中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

あえて空気読まず 明るいネタとして古典落語で笑うことのおすすめ 免疫も高まりウイルス対策にも有効

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古典落語のイメージ

1.あえて空気読まず

昨今は新型コロナウイルス関連のニュースばかり

私のブログも、いくつかこのニュースから派生する問題を取り上

げています。

ニュース記事の中身は、私にとって好感的と思える記事も、煽り

記事と思えるものもありますが、総じて論旨は、悲観的なものが

多いですね。

煽りでなく、単なる受け狙いばかりでなく、真面目に論理立てて

書いている記事もバラ色の未来を想定しているものは、皆無に近

いようです。

(相当暗い未来は、私も予想しているところです。)

しかし、暗くなってばかりいては、肉体的にも、精神的にもよく

ないというのは、おそらく真実で、「何とか明るく」目指して

「室内エクササイズ」はじめSNS上含め幾多の情報も流れている

ようです。

私も今日は、便乗です。

とはいえ私が書けそうなのは、アルコール、ラグビー、釣り絡み

くらいですがそれとて「笑いを取る」のはその道の有識者でない

と、極めて難しそう。

勢い、「笑いの元の紹介」とします。

具体的には、古典落語です。

2.まず「笑い」とは

(1) まず、笑いについて、wikipediaからの抜粋ですが

笑い(わらい)とは、楽しさ、嬉しさ、おかしさなどを

表現する感情表出行動の一つ。

 笑いは一般的に快感という感情とともに生じ、感情体験

と深くかかわっている。

また、笑いは感情表現の中でも極めて特殊なものであり、

すぐれて人間的なものである。

一般的に動物の中で笑うのは人間だけである。

怒り、悲しみなどの表現は動物にもあるが、笑いがすぐ

て人間的である理由として、笑いには「笑うもの」と

「笑われるもの」という分離があり、何かを対象化する

という心の働きが必要となる

 笑いがすぐれて人間的である理由として、笑いには

「笑う者」と「笑われる者」という分離があり、その意味

において何かを「対象化」する心の働きが存在する事実が

あると、河合隼雄は指摘している。

なるほど笑いは、きわめて人間的ということですね。 

 「笑い」の効果として、免疫高めるらしいと、聞いたことがあり

ます。

(2) 出典は、忘れましたが、考えるに、「ウイルス対策」とは、

個々人レベルで見ると「免疫を高めること」に他ならないと思い

ます。

今まで、我々、ホモサピエンスは(運よく)生き残ってきました
が、感染症とは常に付き合ってきたし、これからも「共存」して
いくしかないと思っています。
世界的に、皆が頑張って対応している新型コロナ対応を、揶揄す
るわけではもちろん、ありません。
天然痘みたいに「撲滅」できるかもしれませんが、多くのウイ
ルス同様「共存」していく、選択肢もあるかと。
 3.古典落語の紹介
泣くのは感情、笑いは知性と聞いたことが、あります。
各個人の過去からの知識、経験、感性等の集大成が「笑い」の
基礎となるわけで生活様式、宗教観、世界観が大きく違うと、
決して「同じ笑い」には、ならないでしょう。
ここでは、ベルグソンの「笑い」を引用・解説しませんし、
ギリシャ喜劇、フランスのコント、米国のジョーク等も出て
きません。
日本の古典落語を少し紹介します。 
またwikipediaから抜粋しますが 

古典落語(こてんらくご)とは、落語の演目のうち、

一般に江戸時代から明治時代・大正時代にかけて作ら

れたものを指すことが多い。

それよりも新しい時代に作られた演目は、「新作落語

と呼んで区別される。

なお、「創作落語」は上方の落語家たちによる造語である。

 要するに「古典落語」とは、「現代からみて古典的なネタ

(演目)」のことであり、落語演目のうち「新作落語(ある

いは創作落語)でないもの」を称する。

これについて、第二次世界大戦後、新作落語を多く手がけ

た5代目古今亭今輔はしばしば「古典落語も、できたときは

新作でした」と述べている。

これに対し、古典落語の多くは落語が生まれる以前の中国

や日本の説話や伝承などから生まれたものであることに着

目し、「古典落語の多くは、生まれた時から古典だった」

とする見解もある。 

上述のとおり、基本的には江戸時代から明治・大正期につ

くられた作品を通常は「古典」と称するが、昭和初期の作

品でも漫画「のらくろ」の作者田河水泡の手による「猫と

金魚」や今村信雄の「試し酒」などはすでに古典と呼びう

るほどに多くの演者によって演じられてきた演目であり、

古典と新作(創作)を厳密に分けることは難しい。

4.少し考えたこと
 いろんな「笑い」が世界中にあるでしょうが
結論(落ち)が解っていて、ストーリーもバレバレなのに、思わず
「くすっ」と笑ってしまうのは、落語の大きな力だと思います。
ストーリー勝負の小説ではなく、「噺家」により、それぞれ生み出
す価値が違うためでしょう。
昨今、三蜜回避で、寄席に行くことはできませんが、
無料動画含めて、ネット上にヤマホド掲載されていると思います。
そちらをご参照を。
私の方は、紙の書籍と電子書籍古典落語を紹介しておきます。