中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

解るようで解らない景気動向 データやヒアリングやいろんな指数あり

1.景気指標から

全体の景気なんて関係ないという人もいれば、指標として重視と

いう人も、当然立場により取り扱いが違います。

まずは短いニュースから

1月景気動向指数 3か月ぶり上昇 景気判断「上方への局面変化」 | NHKニュース

(1)1月景気動向指数 3か月ぶり上昇 景気判断「上方への局面

変化」という2021年3月8日 夕方の記事

要旨は

・ ことし1月の景気動向指数は、景気の現状を示す指数が、前の月と

比べて3.5ポイント上昇。

・指数が上昇するのは3か月ぶり

・景気判断は、これまでの「下げ止まり」から「上方への局面変化」

に引き上げ。

 ・景気判断の上方修正は去年8月以来5か月ぶり。

 (原因として次をあげます。)

輸出が増加する中で、半導体や自動車部品の生産や出荷が増えたこと

などが主な理由。

 (内閣府見解)

・消費は弱含んでいる一方で、生産や出荷の伸びが大きい。

・指数を見るかぎり、景気の持ち直しが続いていることが確認でき、

今後も同様の動きが続くのか注意深く見ていきたい

 (2)私の「私見」を少し、

コロナうんぬんと言っても、経営は続いていきます。

1年以上だし、もう「一時的」ではなく、一つの「常態」とも言え

ます。

例えば重い軍事費をかぶって経営するのも一つの例であり、これと

同様コロナ騒動も、常に経営に付きまとう「税金」と考える、とい

う思考もあるかもしれません。

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若い人には???でしょうが、バブル景気というのが昔日本にありました。

 2.今度は「肌感覚」の景気ニュース

同じ日(2021年3月8日)にリリーズの2月の数字

景気の現状指数 2月は前月比10.1ポイント上昇 4か月ぶりに改善 | 新型コロナ 経済影響 | NHKニュース

 (1)景気の現状指数 2月は前月比10.1ポイント上昇 、4か月ぶりに

改善今度の記事は一般的に「景気現状指数」というそうです。

 

働く人たちに景気の実感を聞く内閣府の調査で、

・2月の景気の現状を示す指数は前の月より10.1ポイント上昇し

41.3に。

新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向となったことから

、4か月ぶりに改善。

・2月25日から28日に行われた調査では、小売店の従業員やタク

シーの運転手など2000人余りを対象に、3か月前と比べた景気

の実感を聞いて指数に。

 (2)調査実態

・九州地方のレストランからは「時短営業が解除となり、わず

かではあるが客は戻りつつある」という声あり。

・1都3県にある百貨店からは「郊外店は食料品を中心に売り上

げが伸びており、前回の緊急事態宣言時に比べれば落ち込みは

限定的だ」といった声あり。

 ・一方、2か月から3か月後の景気の先行きを聞いた指数は、

前の月より11.4ポイント上昇して51.3となりました。

 ・この指数が50を超えて、景気が良いという見方が、悪いと

いう見方を上回るのは、2018年9月以来。

内閣府は「景気は新型コロナの影響で厳しさは残るものの、

持ち直しの動きがみられる」と基調判断を上方修正し、

先行きについては「緊急事態宣言の解除やワクチン接種への

期待感が表れている」としている。

 

3.言いたいこと

(1)当たり前のことですが、「景気」は、番人共通の明確な

定義がなく、各人の「感じ方」によること。

別に大手企業の経営者だけのことではなく、小さな自営業者も、

給与所得者も、扶養されている方々も、それぞれ現状の立場に

より、それぞれ違う、ということ。

客観的には、推し量れない、と思います。

(2)もう一歩進めて、前向きに

確かに、明日の食料にも、困る方もいらっしゃるでしょうし、

医療を受けられない不安、という方もあるでしょう。

現在の日本で、そうでない方は、多いはず。

「上見て暮らすな、下見て暮らせ」といった自虐性をにおわせ

る表現は、私は嫌で、美点凝視でいこう、ということ。

ある程度自分が納得いく努力ができたことが前提ですが、悲観的

に考ても楽観的に考えても結果が同じであるなら、物事を美点凝視

して、勝手にいい方に解釈(周りが鼻白んでも、迷惑はかけないこ

とが必要)して、生きていくほうが、「得」な気がします。