1.テレワーク 私見は、スモールオフィス
テレワークについては、昨年少し書いています。
11月19日に
管理系の仕事が、今後も地価の高い都心の事務所内に残っていくの?(五輪時のテレワークは契機か) - 中高年michiのサバイバル日記
テレワーク部分を要約しますと
4.テレワーク第一考
まとめ的に言うと、情報にアクセスし、アウトプットを出す多く
の仕事が、会社外でできるし、一部の意思決定にあたる部分は「会
社に集まる」必要性が残る、と思います。
5.テレワーク第二考
現実的には、賃貸コストが相対的に安い場所に小さなサテライト
オフィスを、いくつかつくり、そこに人が通ってくるという
イメージでしょうが。
いったん広がると、オリンピックが終わったので、「はいテレ
ワークも終わり、元に戻していいよ」といったところで、
「元に戻るはずはない」というのが私見です。
2.肌で感じる行事・イベント影響
連日連夜、コロナウイルスの経済に与える影響も、情報が流れてい
ます。
私が、それをまとめて、書いても仕方ないので私が「肌で感じった」
私的な事をいくつか列挙します。
・先週のハワイは、やはり中国系(と思われる)旅行者が減ってお
り、過去の経験がなくらい、閑散としていた、と知人から直接聞い
た話です。
・私は京葉線の新木場駅を利用しますが、夜の新木場駅は2ケ月前
に比較して、国内外含めて、人の乗り降りが減少しているように
感じます。
・中国取引先の工場再開が3月11日(更に後ろ倒しの可能性あり)
とのことで、原材料調達先のほか地域への振り分けに担当者は
苦心しています。
・就職活動の中で、企業の集団説明会が中止となったとのこと。
・営団地下鉄やJRでマスク利用者が、一層増えています。
マンウォッチングですが、7人掛けの席の7人のうち6人がマス
クのケースであり、そして皆スマホ見いていました。
居眠りしている人や、紙の本を読んでいる人はいません。
・ある組織の会合ですが、3月の研修会、分科会等はすべて中止
とのメール連絡がきました。
ざっと上記ですが別に「私の肌感覚」と言っても、メディア報
道と、大きくかけ離れた、モノはありません。
3.行政主導のテレワーク 2月25日から
「コロナウイルスの影響で結果としてテレワークが進む、とい
う話です。
2020年2月21日の日経新聞の記事ですが
農水省が800人を時差出勤に 省庁、在宅勤務も拡大 :日本経済新聞
要約すると
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中央省庁に時差出勤や
テレワークの動きが広がってきた。
(1)江藤拓農相は21日の閣議後記者会見で、通勤時の感染を抑
えるため、勤務時間の開始を1時間程度遅らせる時差出勤を導入す
ることを明らかにした。
本省で働く職員の6分の1の800人が対象。
多くの職員は9時半が業務開始だが、10時や10時半からの開始も認
める。
地方で働く職員も時差出勤を取り入れる。
(2)テレワーク勤務も広げる。
希望者は今もできるが、新型コロナウイルスの感染で重症化のリ
スクがある人などは自宅での勤務を推奨する。
糖尿病や呼吸器疾患を持つ職員、妊娠していたり、未就学児や高
齢者と同居したりする職員、体調が万全ではない職員に積極的に
在宅勤務をしてもらう。
(2月)25日から順次実施する。
員にテレワーク勤務や早出、遅出勤務を活用するよう通知したと
明らかにした。
通信や放送など所管する業界団体と全国の自治体にもテレワーク
の積極的な活用を求めたという。
「通勤ラッシュを回避し、在宅で勤務できるテレワークは感染防
止の有効な対策だ」と述べた。
4.現時点での感想
想定外の現象が、従前の構想の後押しをする、という典型ケース
に思えます。
農水省にしても、総務省にしても、かなり大きな動きに思えます。
民間企業も追随しそうですが、各方面への影響が、私に解るはず
はありません。
しかし2時間で終わるテレビドラマでも、3時間で読み終える書籍
の話でもありません。
おそらく短時間で、一定の結論が出せる話ではないでしょう。
まさに、事態は、刻々と現在進行形。
継続して、事態を追っていきたい、と考えています。
下記紹介は、あまりに有名な「銃・病原菌・鉄」です。
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