中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

何かと話題の中国ですが、「新型コロナ前」のマナーの話から「今後の米中」話 

〇.2020年1月末の現状

新型コロナの発祥地とか、ウイルス外交とか、米中対立とか、何かと話題の

の中国です。

もはや、米国と那波部というか、米国と対立する「一つの大きな極」といって

いいかもしれません。

時代の流れは速く、1年前に私が、考えて書いたことも、何か、古臭い要素

もありそうです。

しかし、変わらない部分もあります。

まずは、ナマ―の悪さから

1.マナーの話、昨年の1月記載事項に加筆

連日、新型ウイルス報道(今年はポンぺイオ米国国務長の置き土産「ジェ

ノサイド」発言が駆け回っています)で、いつも以上にメディアに流れる

中国ニュースですが,今日言いたいことはシンプルで

「中国人中高年のマナーが悪いのは、大飢饉や文化大革命の

記憶がくびきとなっているのでは? 影響大きそうということ。

マナー悪さと文化大革命を、結びつけるブログもありますし、文化

大革命のすざましさを分析した書籍や、ヤマホドあります。

 下記に書籍を紹介した「毛沢東の大飢饉」や「文化大革命」そのもの

を取り上げて、論じるのではありません。

タイトルに沿った、私のショート・コメントです。

ほんの1年前まで、日本中を闊歩していた中国人旅行者も新型コロ

ナ騒ぎの影響で文字通り「消滅」してしまいましたが、

信条や気持ちは、そう簡単に変るものではなさそうに、思います。

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観光客へのマナー呼びかけ

2.飢餓の直接的記憶

とはいえ、いつの話?くらいは確認しないと、

それこそ話になりません。

4,000万人以上が亡くなったと言われる「毛沢東の大飢饉」

は1958年から1962年くらい、それに続く、「文化大革命」は1966年

から1976年です。

幼児期でなく、多感な思春期が始まる前、「当時の10歳」を例にとり
ます。
現在は2021年ですから、「当時の10歳」は、55歳から65歳くらいと
なります。
「つらいつらい生活、死への恐怖、社会の理不尽さ、ひもじさ」等
そのころ記憶が消えるはずはなく、ついつい、「豊かな」現代なっ
ても顔を出すのでしょうか。
「第二の本能」とは言いませんが、無意識のうちに現れる習性かも
しれません。
誤解なきよう書きますが
私は「中国人のマナーの悪さが、原体験に基づくもので仕方ない」
とは、ゆめゆめ主張していません。
これだけ国家が経済力を持ち、否が応でも国際社会で目立つ存在と
なってきただけに、国内でも国外でもマナーに十分気を付けてほしい
といつも思っています。
いわいる「新型コロナ後」で旅行が復活するころ頃には、少しは変わる
のかな。
ちょっと引用しますが(こちらは「衣食足りて」の取り方が私見
違います)
 社会生活におけるあらゆるマナーは、心に余裕のある人間
にこそ養われる。
(中略) 多数の中国人は、まず自分とその家族が矛盾した
現代中国社会の中でいき残ることしか頭に浮かばない。
 海外旅行ができるほど経済的余裕ができた人間も、これ
だけ乱れた希望の ない国で、心に余裕のないまま生き抜
いていれば、マナーなど身につくはず がない
 
3.「今後の米中」をにらんで
ご案内のように、1月20日をもって、トランプ政権からバイデン政権に
変りました。いろんな意見、いろんな考えはありますが、
(1)まず議会についてほ発言を引用します。
 私の持論ですが、「議会」と「政権」は常に分けて考える
べきです。

それは、トランプ政権のときと変わりません。

今の米国議会は超党派で対中強硬路線になっています。

昨年11月にバイデン氏が大統領選で勝利して以降、トラン

プ氏が退任するまでに様々な対中強硬策が実施されています。

それらを指して、「トランプ政権が駆け込みで実施している」

とも報道されていました。

しかし、政策ごとによく見ると、トランプ政権が主導している

ものと、議会が主導しているものがあることが分かります。

 
(2)三権分立の「行政」はどうか?
上記のように「立法」である米国議会は、上院下院とも若干共和党、民
主党の議員比率比率は変わりましたが、対中姿勢は、変わらない様子と
の論評が多いです。
「行政」は共和党から民主党へ大きく振れたものの、直近の新国務長
官のジェノサイド認定継続発言に見られるよう、対中政策は、大枠継
続に見えます
国の安全保障、対外政策に、共和・民主の政党色は少ないと、一般に言
われるものの、是々非々で、今後の動静を見守るしかないと、思います。
当たり前ですが、政治は結果責任です。