1.確認申告に行ってきました
個人の確定申告のため久々、所管税務署に足を運びました。
確定申告手続きは、毎年やっていますが、最近は返信用封筒をつけ
た郵送手続きでした。
諸般の事情あり、所管税務署に今年は出向いたわけです。
なお、確定申告手続きお勧めについて、2件ほどブログに書いてい
ますので、必要な方はご参照ください。
1月26日に
確定申告の季節、所得税の取戻しに「配当控除」活用、ただし、社会保険を考慮 - 中高年michiのサバイバル日記
2月7日に
確定申告再論、社会保険料は重いけど仕方ない、所得税取り戻しは配当所得と医療費で - 中高年michiのサバイバル日記
さて、所管税務署ですが、例年この時期は人は多いでしょう。
今年も、たくさん並んでいます。
窓口の職員お方が、てきぱき対応しています。
このご時世で、マスク姿は、例年より、多いと想定します。
(上記のように最近私は、税務署に出向いていないので比較でき
ません。)
さて、今日のブログの言いたいことは、申告手続きの列に並んで
いて、ふと思い出した
「源泉徴収・年末調整制度」と「今後は税務もAIが活躍する」だろう
という話です。
2.源泉徴収・年末調整制度
日本は組織による源泉徴収制度・年末調整制度がしっかりしている
米国はたくさんの納税者が、確定申告で大変だと聞いていた、
ことを思い出したのですが、各国制度比較があったので引いてみる
と、正確には
米国にも、源泉聴取制度はあるが、年末調整等のしくみがなく
(源泉徴収を受ける納税義務者も確定申告を行う。)
正確なデータが出せなくて申し訳訳ないですが、30年前も、現在も
いわいる給与所得者では、確定申告を行う人の割合は、少数派だと
思います。
一方米国のように、年末調整の制度がなく、基本的に全員確定申告
だとすれば税務申告用のソフトがたくさん売れるだろうし、確定申
告を委託する人、受託する人も日本より、各段に多いだろうと、ふと
思った次第です。
3.税務もAIが活躍する予想
てきぱき、窓口で対応している税務署職員を見ながら、事務所の中
にも、複数の人が、膨大な業務をを担当しいるのだと思います。
税理士や会計士の業務について、よく下記のような記載を見かけ
ます。
➀税理士業務の一部である単純な事務処理や記帳代行業務は、
AIに置き換えられる。
②の専門知識と高度な判断を必要とする業務を自動化すること
はできない。
今日は、税理士ではなく税務署の職員の方を考えます。
税務署内にも単純な事務処理は、膨大にあるはずで、これを今まで
以上に効率的に、AIが担うようになると思います。
➀のケースです。
働き方改革のお議論は、ここではしませんが、要は税務署職員個人
の活動時間が制約されていく中、
まじめ、優秀、不眠不休で24時間勤務可能のAI(実際電気を食べて
いますが、食事時間、休憩時間は不要)が、ますます活躍するで
しょう。
②のケースで「専門知識と高度な判断を必要とする業務」も、私はAIが侵食していく業務分野と思っています。
まず「専門知識」は生身の人間よりはるかに速いスピードで、正確に
習得するでしょうし、「判断」できる分野も大きくなっていく。
そもそも税務は、判断材料となる部分が、定型化されていて、解釈
の余地少ない部分から構築される制度ですから、AIには馴染みやす
い、と思います。
もちろん、来年、再来年の確定申告制度がそう大きく変わるとは言
いません。
しかし、10年、20年単位で見た場合、過去を振り返ると今とはずい
ぶん違います。
つまり、四半世紀25年前を振り返り、「相当変わった」「考えられ
ないほど変わった」と思う人が多いように、これから先もそうなる、
いやそれ以上に世の中が変化している、ように思います。
4.最後に
未来のことは誰にも解りません。
いろんなインフラも、具体的姿は解りませんが、「現在とは変わっ
ているだろう」とは、なんとなく想像します。