中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

暴露者、検査陽性者、感染者、患者は内容が違うのでは? そろそろ整理した方が・・・・

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1.新型コロナ情報に改めて思う言葉の定義

(1)どの世界も、自分の立場が不利にならないよう、有利になる

ように、立ち回るのは当たり前。

 政治家は、国民第一に仕事としていますのポーズ・アピール、

 役所は、指示を受けちゃんとしていますの実質的責任回避、

 メディアは刺激的情報を求め、視聴者を煽り、怖がらせ収益に

 結びつける

そういったものでしょう。

別に斜めに構えているわけでなくて、

彼らの有能・無能、まじめ・不真面目も程度問題であり、

彼ら批判に私が熱くなることはないし、おそらく大多数の国民は、

「彼らはあの程度」と意外と冷静なはずです。

(2)しかしながら、今回の新型コロナ感染症に関しては、

大多数の国民の生活(経済活動・医療等広く含めて)に、大きな影響

を与えるにもかかわらず、情報が衛生にかかわる専門性だけに、

タイトルに書いたように、暴露者、検査陽性者、感染者、患者等の

言葉の定義を確りしてほしいと思います

私も2月くらいから新型コロナ感染症に関して少し書いていますが、

昨今の東京都知事や、マスメディアの情報発信を見て、

ちゃんと言葉を定義し、理論的に話をするのはイロハのイだと思います。

コドモに、「ちゃんと筋道立てて、解り易く、自分の意見を言いまし

ょう」と言う前に「隗より始めよ」かと思います。

 

2.直近ニュース「感染者」が300人超え」

(1)先ほど改めて、東京都や各県、市町村の複数のHPを見たので

すが、PCR検査陽性者数=感染者=患者と、言葉をすり替えて、

私の頭で、は、よく解らない内容が多々ありました。

2月、3月ならまだしも、もう7月ですから、ある程度、言葉の整理を

した方がいいのではと思っています。

専門家でない、一般常識を持つ、大人に分かる整理をお願いしたとこ

ろです。上記1(2)に書いた通り。

(2)2020年7月23日 13時55分のNHKニュースで

東京都の関係者によりますと、23日、都内で新たに、

300人以上が新型コロナウイルスに感染していることが

確認されたということです。
都内で1日の感染の確認が300人以上となるのは初めて

です。

と、海外と比較しろとは言いませんが、いかにも煽りが出来そうな

書きぶりです。

この「感染」というのは、PCR陽性者のことでは?

それがHP等では、いつの間にか「患者数」に変化していく

ウイルスの変異じゃないんだから、そろそろ言葉の整理が必要。

 また、私がポーズと感じるのは、

都は、小池知事が22日、「これ以上の感染拡大を何として

でも食い止めなければいけない」と述べ、都民に対して、

23日から始まった4連休中はできるだけ外出を控えるととも

に、特に高齢者や基礎疾患がある人は気をつけてほしいと

呼びかけています。

 中学生程度の国語問題ですが、上記で都知事の「感染拡大を食い止め

」とは、何を言っている(指している)のでしょうか?

外出を控えろ、ということ?

 

3.やっぱり「免疫がもうできでいる」のでは?

(1)自然免疫説を唱える高橋泰教授は、

国民の少なくとも3割程度がすでに新型コロナの暴露を経

験したとみられる

暴露率はいろいろやってみたが、30~45%が妥当だろう。

そして、暴露した人の98%がステージ1かステージ2、すな

わち無症状か風邪の症状で済む。

すなわち自然免疫までで終了する。

 この説が正しいか否かは、私には論証はできませんが、

素人ながら

暴露していて、たまたまPCR検査が陽性であっても、「感染」とは

違うのではないか、ましてや「患者」とは違うだろう、と思います。

(詠み人知らず的引用ですが)

中国では被験者がウイルス検査で陽性でも、熱が出ない無

症状の場合、「病例」ではないとして発表感染者数から除

外できる、

 と私も聞いたことがあります。

 

 

 

(2)先日来の「ファクターX]ですが、どうも、京都大学の上久保さんの見解に、分があるように私には、思えます。

2日前のブログと違い、彼の見解の別の部分を書くと

 K型への細胞性免疫が成立した場合、G型ウイルスの感染

が予防されるが、現在は細胞性免疫獲得の検証がなされて

いない。

 また、無症候性が高率である新型コロナウイルスにおい

ては、誰が感染しているのか、誰が感染していないのか分

からない。

明らかに感染している重症患者を想定して検査のカットオ

フ値(陽性と陰性の境となる値)が設定された抗体キット

である場合、無症候性の患者の抗体値が重症例より比較的

低いとすると、陰性に出てしまうことは想像に難くない。

 要するに、抗体検査が陰性を示していても、免疫を獲得

していないとはいえない可能性がある。

 また、彼の説は政治的影響も大きかろうとして、一端を紹介すると

「8割おじさん」こと西浦博・北海道大学教授らが考案した

クラスター対策」は、日本の重症者・死者数が少なかっ

たこととは実質的に関係がなかったことになる

また、西浦氏が安倍政権の「司令塔」のように振る舞って

訴えた、「死者41万人超」は、そもそも起こるわけがなか

ったことだということにもなる。

 4.最後に

私も対策の本質は、

重篤者、死亡者を増やさない」、と思います。

東京都HPを見る限り、「重症患者数」として7月22日18人、20日14

人と、7月5日前後の5、6人から増えている一方、4月28,29日の105人

と比べて、格段の減少です。

もちろん、海外事例とは、二桁違いますよね。

私は「政府の回し者」ではなくて、数字を、事実を伝えただけ。

自己都合の数字歪曲援用はダメ、数字からどう考えるかです。

どこまで行っても、一般社会人に、専門的議論はできません。

あくまで、「社会人としての常識」で冷静に考えるだけ。

そのためにも、関係各位には、確りした定義に元ずく分類・分析、

隠ぺいなく速やかな開示を、お願いしたいと思います。