1.やはりハリーポッター
今週のお題「最近見た映画」ということです。
私は平日は家の外にいることが多いのですが、ある夜家に帰っ
てきたら、家人がTVでハリーポッターの作品をを見ていました。
ハリーポッターシリーズは、世界中でよく受けましたよね。
私は映画を観ることは相対的に少なく、本を読むことは多い
のですが、「普段映画を見ない人が見る、普段本を読まない人
が読む、いずれもベストセラーとなる」と、よく聞きます。
確かにその通り、本の世界の話は良くわかります。
私が、ベストセラーを、あまり好まない理由の一つでもあ
ります。
今日のこのブログは映画の話ですが、「ハリーポッター
シリーズ」は、私も全部見たぐらいだから、よく売れたの
でしょう。
なお、この「ハリーポッターシリーズ」については、
玄人素人含め、いろいろ解説するでしょうから背景や
ストーリー、見所等々について、私が、何かを書くつも
りはありません。
勝手に私がこのシリーズで感じたこと(とはいっても画期
的な視点は ありませんが・・・)を少し書きます。
2.子供のこと
私には子供がいて、ポッター,ロンウイズリー、ハーマイ
オニーの役者の実年齢より10歳前後年下でしょうか。
特に長男が、「ハリーポッターシリーズ」の原作が好きだ
ったので、彼につられて、私も原作は読んだし、子供成長に
合わせて、結局全シリーズについて、映画館へ足を運びま
した。
子供の成長と同じく、三人の役者の成長は、印象深いです。
それぞれ成長期があり、1年半か2年くらいのインターバル
で作品を撮るのでしょうが、ゆっくりした成長期と、急激
な成長期があり、「前作と全く雰囲気が違うオトナに」と
感じたことも、ありました。
人種の特徴はありますが、いつも見ている、自分の子供で
なく、たまに会う甥や姪、知人の子供の感覚と同じです。
3.イギリス社会の断面
というと、大げさかもしれませんが、
風俗描写については、映像の力、ビジュアルの力はとても
強くて、書籍のイメージ以上(もしくは、自分のイメージ
を壊すもの)があります。
たとえば、数年間過ごす寄宿舎生活の描写は、なるほどと
感心することしきりです。
また、面白かったのは、「魔法」に対するキリスト教的
世界観や、土着の原始宗教(決して小ばかにしているので
は、ありませんよ)や風俗とが微妙に混ざり合った考え方
が、たくさん出てくること。
「ヘビ」のことを少し。個人的に「ヘビ」が好き、という
のではありませんが、極端な恐れもありません。
昔実家に「土蔵」があって、「ヘビの抜け殻」が、ありま
した当時の祖父が「土蔵にある貴重品をネズミから守る
番人」としてヘビを評価していましたし、その意識が私に
あるのかもしれません。
アラムとイブとヘビの関係、いやもっと前のユダヤ教の
影響なのか、ハリーポッターシリーズに限らず、「ヘビ」
に恐れおののくとか、「忌み嫌う」人々の感覚は、私には
「異文化を垣間見る」勉強になります。
今度は、経済的効果の話です。
実は関西のユニバーサルスタジオを2回ほど、訪問しました。
打ちです。
私の住まいは、関東で東京ディズニーランドの近くです。
「すそ野が広い経済効果」というと、まず自動車産業です
がエンターテイメントもそうです。
地元にテーマパークもあるディズニー商法は、いつも感心
しています。雇用もたくさん産んでいます。
テーマパークが「永遠の未完成」を目指して、常に投資
行動を行い、「イクスピアリ」含めて、複合施設として、
広い裾野をもっています。
確かに規模感から言えば、ディスニィーより小ぶりですが、
ていると評価します。
5.最後に
いつもながら、主題をずらしつつ、またまた好き放題を書
いてしまいました。「映画産業」の未来については、別の
機会に書きます。
少なくとも、臨場感を求めて、一定の広さの「映画館」に
足を運ぶニーズは人の心理状態として、一定割合ありそう
で「絶滅」は、しばらく免れると思っています。