1.「おかみ」に逆らうつもり?
日本は、法治国家であるとは、認めます。
相対的な話でしょうが、私のつたない知識と経験ですが、日本は相当
うまくやっていると思います。
とはいえ「お役所仕事」にありがちな、前例主義、一度決めたら機動的
に動かない事例は、良く感じます。
「国民生活への影響度」は、言うまでもなく「新型コロナウイルス」
は、非常に大きいですよね。
そこでタイトルの件ですが
「貴様、おかみの決定に逆らうのか!」と詰められそうですが、
「そろそろ感染症分類を見直してはどうか?」と思います。
私は「専門家」でなくシロウトですが、一社会人、常識人と自負
しています。
これだけ、国民生活の大きな影響の問題です。
過去は過去、(それこそ前例にないでしょうが)メンツを捨てて
関係者で再度議論をしてもらえないでしょうか?
思うに、
「初めて」「新型だ」「前例がみあたらない」「未知」「分から
ない」のオンパレードの当初の分類指定のころから、相当月日も
たち、いろんな方面の方の知恵や情報が蓄積されつつあるように、
思います。
それを、一律排除は、どうかと。
同じ分類に、素人考えでも、強力そうなものが、並んでいます。
急性灰白髄炎(ポリオ)
重症急性呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属SARS
コロナウイルスであるものに限る)
中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERS
コロ ナウイルスであるものに限る。)
鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)
(2)一番対応が厳しいのが「第一分類」で
クリミア・コンゴ出血熱
痘そう
南米出血熱
ペスト
マールフルグ病
ラッサ熱
確かに、とても怖そうな感じです。
(3)少し飛ばして、第四類、第五類を見てみますと
なんとなく「なじみ」が出てきます。
列挙でなく、抜粋で、一部私の主観で上げてみると
第四類
E型肝炎 A型肝炎 黄熱
Q熱 狂犬病 炭疸
鳥インフルエンザ(鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)を除く)
ボツリヌス症 マラリア
ジカウイルス感染症
重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTS
ウイルスであるものに限る)
腎症候性出血熱 つつが虫病 デング熱
第五類
等感染症を除く。
ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く)
梅毒 麻しん
個人的に、とても怖かった狂犬病が、第四分類で、
良く、比較に出される、インフルエンザは、この第五分類なんですね。
3.常軌を逸して
(1)私は、どうも、日本の新型コロナウイルス感染症対応や報道は、
常軌を逸しているように、思うのです。
報道ビジネスも、一民間企業として、儲けるため、陽動し、あおり、
怖がらせて関心を引こうとするは、よくわかります。
重症者数や死亡者の数字を見ていると、「感染拡大」とは、私には
思えないのです。
それでも「報道倫理」を少しは考えて、数字を正確に報道するとか、
双方の見解(反対意見も)も報道するとか、最低限を注意してもらい
たいものです。
(2)それから、昨今の「PCR検査信仰」がとても気になります。
反対意見はすべてシャットアウト、PCR検査の基準や信頼性等は
議論しない、とにかく検査を増やすと「コロナの撲滅」に近づく
といった具合。
(3)そこで、タイトルの件ですが、一つの「大本」、感染症の分類を
情報が蓄積されてきた今日、各種利害関係や、既得権益保全等各人の
立場はよくわかりますが、「国民目線」から、今一度議論をしてもら
えばと切実に、思うのです。