今週のお題「紅葉」です。
1.紅葉狩りの「狩り」ってなんだろう
ということで引いてみると
「狩り」とは本来、獣を捕まえる意味で使われていましたが、それが時の流れとともに小さい動物や野鳥を捕まえるという意味に広がり、さらに果物などを「採る」という意味でも使われるようになりました。
現代でも「イチゴ狩り」「ブドウ狩り」という言葉があるように、「狩り」は獣や動物などを狩るというだけの意味ではありません。
やがて「狩り」は紅葉や草花を眺めるという意味でも使われるようになり、現代に至っています。実際に古語辞典にも「狩り」は「求めてとったり、鑑賞したりすること」と記載されているので、間違いではないでしょう。
「狩り」が紅葉や草花を愛でる意味になったのは、狩猟をしない貴族が現れたのが由来とされています。前述のように平安時代は身近な環境に紅葉がなかったため、紅葉を楽しむ場合は山や渓谷に足を運ぶ必要がありました。
しかし、当時の貴族にとって歩くことは「下品な行為」とされていました。そのため、紅葉を見に出かけることを「狩り」に見立てるようになったとされています。
現在の紅葉狩りは単に紅葉を眺めるだけですが、平安時代の貴族たちは紅葉を求めて山や渓谷へ足を運び、真っ赤に染まったもみじの木を手折り、実際に手に取って鑑賞していたといわれています。
つまり当時の紅葉狩りは実際に紅葉を採っていたというわけです。このような理由から紅葉狩りと呼ばれるようになったという説もあります。ちなみに現代社会では実際に紅葉の木を折るという行為はマナー違反になるので行わないようにしましょう。
紅葉狩りの意味や由来は?「何をする」や「なぜ狩りと呼ぶ」などを解説 | For your LIFE
2.実は、今年はまだ紅葉を見に行っていません。
今年は、行かないかもしれません。
そこで、今年の知人の体験談と私の過去体験をつづります
①南丹市深山
先日、岐阜在住の知人の京都に足を延ばしたコメントです。
「南丹市深山という地区にかやぶき屋根の集落が残っており黄色や
赤の鮮やかな色がとてもきれい、そぞろ歩きをしながら、深まる
秋を感じました」
彼は奥様と二人で、出かけたようです。
②宮崎県のえびの高原
次は30年以上前ですが、宮崎県のえびの高原の紅葉を見に行った
記憶があります。
東京から向かったのでなくて、何かの折で熊本に帰省していたと
思います。
南九州では、紅葉の名所の一つでしょう。
以下は直近のネット情報です。
特徴白紫池から六観音御池の火口湖をめぐる「池めぐり自然探勝路」で紅葉が観賞
できます。
特に、六観音御池の紅葉は素晴らしく、湖面に映る景観は絶景で神秘的です。
野鳥のさえずりや風の音と共に紅葉を楽しむことができます。
また、えびの岳周回コースでもウリハダカエデやツタウルシなどを楽しむことが
できます。
https://fumakilla.jp/foryourlife/192/
③日光いろは坂
3つ目は我が家のビックリ紅葉狩り体験
「未知との遭遇ならぬサルとの遭遇」(於日光 いろは坂)です。
これは15年年以上前の話です。
妻と幼い二人の子供を車に押し込んで、日光へ出かけました。
「日光江戸村」に遊びに行くのでなくて、この日は紅葉を見に。
私がいろは坂のところを運転していました。
サルがいるいる、ほんとにたくさん・・・。
観光客ずれしているのか、「ヒトを怖がる」気配がありません。
従前調べておけばよかったのですが、「ここのサルの怖さ」を
私たちは知りませんでした。
長男が、後部座先の窓を少し開けました。
後日談では、まだ幼少の彼に深い思慮はなく、サルの様子を
もっと観察したかったようです。
次の瞬間、想定外の事態
一頭のサルが、長男が出したスナック菓子の一切れをもらうので
なく、スナック菓子袋そのものを狙って、少し開けた窓から、マイ
カーに乗り込んできました。
当然我々は、パニック状態。
サルの方も、菓子の袋そのものを長男から取り上げたものの
もっと欲しいのか,車内を物色中、妻がとっさに未開封の菓子袋を
当該サルに見せつけた後、車外に投げました。
それをひったくるのはいいのですが、彼(サル)のほうも慌てているのか、
なかなか別の出口が見つからない様子。
他のサルの侵入も怖いので、車のドアは開けません。
後から思い起こすと時間にして、わずか10数秒だったのでしょう
が、彼は侵入してきた窓からスナック菓子を追ってようやく退散。
車外にでると戦利品のスナック菓子二つを握りしめ、仲間のところに,
悠然と帰還していきました。
我々は、こと無きを得ました。
器物破損や汚染はなく、被害はスナック菓子だけ。
それまでもその後も、いわいる田舎道をドライブしたことは、
たくさんあり、開けた窓から昆虫類の侵入のケースはありました。
しかし、哺乳類の侵入はその後も、このサル一頭だけでした。