中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

効率より自由 権力からの自由 権力は絶対的に腐敗するものですね。

1.自由であること

私の考え方の基本にあるのは自由であることです。

普遍的、絶対的といった価値観や考え方には、どちらかというと

組しない方向です。

人間は、決して崇高なものでなく、いい加減で、利己的なもの、

能力差はちょびちょび、成功・失敗と「本人が主観的に感じる」

結果は「たまたま」といった偶然性に左右される点が大きい、と

いった基本観です。

これらを担保するものとして、個人の自由な発想や、行動が認め

られていてこれから導かれるのが、全体主義には反対、という意見

です。

また、一神教的世界観は、なじまない。

つまり絶対唯一の神が世界を作り、支配していて、最後の審判があ

るといった考え方には、どうもしっくりこないのです。

 

2.米国大統領選挙報道

少し具体的論点で、話を展開しましょう。

 私は、米国大統領選挙には、とても関心があり、各論点についても

私見があります。 

本日は、その事ではなく、報道規制の話。

「パブリッシャ―」が自分の意見を披露し、前提として法の支配を

受けるのは、よく解る。一方「プラットフォーマー」は、自分の

見解はなくて「場を提供する」という役割であり、それゆえ法の

支配を、免れるという理屈なら解ります。

しかし、今回、ツイッターはじめ、いわいる「プラットフォーマー

が、記事を「検閲」したとの報道。

麻薬や犯罪関係の「倫理的」コンセンサスに基づく規制はわかりま

す。しかし政治信条は別でしょう。

やはり、「プラットフォーマー」が「権力」として、力を持ちすぎた

のでしょうか。

アクトン卿の例の格言

「権力は腐敗の傾向がある。 絶対的権力は絶対的に腐敗する」の格言

を持ち出そうとは、思いませんが、さもありなん。

ずれるかもしれませんが、私が嫌う、全体主義とか、普遍的に自分が

正しいと強要する、怖さを感じました。

 

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権力からの自由でありたいですね

3.権力の独占は、やはり解体すべき方向?

米国は、もともと、この自由を貴ぶ方向で、経済的にも、いろんな

側面でも自由競争を信奉しますよね。そして自由競争といる前提で、

敗れたものは「仕方がない」し、日本的な「同情」を感じさせる局面

は少ないように感じます。

 過去の歴史を見ても、石油、、鉄鋼、通信(ATTをイメージ)ほか、

独占禁止法を適用してきて、自由競争を促進してきたように思いま

す。これが「建前」であることくらい、私にもわかりますが、その建

前は大事。

価値観ご混在しやすい世界においては特に「建前という目指す理想」

がないと、何も進まない面があると思います。

今やインターネットのプラットフォームが独占状態。

実態は私自身よく知りませんが、企業名でなくサービスっでいうと、

Twitter  Facebook Googleほか、あるでしょう。Tiktokは対中国政策

という別の意味で有名になりましたが。。。。

私見では、「プラットフォーマー」の競争制限に当たる部分を一部

解体すべき方向かと思います。

CNN,ABC,SNBCといった大手メディアは、一応法律のアミが、かか

っています。(フェィクニュースや偏向報道は別の議論です。)

 

4.日本の報道の権力について

 スケールを小さくして、最後にNHKや、日本の民放や、新聞社と

いった報道関係者に少し、お願い。

物事について双方の局面から見る、という基本姿勢を少し示して

ほしい。

「いやならテレビを見なきゃいい、新聞を読まなきゃいい、強制

なんかしていない」というのは、確かにそのとおりです。

しかし現実は、「テレビしか見ない、テレビを信じる」といった

真面目な情報弱者が多いのだから。

インターネット駆使し、書籍も読んで、自分好みの「私見」を作

り上げればいい、というのは、正論でしょうが、現実にはそれが

できない未成年や高齢者、経済的弱者が存在するのは確か。

「収益産業」であることは解るが「国民への情報提供インフラの

一翼を担っている」という自負は、持ってもらいたい、と感じて

います。