中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

緊急対策としての一律10万円年給付 独断で絞った素朴な疑問 4月19日時点情報から

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感染症対策も大変、地震、大風、大雨等の自然災害対策も大変

1.報道に対して、一貫した疑問あり

4月12日にアップの私のこのブログで 、「やはり何か変」と題して

新型コロナへの報道のやり方に対して、私は一貫して

「数字がなく、比較考察がなく、一方的、煽りと断定的」

という見解。

 と、書いています。

具体例として、以下の通り。

・「拡大」とか「爆発的」とか、数字比較無視で安易に使

  いすぎ。

・日本の場合、毎年のインフルエンザのり患者、死亡者が

 桁違い

 ・海外とも桁違い数字であるし、『このままでは、中国、

 欧米の二の舞』との「煽り」があるが、欧米よりずっと

 早く発生しており数字が「追いかける」との意見には、

 私は違和感。

・ベッド足りない、医療崩壊危機というが、インフルエン

 ザの際は、各国どう対応?以前は軽症者を無視したか

  ら、大丈夫だった?

4月12日から相当時間経過していますが、上記の私の疑問は解けて

いません。

相変わらず、メディア報道スタイル、表現に違和感です。

2.一律10万円給付への素朴な疑問

さて、4月17日の政府発表の対策、10万円給付の概要

  〇1人10万円の一律給付

  〇政府・与党は5月中の支給をめざす。

  〇金額は約13兆円

  〇赤字国債発行で対応

ということですが、私の素朴な疑問を書いてみます。

もちろん論点を整理・網羅しているわけではないし、単に私の関心

の高い部分限定です。

文中の見解は、当然、私見です。

(1)決定までの手続きが変

閣議決定したものを、与党内の意見でひっくり返ず。

「国会内の議論で、野党案を入れて」は解りますが、与党内の公明党

意見を入れて、とのようですが、では「閣議決定」とは何だろう。

まあ、この点は、一般的な、国民感情としては、あんまり関心高く

ない様子。そもそも立法過程での議論、国会機能に国民の期待薄し?

ということで、深入りしません。

 (2)決定的に(いろんな面で)遅いのでは?

 これは、詳細書きません。

一つあげるとすれば、過去のことを言っても仕方ないし、「反省」

が生きるとは思えない。

まずは、今後の手続きを、より迅速にできるよう、考えてほしい。

(3)いつから支給?

一つ引用します。

予算案の組み替えによって、国会への提出は1週間ほど遅れ

る見通し。

詳細な制度設計のやり直しもあり、どこまで早まるかは見

通せない。

「5月下旬から6月上旬」(与党幹部)、「人口規模が小さ

自治体なら5月中も可能では」(総務省幹部)などの見方

があり、大幅な前倒しにならない可能性もある。

申請から48時間で支給されたドイツの事例とは言いませんが、

制度は違うとはいえ、日本は遅くなりそうな感じがします。

もっともこちらの実務は、これからはっきりしてくるでしょう。

 (4)どうやって配るの?

実務上の手続きが、がみえない

過去の仕事の関係上、実務上の手続きがさっぱり見えない。

なるべく、3密を避けてといっても、高齢者の多くが「申請」におい

て、ネットをうまく使えるとは、思えないし・・・

こちらの実務も、これからはっきりしてくるでしょう。

ちなみに、2020年4月18日 5時14分の報道として

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた10万円の一律給付

について政府は、国籍を問わず、住民基本台帳に記載され

ているすべての人を対象にする方針で、原則、世帯主から

申請があった口座に家族分をまとめて振り込む方向で調整

を進めています。

 というのがありました。

3.ふと思うこと

(1)物事の優先順位

どんな問題にも対立概念があります。

①の見解

プライマリーバランスがやはり重要。

「長丁場」になりそうで、おカネは、なるべく小出しに。

そうしないと、国家財政が破綻してしまう。

イタリア、スペイン、英国等は、このまま支援実行するとそうなる。

国家財政の崩壊回避が一番。

②の見解

一方、「戦争に匹敵する非常事態」だから、平時の財政再建議論は

棚上げすべき。

国民の自由を制限しての「非常事態だから」財政負担(というかおそ

らく財政破綻でしょうが)は、構わない。

「私権制限する以上補償が当たり前」という考え方。 

結論は、出ないでしょうが,まずやるべき以下のこと。

(2)まずやるべきこと 

規模の大小にかかわらず、民間の企業経営の基本は「入りを増やし、

出を減らす」ことが、生き残るための大原則。

そしてそれは、各種対応を並行して、迅速に「やるべきことをやる」

その中で、経費削減は、どの世界でも同じ。

例えば、国会議員の124万円?の歳費の2割削減だけでなくて、4,000

万円から1億円くらいかかる総費用を2~4割くらい減らす姿勢を示

さないと・・・・

全国で、全国民の移動制限を要請しているのだから、国会議員が

月額60万の交通費を使う必要ないのは、小学生でも解りそう。

どの議員も「返上する」、とは言いませんが・・・

(3)「隗よりより始めよ」

珍しく、テレビつけていたらニュース討論に国会議員が出演して

いました。

複数が、スペース取りつつ座っています。

自分の見解を披露するのが「仕事」でしょうから、それは理解。

問題は、国民に「テレワーク」勧めるなら、まず自分からやって

ては?」

個人的な話ですが、昔「議員会館」に、行ったことがあります。

交通至便、部屋も複数、スペースもそこそこありました。

そこでテレワークできるでしょう、と素直に思います。

国会議事堂まで出向いて、うたた寝をするのでなく、自分の見解を

mailで広く開示したらいいのではないですか?

「仕事」が文書として残るから、周りにとっても好都合かと。

4.最後に

書いているのが2020年4月19日、時事的な情報すぐ陳腐化するで

しょう。

それは、逐次追っていくしかありません。

一方、「人間の変らない部分」は、変わらないから、私のコメント

の大枠は、いつも、あまり変わりばえがしません。

 紹介は、また出口治明さん。

人間の「変らない部分」を追っていくのは、常に重要と思っています。 

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