1.改めて「自己啓発」について
先日5月30日の私のブログは、下記のような書き始め。
『世の中、どんどん情報があふれてくる一方ですが、いわいる
「自己啓発」という分野で各種多くの出版物、セミナー、ブログ等々
があることを、改めて知りました。』
相変わらず、自己啓発サイト、溢れています。
そして、私の見解も相変わらず。
私自身が、語れることなど、たかが知れている。
しかも「実績がないと同じ言葉でも、良い手の感じる「重み」が全く
違う」。
したがって、先人の言葉の紹介の中で、本人が「自己啓発」と感じる
部分があれば、それでよし。
と言うわけで、本日もいくつか紹介します。
イラストの脚注に書いているように「まさに本人次第」
2.一世を風靡「金儲けの神様」邱永漢
邱永漢について、筆者野崎剛氏の総括評価は、
「誰しも生きていくのは大変であり、心の闇はみな持っている。
私も、今後とも、かっこ悪く、ずたずたになっても、死ぬまで
生き抜いていくべし」
宇沢弘文によれば、「市場で取引されるのは、人間の営みのほんの
「悲観でも楽観でもどちらかに固執して同じ主張をし続けると
いつかは当たる」
というのが経済予測かもしれません。
過去数十年という短いスパン、千年から二千年という長いスパン
の双方で過去視点から未来を想定するべし、と述べています。
「人間の本質は変わらない」という言葉は、いたるところで
聞きますが、それこそ歴史を学ぶ意味の一つかと、思います。
「現在から」、ではなく、「過去から」、未来を見ること
です。
将来の予測をする上で重要になるのは、
(1)過去数十年という短いスパンで人類の歴史を眺めて、
過去から現在までの変化をたどってみることです。
もう一つは、(2)過去1000~2000年という長いスパンで
人類の歴史を捉え、大きな流れをつかむことです。
私は、長短のスパンで時代を読むのが大切だと思う。
技術というものは、日進月歩で変わります。
しかし、次々に便利なITツールが登場しても、“人間の本
質”というものはそう大きく変わりません。
世の中は、なぜ今日のように変化してきたのか、どうし
て人々の意識は移り変わったのか、過去の歴史で似たよう
な事例はなかったか、現代の変革で参考になる出来事はな
かったか。
過去からの歴史の延長線上で、5~10年の近未来と20~30
年の中長期の未来を想像する。
自ずと、照準は絞られてくるはずです。
(2018年10月31日公開「週刊ダイヤモンド」のインタビュー)
(1)人間は「人生から問われている者」である
というのがこれがフランクルの基本テーゼです。
なんで、こんな人生なのかと嘆くのが私みたいな凡人ですが、
フランクルは、視点を見事に180度変えます。
主体は我々自身でなくて、「人生」の方であり、我々は答え
ねばならない立場にあるのです。
(2)フランクル言わせると
あなたがどれほど人生に絶望しても、 人生のほうがあなたに絶望
すること はない
最後に
蛇足を少し。
どんな文章であれ、読み手がどう取って、何を考えるかです。
当たり前のことですが。。。。
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