仕事のうち、いわいる「実務的な作業を行う時間」が以前よりぐ
っと減ってきて、ありがたいことに「読書時間」はかなりとれる
ようになりました。
加えて、マス・メディアに費やす時間つまり日本語ニュース記事
を見ている時間が、ずいぶん増えました。
批判的にニュースを見るスタンスは以前から変わらないのですが、
ニュースに接する時間が長い分、感じること・気になることも多
くなりました。
以下、いくつかの論点を書いてみます。
1.関心分野
マス・メディアには広い裾野を持った話題がいいですよね。
健康問題は、誰しものが関心を持ち生活上の制約も絡んできます。
新型コロナ感染症は、うってつけの話題提供となりました。
いわいる芸能関係ニュースは、マニアの方は多いにしても全国民の
関心事とは思えないし、米国大労量選挙不正疑惑も、尖閣や竹島の
防衛と日本全土の安全保障上の問題も、矢張り「全国民的」にはは
今一歩です。
否応なしに、ほとんでお全国民の社会生活に影響行動制限も加わる
感染症の問題は、大きい。
恐怖心を煽れる典型は、関心を常に引きやすいし、直近でいうと
ワクチン接種ビジネスの傾向が感じられます。
しかも、2021年6月末現在。世界的に見て「収束の方向」とは、
まだ言えないようです。
2. 一方的報道姿勢
(1)教科書的に言うと報道の中立性性と公平性が求められ
るわけですが、どうも、一方的報道が目につきます。
少し引用しましょう。
6月27日日曜の夜のニュースからですが
都の担当者の発言として
「少しずつ感染者は増えてきている。きょうも渋谷や新宿な
どの繁華街では人出が非常に多く、変異株の影響を踏まえる
と感染の再拡大の可能性はより高まっている。
コロナ疲れもあるとは思うが、人との接触をできるだけ避け
る行動をとってほしい」と呼びかけています。
以下は私の意見
・毎度私は「PCR検査(日本の基準で)陽性者を感染者」と
呼ぶことには、常々疑問ですが、ここは、議論しません。
・「変異株の影響を踏まえると感染の再拡大の可能性はより
高まっている。」と発言は理論が一方的であり、拡大・不
拡大の両論併記が必要。
「可能性が高まる」というより前後の文脈から、断定的」
・人と人の接触を割けつ、荒野は根拠を示してほしいし
・(引用文にはないが)「感染に気をつける手法」が、いかに
もあいまいで、抽象的。
(2)「収益目的志向」からくる一方的傾向
テレビ、新聞等の大手メディアは、まさに大手の民間企業とし
て自らの組織が、生存のための高い収益を必要としています。
収益嗜好は、民間企業と言え当然なのですが、一定程度の視聴
者関心を維持するため、常に刺激的で、受け入れやすいような
一方的報道をすることがあります。
競争社会において、常に自分に関心を持たせるには、恐怖心は
有効だんだん、刺激を強くしているしかないようです。
報道姿勢の方向転換は、収益維持の目的志向からは、なかな
か修正が難しいこともありえます。
(3)思い込み
これは、私の偏見かもしれませんが、多く右寄り左寄りで分けた
場合、「左寄り」の人は「正義は我にあり」的傾向がより強い
ように思います。
思考の寛容性が、相対的に低いように、感じるのです。
3.より過激になる傾向
寛容度が低いことも通じますが、ワクチンビジネス推進派は、
既存の安全、安価かな、治療薬は制限する方向が見えます。
例えばイベルメクチンが、「既存」「安全」「安価」の例かも
知れませんが、ワクチン推進派は、利用制限を画策している
ようです。
利用者にとって、予防であるワクチンと、治療効果が認められ
る安全・安価な薬の双方を欲しているはずです。
(2)「より過激」は、人間の本性かもしれません。
理論的説明は、私の力に余りますが、少し歴史を振り返ると
バン派に 取って変わられ、
ナチス・ドイツの幹部は組織への忠誠心を示すため、より過激に
また、日本の連合赤軍の場合も、少しの思想の違いを「反対派」
と見なして「仲間」を粛清していく。
一種の思考の「麻痺」もあるように思います。
(3)常に刺激を
話が、「粛清」と暗くなったので、最後の締めは少し戻しを。
「戦いを見せる」ことが仕事のプロレスラーも、興行の連日連夜
高いモチベーションを維持するのは困難で、興奮剤や、強い刺激
の気付け薬も必要。
また、お笑い芸人は「笑わせてナンボ」でしょうし、泣かせてナ
ンボもあるでしょう。
「職業人」はいつにおいても、何の職であっても大変です。