1.たじろく私
(1)話としては、何のことはない。
ある依頼を受け、申請書類を作成することになったのですが、
私の気が重いのは、書類の内容のことではなく、添付書類のこと。
申請はオンラインの世界であり、紙の書類を、スキャンしてPD
F等のデータにして、貼り付けること。
「なんでそれが問題なの?」と聞かれそうですが、スキャンのやり
方、スキャンしたデータのPC取り込み、貼り付け等々の一連の作
業が、気が重いのです。
「やり方を日本語でちゃんと書いたあるでしょ」と言われると
その通りなのですが、応用が全く効かない、臨機応変対応が
できないのです。
(2)先日読んだ「アンガーマネジメントの本」から
上記がとても面白かったのですが
「メカトラブルマジギレする人」から、再度引用すると
①まず「特徴」として
パソコンが立ち上がらない、動作が遅い、止まった等でイラ
イラする。相手がモノであっても勝手に人格を反映させて怒り
がエスカレートする。
②「Why? なぜ怒る」の考察
仕組みは解らないけど、動いて当然、満足に動かないものが売
られているわけがないという思いがあり、その通りにならない
と怒る。
③「怒っている人へのADVICE」
先ずはIT機器の便利さに感謝して、IT機器についてのリタラシー
をあげることで回避することはできるので、ある程度の知識をみ
につけること。
④私の思う事
今日の結論めくのですが、
時代時代に必要なことがあって、現在進行形でITリタラシー向上
は老若男女必須の感じがします。
先入観を避け、怖がらず、肩ひじ張らず、「先生」に素直に、自分
でできる範囲で、進めていくしかないと思います。
2.世の中を見渡して
(1)昨今、新型コロナ感染症対応のワクチン接種の予約をニュ
ースを聞いていて、確かに80歳代では、自力でインターネット予約
は難しかろう、と素朴に思いました。
理由は、若いうちにキーボードの接していないから、入力の点で
インターネット予約は手続きが難儀との推定です。
(痴呆症とか、本人の生理的状態は、考慮していません。)
例えば、同じ80歳代代でも、米国や英国等、もともとタイプライター
を打つ文化があっての、若いうちからキーボード配列になれ、文字を
打つことに抵抗のない地域の生まれ育ちの方は良いでしょう。
ご案内のように、現在の平均的80歳代の方の若いころには、その
文化がなかったから、仕方ない、との推定する次第。
いわいる先入観の話でなく、若いうちにそういった教育を受けて
いないと、いまさらデジタル機器を使おうにも、まずキーボード
が使えなくて、つまずいてしまう。
(2)これから発展して考えると、あと20年もすれば、つまり今
の60歳代が80歳代になったとき、まかりなりにもキーボードに
触ったことがない人は激減しますし、キーボード利用手続きも
おそらく、スムーズでしょう。
も少し考えて、
もうあと40年もすると、今の20歳代なら、60歳代になっていま
すが添付書類に写真や動画情報を含めて「普通」に張り付けて、
申請できそう。
「感覚的に使っているわけだから、問題ない」となりそうで、
「デジタル社会での諸々行政で続き」も、かなり円滑に動いて
いそう。
(3)脱線と軌道修正
①いや待てよ、と少し疑念が浮かびました。
PCより、携帯電話が普及して、もっとわかり人には、一本指で
日本語で文字を打つことはできるが、PC等標準キーボードで、
文字を打ったことがない・・・
それは、それで問題ですが、その後の社会教育というか必要に
迫られて、対応していくでしょう。
私が心配する話でないし・・・。
②いつものように、話が脱線しましたが
(重複となりますが)
出来るか不安との先入観持たず、もともとできないんだから「怒
らないで」ぼちぼちやっていくしかないと、思っています。