中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦前の中高年がざっくばらんに書きつける日記

一見自分に遠い話ですが、気になっていること 欧州難民危機  サバクトビバッタ

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サバクトビバッタが押し寄せてくる恐怖をイメージ

1.世の中についての関心ごと

誰しも、自分の関心ごとは様々。

直接、自分の身に振りかかってくることや、すでにもう降りかかって

対応せざるを得ないことでなくても、関心があることは、あります。

趣味の世界もそのひとつ。

また、一見自分に遠い話、自分が全く制御できないことでも、気にな

ることは、あります。

難民の話とサバクトビバッタについて、「関心がある」ことは仕方な

いので、少し書いてみます。

2.欧州難民危機

難民問題については、何度か触れていますが、直近では

今年の4月10日に下記をアップしています。

難民と新型コロナウイルス 社会的弱者がグローバルリスク 「難民」とはネットカフェ難民にあらず - 中高年michiのサバイバル日記

今日は、

新型コロナウイルスで棚上げされた欧州難民危機」

Refugee Lives on Hold 

2020年5月5日(火)10時50分

について、触れます。

新型コロナウイルスで棚上げされた欧州難民危機 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

趣旨を一部抜粋すると、

モハマディのような難民にとって、新型コロナウイルス

感染拡大には都合のいい部分もある。

アフガニスタン人は難民集団としては世界最大規模であ

り、彼らは最近までドイツからたびたび本国に強制送還さ

れていた。

 だが現在、この措置は中止されている。

人道的観点からではない。

大きな理由は、航空便の大半が運休になったことだ。

アフガニスタンも自国に新型コロナウイルスの問題を抱え

ているため、ドイツ政府に自国民の強制送還をやめるよう

依頼した。

一方で多くのアフガニスタン難民は、強制送還を一時的に

免れても、自らの立場の弱さをこれまで以上に痛感してい

る。

医療サービスを受けることは、ほとんど期待できない。

ドイツをはじめ主要ヨーロッパ諸国の医療制度が、限界に

近づいているためだ。

 難民と強制送還の論点は、何度勉強しても難しい、です。

アブドゥル・ハキム(22)の境遇は、難民たちの命が危う

い状態にあることを示すもう1つの例だ。

病気になったらどうすればいいのかと、彼は思う。

現在はシュツットガルト在住だが、数年前に難民認定申請

が受理された国はイタリアで、以前は首都ローマから約600

キロ離れた南部のカラブリア州に住んでいた。

貧困と汚職で知られ、主にマフィアが牛耳っている地域

だ。

「仕事もなかったし、インフラはひどかった。誰も難民の

ことなど気に掛けていなかった」と、ハキムは言う。

 いつかは滞在手続きのためイタリアに戻る必要があるだろう。

ただし新型コロナウイルスの感染が拡大した今は、行きた

くても行けない状況だ。

ハキムがイタリアで加入できる医療保険は緊急時にしか適

用されないと聞く。

感染拡大で大打撃を受けている国で、それがどういう意味

を持つのか、今の彼には分からない。

 「この危機ではっきりしたのは、いま私たち(難民)は重

要視されていないということだ」と、ハキムは言う。

「ヨーロッパの人々は、自分のことだけで精いっぱいだ。

他人のことには関心がない。まして難民など眼中にない」

 自分のことだけで精いっぱい。

他人に関心が持てない、と言うのは良く解ります。

それゆえ、政治家や報道するメディア等「特設火の粉を被らず、

守られている人は、一層よく考えてほしい、と思う次第です。

命より優先されるもの

既にオーストリア当局は、難民の受け入れを事実上停止し

ている。

難民は新型コロナウイルスに感染していないことを証明し

ないと、入国を許されない。

批判派に言わせれば、そんな証明は不可能だ。

基本的人権オーストリア憲法にも違反しているとする批

判もある。

 移住管理に関する措置を取るにはそれなりに猶予期間が必

要だと、MSFのポンテューは言う。

各国は感染封じ込めに向けて協調し、移民・難民も対象に

含めるために必要な措置を取るべきだという。

メールによる取材にポンテューは「今でも移住問題が人々

の健康と命より優先されている」と答えた。 

 「各国は感染封じ込めに向けて協調し、移民・難民も対象に

含めるために必要な措置を取るべき」

との見解は、まさにその通り、反論する余地はない。

諸々の制約の中で、実際何ができるか、一層考えてほしい。

3.サバクトビバッタ

(1)なにもの?については以下のwikipediaから

サバクトビバッタは、バッタ科のバッタ。

代表的なワタリバッタ(locust)として知られ、時々大発生

し、有史以来、アフリカ、中東、アジアに被害(蝗害)を

与え続けている。

サバクトビバッタは体が大きく、移動距離も速度も大きい

ため、大きな蝗害を起こしやすい。

現在でも、地球上の陸地の約20%、世界の人口の10分の1、

60の国が、この昆虫の被害を受けている。

(2) 4月15日ニュースと現状認識にはやや古いですが

【国際】FAO、サバクトビバッタ蝗害で最大さらに20倍に増えると発表。新型コロナと同時対策必要 | Sustainable Japan

FAO、サバクトビバッタ蝗害で最大さらに20倍に増えると

発表。新型コロナと同時対策必要 

具体的には

国連食糧農業機関(FAO)は4月9日、アフリカ東部で発生

し、中国付近まで到達したサバクトビバッタによる蝗害問

題で、対応に追われる各国からの支援要請額が1億5,320万

米ドル(約160億円)に増えたと発表。

各国からの支援拠出額も1億1,110万米ドル(約119億円)ま

で集まったものの、支援要請は今後も増える見通しを示し

た。

現在、蝗害被害が深刻なのは、エチオピアケニア、ソマ

リアの3ヶ国。

南スーダンウガンダタンザニアを合わせた6ヶ国では、

すでに2,000万人が蝗害で飢餓状態に陥った。

イエメンでも、内戦により予防接種が困難になったペスト

の拡大も含め、1,500万人が飢餓状態にある。  

 欧州難民に増して、ピンとこない、との感想は良く解ります。

「身近」であるか無いかは、「関心」の大きな要素です。

(3) つぎは4月20日日経新聞から、

サバクトビバッタの生態を研究する研究員の発言

バッタ大量発生でアフリカに迫る食糧危機~専門家に聞く :日本経済新聞

自然は人間の予想をはるかに超える。

今の感染症問題もそうだと思うが、サバクトビバッタ対策には国境を越えた連携や国際協力が欠かせない。

FAOのサバクトビバッタ情報サービスチームが強力なリー

ダーとなり、被害国と連携して対策を主導している。

緊急時には正確な情報発信が重要だ。

FAOが最新情報をまとめウェブ上で公開している。

アフリカからサバクトビバッタの群れが中国に向かって飛

んできたとするニュースを見たが、FAOはそのような報告

をしておらず疑わしい。

3月に中国と英国の研究者が『過去の気象条件(気温や風)

からみて大群が中国に侵入することはありそうもない』と

報告している。

公の一次情報に基づいていないニュースに

振り回されないようにしたい

 情報に振り回されるな、といわれても、非常に難しいのは、よく解り

ます。

意図的に、情報を淮供させることも、多々あるでしょうし。

自分で「意識を持つ」持つことしか、対応は無いのでしょう。

4.最後に

先日のフィルターバブル記事の私見の再掲載となります。

縦(歴史)と横(世界)から広くバランスよく情報

をとる努力が必須である。

バランスよく収集した情報を基に、自分の頭でしっかり考える

ことが、今後生きていく知恵となる。