中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦前の中高年がざっくばらんに書きつける日記

衣食足りて礼節を知る、マナーの悪さに、大飢饉や文化大革命の記憶?

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マナーの問題

1.今日、言いたいこと

連日、新型ウイルス報道で、いつも以上にメディアに流れる中国ニュ

ースですが,今日言いたいことはシンプル、タイトル通り

「中国人中高年のマナーが悪いのは、大飢饉や文化大革命の記憶が

くびきとなっているのでは?影響大きそう」

ということ。

マナー悪さと文化大革命を、結びつけるブログもありますし、文化

大革命のすざましさを分析した書籍や、ヤマホドあります。

 下記に書籍を紹介した「毛沢東の大飢饉」や「文化大革命」そのもの

を取り上げて、論じるのではありません。

タイトルに沿った、私のショート・コメントです。

2.飢餓の直接的記憶

とはいえ、いつの話?くらいは確認しないと、

それこそ話になりません。

4,000万人以上が亡くなったと言われる「毛沢東の大飢饉」は1958年

から1962年くらい

それに続く、「文化大革命」は196年から1976年です。

幼児期でなく、多感な思春期が始まる前、「当時の10歳」を例にとり
ます。
現在は2020年ですから、「当時の10歳」は、54歳から64歳くらいと
なります。
「つらいつらい生活、死への恐怖、社会の理不尽さ、ひもじさ」等
そのころ記憶が消えるはずはなく、ついつい、「豊かな」現代なっても顔を出すのでしょうか。
「第二の本能」とは言いませんが、無意識のうちに現れる習性かも
しれません。
誤解なきよう書きますが
私は「中国人のマナーの悪さが、原体験に基づくもので仕方ない」
とは、ゆめゆめ主張していません。
これだけ国家が経済力を持ち、否が応でも国際社会で目立つ存在と
なってきただけに、国内でも国外でもマナーに十分気を付けてほしい
といつも思っています。
 
ちょっと引用しますが(こちらは「衣食足りて」の取り方が私見
違います)
 社会生活におけるあらゆるマナーは、心に余裕のある人間にこそ養われる。
(中略) 多数の中国人は、まず自分とその家族が矛盾した現代中国社会の中でいき残ることしか頭に浮かばない。
 海外旅行ができるほど経済的余裕ができた人間も、これ
だけ乱れた希望の ない国で、心に余裕のないまま生き抜いていれば、マナーなど身につくはず がない
 も一つ引用

文化大革命でそれまでの歴史観などが吹っ飛んでしまったのかな?

 毎月11日は「列に並ぶ日」 (つれづれコンサル)

 
引用はしませんが、豪華クルーズ船で、中国人のマナーの悪さの
記事も記憶に残っています。
3.脱線して「昭和ひとケタ」
以前ですが「昭和ひとケタ」と言って1925から35年生まれを揶揄
する表現もよくあります。
彼らも「時代の子」であることは、否定できません。
以下、あくまで時代特徴の一見解ですが

軍国少年少女となるべく教育を受け、防空壕を掘ったり軍需工場

で働かされ青春はなし。

・家族を空襲で失った者多し。

・貧乏のどん底からモーレツに働き、戦後は高度成長期の原動力に。

私見を加筆すると、
この世代は、「つらいつらい生活、死への恐怖、社会の理不尽さ、
ひもじさ」等も経験していますが総じてマナーはいいですよね。
  
この世代へのエールを込めて 、茨木のり子さんの詩を引用
(太字、赤字は私がつけたもの)
   私が一番きれいだったとき  
  (上記略) 

  わたしが一番きれいだったとき

  わたしの国は戦争で負けた

  そんな馬鹿なことってあるものか

  ブラウスの腕をまくり

  卑屈な町をのし歩いた

  (中略)

  わたしが一番きれいだったとき

  わたしはとてもふしあわせ

  わたしはとてもとんちんかん

  わたしはめっぽうさびしかった

 

  だから決めた できれば長生きすることに

  年とってから凄く美しい絵を描いた

  フランスのルオー爺さんのようにね  

4.まとめ
また、読んだ本の受け売りですが、
時代が下がってくるに従い暴力は、減ってきた、衛生状態がよくな
って長生きとなってきた。
マクロではそうです。
しかし、戦争はじめ社会的紺頼は、局所ではありますが、世界中で、
根絶されたわけではありません。 
あと15年もすると、日本では戦争体験者は大部分亡くなるでしょうが、世界のどこかで紛争ははずっと続くし、中国はしばらくは大きな経済力を持ち続けるでしょう。
中国人のマナー意識の向上を,切に願うものです。