2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
昔も今も サマセット・モーム/著 天野隆司/訳 出版者 筑摩書房 2011.6 1.概要 (1)サマセット・モームの歴史政治小説の出色の作のひとつ。 主人公は君主論のマキアヴェリで、共和国の書記官としてその外交手 腕や人物像、そして色恋が描かれています。…
〇.2020年1月末の現状 新型コロナの発祥地とか、ウイルス外交とか、米中対立とか、何かと話題の の中国です。 もはや、米国と那波部というか、米国と対立する「一つの大きな極」といって いいかもしれません。 時代の流れは速く、1年前に私が、考えて書いた…
1.最近「つげ義春」を二冊ほど 手にしました。いわいるエッセイです。 彼の漫画の方は、遥か昔話ですが、「ガロ時代」の漫画の「必殺する め固め」を当時親しかった女性の友人から、貸してもらったことを、 思い出しました。 なぜか、「心が疲れているな」…
人間の道理 曾野綾子/著 出版者 河出書房新社 2020.10 1.概要と私的所感 平穏だけを望んで生きることはできない、ウイルスを回避しすぎるこ とが本質ではない、社会が決めたルールに同調する必要はない、生き 延びることは知性と関係ない、「自分は不幸」と…
1.言いにくい言葉 世の中、正面切ってなかなか、正確に反論きないことが、多々あり ます。 「老人の命は、大切だ、重症化しやすい高齢者から優先的にワクチ ン接種」などもそうでしょう。 それは、そうですが、65歳以上を「高齢者」とすれば、人口の 「モ…
1.メディアは相変わらずのコロナ報道 先日もこのブログに書きましたが、私はほとんどテレビを見ま せん。いわいるニュース等の時事関係情報も、PCで「NHK ニュース」を文字情報でよむくらい。 (ただし、毎日閲覧しています)。 一方玉石混交(失礼!…
1.旅に出られない今の私 いつものように、本を読んでいる日々です。 出口治明さんと同じく、「本、旅、人」どれも好きなのですが、新型 コロナだけでなく、諸般の事情が重なって「旅」ができていない状態 です。 この点でのストレスがたまっているのが、自…
1.今週のお題「ふるさと納税」です。 ふるさと納税については、いわいる返礼品ブームになる前、制度 当初から割と知っており、利用してきました。 諸般の事情があって、このところの3年ほどは、お休み状態です。 昨年の年末も、いろいろ考えましたが、結局…
1.私はテレビを見ると疲れる (1)日本に限定して、今日は書きます。 昔からあるメディアと言えば、テレビ、新聞、ラジオですが ご案内のように、インターネットがのしてきて、広告費用の点では インターネット関連支出が、テレビのそれを抜いているよう…
敗戦記「その17」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回17回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…
1. 二度目の出会い 「読んでない本について堂々と語る方法」(ピエール・バイヤール) という、いかにも「そそりそう」な本が昔あって、本屋で実際手に取 って(持ち論日本語訳です)パラパラめくってたことがあります。 少し読んでは見ましたが、私の理解力…
1.大統領就任式 (1)時差がありますので、日本時間は深夜?1月21日?でしょうが、1月20日は米国斉藤亮の就任式のようです。 結果は、ご存じの通り。 いわいる「トランプ支持者」だけでなく、一般的な「常識人」にとっ ても、「してやられた」、「勝て…
街道をゆく 40 台湾紀行 著者 司馬遼太郎/著 出版者 朝日新聞社 2005.3 1.概要 40巻は、「ふるくは国主なき国」だったが、「奇跡」を経て「本島 人」の国になりつつある変革期の台湾を歩き、「国家とはなにか」を 「司馬史観」にて、考えています。 私は台…
1.1月16日の新型コロナへのある報道 誰しもそうですが、自分の見たいものしか見ないし、聞きたいものし か聞かない、傾向があります。 私の関心があることの二つが、新型コロナ報道と、米国大統領選挙報 道なのですが、いわいる「メインストリーム・メディ…
1.コロナ報道と対応への提言 先日1月8日アップのこのブログで、行政やマス・メディアの新型コ ロナ対応について「隗より始めよ」として、書きました。 本日再論とそして、直近感じることを加筆して、再掲載します。 「緊急事態宣言」が1都3県適用かと思…
文明のなかの科学 村上陽一郎/著 出版者 青土社 1994.6 1.概要 著作(翻訳でなく)は、久しぶりに、村上陽一郎さんを取り上げます。 「死」の臨床学(読書感想文もどき) 実体験と広い教養ベースの村上陽一郎氏の深い思索 - 中高年michiのサバイバル日記 一…
1.情報統制の時代? (1)長い視点、まとまった考えの整理、知識の取得、じっくり 思索するヒント等々の意味で、情報源としての書籍の役割は、変り ませんが、即時性、現在進行形把握の意味で、いわいる新聞、テレビ、 インターネット等の情報メディアの…
1.デフレが長いですね。 2021年となりました。 日本では、いつかかデフレが続いているのでしょうか。 若い人にとっては、高度成長、狂乱物価、オイルショック等は教科書 や経済書の中の重要用語であり、実体験の世界ではないでしょう。 一歩進んで、「バブ…
ハイエクの経済思想 自由な社会の未来像 吉野裕介/著 出版者 勁草書房 2014.3 1.概要 (1)知識や情報といった概念を社会科学に採り入れ、その重要性と 位置づけを論じた先駆者であったハイエク、との見解があります。 最新のハイエク研究の成果とインタ…
1.緊急事態が始まったようです 私はテレビは見ないので、時事ニュースはネットでNHKニュースや日 経新聞新聞他大手メディアの記事を見ることが、多いのですが、新型 コロナ関係のニュースの露出の多さにびっくり。 報道の倫理、考え方等は置いといて、「視…
今週のお題「大人になったなと感じるとき」 ですが、またまた、昔話のオンパレードになりそうで、しらけそう なため、話を絞るのと、微妙にずらして対応します。 1.自分の収入で生活できるようになった (1)何に変哲もないですが、正直、上記のように思…
敗戦記「その16」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回16回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…
1.米国大統領選挙、1月6日の連邦議会 (1)疑惑州の票を不採用にする(トランプの勝ち)か、採用する (バイデンの勝ち)か、州議会へ差し戻す(連邦議会には決められない) かを、上院議長であるマイク・ペンスさんの、采配に拠ったよったの ですが、結…
1.イライラの原因と提言 新型コロナ報道や米国大統領選動向で、私はいつもイライラしてい るとブログに書いていますが、今日は私の心を覗いてみましょう。 そういっても大そうな話ではなく、大方誰もが感じていることです。 少し文字にしてみます。 これは…
どうせ死んでしまうのに、なぜいま 死んではいけないのか? 中島義道/〔著〕 出版者 角川書店 2008.11 1.概要 一般的は本書の説明は、下記の通り 所詮人生は、理不尽で虚しい。いかなる人生を営もうと、その後には 「死」が待っている。「どうせ死んでしま…
1.まずは新型コロナ関連 (1)何かと煽り報道を続け、マスメディアも変わらず人を引き付け ているようですが、ここへきて「緊急事態宣言」という格好の報道材 料が出るようです。 今日までこの年始も、駅伝、ラグビー、サッカーといった「定番」 が開催さ…
1.相変わらずのコロナ報道 1月4日時点ですが、1都3県に緊急事態宣言を出すよう、首都圏 の地方自治体の首長が国に要請し、国の対応を待つ、といった状況の ようです。 そのあと夕方の報道では、今週(1月4日の週)中にも、国が1都3 県の緊急事態宣言を…
1.昨年の振り返り (1)昨年書いたものの一部を引用すると、 ① 〇硬軟合せた、幅広い読書を継続しよう 〇ブログを継続しよう この2つ、つまり「継続」が、今年の抱負です。 無論、これが組織としての事業計画の一端や、評価シートであれば ・何だ、具体的…
1.なまじ時間があると・・・・ (1)人間だれしも、多忙すぎて、というか考えるヒマもない状況 に置かれると、ある意味幸せでしょう。良からぬ「悩み」から解放 されます。 マズローの一欲求の5段階説設は、多くの方が知っていますが、 生理的欲求と安全…
1.日本は目の文化 先日、ボケっとyoutubeを見て(聞いて)いたら、今回の新型コロナ に関してマスクの話で、「目の文化と口の文化」の話をしていまし た。 私はテレビを見ることは、ほとんどないですが、youtubeで、ニュー スや個人のコメントは、割と見て…