1.ヒマに任せて
若い頃からやってきた仕事における「実務」から解放されていくと、
いろんな側面がでてきます。
社会から相手にされていないように感じて寂しいとか、経済的に
苦しくなってとか、の話は今日はしません。
「小人閑居にして不善をなす」ではありませんが、「ヒマに任せ」
て、も少し言葉を取り繕うと「自由な時間を活用して」「よしな
しごと」を考えているのが、私の実態です。
とはいえ、それは外部への実害はほとんどないようですし、「不善
をなす」にまで至らないのかもしれません。
2.余裕のある社会
さて、今日少し書きたいのは、「日本社会はまだまだ余裕がある」
ということ。なんだ、そんなこと当たり前ではないか、かも知れま
せんが、私が勝手に思い当たる事例から書いていきます。
(1)何度か書いたように、少なくとも現時点で、日本社会で飢え死
しそうな人が、多数とは思いません。
報道の可否、私がその報道を知っているか否か含めて、飢餓状態にい
る人が皆無であるとは、解りませんが、「多数」ではないようです。
歴史を振り返ると、その点は、まず国としては合格、でしょう。
(2)戦争や暴動に巻き込まれ命を落とすことは、少なそうです。
上記の「飢餓状態」より、「確度」は落ちるものの、大丈夫そう。
オマエは日本を取りまく、国際関係、安全保障の状態を知らないのか、
と言われそうですが、先はともかく、今日まで全面戦争はありません。
米国の「ブラック・ライブズ・マター」にかこつけた暴動や、欧州の
移民問題を契機とした暴動、また(情報開示がなく)あくまで推測で
しょうが全体主義国家での、個々人の身体の危機等々、大変そうです。
比較論から見て、「日本は安全」と、少なくとも源治帝では言えます。
(3)新型コロナ対応あれこれ
も少し、具体的、実務的な問題に入りますが、新型コロナ対応あれこ
れを見聞きする場合に本当に余裕のある社会だな、と思います。
①世界的に大きな影響を与えている新型コロナ問題は日本では、結果
として良く、コントロールされています。
「蔓延」とか「医療崩壊」という言葉が、一般の地上波テレビで飛び
交うのを、裏読みすると、「海外並みに本当に大変だ」と思っていな
い人がとても多いらでしょう。
②先日、チラリとニュースを見たら公園とか外での飲酒の排除を
呼びかける「見回り隊」なる者があるとか。あくまで要請であり罰則
を伴う強制力がないそうで、その意味合いはなんでしょう。
もちろん「見回り隊」の方は、上から命ぜららた仕事であり、まじめ
にやった報酬をもらう、その制度趣旨や効果は、本人の関知すること
ではありません。
③少し古いですが
厚生労働省が、企業に「経営努力をして、内定取り消し取り消しを
防ぐよう要請」とっいった記事がありました。
やはり「「餅は餅屋」でしょう。厚生労働省に企業努力をいう権限
があるのは、私には不思議でした。
④ワクチン注射が進まない要因の一つ
原因の一つに、注射をする人手不足が報道されていますが、これも
規制に絡めた既得権益保持最優先の匂いを強く感じます。
場所あh沢山あるし、基本的に現時点でコロナ対応していない医療
資源がたくさんあるわけで、その一部の日の活用をしては?
しろうと意見かもしれませんが、「注射を打つ」人は沢山いるわけ
で歯科医師でも薬局でもいいのでは?
骨董無碍な話でなく、海外事例もあるわけで、これも既得権益の影
を強くを感じてしまいます。
⑤親父の小言オン・パレードになってきましたが、この小見出しの
最後は「ベッドが足りないので医療崩壊」の報道について。
良くも1年以上も、同じ行政の不手際を報道するもの。
医療関係者にも「緊急事態」対応させて、行政がほんとに大変と思う
なら、強制力を働らかせては?
3.最後に
ピリリとワサビのきいた、さわやか系の社会コメントをめざしている
わけですが、現実は「日暮れて道遠し」どころか「小言」を書き連
ねる実態です。
餓死も免れ、直接的な生命の危険も回避できて、日々ヒマに「考える」
ことがができる余裕のある現在日本社会に、まず感謝です。
皮肉めいて書くと、既得権益保持に救急している人が横行しても、まだ
社会が成り立っていく余裕があるのでしょう。
さて、人間弱いもの、おそらく社会貢献もできないであろう今まで及び
これからの人生も、ヒマに任せて、いろいろ文句を言い続ける私なので
しょう。