中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

ホントにインフレ来る? 新型コロナ対応財政出動で世界的にお金は溢れていますが・・・

1.デフレが長いですね。

2021年となりました。

日本では、いつかかデフレが続いているのでしょうか。

若い人にとっては、高度成長、狂乱物価、オイルショック等は教科書

経済書の中の重要用語であり、実体験の世界ではないでしょう。

一歩進んで、「バブル経済」すら歴史用語であり、実感がない人が増

えているでしょう。

2021年の現在、日本にインフレはまだ、やってきていません。

住宅をローン付きで購入し、そのうちインフレがきて、元本・金利

担が相対的軽くなる、と考えた私は、「負け」でした。

日本経済の下降トレンドを読めなかった。世界経済を読めなかった。

自分自身のビジネスが・・・・

オトナの世界は結果がすべて。言い訳は無用です。

f:id:xmichi0:20210106193046j:plain

インフレ、物価上昇のイメージ

2.インフレは来るか?

(1)さて、今日書きたいのは、ほんとにインフレは来るのか、

来るならいつかということ。

株式の格言「もうはまだだなり、まだはもうなり」では、ありま

せんが世界的に、お金を擦りすぎれ、インフレが来るだろうと、

思っていましたが、結果、まだやってきません。

ところが、昨年は「想定外のお金の擦られ方」がありました。

もちろん、新型コロナ感染症対応のことを言っています。

財政規律、プライマリーバランス、問題先送り、言葉はなんとで

も言えますが、過去のトレンドから、大きく外れた「財政支出

があり、市場にお金が出回ったのは事実です。

米国中心に株式市場の上昇は、この需給バランスも一因でしょう。

普通に考えると、世界的なパンデミックで「臆病者」であるお金は、

怖がってしまい株式市場は大幅に下げるというのが、一つの常識。

実態、企業収益が大打撃を受け、株価が壊滅的に下がっている銘柄

はあります。

ところが、市場全体でみると、新型コロナ対応で市場に出回ったお

カネの一部が、株式市場に流入したのでしょう、需給バランスから

大幅高、というのが実態のようです。

(2)メディアの情報を一つ紹介します

インフレが来る? 通貨からの逃避続く世界経済(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース

 20/12/10(木) のITmedia ビジネスオンラインという記事に、以下があ

りました。

(一部抜粋要約します)

①長期ではインフレが想定される。

そしてインフレに対応する資産として、株式やREIT(上場不動産投

信)に資金が流入している格好だ。インフレへの対策としては、イン

フレ連動債や金(ゴールド)、仮想通貨も考えられるが、これらには

リスクがある。

 ② 一方で中期ではまだディスインフレが続くと見る。4〜5年、もし

かしたら10年近くは、中銀の金融緩和が続く可能性が高く、株高は続

くという見立てだ。

 ③日本においては、インフレが起こるとしたら何がきっかけになるの

か。

「日本の経常収支が赤字に転換するタイミングで、円安が起こる。

すなわちインフレになるのではないか。トリガーは通貨安だ」

(3)もう一つ紹介

2020 年 12 月 11 日のWall Street Jouranal の記事に入り部に下記が

ありました

コロナ後にインフレ来るか? FRBには悩みの種に 【WSJ厳選記事】 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト

だが来春は、今年の物価下落サイクルから抜け出すだけではない。

そのころまでには何百万人もの米国民がコロナワクチンを接種し、

暖かい季節が戻るのに伴い安全措置も緩和されるとみられる。

その結果、旅行などのサービス産業を中心に需要が急増する公算が大

きい。 需要が回復すれば物価も持ち直し、インフレ率をさらに押し上

げる可能性がある。

 (4)私が思うこと

経済全体する考え方は、千差万別で、正解か否かは、将来になってみ

ないとわからない。なんとでも言えるのです。

上記のコラムは、「短期的には、インフレは来ない」というものと、

「米国」ではインフレが加速か」というもの、

以前書きました、経済ジョークで、

景気予測について「万年強気、もしくは万年弱気がよい。経済は循環

するからいつかは当たる。」というオチです。

自分が、もしくは対象の相手が信じやすい方向で、論理構築してい

く、となるのでしょう。

 

3.よって自分勝手に

私の自分勝手な見解は、以下の通り。

インフレが、いつかは来る、では困る。

時すでに遅しの感があるが、できれば直近インフレが来てほしい。

私が死でしまってからでは私にとっては意味がない

直近すぐ来てほしい。

私のインカムは、増えないどころが今後も減っていくでしょう。

それでも固定的キャッシュアウトが、相対的に軽くなってほしい、

つまりインフレ期待です。

自分が納得しやすいように、勝手に考えてしまう典型ですね。