中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

文字情報から、音と映像の情報へシフト 勝ち抜くには、やはりコンテンツか

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ネット動画配信のイメージ

1.人間は変わらない

昨年12月14日に

人間は変わらない、ただし、道具はどんどん変わっていく

という話を書いています。

情報収集が活字から動画へ、道具は変わる、人間は変わらない(大昔から) - 中高年michiのサバイバル日記

少し長めの要約をしますと、

➀人間は、楽を好む怠惰な性格があり、自分で情報を取りに行くの

は、めんどう。

これは、ずっと変わっていない。

しかし退屈を嫌い自分を興奮させる刺激が欲しいので、テレビが

典型の文字情報から映像情報へのシフトが進む、ということ。

 ②ますます情報の映像化は進む

事例として

日本人が総報道カメラマン、②「アラブの春」、③SNS隆盛、

④次世代移動通信5Gを上げました。

なお、 ⑤テレビはなくならない。なぜなら

テレビからは、勝手に情報が流れ一定の刺激を受け、退屈しない

から。

2.音と映像の情報へシフト再論

(1)本日の結論

本日の話も、基本は上記と同じ、少し加えて、

・技術革新より、インターネット通じた動画配信がますます隆盛

 となり、情報ツールとしてテレビと双璧になる。

・テレビが大きく縮小するのではなく、相対的に文字情報が、

 縮小していくのでは。

・小説、新聞、雑誌、ブログといった文字情報は、受け手の情報

 量としては、ピークアウトしたのではないか。

ということ。

(2)退屈が怖い

 当たり前のことですが、人間は楽を求めます。

 もちろん生存リスクが脅かされるのが一番怖い。死ぬのはイヤ。

飢餓、傷病、戦争、権力による抑圧等々、古今東西の歴史が示

しています。

上記はとても怖いが、それがある程度緩和され、生活の充足度が

高まると、次に来る「怖いもの」は退屈ではないでしょうか。

 退屈しのぎの王道、主役はテレビです。

長らく、不動の地位を維持していると思います。

(3)技術革新

  映画産業からテレビが取って代わったのは、やはり技術革新に

よる、 コストパフォーマンス、でしょう。

 テレビは、消費者にとっては、非常に低いコストで、広範囲な

情報を 映像と音という、主体的でなくても、楽な手段で情報が

取れるツール。

やはり、楽な退屈しのぎの、王様。

昔、ハリーポッターの映画を見ましたが、新聞の文字が動画

となり話もしてくれるシーンがありました。

まさに、近未来の映像のイメージですね。

 (4)新たな技術革新

  次世代構想通信5Gの影響は出てくるでしょう

近未来では格段に計算能力向上した量子コンピュータを搭載

した人工知能が、どんどん動画情報を作るかもしれません。

 情報発信者も、現在の文字ブログに代表される、企業や個人に

よる旧来型マスメディア市場への参入に見られるように

(すでに一部でスタートしていますが)、音と映像を駆使する

世界への参入も広がっていくでしょう。

収益求めて、生き残っていくには、音と映像の世界が主戦場と

なっていくと思います。

(5)誤解なきよう

補足します。文字情報はなくならない、と思います。

ビジュアルでは、伝達不可能な情報もあるし、文字の方を好む場合

もあります。

「古典」として生き延びている文字情報が、簡単に消え去ることは

ありません。

ただし、情報量の割合は減ってくると推測します。

要するに、小説や、新聞、文字のブログを読む人の割合が減り、

映像と音から情報を入れる人の割合が増えてくる、と言いたい

わけです。

  3.まとめ

今日の話も、これといった新規性はなく

ビジュアル情報のニーズはますます拡大するだろう、という当たり前のこと。

しかも消費者ニーズは個別化、多様化、高度化していくでしょう。

情報提供ツールは、テレビ番組に代表されるマスメディアだろうが、

「マスでない企業や個人」がインターネット中心の動画サイトだろ

うが、どれでも構わない。

情報発信者は、消費者ニーズを捉え、もしくは消費者ニーズを

創造し、相手を退屈させない、より高品質なコンテンツを作って

いかないと、淘汰されてしまいそうですね。 

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