中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

今週のお題「激レア体験」やはり「死にかけた」こと。話は二つ。

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世界には、私の想像を超えた、いろんな考え方の人がいるはず


1.「激レア体験」は、「死にかけた」こと。

今週のお題の説明によると

「激レア体験」とは、 「珍しい◯◯との遭遇」「すごい九

死に一生」「めったにできないアレコレ」「わたしにとっ

て激レアなこと」など

 とあります。

多様化した現代社会ですが、世界は広いです。

ここで世界というのは、人種も民族も慣習も政治・社会体制も違う

地域をイメージしています。

日本では、変な数字解釈でメディアが煽り、冷静さを欠き、大騒ぎ

ですが、世界では、サバクトビバッタの恐怖に、おののいている人

もたくさん。

視野を広げると、Aさんにとって、「激レア」体験が、Bさんにとって

は、日常茶飯事なことも多々あるでしょう。

政治犯で処刑寸前、難民になった、飢餓状態を生き延びた、等々は

例えば90歳未満の平均的日本人にとって「極限状態」感覚でしょう

が、 時期や環境により「集団での共通体験」というのも、あると思います。

そういったなかで、共通感情は、だれしも死が怖い、ことかと。

(そうでない方は、ココでは省きます。)

そうなってくると、私の「激レア体験」もやはり、死にまつわる話で

しょう。

このブログを書いている私は当然生きているわけですが、「死にか

けた」体験はあります。

他の方には陳腐に見える体験も、当時の自分にあっては「一大事」な

わけで、それを少し綴ってみます。

 2.川に流される

小学生の時でした。

親戚と増水した後の河川に、貸しボートを漕ぎだしました。

私が小学生で「親戚」と言っても中学生だったかと。

貸しボートの「貸出ルール」はいい加減だったのでしょう。

非力そうな中学生と、同乗の小学生では、増水して河川の力に負けて

「ボートが流される」ことは、予見できたかもしれません。

今となっては、想像するだけです。

起こった事象は、極めて単純です。

①増水した河川の力に負けて、ボートは、遊び場(指定範囲)を越え

て、下流に押し流された。

②少し下流に小さな中洲があり、そこの岩の一つに、うまくボートが

引っ掛かった状態。

今は、何とか流されず、持ちこたえているが・・・

③引っかかった少し上流の、橋がり、橋の上には見物人が続々と

増えてくる。

④橋の上の見物人からは、「立つな、じっとしていろ!」のコール。

確かに、岩から外れて、ボートが動き出すと、次の展開が解らない。

もっと下流に押し流されるか、転覆するか・・・・

⑤見物人が誰かが、通報してくれたのでしょう。

その河川は「観光川下り」の仕事があり、プロの船頭さんが救出に

来てくれました。

現在、こうしたブログを書いている訳ですから、うまく救出されて

現在に至るわけです。

結果を見ると、面白くもおかしくもない話ですが、

当時の私は「死ぬかもしれない」と思ったし、実際その可能性も高

かったことでしょう。

  3.やはり水はコワイ

(1)二つ目は、大学に入ってからの話。

友人と、夏の伊豆大島に遊びに、行きました。

①ちょっと沖へ泳ぎ出て、さあ戻ろうとしたら、戻れない。

②自分では、岸に向かって泳いでいるのですが、引き潮が早くて、

沖に戻されてしまう。

それは、それは焦りますよね。

③もがいているうち、たまたま引き潮が強い場所から、やや離れた

のでしょう。

 ④必死で泳いで、何とか、自力で、海岸まで戻れました。

後から考えると、若干のライフセーバが海岸にいて、もしダメなら助

けてくれたのかもしれませんが、渦中にあると、そんなことは、思い

つきません。

この時も「死ぬかもしれない」と思いました。

(2)実は、私は小学生の頃は、よく川で泳ぎました。

いろんな管理上の問題はありましょうが、当時は、別に非合法なこと

ではなく近所の友達と、川遊びを楽しめました。

水中で足がつったとか、流れに身を任せているうち、岩にぶつかり

怪我をしたこともありますが、幸い「死」を意識したことはありま

せんでした。

4.最後に

何のことは無い、よくありがちな体験談ですが

どんな体験も、きわめて個人的であり普遍化はできないでしょう。

ただし、わたしには「激レア体験」であったのは、確かです。

 今日の紹介は、再度「科学史」の村上陽一郎さん

昨年11月20日に、同書の書評を書いています。

「死」の臨床学(読書感想文もどき) 実体験と広い教養ベースの村上陽一郎氏の深い思索 - 中高年michiのサバイバル日記

 

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