中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

重症患者が全国で428人東京都で63人なら、他の疾病対策に注力すべき。現実に医者がそう思っているなら、やはりメディアの煽りすぎ

1.新型コロナ感染症の現状をどう見る?

今日の日本では、言論の自由があって、誰しも好き勝手発言して

いいのですが、この手の感染症に関しては、多数の人々の行動制限

職業の自由制限を受けるので、厄介なものです。

どういった判断においても、影響力の強い人(特に既得権益者)の

ための判断になりがちなのは、古今東西の通例で、現代が例外とい

う訳ではあり得ません。

また、自己へのも利益誘導のために、問題の論点をズラスとか、

「煽る」勢力がいるのもまた、通例であり、テクノロジーの発達も

あり、いわいるマスコミと言われる輩が媒体を使って、影響力を強

く与えるようになったのは、最近の特徴でしょうか。

毎度の繰り返しですが今回も日本流の「緊急事態」(なんと4回目)

だそうで、私も毎度ながら持論を少し。

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今日もまた、イラストにアマビエを使います。

2.医療崩壊の回避が、目的ではなかったの?

(1)緊急事態宣言の目的が、医療崩壊を防ぐためと、何度も報道

されていますが、対応する病床を増やさないのだから、やはり本気

とは思えません。

憲法上の制約」うんぬんと逃げないで、行政責任者が、本当に

「緊急事態」と思うのなら、国民の犠牲の上に、既得権益者グルー

プを守るのでなく、対応できる病床数を増やせと命令すればいい

だけ。

選挙が目的に政治家ですから、圧力団体に弱いのは解りますが、

「国民の代表」なのだから、少しは自負をもって・・・。

(2)以前のUSAでも、中国で見、昨今のインドネシアでも、緊急

対応に「コロナ病棟を建設」のニュースが流れましたが、病床が

足りないなら行政が動くのは、当たり前。

病床が余っているから、新規建設しないのは日本では当たり前な

のでしょうが、4回目に至って「病床が足りなくなる恐れがある」

とはもうマンガです。

7月10日時点の数字を見たら

全国の新型コロナ関連重傷者が428人で、前日比13人減、

東京都が67年で、前日比1人増とのこと。

人口はざっくり全国で1億2000万人以上、東京都で1300万人以上

いるのですよね。

今日のタイトルにも書いたように、人口比率でもっと緊急対応統

すべき、疾病がありそうで、そちらに注力すべきでは?

(3)メディアは恐怖心を煽るべく、相変わらず騒いでいますが、

情報の受け手の国民の方が、ずっと冷静です。

「人流をもっと止めるべき」とか「人の外出が増えて問題だ」と

騒ぎますが

65歳以上で2回注射を打ってもう安心という人は、外出が増える

だろうし、

中高年から若手は、「重症化しにくい、死ぬわけはない」、と知っ

ているから、外出したがるのは、これも、当たり前の気がします。

日本よりずっと感染者も死者も多い海外で、サッカー、デニス、

野球等が「密な環境」で日々継続されている情報も巷に流れます

から、当局が「情報統制」しようにも、無理な話。

 

3.少し勉強

あきれ返るような話は、このくらいにして以下は語は少し勉強

学士会報 2021年4回 第949号というのに記載の

ウイルスの存在する意義

という小文から少し引用

 論者は、東大名誉教授 農業博士 の 山内一也さん

(1)ウイルスは自然生態系の一員

〇ウイルスは、地球上に30億年前に出現し、真核生物(動物、植物、

真菌)、アーキア(古細胞)、細菌といった、あらゆる生物に寄生

している。

ウイルスは、子孫ウイルスのための遺伝情報として、DNAまたは

RNAを持っているが、代謝機能を欠いている。そのために、生物

の細胞保有する代謝機能を乗っ取って子孫ウイルスを産生して

いる。

ウイルスは、代謝機能を欠くために、生物とはみなされていない。

〇ウイルスは地球上いたるところに存在する。

 

(2)病気を起こすウイルスはほんの一部

〇ウイルスは病気の原因という面だけで捉えられてきた

〇遺伝情報という指紋いより、ウイルスの存在を知る所とが可能

になり様々な役割が明らかになりつつある。

 

(3)ウイルスの生態を変えている現代社

〇世界人口は急増して78億に達している。家畜も同様に増加

し続け、人間と家畜は、今や地球上のすべての哺乳類のバイオ

マスの96%を占めている。

〇自然界で散在して生息している野生動物の間では、ウイルスは

接触感染だけで存続することは容易ではなく、野生動物から分離

されるウイルスの多くは、蚊やダニなどの昆虫により媒介されて

いる。

〇人間社会に広がったコロナウイルスとしては、2003年の重症急

性呼吸器症候群(SARS)ウイルス、2012年の中東呼吸器症候群

(MERS)ウイルス、そして2019年に発生してパンデミックを起こ

している新型コロナウイルスがある。

ウイルスは、単に自己を複製する利己的存在である。たまたま、

ヒトやブタに飛び移って、グローバル化した現在社会という広大

増殖の場を見出しているに過ぎない。

人間が野生動物ウイルスを招き入れているのである。

 

4.改めて感想

この地球上の大先輩であるウイルスとは、今後とも、長らく共存

させてもらうしかない。

冬遊のインフルエンザの流行が、恒例のように、新型コロナも変

異を繰り返して生き続けていくのに対し、(その時々の当たり外れ

は置いといて)ワクチン接種や治療薬対応となるでしょう。

「新型コロナの特別視」の方がア、普通ではないでしょう。

一つ言えるのは、宿主をほとんど殺してしまうようなウイルスは、

長く生き延びることはできないのだから、ウイルス自体は弱毒化

はしていくのでしょう。