中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦前の中高年がざっくばらんに書きつける日記

新型コロナウイルスのニュース一色のなか、「銃・病原菌・鉄」の一部を読み直してみました

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感染症はやはり「見えない敵」

1.何処もかしこも(国内だけでなく)

新型コロナウイルスのニュース一色、まだまだ続きそう。

「一色」の中には、国際的な経済・金融情報もあり、それこそ

膨大です。

時事ニュースとしての報道はいいとして、私が「煽り」と感じるも

の、非常にいい加減で非論理的で解釈も多々ありで、気分は無論

晴れません。

自分が関係する会社の収益動向は、当然一番気になります。

〇テレビやネット報道ですが、疫病の歴史を振りかえるような、

モノはほんの少し、のようです。

(テレビをほとんど見ない私の知る限りですから、実態は違うかも

知れません)

思いつくまま、ランダムに書いてみると

遣唐使以降、疫病がはやり、大仏建立の遠因

藤原道長の権力奪取の前提として、周りのライバルが疫病で

 次々脱落した

・中世ヨーロパのペストで、人口の4分の1から、3分の1くらい

 が亡くなった。

第一次世界大戦後のスペイン風邪の死者は、全世界で5000万人

 から1億人に達する

といった感じ。

 2.「銃・病原菌・鉄」から

さて、ダイアモンドの著名な作品「銃・病原菌・鉄」ですが

感染症について当然触れています。

少し、整理すると

〇定住の農耕型社会が進み人口と家畜の密度が上がるにつれて、

その民族の間である種の疫病が流行り出します。

短期的に見るとこれは災害ともいえる出来事ですが、

長期的な目で見ると驚くような利点を特定民族へともたらし

ました。 免疫です。

ご存知天然痘おたふく風邪などは一度かかると次からはかかり

ません。

他の地区(アメリカとか)の民族を攻めこむ際に、この病原菌が

想像以上に強い威力を発揮した、と著者は考察しています

書籍から引用してみると

   人間の死因でいちばん多いのは病死である。
  そのため、病気が人類史の流れを決めた局面も多々ある。
    過去の戦争において勝利できたのは、
   たちの悪い病原菌に対して免疫を持っていて、免疫のない相手
    側にその病気をうつすことができた側である。   
  上巻 P361  11章 家畜がくれた死の贈り物 
   (進化の産物としての病原菌)
 
  武器、技術、政治機構だけでは圧倒的な数の先住民が暮らしていた
  南北アメリカ大陸やその他の地域に進出していき、彼らにとって
  変わった事実は説明できない。
  そのような結果になったのは、ヨーロッパ人が、家畜との長い親
  交から免疫を持つようになった病原菌を、とんでもない贈り物と
  して、進出地域の先住民に渡したからだったのである。               
  上巻 P395 11章 家畜がくれた死の贈り物 
    (ヨーロッパ人のとんでもない贈り物)
 〇上記は、「旧世界」からやってきたスペイン人たちが「新世界 」
征服するくだりです。
一般的に戦争では、戦闘で死亡する人数よりも、負傷者が感染症
よって亡くなる人数がずっと多い、ということは、知っていましたが
この、征服のくだりはすさまじい。
 3.誤解なきように
歴史を少し振り返り、病原菌が、もたらした影響は、「社会を変
る」ほどの、大きなものであった、ということを言いたかった
だけ。
例えば、周りがバタバタ倒れていく、となりの集落はほぼ全滅状態
との情報といった渦中にあった同時代人の「恐怖」は、想像もでき
ないくらいだったことでしょう。
 〇新型コロナウイルスの、欧州他世界各地への広がりへのコメント
他の感染症との絶対的な、り患者、死亡者の数字を比較して云々、
といったことは、私見は、本日は申し上げません。
〇情報は取るようにしていますが、何が正しくて、何がそうでな
いかの判断は、できそうにありません。
「自分の頭で考える」とは言っても、、、、
先日、尾身茂氏と山中伸弥氏の対談をネットで聞きましたが、
いわいる文系人間ではない有識者でより信用できそうな人(肩書で
判断と言えばそれまでですが)の話を聞き、いままで生きた自分
の常識を働かせて判断する、これくらいしかできません。