1.東京の電車内状況が昔と変った
私は浪人、大学、仕事と大部分の期間は東京にいます。
地方勤務や海外長期出張等を全部加えても、せいぜい5、6年といったところです。
かれこれ30年以上もJR(昔は国鉄と言いました)や、地下鉄を主に利用しています。
東京都内で、車での通勤や、営業活動等仕事での車利用もほとんどありません。
長い電車との付き合いの中、電車社内の変化のありようは、つぶさに知っています。
(もっとも、ずっと同じ路線を使っていたわけではありません。)
何が一番昔と変わった?
私の答えは「寝ている人が激減した。」
昔の電車内のイメージは、
居眠り(春眠暁を覚えずでなく通年通して)、紙の新聞、文庫本、ヘッドドフォーン、おしゃべりといった具体でしょうか?
今は、皆が皆、携帯の画面に見入っていますね。
7人掛けの席で、左右の座席全員が、スマホを見ているのは壮観です。親しそうな男女の間にもスマホ。
無論中身は様々で、情報として昔でいう新聞や、文庫本、音楽もはいっているから一概には言えませんが。
ただし、寝ている人の絶対数が減ったのは、事実かと思います。
(今日は原因、その他に論評しません。)
2.電車にまつわるトラブルほか
私のトラブルは、まさに一般的なもの、面白おかしい特別な強烈体験はありません。
① まずは、乗るべき電車を間違えた、乗り過ごし。
各停、普通、準急、快速、急行、特別快速、特急、その他いろんな名称があるでしょうが、
要は、いろんなことに気を取られていて、列車を間違え、目的地で降りられなくなったこと。
蘇我まで行ってしまった。私は新浦安で降りるつもりだったのに。
②次は、酔っ払い状態で、居眠りして乗り過ごし。
経験者は多いかと・・・・・
すこし、スケールの大きな話しをすると
「新幹線通勤」の知人がですが、東京駅乗車で栃木県の小山駅で
降りるべきところ、東北新幹線ゆえ、栃木県のはるか先へ。
とうとう、その日は東北の地でお泊り・・・、奥さんのオカンムリ
が目に浮かびます。
③トラブルとは違いますが、ラッシュについて
ひと昔前の通勤ラッシュの映像をみると
乗客を電車内に押し込む「押し屋」さん、を発見。
当時これを見た海外の人は「日本はコワイ」と思ったでしょうが、
時代が流れ、いわいる発展途上国の経済発展の一断面で、世界の
いたるところで存在したでしょう。
また、京葉線も、終電は別として、時間経過とともに、
夜は電車がすいてくるものですが、
夜の舞浜駅の、混雑具合には、いつもビックリ。
花火終了とかタイミングにより、いっそう混む時があります。
お客さんをつかんでいるんですね。ディス二―は、やはりすごい。
3. 地方は車社会
あたりまえのことを書くな、といわれそうですが、
まさに、地方は、車が移動手段の生命線です。
東京で、電車通勤の方が、「ドア・ツー・ドアで40分」といえば
「短い楽な通勤」という感覚ですよね。
通勤時間1時間以上はざら。
一方、地方では、「40分も走れば、となりの町まで行っちゃうよ。」
せいぜい20から30分という方も多いですね。
ある知人は、「いい気分で酒飲んで、自宅まで電車に揺られて1時間以上なんて、考えられない」といいます。
生命線と書きましたが、高齢ドライバーの問題も全国的な話。
私の父も周りの説得でようやく80歳台後半になって運転を辞めま
した。
確かに、病院通いや、買い物はじめ、自家用車ダメといわれるとたちまち、行動が制約されるし、高齢になっても、車を手放したくない気持ちはよく解ります。
4.霧の中の運転が、怖かった話
私は、雪の中の運転は、ほとんど経験がなく雪道の怖さを実感
していません。
二人の子供が小さいころに、マイカーにチェーン脱着した経験が少しあるくらいです。
脱線ですが、子供を乗せて観光地に行った際話です。
スナック菓子求めて、サルの車内侵入があったのには、まいりました。
さて怖かった話ですが
ました。
走るうちに、だんだん霧は濃くなり、ヘッドライト付けて、減速
運転しましたが、「よく見えない」という感覚は、とても怖いもの。
道の駅の車を入れて、霧が晴れるのを待つが正解なんでしょうが、
やはり時間制約があり、高速道路の路肩に一時停車という訳にもいかず・・・
5 夏の冷凍ミカン
個人的に電車・汽車の旅は好きです。
何のことはない、アルコールが飲めるし、本も読めるということ。
子供が小さいときは、自家用車に何でもかんでも詰め込んで、私が運転しての移動です。
確かに、乳幼児連れての、公共交通機関利用での移動は大変です。
ただ、私が本質的にドライブは、あまり好きでないようです。
また昔話ひとつ、
焼酎をたしなむ前、自分が子供のころの話。
夏の九州の、あまり空調が聞いていない汽車の中で食べる冷凍ミカンは、おいしかった。
当時は結構メジャーな食べ物?
別に普通のミカンです。小さめの温州みかん。
昔いらっしゃった駅弁売りさんから買ったり、駅の売店で買うのですが、ひんやりの冷たさの中に、甘ずっぱさがあり、私の夏の思い出の一つです。