中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

サンマは記録的不漁、もう今年は我が家の塩焼きは最後?

 

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サンマ漁の水揚げイメージ

1.夕食の一品はサンマの塩焼き

サンマが大変なことになってきているようです。

2019年11月9日 11時32分のNHKニュースの長い引用(途中私がカット)

ですが

今シーズンのサンマの水揚げ量は、これまでのところ、記録的な不漁だったおととしの同じ時期の半分以下にとどまっていて、シーズンを通しての漁獲量はこれまでで最も少なくなるおそれも出てきました。

今シーズンのサンマの漁獲量は、去年の同じ時期の20%余り、半世紀ぶりの記録的な不漁だったおととしの同じ時期と比べても40%余りにとどまっています。

ここに来て、サンマの群れが沿岸でも見つかるようになり、平年より半月から1か月ほど遅れて漁獲のピークを迎えており、東京・豊洲市場では先月25日から31日までのサンマの卸売価格が1キロ当たり平均で500円前後と、9月の半分以下に値下がりしました。

しかし、サンマ漁は今月末ころまででほぼ終了するため、シーズンを通しての漁獲量は、データがある1950年以降で最も少なかった1969年の6万3000トンを下回るおそれも出てきました。

サンマ漁獲量 過去最低のおそれも | NHKニュース

 

 確かにスーパー店頭でも直近サンマが安くなりましたが、

サンマ漁の季節は今月(11月) 末でもう終わり、とのこと。

というわけで、安い今の時期を狙って、我が家の夕食の一品はサンマの

塩焼きとしました。

 

 サンマのおなかのワタを自分で出そうとしましたが、そこはプロに任せ

 た方が魚の傷み具合が少ないだろうし、使う水の量も少ないだろうと

 いうことで調理してもらいました。

 頭は落とさず、ということで。

 

 私のほうは、もっぱら自宅のガスレンジ(七輪の様な風情はありません)

で焼くだけ。

 塩を付けすぎで以前妻に怒られたので、今回少な目。

大根は新しいのを買って、すりおろしました。

それからあと片づけはちゃんとしましたよ。

 

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夕食の一品、サンマの塩焼き、大根おろし

 2.塩焼きだけではなくて

 個人的には、サンマ蒲焼きの缶詰も好きです。

やや甘め、の味付けのあの缶詰です。
銘柄選択は妻の専管事項で、彼女が生協で注文したものを食べています。
ラベルに「さんま蒲焼(あっさり薄味タイプ)」とあります。
私は、そんなに甘党ではないですが、料理の甘めの味付けは、そんなに
いやではありません。
どうも、私のお伝は、みりんを入れた、少し甘めの出汁となります。
みりんが気に入っているのでしょう。
さて、そもそも我々は、太古はサルの親戚ですから、
狩猟で苦労して取った肉もさることながら、森にある甘い味の果物の方も
好きなのでは?と思ったり。
昔なんか読んだ気もします、ホモ・サピエンスも基本は、甘みを好む、と。
 
3.目黒のさんま
 話は飛んで落語の「目黒のサンマ」
風物詩となっている目黒のサンマ祭り、煙にむせながら、ゴーグルをつけた
お兄さん、オジサンが必死にサンマを焼き続け、来客にふるまう、あの祭り
のことは書きません。
落語の話。オチが、
 殿さまが「ううむ。それはいかん。さんまは目黒に限る
 
知らない人はまずいないでしょうが、
無粋ながら、引用すると
低級な下魚として扱われていたさんまを、庶民的な流儀で無造作に調理すると美味だが、丁寧に調理すると不味い、という滑稽噺である。
 話の筋は、よく知っている。でも何度聞いても、「クスリ」と笑ってしま
うのは、なぜだろう。
古典落語の世界の安心感の笑い?
 
 比較感から 笑いといえば、哲学者の「ベルグソン」が浮かぶし
コント、エスプリ、ギリシャ喜劇と、用語だけは出てくるのですが、なぜ、
何がどう違うのか、比較してみようかと、大それたことを考えましたが
私の力ではどうも無理そうで、、、、悪しからず。
 
4.水産資源としてのさんま
 締めはまた、大きな話しを書こうとしましたが、これも大きすぎて
まとまりません、でした。
 大消費国である、中国や台湾とも緊密に連絡とり、しっかり資源管理
して、次の世代に、サンマの食文化を繋いでいかねば、という一般論で、
締めとします。