〇.2020年1月末の現状
新型コロナの発祥地とか、ウイルス外交とか、米中対立とか、何かと話題の
の中国です。
もはや、米国と那波部というか、米国と対立する「一つの大きな極」といって
いいかもしれません。
時代の流れは速く、1年前に私が、考えて書いたことも、何か、古臭い要素
もありそうです。
しかし、変わらない部分もあります。
まずは、ナマ―の悪さから
1.マナーの話、昨年の1月記載事項に加筆
連日、新型ウイルス報道(今年はポンぺイオ米国国務長の置き土産「ジェ
ノサイド」発言が駆け回っています)で、いつも以上にメディアに流れる
中国ニュースですが,今日言いたいことはシンプルで
「中国人中高年のマナーが悪いのは、大飢饉や文化大革命の
記憶がくびきとなっているのでは? 影響大きそう」ということ。
マナー悪さと文化大革命を、結びつけるブログもありますし、文化
大革命のすざましさを分析した書籍や、ヤマホドあります。
下記に書籍を紹介した「毛沢東の大飢饉」や「文化大革命」そのもの
を取り上げて、論じるのではありません。
タイトルに沿った、私のショート・コメントです。
ほんの1年前まで、日本中を闊歩していた中国人旅行者も新型コロ
ナ騒ぎの影響で文字通り「消滅」してしまいましたが、
信条や気持ちは、そう簡単に変るものではなさそうに、思います。
2.飢餓の直接的記憶
とはいえ、いつの話?くらいは確認しないと、
それこそ話になりません。
4,000万人以上が亡くなったと言われる「毛沢東の大飢饉」
は1958年から1962年くらい、それに続く、「文化大革命」は1966年
から1976年です。
社会生活におけるあらゆるマナーは、心に余裕のある人間にこそ養われる。(中略) 多数の中国人は、まず自分とその家族が矛盾した現代中国社会の中でいき残ることしか頭に浮かばない。海外旅行ができるほど経済的余裕ができた人間も、これだけ乱れた希望の ない国で、心に余裕のないまま生き抜いていれば、マナーなど身につくはず がない
私の持論ですが、「議会」と「政権」は常に分けて考えるべきです。
それは、トランプ政権のときと変わりません。
今の米国議会は超党派で対中強硬路線になっています。
昨年11月にバイデン氏が大統領選で勝利して以降、トラン
プ氏が退任するまでに様々な対中強硬策が実施されています。
それらを指して、「トランプ政権が駆け込みで実施している」
とも報道されていました。
しかし、政策ごとによく見ると、トランプ政権が主導している
ものと、議会が主導しているものがあることが分かります。