1.1月16日の新型コロナへのある報道
誰しもそうですが、自分の見たいものしか見ないし、聞きたいものし
か聞かない、傾向があります。
私の関心があることの二つが、新型コロナ報道と、米国大統領選挙報
道なのですが、いわいる「メインストリーム・メディア」の姿勢に、
気分が悪くなっている日々です。
さて、私にとって「メジャーなメディアで、久々同意したい報道」
が、ひとつ有ったので紹介します。
メジャーというのはネットのNHKニュース
①医療崩壊ということばが盛んに言われているが、97%、96%のベッ
ドがコロナに使われず、一般の医療に使われており、余力が日本には
ある。
②民間病院が、商売として『コロナをやりたい』と思うぐらいの
インセンティブをつければ、日本の医療体制は瞬く間に強化される。
菅首相 医療人材や病床確保めぐり大学教授と意見交換 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
時間場所は、16日午後、総理大臣公邸、
発言者は、東京慈恵会医科大学で対コロナ院長特別補佐を務める
大木隆生教授です。
2.私が思うこと
(1)前半①「日本に余力あり」は、私はよく聞く話で、同感です。
報告数字が正しいとすると、日本の新型コロナ重篤者、死亡者は欧米
先進国と(同じ人口比較で)ケタ違いに少なく、医療のインフラも同
等以上に充実しているそうです。
(本当の死因が新型コロナか、重篤の主要因が新型コロナか、と言っ
た本質的で重要な話かと思いますが、ココでは、触れません。)
この数字を前提とすると、医療崩壊と騒ぐほうが変で、システムの運
用がうまくいっていないこと露呈しているだけ、だと思えます。
NHKニュースが取り上げたのが、意外感があります。
そのNHKニュースのなかでも注目度があるようで、ランクインして
います。
「解っている」人も相当存在しそうです。
(2)後半②の「民間企業にインセンティブ」は、正直でよろしい、
と思います。
「医者は、カネで動く」ということを典型的に表しています。
医者に限らず、どの世界の「カネ」でしょうが・・・・。
私が、一社会人として思うのは「緊急事態」とやらで、飲食業者や
旅行業者、それを取る川上・川下の人々等にピンポイントで圧力をか
けるなら、医者にも圧力をかけてほしいと、政治に頼りたいところ。
ただし、お金はなるべく値切りながら・・・・。
(3)上記報道とは別の「おカネ」の話
何をやるにしてもおカネが必要、その気持ちは良く解ります。
私の1月12日のブログですが
今回の緊急事態宣言の意味について
地方自治体は、飲食店の営業時間制限をして、「自分は仕
事していますのパフォーマンスをやりたいのだが、休業補
償証するお金がない。これを引き出すために『緊急事態宣
の発令』が必要
と書いています。その後1都3県だけでなく続々と「緊急事態宣言」
のようです。
どう考えても「地方自治体」より「日本国政府」のほうが、資金調達
は得意そうです。
地方に、資金調達手段は限られていますのもね。
「カネの切れ目が縁の切れ目」でなはいですが、
首根っこ押さえられ、「国におんぶにだっこ」は、仕方ない面もあり
ます。