1.まずはバナナ再認識
このブログで何でバナナ? もうネタぎれ? と思われるかもしれませんが、
少し思うところあり、です。
まずはバナナ再認識からですが
➀総務省統計局の調査によると、日本人がもっともよく食べる果物は04年に
みかんを抜いて以来、7年連続でバナナがTOPをキープしている。
08年以降、1世帯(2人以上)あたりの年間バナナ消費量は、平均20kg以上。
(すごい。ミカンリンゴもポピュラーですが、やはりバナナなんですね。)
②日本バナナ輸入組合が2011年に実施した消費動向調査では、バナナを食べる
理由として、
「値段が手頃」60.9%、
「健康によい」55.0%、
「栄養に優れている」49.9%と、
機能的な部分に期待する回答が目立った。
また、「食べやすい」41.1%、「腹持ちがする」30.8%、「消化がよい」
23.2%なども評価されていることから、身近で手軽な栄養源として広く食べら
れていることがわかる。
ちょっと古いですが、傾向はあまり変わってなくて、
下記は2019年の日本バナナ輸入組合のバナナ・果物消費動向調査です。
③栄養価の点で、摂取できる栄養成分の種類が非常に多い。
アミノ酸では、体内で合成できず、食品から摂取する必要のある「必須アミ
ノ酸」9種類のうち、8種類が含まれている。
女性にとって嬉しいのは、“美容ビタミン”が豊富なこと。
(等々記載がありますが特に③は、門外漢であり、他のサイトの解説に譲ります。)
2.バナナの日本における歴史
こちらはwikipediaの文言を要約します。
( )は、私の補足やコメント
7カゴのバナナを移入したのがバナナ輸入の始まりと言われている。
②戦後には(輸入が)再開されたが、不急不要品としてGHQにより輸入制限が課
せられていた。
このため、希少品であることに変わりはなく、価格は4 - 5本につきサラリーマンの
平均給与の2.5%程度(平均月収30万円ならば7500円)であった。
(物価の優等生と言われる鶏卵もそうですが、バナナも昔は、超高級品)
③1963年にバナナ輸入が自由化され、フィリピン産バナナが台頭するなどにより
安価な普及品へと変化した。
(いろんな農産物自由化もあり、日本経済も変革していく時期ですね。)
④2003年前後から、標高700m程度の高地で通常より長い生育期間(70日程度)を
経て栽培した食味の良いバナナがスーパーマーケットなどに出回るようになり、
ブランド化が進んだ。
⑤平成22年度においては、日本のバナナ輸入の94.7%はフィリピンからのもので
あり、ほぼ独占状態にあった。
⑥2017年の総輸入量98万6000トンのうち、フィリピンからが79万1000トンと最多
を維持しているものの、エクアドルからも14万7000トンが輸入された。
メキシコ産やグアテマラ産なども日本へ入ってきている
⑦2017年(平成29年)3月に岡山県産の「もんげーバナナ」が発売された。
同県の「D&Tファーム」の取締役技術責任者である田中節三が個人研究で40年
かけて開発した凍結解凍覚醒法で、沖縄県や九州、小笠原諸島(島バナナ)以外
でもバナナが栽培できるようになった。
⑧新品種は2018年5月時点、岡山県のほか広島県、鹿児島県で出荷実績があり、
北海道から九州までの日本各地のほか、中華人民共和国北部(黒竜江省、吉林省、
遼寧省)で栽培あるいは栽培準備が進んでいる
3.今日少し書きたかったこと
➀個人的には、バナナは好きです。
とはいえ特別なヘビーユーザーでも、いわいる業界関係者でもありません。
広義の日本の食生活の中に、バナナが確り生きていると再認識したものです。
②実は2の歴史の最後の部分
2017年(平成29年)3月に岡山県産の「もんげーバナナ」、凍結解凍覚醒法
の部分を、改めて紹介したかったのが一つの趣旨。
実は「農業新時代」の書評の中でこともあります。以下の引用をしていて、バナナ事態が、少し気になっていました。
世界中の研究者が成し遂げられなかった凍結解凍覚醒法を、
一人で趣味で確立したということだ。 (農業新時代のP202)
(結果オーライ講釈でなく、まずは姿勢と継続性の問題。)
③もう一点は、
「電気のない途中駅では、村人お手製のバナナ列車にも乗車!信じられない量の
バナナを乗せて疾走!」とあります。
④・世界経済の中でバナナの位置づけを把握したい、
・バナナの病気が心配、
・昔は「バナナの皮で滑る」とギャグがあったが、私は現実に滑りを見たことは
ないし いまや、舗装あり、清掃ありの都市部の道路に、バナナの皮は、、、
等々、いくつかバナナ関連発想が浮かぶのですが、次回、「バナナの話その2」に
譲ろうかと思います。