。
国家元首などへのお披露目や内外への示威目的で行われるものであり、兵士・兵器のパレードや戦闘機の演示飛行を伴う国家や軍隊の儀式と言えます。
これが海となると、観艦式「になります。
「パレード」といって連想するのは世界的には、まずこの軍事パレードでしょう。
軍事以外の祭事や祝い事・
テーマパークの中などで一種のショー・
優勝祝賀パレードなどのように公道を通行止めにして行われるもの
2種類に大別されるとのことです。
2. パレードかデモか?
少し脱線
日本では、マイナーですが、
欧米諸国をはじめ世界の主要な都市では、この「プライド」
と称されるセクシュアル・ マイノリティのパレードイベントが恒例行事として、 毎年開催されています。中には、 ニューヨークやサンパウロといった、100万~ 300万人の動員を記録する巨大な規模のものもあるそうです。
パレードにも、なんらかの主張を掲げての行進であることもありますが、主張を叫ぶことが主な目的ではありません。
主張の伝達が主たる目的の時には、パレードではなくデモ行進と呼
この解説は、良く解ります。
3.ディズニーパレード、あれこれ
私は、一度引っ越しましたが、いずれも舞浜のディズニーランド、ディズニーシーのそばに住んでいます。
子供が小さい頃は、ディズニーランドに私すら、よく出かけたし、妻と子供は(というか、お友達の妻子は)一時期皆年間パスポートを持っていたのでは、ないでしょうか?
ディスニーの土地が地域住民の社交場の一つであったのでしょう。
私は、地方からでてきた親戚知人を舞浜のディズニーエリアに、送り迎えの運転手対応したこともあります。
パレードといえば、エレクトリカルパレードに、ファンティリュージョンでしょう。
確かに、子供だけでなく、大人も魅了するものでした。
「よくできているな」と素直に感動したものでした。
リンクは最近のものをつけていますが、私が楽しんだのか昔々、以前のバージョンのエレクトリカルパレードでした。
【公式】東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ|東京ディズニーランド|東京ディズニーリゾート
ディズニー・ファンティリュージョン/光と幻想のストリーム|ミュージック|ディズニー公式
4. 令和天皇即位の祝賀パレードに関して
➀延期
「天皇陛下即位の祝賀パレードを延期で調整」──10月17日正午すぎ、速報が流れた。台風19号の影響で東日本の広範囲に被害が及び、被災者に配慮したという。政府は18日の閣議で、22日に予定されていた「祝賀御列(おんれつ)の儀」を延期し、11月10日に開催することを正式決定した。
今回の災害での延期は妥当な判断でしょう。以下に少し引用
「大災害があれば、すぐに現地を訪れて被災者を励ます上皇や上皇后の姿がまだ人々の記憶に焼き付いている時期ですから、あたかも被災者をそっちのけにして派手なパレードを行うことへの抵抗感があったのでしょう」
と放送大学教授の原武史さん(57)は見る。
②パレードのコース
10月22日に即位礼正殿の儀が宮中で執り行われた後に、ご即位を国民に広く披露し祝福を受けられるため 皇居から赤坂御所まで即位パレード「祝賀御列の儀」が行われる予定でしたが、執り行われる儀式の内容が変更しました。変更になったのは 即位パレード「祝賀御列の儀」の日時で、コースなどは変更がないようです。
二重橋前交差点 桜田門交差点 国会議事堂正門前 憲政記念館前交差点 国立国会図書館前 平河町交差点 都道府県会館前 赤坂御用地南門前 青山一丁目交差点及び権田原交差点を経て 赤坂御所に御到着
コース決定前にはABC3コースが提案されていましたが、このチェックポイントを通るコースが2019年5月21日に決定し、発表されました。コースの全長は 約4.6km です。
https://cmyi.xyz/coronationparade-20191022/#i
世界中で、パレードコースの選定は、いろんな関係者の利害関係のぶつかり合いの
結果でしょう。 ご苦労様です。
③警備
11月10日パレードの際の警備情報は、現時点取れませんでしたが
10月22日即位の礼の儀式に日の警備状況はNHKニュースから取りました。
(そもそも敵に手のうちを見せるような「警備のより具体的な部分」を公開するはずが
ないですよね、当たりまえか・・・・)
一部抜粋と下にリンクを張ります。
警視庁は今回、全国の警察からの特別派遣部隊5500人を受け入れ、最大で2万6000人の態勢で警備にあたります。特別派遣部隊を受け入れるのは平成5年に行われた天皇皇后両陛下のご成婚パレード以来、26年ぶりで、大阪府警や愛知県警、それに長崎県警など、全国各地から派遣されています。要人の身辺の警護を行う警視庁の「SP」とともに、各地の警察の機動隊員が警戒します。
一方で、平成から令和への代替わりとなる今回、警察当局が対策に力を手に入れているのが身近に手に入るものを使ったテロ事件です。海外では大勢の人が集まる場所「ソフトターゲット」に車両で突っ込むテロ事件が起きているほか、南米のベネズエラでは、大統領が爆発物を積んだドローンに攻撃される事態も起きています。
警視庁は今回、車両で突入するテロに備える特殊な機材や大型車両を使って道路をふさぐ対策を取るほか、不審なドローンの警戒にあたる部隊を配置し警戒にあたっています。
警察官 全国から応援得て2万6000人で警備 | NHKニュース
④私の勝手な見解
パレードの延期、コース、警備と書いてみたところで、全部引用だし、せっかくブログを見に来てもらっても、何ら新規の面白い情報がないと無意味ですよね。
という訳で、ろくな調べもしないで、以下に勝手な私見を書きます。
パレードは当然いろんな意図や、主催者の思いがあるでしょう。
主催者の権力誇示、自己満足でなく、見物人も楽しんでほしいというのが基本感。
警備関係者にとっては、「何も起こらない」のが当たり前で、それはそれで腐心のことかと思います。
今回のパレードは、大きな政治文化イベントですが、軍事パレードではありません。
滞りなく、それこそトラブルが「なにも起こらない」で粛々と行われることを祈るだけです。