中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

スマートフォンがメモ用手帳代わり 高齢者の独り言 自分の存在意義

1.忘れ物

先日の外出時、部屋に忘れたスマートフォン取りに帰りました。

幸い電車の中で思い出したのではなく、自宅を出てゆっくり歩い
ていて、ある思いつきをメモしようとして、置き忘れに気づいた
という顛末です。
 実は、ほんの数年前まで、「携帯電話を手放せ無い若者」を内心
嗤っていた私ですが、最近はスマートフォンが手放せない、自分
に気づきます。
 今でも、若者に比べたら、はるかに活用していないでしょうが、
私なりに重宝しています。
 
2.私なりの利用
(1)第一義的には、メモがわり
保存、保管、呼び出し、展開、とにかく利用に便利です。
もともと私は整理整頓はニガテで、「仕事(デスクワーク)」を
する環境が「PCの普及・機能向上」とほぼ同時期にあったので、
大変助かりました。
諸先輩みたいに、紙保管の文書を、スムーズに取り出し、活用す
ることは私には、できなかったでしょう。
とはいえ「プライベート」では、紙製の手帳をずっと使っており、
メモもよく手帳にしていました。
私の文字はとても読みにくく、あとで読み返して自分自身でも解
不能な場合がよくあります。
親しい口の悪い知人は「手帳を落としても、外部に情報が洩れる
リスクが少なくて安心ですね」と話していました。
その私も最新は、紙でなくて、スマートフォン上に、メモしてい
ます。「変換ミス」以外は、文字が読みにくいことはないし、か
なりの長文もOK。ほかの文章作成の一部にしようとしたとき、
コピー&ペーストで対応できます。
なお、ホワイドボードを、写真で撮って活用、とまではまだ行き
つきません。
 
 (2)もう一つは、情報収集
歩いていたり、電車に乗ったり、視覚はだめですが、聴覚は利用
できる場合、スマートフォンでニュースを聞いている場合が多い
です。
一般的なニュースのほかに、特定の解説記事も聞きます。
国際政治・経済関係のニュースが好みですが、直近は米国大統領
選挙関係が多いです。11月3日の投票日は過ぎましたが、まだま
継続して盛り上がっています。
当たり前ですが、書籍にはない、タイムリー性があります。
少し前まで、外を歩きながら、世界のニュースソースに触れるこ
とは出来なかったので、「技術革新」ですよね。
 
(3)小口出金
私も最近、小銭を使う場合がずいぶん減りました。
キャッシュレスでの買い物は、カード利用が多いですが、一部
スマートフォンも使うようになりました。
これも当たりまえですが、「慣れ」の問題。
昔も今も、あまり物欲はなく、「キャッシュレスで買いすぎる」
ことはありません。
常々思うのは、「ネット広告」のすごさですね。
いやいや、これも紙媒体の広告と、思わず比較してしまう年代の
たわごと、かもしれません。
 
3.最後に
若い年齢の読者にとっては
「オジサンが、当たり前のことを、さも大変な事のように書いて
いる駄文の典型」、でしょう。
しかし、この流れは、いつの時代もあること。
有史以来というか、ホモサピエンスの歴史そのものが、長い長い
技術革新の長れの中にあるわけで、「先人が知らないこと」を、
後々の人は、「知ること」になります。
脱線ですが映画のテルマエロマエで、「古代ローマ人は電気を知
らない」という、当たり前を、面白く描いていました。
もっとも、人間の脳自体は、1万2千年ほどは変わっていないそう
で、つまり喜怒哀楽の感情は、同じでしょう。
ただ、「道具」の進化だけで、とうそぶくこともできます。
ただし、AIがもっともっと進歩して、あなたにできる仕事は
もうありません。あなたの存在意義はありません。しかし、なる
べく周りに迷惑をかけない範囲で、あなたを生かしてあげます。」
と言われるのは、怖いです。 

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スマートフォンでメモを取るのは、当たり前のこと?