中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

それを言ったらお終いだ。コロナウイルスで「場の空気」がとても重い感じ 

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対策はやはり、手洗い・うがい・マスク
1.コロナウイルス報道に「煽り」を感じます
これを書いているのは2020年2月末日です。
連日コロナウイルス関連ニュースで目白押し、です。
(とはいえ、メジロが身体押し付けあい、先頭を振り落としにかか
ろうとする、「目白押し」、は実際にはしっかり見た記憶があり
ません。)
私はあまりテレビは見ませんが、ニュースはテレビでも追ってい
ます。
コロナウイルス報道について、どうも「煽り」を感じることが、
最近多々あります。
私を含めて、テレビ視聴者な、感染症に関して専門家でないことが多
いでしょうから、数字をもって、ちゃんと比較して、冷静に考えるこ
とができる報道をすべきと思います。
また、なんか、反対意見を許さない、別の考え方することを許さない
ような、重い「場の雰囲気」を感じています。
2.実態をよく見ていますか?
現在私は、企業の経営判断に、直接タッチはしませんが、企業現場
サイドにたつと、いろいろ言いたいことはあります。
事実にもとづく。 で、確率論で考える。 トレードオフの発想
などは、考え方の基本的なことと思うのですが、
どうも、メディア報道、行政の対応には違和感部分あります。
とはいえ、経済主役は個人消費ですから、企業や個人の行動が
乱反射を繰り返し、これもまた「場の雰囲気」の大きな構成要素
を作り出して、特定方向への誘導反対見解の抹殺状況を感じて
います。
 「新型」であるがゆえに「解らないから怖い」一辺倒等でなくて、
現象は知っていてもインフルエンザも「解らないことが多い」はずで
、冷静な比較検討が必要なのでしょう。
とにかく、一方的な対応に終始、反対意見は「やりすぎ」批判は、
許さない・受け入れない、現状で、冷静さを欠くように思ってい
ます。
結論から言えば、ある事象に対して、解決目的より、自分の立場、
属する組織等から判断して、一番不利にならない(責任を追及され
ない)ように動く。
今に始まったことでなく古今東西、昔から続いている話ですが・・
そして、今後も変わらないと思います。
3.中国国家安全省の事例
実例を一つ引用します。
少し古い記事本年の2月6日のですが、

タイトル「新型コロナウイルスの「不都合な真実」を隠す中国政府

の病弊」

中国共産党の話 引用です。
中国でのコロナウイルスの状況は、2月末日を迎え
死亡者、感染者の増え方が鈍ってが鈍ってきているようです。
誤解しないでください。
私に、専門知識も、極秘状況があるわけでなく、ピークアウトとか
解りません。
「増え方が鈍ってきている」ということが、数字(正しい数字という
前提ですが)でわかる、ということです。
さて、紹介する話は、筆者は、グレンカールさんという、元CIA工作
員とのこと。話の要約は以下の通り。

一国の情報機関には、それが仕える国や社会の基本原理や

価値観が投影されている。

だから中国の国家安全省(MSS)とアメリカのCIAは似て

非なるもの

その違いを理解すれば、中国政府が2003年のSARS(重症

急性呼吸器症候群)危機に続いて、またしても新型コロナ

ウイルスの蔓延を防げなかった根本的な欠陥が見えてく

る。

中国のMSSが掲げる使命は「わが国の社会主義体制の

妨害・不安定化・転覆をはかる敵の要員・スパイ・反革

命活動に対する効果的な措置を通じて国家の安全を確保

する」こととされる。

つまり「社会主義」(実態としては全体主義)のシステム

を支えることが使命なのであり、「真実」はあらかじめ提

示されている。

真実、つまり「客観的な分析」はどうでもいい。

そんなシステムだから、未知なるウイルスの脅威に気付い

た医師たちの口を、反射的に封じてしまう。

こんな体制の下では、都合の悪い事実を上司に報告するこ

とも難しい。

かく言う私もCIA時代に、政治家の意向に沿った報告を上げ

ろというプレッシャーを感じたことはある。

だが中国ではそういうプレッシャーがはるかに強い。

 悲しいかな、中国では権力者に真実を伝えることが不可能

な場合が多い。

 この自称「社会主義」体制の根本的な欠陥は、自分たちの

手に負えない客観的事実を拒絶しようとする反射的かつ制

度的な反応にある。

新型コロナウイルスの「不都合な真実」を隠す中国政府の病弊 | グレン・カール | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 私が、今日言いたいのは、

個人や組織の行動には、目的、優先順位があり、それに忠実だ、と

いうこと。

誰しも自分が一番かわいいし、目的、目標に対して忠実です。

上記例では

中国の国家安全省の使命は、

社会主義」(実態としては全体主義)のシステムを支えること」

であり、これが最優先となる、ということ。

4.最後に

最後は少し、明るいニュースを書きましょう。

➀例年に増して、手洗い、うがいといった衛生管理行動が励行

され、インフルエンザ感染拡大の予防対策となっている。

②中国人観光客に席巻されていた京都の観光地で、一部日本人

が「そうだ、京都に行こう」と、舞い戻ってきている。

 

 なお、コロナウイルス対応は、まだまだ続きそうですね。