1.何が解らないかが、解らない とは?
について、少し書きます。
言葉遊びをしているのではありません。
そのもの、ズバリの表現です。
いわいる政治判断とか、経営判断とか、
そもそも正解がなくて、後々人が当該判断の結果を、周りに与えた
影響を鑑みてどうこう解説する、といった高度のことは言っていま
せん。
正解はあって、そこへ到達する道筋も確立されているのですが、
他の方には容易でも、自分が、なかなかそこへ行きつかない、と
いったことについて、書きます。
具体的事例で言うと、私の場合、WEBをめぐるシステム的なこと
です。
恐らくやってることの意味を理解して、手順通りやると、正解に
行きつくのでしょうが、私の場合、諸般の事情で誰かにお願いする、というパターンが多いですね。
2.解決するには?
解決する手段は
何が問題間も含めて、解っている人に聞いて教えてもらう。
となります。
まずわかっていそうな人を見つけること。
そして、教えてもらう前提として
①自分の聞く真摯な態度と、教えてもらう人を「先生」として敬意を表すること
②自分でもわからないなりに、理解しようと事前勉強をしっかりしておく
言葉を捕捉しますと
①でいう「先生」は、当然年齢性別を問いません。
組織の内外や友人知人肉親の有無も問いません。
自分の知らないことを、教えてくれるから「先生」であって
別の論点では、私の方が「先生」であることもあるわけです。
当たり前ですが、全人格、全知識に対応できる固定的な師弟関係
があるとは、思っていません。
その「先生」には、敬意を表しましょう。
②の事前勉強の定義も厄介。
ある面、自分の心構え、精神的な態度を指していることもあり
ます。
「事前準備」をしているつもりも「先生」や周りから見たら、
トンチンカンな方向性もあるでしょう
書くと簡単ですが、実効は大変ですよね。身をもって感じます。
例えば、しっかりした組織に属する会社員であって
周りの「ちょっと詳しい人」や正式な「システム担当者」に聞ける
体制がある人は、恵まれています。
それでも聞く前提として、「マニュアルをまず読め」「検索しろ」
と異口同音に指摘されます。
教えてもらう立場で、開き直ると
マニュアルを読んでいても、書いてある意味がよく解らない
検索しろ、と言っても、何の切り口で、、どういうキーワードで、
また検索をどうつなげていけばいいのか・・・・
立場を変えて、自分がある程度解っている問題では
「そこの意味を聞いてくるの、論点そこ?解らないことを、説明して
もらえないかな?」と思わず言ってしまいそうなります。
いやいや難問ですよね。
本人には、まさに「何が解らないのか、どう説明していいか、良く
解らない」状態です。
3.厳しい指摘
ネットを見ていると、厳しい(当然の?)指摘もありました
「何がわからないのかわからない」と悩む人のほとんどは、過去に周囲から受けた指導の一部が頭から抜け落ちてしまっています。つまりは、前提となる知識の一部が欠けてしまっているのです。
基本的に、あなたに指導をする立場の上司や先輩たちは、理解しやすいように順序を立てて指導しているはず。その中で、もし過去に教わったことを覚えていなければ、仕事が進むうちに「何がわからないのかわからない」となるでしょう。
上記は、仕事の際の運用の指摘ですが
一般論として
やりたいこと、目的がある
目的成就のために、越えねばならない山がある
現在の自分の力だけでは、越えられない。
超えるために、誰かのサポート、支援、助言が欲しい
ということはよくあります。
4.再度の指摘 問題解決には「教えてもらうしかない」
そのための上述の
まず、解っていそうな人を見つける。
その解っている人に聞いて教えてもらう。
教えてもらう前提として
①聞く真摯な態度、教えてもらう人への敬意
②事前勉強をしっかり
となります。
(補足)
同じく冒頭に書いた
政治判断、経営判断に関することは、上記の「解っている人に教えてもらう」とは
少し毛色が違って
限定情報の中で、判断をして、責任を持つことになります。
人は、自分の決断に責任を持つべきで
ほかの選択しなかったことを悔いても仕方ないし、
決断に至る過程や前提に、想定外のこともよく起こる