中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

リーダーは役職でなく役割だ。 数字踏まえ、論定的に多方面から考えること、そして分析、決断、実行、責任。

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リーダーは役職でなく役割 多面的思考・分析・決断・実行・責任

1.物事の両面を見る

(1)本日は、特定の書籍の紹介やコメント、話題となっている特定

の政治・経済・外交の事象等へ論評ではありません。

その意味では、何ら新しい情報や切り口はないし、「雑学新知識」め

いたものもありません。

初手から、お断りしておきます。

(2)物事には最低限両面が、あります。

ある行動の結果の評価にしても、ある一定時点の評価であり、物事の

どの面を見るかで変ってきます。

一方等の見方では、方手落ちで、常に別の面から見たら、どう評価す

るか、を考えていくべきです。

保守と革新、右翼と左翼、与党と野党、宗教の二元論を言うつもりは

なく、対立軸の両面から見る見方は必須です。

出来れば、「第三の観点」から、見るとか多様な視点から見れると、もっといいでしょう。

 (3)言うのは簡単、実行は難しい

両面から物事を見る癖、できれば三面から、もっと多面的に見ること

ができると、いいのですが、その方法は「訓練」しかないのでは?

「訓練」の仕方は、できるだけ多くのケーススタディにあたること

で、その点では読書が、最適でしょう。

2.結果責任の話。

物の見方に続いて、決断し行動する(ここでは、いわいる評論家は

相手にしていません)わけですが、結果責任がついてきます。

一定時の結果の評価により、持ち上げられたり、貶められたりするの

も、一般的な事例。

例えば古代の戦争、中国の春秋戦国時代の国盗り合戦をイメージしま

しょうが。

不勉強のため、名称が宰相、軍師、大将、参謀等々どれかは、解りま

要は戦争に於いて、戦略・戦術を練り、実行を指示する人を指しま

勝ち負けの結果が評価のすべての世界。

戦略・戦術が「当たっている」と、評価され、持ち上げら、それなり

の処遇を受けます。

いわいる「いい思い」をしたとします。

一方、結果が出ないと、急転直下、マイナス評価。

再度チャンスをもらい「敗者復活戦」ができるといいですが

文字通りの「クビ」になり、頭と動画切り離されたら、「復活戦」も

不可能ですね。

そんな方々が、幾多もいて、歴史の舞台に登り、降りていったのでし

ょう。

3.足元の動きで、評価もコロコロ変る

リーダーは評価に「耐えること」が必要です。

 (1)足元の、新型コロナ感染症対応で、韓国とシンガポールの例を

取りましょう。

つい先だってまでは、韓国もシンガポールも、対応の優等生として

WHOのお墨付きでした。

(2)ところが、先日来の韓国での「夜の街」発祥な、物量倉庫の

クラスターに始まり、感染者が一気に増大。

学校の再開までも再度一位延期、大変な様相でした。

シンガポールは、4月には、感染者数が累計で3万5千人に達し、

盗難アジアでアジアで最大級になったとか。

人口小国(シンガポールの人口は600万人未満)で、この数字。

聞くところでは、海外からの労働者の劣悪な住居環境が、感染拡大の

一因とか。

「社会の弱いところを突かれる」と、マスメディアがしたり顔で、

論評するのは、簡単ですが、根はとっても深い。

 4.数字の把握の難しさ

(1)「数字踏まえて、論理的に考える」と、私も何度か書いていま

すが、現実に非常に難しのは認識しています。

古代の戦争で、何万とか何十万の大軍の動員とか、文学的誇張表現と

読み手も納得している場合はいいですが、当時の著述家は、正確に書

いたつもりでも、当時の社会経済情勢考えると、「現実にはあり得な

い」と類推したり、なかなか厄介です。

(2)物理的に計算できない場合もあります。

2004年12月26日の インドネシアの旗・スマトラ島沖地震による津

波では、インド洋沿岸各地で250,000人もの犠牲者を出す(遠隔地津波

の発生で、有史上最大の被害)との、報道ですが、

正確な数字は、つかめないでしょう。

現在でも、新型コロナ感染症が、いわいる発展途上国にも拡大してい

ますが、漸弱な情報インフラは否めず、どこまで視覚ア数字が把握で

きるか、解らないでしょう。

(3)情報隠ぺいの政治の壁もあります。

文化大革命の失敗に端を発し、毛沢東の失政で1958年から62年ころ

までの中国国内で、餓死者が、4000万人とか5000万人とか言われてい

ますが、正確な数字は不明です。

ポルポト政権時代のカンボジアでの、全人口に対する死亡者の割合

は、一番多かったようですが、こちらの場合も、正確な数字は解りません。 

5.リーダーは役職でなく、役割

(1)馬子にも衣裳、地位が人を作る、と言う言葉は、もちろん

知っています。

ただし、ここで私がいうリーダーとは、役割のこと。

社長、役員、管理職、プロジェクトリーダーといった「肩書」

を言っているのではありません。

タイトルに書いたように、

〇 数字を踏まえ、論理的に多方面から物事が見えて

〇 確り分析し、しかる後に決断し、ちゃんと実行し

〇 結果に責任を取る、と言うこと

(2)再度「多方面から物事を考える」

一連の意思決定のどれも重要ですが、基礎となるのはやはり、

「物事を、多方面から考えること」の力量かと思います。

そのためには1(3)にも書いたように、訓練」あるのみで、

その支援者は多数の先人であり、つまり書籍のなかに、いるので

しょう。