中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

投資・金融

投資手法には同感だが、方針実行の継続がとても難しい話

1.投資の王道 (1)記事投稿者の属性は忘れましたが、先日「投資の王道」的な 記事を見つけました。 彼の投資手法提言は ①確りした投資対象の選定 ②時間を味方につける ③当初の投資対象を動かさない(売却せず保持する) というもの、具体的には、 米国株…

誰でも、簡単に、すぐに儲かる訳はない。人は弱いのですぐ騙される 真に儲ける主体は?

1.心地よいお誘い文言 「勧誘」のツール、手法が変わっても、響く勧誘文言の本質は変わり ません たとえば「簡単、スキル不要、誰でもできる、直ぐで役立つ etc 」 いつの時代も、こういう言葉に誰しも弱い、それは、人間が本質的に 変わっていないのだか…

これまた年中行事、確定申告 上場国内株式の配当控除の話

0.年中行事の一つに「確定申告」 も加えていいでしょう。 2月過ぎると、本格化でしょうか。 今年は、新型コロナ騒動の影響で、郵送が増えるでしょうが、 確定申告がなくなるわけでありません。昨年に続き、今年も少し 書いてみます。 まずは国税庁からの「…

大手証券の店舗経営効率化の話 厳しいが、生き残りのためには当然の方向か

1.当然ながら暗い話。 本日の話は、極めて、明確な話。結論は、 「大手証券各社が、各店舗の採算確保のため、店舗運営の効率化を競う段階 に入った」問うもの。 ハイテクやバイオテクノロジー、昨今の感染症医療の話ではなく、分かり やすい話ですが、現実…

株式投資の基礎 第26回 商品(コモディティ)より株式 「経営を買う」投資手法

商品より株式が好み 収益源泉は「経営」から 1.またウォーレンバフェット オマエはウォーレンバフェット信者と言われようが、仕方ありません。 私は、投資は、実績がすべてと思っているし、バフェット個人の資質 キャラクターに興味、というより「実績の信…

株式投資の基礎 第25回 政治動向に一喜一憂は無意味 データ無く妄想と言われても仕方ない私見

今回は、政治動向に一喜一憂するな、の話です。 1.11月3日火曜には米国大統領選挙 株式投資に関心のある方ならご存じでしょうが、今年は米国大統領 選挙の年です。 具体的には11月3日が投票日で、すでに投票日まで3月を切りましたね。 共和党は現職のトラン…

株式投資の基礎 第24回 バークシャーの長期成功軌跡より、最近のアマゾン、アップルについて

今回は、バークシャー・ハザウェイの話です。 1.改めて、基本の数字から また、ウォーレン・バフェットか、と言われそうですが、その通り です。 厳しい言い方ですが、こちらによほど力があれば、悪い結果の投資 家から「反面教師」的に、学ぶこともできそ…

株式投資の基礎 第23回 不動産にまつわる話 開発業者、家賃利回り投資 リート

今回は、不動産関係の話です。 1.不動産投資は過去必ず儲かった? (1)前回第22回は「あまり気にするな」として、本コーナーの投資家が直接 投資対象としない、種類株式のうち特に優先株の話と、資本政策の一環として 使う「黄金株」について、少し書き…

株式投資の基礎 第22回 種類株式 優先株 黄金株 一体何? あまり気にしなくて大丈夫

今回は、投資対象の「普通株式」含む種類株式の説明 1.あまりに気にするな? (1)「基礎」だ、「勉強」だと言いながら、気にするなとは何事? 「重要でないなから、書くな」、と言われそうですが、「普通株」を 投資対象としている読者も、聞いていたほ…

株式投資の基礎 第21回 時価総額が大きいとは市場の評価が高いこと 

今日は株式の「時価総額」について、少し考えます。 1.時価総額とは何だろう。 (1)時価総額自体は算出は単純です。 株価×発行済み株式数 です。 時価総額が大きいとは 〇現時点での市場からの評価が高い 〇売却できた時、価値が大きい(当然保有割合に…

株式投資の基礎 第20回 自主規制法人について 裏方と言えば怒られそうな

日本取引所自主規法人 1.市場の「番人」 (1)裏方などというと当事者に怒られてそうですが、「市場の番人」 の立ち位置にある日本取引所自主規制法人のことを、少し書きます。 まさに「基礎」的理解の件であり、いわいるジャーナリステック的な ものは、…

米中経済戦争 米国政府による中国大手銀行への金融制裁の話

米中対立のイメージ図です 1.米中経済戦争 金融制裁の話 二大強国米中の対立は、ずっと続いています。 (私の偏見かもしれませんが)中国政府による「香港国家安全維持法」 にみられる制約等と比較して、「金融制裁」については、解りにくいというか なじ…

株式投資の基礎 第19回  澤上篤人さんのインフレ予測に触れます 勝つにはやはり優良株式保有

今日は澤上さんのインフレ予測の話 1.株式投資の先達について (1)実績のある先人に倣う、のはどんな「勉強」においても「定 石」の一つです。 そもそも「勉強」地板が学習=学び、習う、ということですから。 私は、先人としてよく、ウォーレン・バフェ…

株式投資の基礎 第18回 自分で十分な調査は無理だが魅力的な場合 投信を使おう

偏見失無しにして、投資信託をうまく使おう Ⅰ.改めて投資信託とは? 投資信託とは、直接株式現物を買うのでなく「間接的」に保有する ということですが、第1回と第5回で取り上げています。 まずその、要約と補足を含む再掲載から (第1回 投資対象より) …

株式投資の基礎 第17回 素朴な順張り、逆張りの話 私見は、流れを追わずバイ&ホールド

今日は順張り、逆張りの話です。 1.投資手法の「順張り」と「逆張り」 (1)まず、素朴な言葉の定義と、一般的に言われるメリット・デメ リットを書きます 順張りとは、 株価のトレンド(流れ)に乗って株を買ったり売ったりすることで、 基本的に株価が上…

株式投資の基礎 第16回 値上り益、配当に続く第三の収益「株主優待」 総会の「お土産」も加え

今日は株主優待の話です。 1.キャピタルゲインとインカムゲイン 株式投資において、投資収益の柱として、 (1)売買に絡む値上がり益(キャピタルゲイン) (ご存知のように、信用用取引では、「ウリ」からはいることもで きます。) (2)配当金(イン…

株式投資の基礎 第15回 株主総会の季節ですが、今日はコーポレートガバナンスコードの話 

今日はコーポレートガバナンスの話です。 1.6月末は「株主総会」の季節? (1)ご存知のように、日本の上場会社には3月決算会社が、一番 多いです。 会社法の規定により、6月末の株主総会が多く開催されます。 今年は新型コロナ感染症対応で、会社法手続…

株式投資の基礎 第14回 受給関係再論 今度は「臨時収入」の個人投資家観点

株式需給を個人の「臨時収入」観点から見ます」 1.株価変動要因としての需給関係 標記の件は、過去2回取り上げています。 (1)5月31日アップの「株式投資の基礎第6回」で 〇金利が下がると、おカネは広範囲にあふれ、その一部は株式市場 に向かう傾向蟻 …

株式投資の基礎 13回 コロナ後の金利について考える 新聞記事引用から

株価に大きな影響与える金利、コロナ後の金利動向は? Ⅰ. 株価に大きな影響与える金利 「新型コロナへの各国政府対応で、金利が低下し、株式市場にお金が 流れ込んで・・・」と、何度か、書いていますが、 金利動向について、新聞記事がありましたので、こ…

株式投資の基礎 12回目 上場審査の基準 合格しないと株式市場にデビューできない IPO(新規公開)はデビュー手段

世の中(株式市場)に出るための審査基準の話です 1.IPO銘柄の上場審査とは 5月24日アップの株式投資の基礎 第3回でIPO銘柄の話を、少し書い ています。 本日は、「審査を経て市場に出てくる」までの話の一部。 上場会社を目指して、集積を負うことと、企業…

株式投資の基礎 第11回 コロナ後の景気動向とNYの株価 おカネの受給バランス観点から

本日は株式市場取り巻くニュースから考える 1.本日の「株式投資の基礎」は、足元市場コメント とはいえ、6月10日の日経やロイターの記事を基に、書きますので「足元の ホットな話題渇望」という方からすると、すでに陳腐化している、かもし れません。 そ…

株式投資の基礎 10回目です ガバナンス(企業統治)と企業業績の関係は? 上場会社としてルールは守るのは当然

形式論でなく、組織や意思決定過程の確りした企業は長期的に儲かりそう 1.ガバナンス(企業統治)は危機の時に生きてくる今日の結論は、「企業統治がしっかりした企業は、中長期的には儲かる」 というものですが、あまりに「あたりまえ」とおもわれるでしょ…

株式投資の基礎 ウォーレン・バフェットの名言から その2 ビジネスを買う(株価変動に拠るのではない)

今日の勉強は「先人に学ぶ」です。 1.ウォーレン・バフェットに学ぶ 先人(とはいっても彼は存命です。)に学ぶことは、どの世界も重 要、投資の世界もそうです。 学ぶとなれば、やはり実績、大投資家のウォーレン・バフェット です。 彼の発言を2回に分…

株式投資の基礎 ウォーレン・バフェットの名言から その1 ビジネスを買う(株価変動に拠るのではない)

今日の勉強は「先人に学ばぶ」です。 1.ウォーレン・バフェットに学ぶ 先人(とはいっても彼は存命です。)に学ぶことは、どの世界も重 要、投資の世界もそうです。 学ぶとなれば、やはり実績、大投資家のウォーレン・バフェット です。 彼の発言を2回に…

株式投資の基礎  7回目 市場全体の動きより大きく変動するか否か β(ベータ)価の話

今回は市場全体の動きと貴方の投資対象の動きの関連性 1.市場全体を知る 先日は、貴方が投資する市場のお金が入ってくるか、出て言っている のか、の話をしました。 本日は、市場全体を知る、というベンチマークの話です。 次に、市場全体の動きに対し、特…

株式投資の基礎 結果として6回目 重要と供給との関係 本源的価値は同じでも価格は変動する

株式は、価値が変わらなくても価格は変動するもの 1.市場や当該株式を取り巻く需要と供給 株式投資の基礎として5日に分けて書きました。 本日は、重要と供給との関係です。 何も複雑なことは言いません。 「環境により、相場も変わる」とは、感覚で分かり…

株式投資の基礎 5回シリーズ その5 株式投資対象市場は世界に 個別はやはり米国株 インデックスとETF

何事においても継続した勉強が必要 今日書いているのは 1.国際分散投資の考え方 2.アメリカ株 3.国際分散投資(インデックスとETF) 4. 感想 1.国際分散投資の考え方 (1)「よく知っているモノだけに投資しろ」とか、「卵を分けずに 一つのバスケ…

株式投資の基礎 5回シリーズ その4 切っても切れない税金の話 (売却時、配当時、確定申告ほか)

何事においても継続した勉強が必要 今回の流れは 1.証券口座の3種類 「特定口座・源泉あり」が通常 2.売却時の税金 利益の20.315%の一律課税の原則 確定申告した方が有利な場合 確定申告しなければならない場合 等 3.配当金にかかる税金 源泉徴収されて…

株式投資の基礎 5回シリーズ その3 投資の心得 投資対象のリート IPO銘柄の話

何事においても継続した勉強が必要 「その3」の項目を列挙すると 1.投資の心得 2. 不動産収益を基にしたリート 3. IPO銘柄の話 と、なります。 1.投資の心得 投資において、自分の心をどうコントロールするかは、運用成績に直 結するので重要なポイント…

株式投資の基礎 5回シリーズ その2 触れるのは、投資対象を知る 売買の前に分析 信用取引 投資期間

何事においても継続した勉強が必要 「その2」で触れる項目を列挙すると 1.投資対象を知ること 2. 株式を買う前に分析を 3. 現物取引と信用取引 4. 投資期間 と、なります。 1.投資対象を知ること 投資対象を「株式」と知ると、日本だけでも200万社に上る…