1.定期的にモールにある歯科へ
(1)有難いことに、今大きな歯科の治療はないのですが、3ケ月
に一回をベースに自宅近くのショッピングモールの中に、デンタル
クリニックに通っています。
昔子供の頃に感じた「歯医者への恐怖」はずいぶん減りました。
いきなり脱線ですが、20年くらい眼、まだ子供が小学生の頃「今
どきの子供は自分の子供時代と比べて、眼が悪くて歯がいい」と
感じていました。
私は加齢による歯茎の衰えや、ましてや入れ歯等は無いのですが、
過去には、そこそこ虫歯があり、往年の治療の後が歴史として私
の口の中に残っています。
(2)さて、担当の女性よりセールス。
「今後の長期的治療方針含めて1年に1回、口内のレントゲンを撮る
のが理想なのですが、1年半レントゲン写真がありません。
若干費用かかりますが、今回レントゲンを取られますが?」
私がレントゲン費用を聞くと〇〇円とのこと。
安くはないが、対応できない金額でもないので、応諾。
クリニック側は、「セールス成功」です。
なんのセールスも、対象者からおカネを引っ張り出すのは、大変
なのですが、圧倒的情報格差に基づき、相手の恐怖心に訴えるセ
ールス手法はやはり強いです
「医療は仁術でなく、算術」の一端を垣間見ます。
以下独断と偏見でしょうが、
「仕事人の中で、医者、教員、役人にダメ人間が相対的に多い
のは、相手との情報格差を、自分の実力とか特権と思うから
でしょう。
私が子供の頃「医者は、楽で、儲かり、あまり能力もいらない
から、 いい仕事だぞ」と、一部の周りの大人が言っていました
が、現在の年齢になって、「なるほどそうだ」と腑に落ちるの
ですが、「時すでに遅し」、というわけですね。
誤解のないように。
何の仕事も大変であり、「医者だけは楽」とは、今日思ってま
せん。
「制度に守られている分、相対的に他の仕事よりお金の点で医
者は楽」と言っているだけです。
2.情報格差はどこまで本当?
(1)また、新型コロナ感染症の話となります。
最終判断と責任は、政権担当者(内閣総理大臣)でしょうが、
そこへ情報提供すべき「専門家」と称する広義の医療関係者
には上記の、「相手との情報格差を、自分の実力とか特権」
との思込みが、滑稽にすら感じます。
今回の感染症のは暗詩は、国民生活に影響が極めて大きく、
このネット時代もあいまって、いろんな情報を「情報受け手」
は、得ています。
政権担当者への助言者が、自分の考えに基づいて助言するのは、
それはいい。
いろんな意見が、あってしかるべき。
しかしながら、政権担当者だけでなく、影響が大きい国民へ
も、論理的に納得いく(数字根拠)可能性が、あることを説明
すべき。
私に言わせると「新型コロナ」の関しては、意外と「情報格差」
は僅少で、それぞれ、「思い込み」が激しいようです。
「噛み合わない状況」が続いているように思います。
一つの意見として、「専門家」として、政権担当者お助言する
のは良いですが、同じく国民にも、理論的に、根拠を示して、
解るように説明しないと。。。
従前、メディアを信用する人が、世界中の先進国では、相対的に
高かった日本ですが、今日非常に下がってきています。
それえは、それで仕方ないでしょう。
メディアは置いといて「専門家」には、ちゃんと話をして
ほしいもの。
3.基本は同じ、事実、数字、理論
歯科クリニックの、自動で角度が変わる、清潔で高級そうな、
治療席でふと考えてことから、飛躍して、話が一般論になり
ました。
今日も書きことは、いつもと同じ。
ちゃんとした相手と話をして、ましてや相手に要請したり説得
しようと思ったら
①事実を諸々の比較から正確に把握して、
②数字をしっかり提示して、
③根拠を開示した(感情論やあるべき諭とは違って)
理論的な話をすること。
それに尽きると、思った次第です。
これだと、意見は違っても、相手は話を聞いてくれるはずです。