中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

オリンピック反対派の次の手法 「手の平返し」のタイミング 今後また「政治劇場」か

1.オリンピック反対派次の手 
(1)(過去との自分の)意見の整合性はどうでもいい、といういわ
いる「なんでも反対」路線は、一定の関心を集めますが、なかなか
うまくいかないもの
4月4日時点で、うまくいかない理由を少し書いています。
一部要約すると

・実際に権限を握っている勢力に対し「なんでも反対」というのは、

単純そうに見えて、実はうまく運用するのがかえって難しそうな戦略

 ・理由はまず情報格差

何でも反対の主張をすることで差別化を狙う戦略ですが、外部環境は

状況が変化するなかで、「与党勢力」が、主張をひっくり返すことも

あるのに対し、彼らは情報がないまま、今度は主流側の「ひっくり

返した結論」に対し、また正面から「反対」となります。

これをよくよく吟味すると、野党サイドの初めの主張と、ちぐはぐに

なることが、よくあります。

つまり、「何でも反対」戦略は、結果として以前の主張と真逆なこと

を、主張することにもなり、自分で意思決定したのでないゆえ、説明

に論理性を欠く、説得性を欠く場合も多くなると思われます。

(2)上記を、東京オリンピック開催について、当てはめてみます。
ひと月くらいまえでしょうか。
東京オリンピック反対の署名が相当数に上ったと、メディアも報道し
ていました。
「民意」全容が、アンケートや署名の家事等で解るとは思えません。
米国自理恵ですが「公正」であるべきsン居にも「不正」の疑いとか。
これは極端な例としても、アンケートは、問い方や選択肢設定一つで、
どうとでも解釈できる面があります。
さて、東京オリンピック開催有無について、政府が最終判断をしてい
ない時期は、これでいいのですが、開催が決まり、「外堀埋をうめら
た反対派」は、どうしましょうか。

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1年遅れで、東京五輪開催へ

 2.手のひら返し
 (1)今後、どのタイミングで「手のひら返し」が起こるのでしょ
うか? もう一部で、起こっている?
そもそも、オリンピック開催反対貫くなら
無観客試合だろうが、収容人数5000人だろうが、一万人だろうか、
無関係というのが無視するのが理論的でしょう。
開催を全体として、収容人数の話をするわけですから、開催反対
であれば、前提が違うわけです。
 おそらく、現実は、ある時点で「オリンピック反対をするりと抜
けて」次は収容人数制限で、開催歯を批判するわけです。
(2)考えてみると、上手い戦略、いや戦略と言えるか不明です
が目的とするところが、「相手のやることに反対」であり、その
過程の理論構成は問うていません。
オリンピック開催が決定となると「開催反対主張をしていたこと
は、引っ込めて次は、人数制限批判。
これも、既成事実となると、また次の批判ネタを見つけていく。
今日はオリンピックに限定した話をすると「何でも反対派」はオリ
ンピック隗愛前、開催中、そして開催後も、ネタを見つけていく
わけです。
人間のやることだから、すべてにおいて「完璧」は、ありえず、ネタ
には困らないと思います。
タイトルの通り「政治劇場」をいくつも演出できるわけです。
何でも反対拡充に、マスコミ等もうまく利用できます。
 
 3.本心はどれ?
「現在案件を実行している派」と「反対派」に力が拮抗している
とか、次に逆転可能な場合はそう多くな無くて、自らが実行できる
立場に回るとは、自他ともに思ってない場合が多いもの。
「仕事」としては、まじめに「なんでも反対」を貫きますし、二重基
準(ダブル・スタンダード)も、手のひら返し手法の一つ。
とはいえ、ヒトの一生は短い。
本当に、自分が主催者・実行者者になることを。本心から考えている
のか、生きていくための「その場しのぎ」なのか、さまざまでしょう。
(ある程度の年齢になると、誰しも可能性が解ります。)
一つ言えるのは、あまり根詰めないで、自らが主人公にならないこと
を冷静に認識し、批判する側に回って、一生を終えるほうが、「楽」
のような気がします。
(実際、そうしているのでしょうが・・・・)