中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

今週のお題「やる気が出ない」それでも、日々過ごせるのは幸せなのでしょう。

0.今週のお題「やる気が出ない」

私の場合、日々の行動が、やる気のない事が多いです。

大半のことに対して、明確な目的意識をもっていることが

少ないようです。

やる気がない原因を探っていくと、それこそ個々人の感性で

千差万別なのでしょうか、まず結果が想定さえること、事前

の納得性からスタートしましょう。

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やる気が出なくて、抜け殻のイメージ

 1.結果の想定と納得性

ある行動を命ぜられて、自分の納得いく結果が想定されないと

やる気をなくすそもそも出発点からやる気がない、ということ。

昔若いころ、ある調査を命じられましたが、自分にはどうも、

調査目的と命じられた調査分野の齟齬が感じられました。

時間と労力を投じたところで、問題簡潔にならないのではない

か、そもそも出発点が「ボタンの掛け違い」ではないか、と思

うと、そりゃあ、やる気は出ません。「面従腹背」的な手抜き

工事になりがちです。

今振り返ってみて、自分想定が正しかったことも、そうでな

かったこともありますが、当時は真剣にそう思っていました。

卑近な例で、最近の新型コロナ対策をあげましょう。

指示を受けて従おうとする「やる気」のもとは、納得性でし

ょう。

数字や理論、エビデンス等々に、自分なりの納得性がないと、

大半の国民は、従いますが、やる気は出ないでしょう。

「結果」が割りと短期間で出やすいケースは特にそうです。

これは政府の「反対勢力」の見解もそうで、野党やマスメ

ディア含めて数字や理論、エビデンス等々に、難があるの

は同じです。

 

2.そもそも、メンドウなことはキライ

身も蓋もない話ですが、「納得性」と言った割と知的な話では

なく、メンドウなので「やる気が出ない」こと。

人間誰しもとは言いません。私の場合、面倒なことを強制され

るのはキライ、怠惰な生活は好きです。

高い目標意識や、責任感があることも、たまにはありますが、

そうでない場合、一般的に人としてとか、社会人としてとか、

親としてとか「やらねばならないこと」は、やりますが、やる気

はあまり出ません。

自己保身能力はありますから、上記で述べた「納得性」を、意識的・

無意識的に使って、「あまり意味がない事なんだ」と勝手解釈している

場合も多いのでしょう。

 

3.自由人の幸せ

やる気が出ない原因を分類化していけば、もっと書けそうですが、

視点を変えて、「やる気が出なくて、やらない」でも、生きてい

けることについて少し。

やる気がなくて、つまり、やる気がでないことをやらずに過ごせ

ること、そしてなんとなく生きていけるのは、奴隷でなくて自由

人である証拠に一つであり、とても幸せなことなのでしょう。

いわいる「さぼる」ことの程度問題です。

子供のころの学校や大人になっての職場、家庭内、いろんな局

面で「やらねばならない」ことはたくさんありますが、さぼっ

たところで、生命の危険にさらされる程度まで行く場合は少な

いでしょう。

「現代人」と言っても、私が知るのは日本はじめ、周りの狭い

狭い世界ですが、奴隷でなく、自由人である故の「強制力」は

弱いのが現状です。

「足るを知れ」とか「上見て暮らすな、下見て暮らせ」といっ

た、説教じみたことを、書くつもりはありません。

冷静に、やる気がなくてさぼっても、生きていける社会は、いい

社会だと思います。