今日は、また書評でも特定の社会問題でもなく、私の勝手な思索。
といっても、単純な話です。
よく「議論がかみ合わない」と感じることがありますが、往々にして
「基準が違うのではないか」と思いあたります。
1.PCR検査を例にとりましょう。
新型コロナを第二派だ、第三波だと、大騒ぎする人がいる一方で、
実質的には集団免疫達成、新型コロナウイルスも通常の風邪同様
すでに蔓延状態、ゆえに恐れるに足らず、との見解もあります。
私が不思議の思うのは、PCR検査の陽性基準について、一般人に
分かるように、なぜ誰も解説しないのか。
そもそも、検査陽性・陰性の一定の基準があるのか。
日本国内各地の基準もさることながら、米国、南米各国、欧州各国に
ついて、統一した基準があるのか?
統一した基準があるなら、なぜ公表しないのか?
例えば、ある数値基準が日本では陰性、米国では陰性、スペインでは
陽性なら、今の報道スタンスが、違う気がします。
「議論が、かみ合わない」のも当然の気ことで、何が議論が変です。
これについては、論点多数です。
マスメディアは、報道の中立性というより、共和党、民主党それぞれ
の「応援団」の感があります。具体的には、有利不利の「客観的」報
道よりそもそもメディア自身の「こうありたい」との思惑があり、そ
れを反映した報道と感じます。
そもそも有権者と、投票者は違うわけで、投票者をどう予測するかで
精度を、争ってもらわないと、それこそ基準が違った、かみ合わない
事になります。
そんなことは百も周知での報道かもしれません、わざと「基準」をず
らす?
ちょっと脱線します。
その1:米国大統領選挙の選挙日は、火曜日で、これは憲法で決まっ
ているそうです。日曜は教会へ行く。キリスト教の国ですか
ら、そうなのでしょう。国土は広いし、昔は月曜に馬に乗って
投票所まで出かけた。一日がかりもあろう。よって、翌日の火
曜日が投票日だそうです。
もちろん交通事情は、立法時と変わったにしても「憲法」事項
ですから、改定の手続きは厄介ですね。
その2:これを書いているのは日本時間で11月4日午後です。
「激戦州」のジョージアで90(~95)%ほど開票して、夜遅く
なった ので開票スタッフは帰宅、また明日集計作業開始、との
こと。
国民性というのか州民の意向かは分かりませんが、「日本で
は考えられない」感じです。