最近、政治思想をめぐる、論議に少し興味があり、つづってみま
した。最後に、情けない「私見」も書きます。
1.リバタリアニズムとは
けるかという問題に対して、
どちらかの範疇に括られるのでなく、幅広い概念であり、グロ、
ナショ双方に親和性があり、局面、局面によって違う、という
はなはだだあいまいな本日の結論です。
2.まず、言葉の定義から
言葉の定義は大切っで、議論がありますが、取り急ぎwikipediにより
ます。
法律学に正解がないのと同様に、社会科学に正解は一つではないの
ですが、それでは話が進まないので、以下の定義とします。
(1)グローバリズムとは、
地球を一つの共同体と見なして、世界の一体化(グローバリゼーシ
ョン)を進める思想である。
字義通り訳すと地球主義であるが、通例では、多国籍企業が国境を
越えて地球規模で経済活動を展開する行為や、自由貿易および市場
主義経済を全地球上に拡大させる思想などを表す。
(3)ナショナリズムとは、
国家という統一、独立した共同体を一般的には自己の所属する民族
のもと形成する政治思想や運動を指す用語。
日本語では内容や解釈により国家主義、国民主義、国粋主義、民族
主義などとも訳されている。
(3)リバタリアニズムは、
①個人的な自由、経済的な自由の双方を重視する、自由主義上の
政治思想・政治哲学の立場。
新自由主義と似るが、これが経済的な自由を重視するのに対し、
リバタリアニズムは個人的な自由をも重んじる。
他者の身体や正当に所有された物質的、私的財産を侵害しない
限り、各人が望む全ての行動は基本的に自由であると主張する。
志主義などの訳語がある。
の存在を唱える立場を指す。
この意味では自由意志論などと訳される場合が多い。
重視するため、リバタリアニズムと相反する。
例えばリベラリズムは、努力を怠った結果としての貧困者や
社会的弱者をも救済するため、富の再分配や法規制など政府に
よる一般社会への介入を肯定し、それにより格差を是正しよう
とする社会主義思想である。
他方、リバタリアンは、結果の平等を担保するために「徴税」
によって富を再分配する行為は公権力による強制的な財産の
没収の上に成り立っており、経済的自由の侵害であると説く。
貧困者や弱者の救済は国家権力ではなく自発的な仕組みによ
って行われるべきだと主張する。
さもなければ、人々は努力して富を築こうとするインセンテ
ィブ(誘因)を失うことになる。
では、富める者から弱者・貧困者への自発的な支援は当然の事
として一般に認識されている。
4.考え方の補足
(1)直近私がyoutubeを聞く3市を表すると
茂木誠氏は、グローバリズムに親和性が近いと評している。
及川幸久氏は、反グローバリズムを信条としているようだ。
「 ゆめラジオ」氏はリバタリアニズムを信条としており、第二次
現在の日本には非常に強いナショナリズムを感じているようだ。
(2)私自身はリバタリアニズム賛成、若干右寄り、反グローバリズム。
ただし、ナショナリストの面は若干弱い。
ただし、「信条と行動」が首尾一貫せず、は情けない限り。というのは
経済的苦境が続くと、自己責任を貫けず日よってしまい「結果平等的
救済」も、期待したりしてしまいます。
最近「亜イン・旦土の「肩をすくめるアトラス」を読んでいますが
上段・下段に分かれて一冊で1270ページと分厚く重いです。