1.米国空母で感染発生
記事内容を要約すると
グアムで乗組員数千人を下船させている。
・海軍によると、同艦の乗組員4800人強のうち、93人の感染が確認
された。
・国防総省は1日、乗組員の多くのためにグアムのホテルを早急に
手配する一方、空母を引き続き運用するため、感染していない
乗組員を選抜し、必要最小限の人員から成るチームを編成した。
・トーマス・モドリー(Thomas Modly)海軍長官代行によると、
これまでに約1000人が下船し、2、3日以内に計2700人が下船する
見通し。
・モドリー氏は、「乗組員全員を下船させることはできないし、そう
するつもりもない」「この空母は兵器や弾薬、高価な艦載機、原子
炉を搭載している」と述べた。
(2)どういう船かというと
(1)何で、感染したの?という原因は、私にわかるはずもないで
すが、いわいる「三密」空間であり、発症したら、広がりも「さもありなん」と思います。
次に、素人の私でも、心配するのは、
原子力空母特有の問題
つまり、軍事機密はどうなるのか、原子力をどう制御していくのか?
一つの船というより、大きな軍事基地ですから、私の想像もつかない
オペレーション上の大変さがありそうです。
(2)さて、
話をしたい本題は、中国、朝鮮半島、日本を含む、太平
洋の軍事バランスに、そんな影響を与えるのか?
相手のミスに付け入るのは兵法の常道
政治でも、経済活動でも、軍事行動でも同じこと
母艦の存在が「にらみを利かす」ことになっているのが、一時的にせ
よバランスが、崩れるでしょう。
どうなるかは、過分にして、私には皆目解りませんが、
新型コロナが、経済活動を超え、ついに軍事バランス動かすまで
やってきたか、との感想です。
美辞麗句を並べても仕方ありません。
机上の空論、世界平和の理想論に附きあうつもりはありません。
世界は、微妙な軍事バランスの上で安全保障を維持しているのは、
事実でしょうし、少なくとも私はそう思っています。
示論
空く悪とも、現在に日本で、政治軍事に関して、ある程度の表現の
自由が許されていると思います。以下、少し
私見を展開します。
(1)「中国礼讃」の意見は、確かにあります。
害、制御しても迅速かつ強力(問答無用ということ)に対応して、
封じ込めた。
例えば、米国も、トランプ流の、「小さな政府論」では、手ぬるい
いった「
大きな政府論」を強力に、迅速に展開すべき、という見解。
(2)守るべきものと情報操作
次は、私の反論と各種意見
➀中国政府が守りたいものは、国民の命は2番目で、第一義的には「中国共産党」です。
中国共産党執行部に反対する勢力は、徹底的に封じ込めるのが信条。
情報操作、と言われようが、中国の執行部は意に介さないようです。
②ここへきて、欧州や米国の感染者の急拡大を見て、
「どうも中国の統計数字、公表数字はおかしいのではないか。」
「情報の操作と隠ぺいが、継続して行われているのではないか。」
といった悲観も多いし、実際の感染者数は10倍から15倍といった記事
も見受けます。
直接情報にアクセスできない私も、いろんな情報の類推からなんと
なく、10倍から15倍かと、そう思います。
つまり数字の根拠が名い「私的感覚」ですが・・・・。
中国国内の何処かだと思うし、今やニューヨークが
震源地というメデ
ィア記事には情報操作の匂いを感じるのです。
④補足です。
半独裁の韓国文政権も、「封じ込め成功の評価」もあるらしいですが
どうも、腑に落ちません。
一方、台湾がIT担当大臣中心の徹底した情報公開で、「中国とは真逆
の方法で封じ込め」には、私は評価します。
⑤まだ一歩日本の当局の情報公開不足、台湾に後れを取っていると
思います。
政府も、医療はじめ各種圧力団体も、情報を隠さないで、民間の、
知恵、ノウハウを活用すべき。
少なくとも日本は「お上は利口、民はバカ」、ではありません。
3.本日のまとめ
かかりそう。
次々に問題がでてくる段階だと思います。
経済への影響は、各方面議論されていますが、「軍事バランスの崩
れ」議論は、これから出てきそうかと思います。
私に何ができるわけではありませんが、じっくり経過観察し、自分の
頭で考えていきたいところです。
紹介は「海洋国家日本の構想」、高坂さんの著書です。
昨今の出版ではありません。
古典と言ってもいいかもしれません。