中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

必要なものを身につけるには、好奇心が不可欠?  時代は進むが、変わるものと不変なものあり

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好奇心旺盛
未だ、正月、まだまだ「松の内」です。
今日も、あまり重くなくて、少し前向きの話をしようと思い
ます。
1.不思議なことか、当たり前のことか
①ネット黎明期といいましょうか、まだ携帯電話はなく、
会社のPCは(今から考えると)デスクトップ型、ケーブ
ルが「たこ足配線」みたいな、有線LANの時代でしたが、
登場しつつあった無線LANが、私にとっては不思議でした。
今の若い人には???、当たり前じゃん、でしょうが
個人的には、当時素朴に、不思議でした。
金属で作った細い線、有線の中を電気信号に変えた情報が
流れパソコンで文字、静止画像、音声、動画が流れることは、
感覚的に理解できました。
ところが無線LANとなると、莫大と思われる情報が、いわいる
空気中を伝わるのは不思議。そんな情報の流れ(電波とは違う
の?)が、可視光線みたいに、見えたら、あまりに流れる情報
が多すぎて、気分が悪くなりそう。
今でもふとそう思うが、電車内で携帯を見ていると、そんな
こと当たり前過ぎて考えもしない。
 ②不思議だ、の事例続き
・映画テルマ・エロマエで面白かったことの一つが、テルマ
技師ルシウスが現代にタイムスリップして、電気に、驚いた事例
 考えてみれば、長い歴史から見れば、電気の利用はほんの200年
くらい? 当然古代ローマにはない。
・同様にある時点より前の人間には、なんでも驚きに映るはず。
 江戸時代以前の人間が、自動車や固定電話を見ても、当然驚く
  でしょう。
 ・同時代でも地域格差の観点もあります。
 明治の岩倉使節団は、欧州、米国含むほぼ世界一周の中で、
それぞれの地域を見学し、驚きの連続であったはず。
この地域格差の話は、21世紀の現在でも、同じことですね。 
 
2.では、時代についていく必須条件は?
時代についていくには、情報の理解、取得が必要なことは解り
ますがこれが、とてもとても難しい
年齢による、体力他、もろもろ年により、能力低下はあります。
ひとつの条件は、素直に驚くこころ、「好奇心の問題」では
ないでしょうか。
さしづめ、理解、秋杓子、活用する意味でのリテラシーでし
ょう。
か特にメディア、ネット、金融に対するリテラシー
情報を取得し、発信する最低限の知識となるでしょう。
「そんなこと言ったって興味が湧かないもん」というのが、
正直ベースでしょうが、
足元から、無理やりでも、興味が起こるベースを構築して
いくかないのでは。
当たり前でしょうが、
まず自分の頭で考えること、そうして情報発信のため、PCや
携帯から、文字が打てることが、今後の社会で、生きていく
うえで興味以前の必須事項となりそうですが・・・
「必要不可欠なもの」の紹介事例。
ひと昔前の話ですが、地方在住若い女性の嫁入り道具は
、何より普通車の運転免許でした。
背景には、自家用車が地方における生活インフラとして必須
となり、飲酒運転はどんな日本の田舎でも、もう御法度とな
っていきました。
現実には、運転免許を取らられる若い女性も、好奇心どころ
か「車に全く興味がない」けど仕方なく、というのも現実
だったかもしれませんが・・・
とはいえ、男性の多くは運転免許ありましたが、まだ女性高齢
者の多くが運転免許を持つてなかった時代のころの話です。
冒頭に類似した話ですが、なにごとも「当たり前」になると、
誰も驚かなくなります。
 
 3.好奇心を維持するために
だんだん高齢になってくると、世の中こんなもんだろう、
自分はこんなもんだろうと、諦観がいたるところで、出て
きます。
諦観は、いい面もあれば悪い面もあります。
なお、好奇心を維持しようとして、気を付けたいのは、
周りに合せるスピード感。
つまり、自己の好奇心の暴走はやめよう。
私の場合、よくあるのは、考えても解るはずはないのに、
時間を取らてしまうこと。
これは当たり前、そういうもんだと、割り切って次に進む
しかないことは、たくさんあり、それはそうしないと、リテ
ラシーアップのため、せっかく私に教えてくれる人も、イヤ
になります。
 これは、大切で、肝に銘じます。
結論的に言うと、必要なものを身に着けるためには、
好奇心は維持しつつ、割り切りをしっかり受入れ、教えて
くれる人のスピードについていくことが、必要かと思って
います。