今回のタイトルですがネットを引くとヤマのように意見が披露
され、ということは、読み手の関心も、ある程度高そうです。
今日は、割と両極端になりそうな意見を引用し、そのあと私見
を述べたいと思います。
当然前後の文脈が違いますし、私の曲解もあるやに知れません。
一つの意見の相違の対象としてとりあげさせてもらいますので、
ご了承ください。
1.友達は多い方がよい
(1)友達が少ない原因
➀. 自己中心的で相手を思いやる気持ちがないから
②. 極度の負けず嫌いで、すぐに人と張り合おうとするから
③. 愚痴や不満が多く、相手が一緒に居て楽しいと思えない
から
④. 人見知りで人と会話をするのが苦手だから
⑤. プライドが高く、高圧的な態度を取るため人が避けていく
から
(2)友達が少ないメリット
➀. 時間やお金を自分の好きなように使える
②. 人間関係で悩まなくて済む
③. 恋人や家族と過ごせる時間が増える
(3)友達が少ないデメリット
➀. 楽しいことや嬉しいことを人と共有できない
②. 悩んだり落ち込んだ時に相談できる人がいない
③. 休日に出かけたり、遊んだりする人がおらず孤独で
寂しい
友達が少ないのはメリット?友達が少ない男女の特徴・原因・理由とは | Smartlog
2.友だちは少ない方がいいんじゃないか
(1) 友達が少ない人の8つの特徴
➀.友達を選定している
②.気遣いをキッチリしてしまうので疲れてしまう
③.自分の価値観と合う人に出会えていない
④.マメに連絡を取らない
⑤.人のことが気にならない
⑥.人と話す機会がそもそも少ない
⑦.友達を作ることにメリットを感じていない
⑧.友達が欲しいと思ったことがない
(2)友達が少ないことの7つのメリット
➀.1人で考える(妄想できる)時間が長い
②.周りに流されず自分のペースで行動できる
③.1つのことに熱中できる
④.自分で調べる癖がつく
⑤.問題を自分で解決する力がつく
⑥.自分なりの情報収集方法を見出す
⑦他の人が思いつかないような発想ができる
(3)友達が少ない人のデメリット
➀.人に愚痴を言ったり、自分の話を聞いてもらうことは、スト
レスの解消になります。
友達が少ない人は、そういった機会も少なくなるでしょう。
②.さらに、他の人の意見を聞く機会が少なくなりますので、客
観的に物事を見る視点や、自分とは違う価値観を知る機会を少
なからず失ってしまいます。
この部分に関しては、補完しておくようにした方が、更に幅広い
視野で物事を考えられるでしょう。
ただし、これらは特に友達から情報を仕入れる必要はありません。
自分が知りたい・興味を持ったという考えや視点を持っている人
と話す機会を作れば良いです。
そこでは、友達のように本音を語り合ったり、相手のどうでも良
い話を聞く必要はない訳です。
ここまで出来れば、人として持つべきスキルは手に入りますし、
そこまで「友達」という形式にこだわらずとも、1年に1回会うか
会わないか位の関係性を保っておけば良いですよね。
友達が少ない人の特徴やメリットと気にしない方が良い理由 | つらいことドットネット
3.友達とは?私見
「友達」の定義をしましょう。
➀まず、生きた人間であること
「本との対話」との表現を、私はよく使いますが、一般的な定義
として「友達」とは、同世代を生きている人間であり、(現代に
おいては)遠隔地にいても、電話やネット環境を使って、ほぼリア
ルタイムで、意思疎通をとる事が可能、ということを前提としてい
るように考えます。
また、各人の主観の観点があります。
Aさんは、Bさんを友達と思っていますが、BさんはAさんを
「知人ではあるが友達ではない」と思うことは、よくあります。
②その意味では、本の中で動く、死んでしまった人は友達では
なくなります。
小林秀雄が、【無常という事】の中で、以下のように言います。
「生きている人間などというものは、どうも仕方のない代物だな。
…其処に行くと死んでしまった人間というものは大したものだ。
何故、ああはっきりとしっかりとして来るんだろう。
まさに人間の形をしているよ。
してみると、生きている人間とは、人間になりつつある一種の
動物かな」
ここまでいくと「生きている人間とは、人間になりつつある一
種の動物」となって生きている友達は、存在しなくなります。
「生きている人間」は人間でないわけですだから・・・・
これは極端にしても、自分が注意力を払う「人間」は、生きて
いる人間だけにこだわる必要もなさそうです。
③結論として
友達の定義からして、私の場合倍、友達は少なそうだし、仕方
ない
そもそも、有限の時間で、たくさんの「友達」とちゃんと付き
合っていけるのかが疑問です。
脱線しますが、ここでの話の流れは、いわいる人間力があったり、
権力、資力、コネクション等があって「顔が広い」とか「人脈が
あり」というのは、「友達が多い」とは、別次元と考えています。
4.責任を果たしてから
私の現状ですが
➀まず、大人として、家族やお世話になった周りの方々に経済的
責任を、全うせねば、と考えています。
②その責任を果たしたうえで、つきあう人間は「好きな」人間で
ありたい。
その人間が、死んでいようが、生きていようが構わない、つまり
私が読める日本語で書かれた書物の中の人間でもいいわけです。
③必然的にメリットデメリット考えて、生きている人である「友達」
は、私に遺された時間を考えると、費やす時間含めて、友達がそん
なに増えていく感じはしないのです。