中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

書評

感染症と感染力(読書感想文もどき) 対応策は自然免疫力を高めることに尽きる

感染症と免疫力 腸内細菌博士が教える新型コロナ予防法 藤田紘一郎/著 出版者 ワニ・プラス 2021.2 ワニブックス(発売) 1.概要 (1)まず、概要を書くと 本書は、2020年11月執筆で、情報は「ホット」です。 猛威を振るう新型コロナウィルスだが日本は…

自分の価値(読書感想文もどき)また曾野綾子さんのメッセージを取り上げます

自分の価値 曽野綾子/著 出版者 扶桑社 2020.9 1.概要と私的所感 (1)まず、一般的紹介を書くと こうあらねばならない、という生活はしない。弱さは財産であり、 幸運である。ものごとはすべて変化する-。不安や不満を抱えて 模索する人に向けて、力強く…

『純粋理性批判』を噛み砕く(読書感想文もどき) 結局、自分の「好奇心」に行きつきました。

『純粋理性批判』を噛み砕く 中島義道/著 出版者 講談社 2010.8 1.概要 「わからなさ」の代名詞といわれる「カントの思索」に体当たり的に 正面から向き合い、解説しています。 本書では、「難しい外見をしていても、実はとても易しいカント」と して「純粋…

読書についてショーペンハウエル見解 同意するが実行は困難  私見は「諦めも肝心」

読書について、先人が昔から語っています。 今日は再度ショーペンハウエルの見解もとに、私の言いたいこと を書きます。 1.ショーペンハウエルの3つのコメント (1)取り上げるのは、彼「読書について」から、3点 ①読書とは、他人にものを考えてもらうこ…

政治思想マトリックス(読書感想文もどき) 歴史を知る茂木さんの納得の見解

世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」 ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 茂木誠/著 出版者 PHP研究所 2020.12 1.概要 (1)もはや世界は「右派」vs「左派」では読み解けない経済的自由 をx軸、政治的自由をy軸として、政治思想を二次…

マネジメントの文明史(読書感想文もどき) 成功にはイノベーションを起こした組織を買うことか

マネジメントの文明史 ピラミッド建設からGAFAまで 武藤泰明/著 出版者 日経BP日本経済新聞出版本部 2020.10 日経BPマーケティング(発売) 1.概要といきなり感想 (1)一般的な説明は以下の通り 人を動かし目的を達成するマネジメントの仕組みはいつ 誕生…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その18」 今回もまた多数紹介

敗戦記「その18」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回18回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

昔も今も(読書感想文もどき) 人は変わらない 今回はボルジアとマキアヴェリの話

昔も今も サマセット・モーム/著 天野隆司/訳 出版者 筑摩書房 2011.6 1.概要 (1)サマセット・モームの歴史政治小説の出色の作のひとつ。 主人公は君主論のマキアヴェリで、共和国の書記官としてその外交手 腕や人物像、そして色恋が描かれています。…

つげ義春の2冊から(日記と温泉)疲れた自分には効きますよ

1.最近「つげ義春」を二冊ほど 手にしました。いわいるエッセイです。 彼の漫画の方は、遥か昔話ですが、「ガロ時代」の漫画の「必殺する め固め」を当時親しかった女性の友人から、貸してもらったことを、 思い出しました。 なぜか、「心が疲れているな」…

人間の道理(読書感想文もどき)曾野綾子さんのメッセージです しっくりきます

人間の道理 曾野綾子/著 出版者 河出書房新社 2020.10 1.概要と私的所感 平穏だけを望んで生きることはできない、ウイルスを回避しすぎるこ とが本質ではない、社会が決めたルールに同調する必要はない、生き 延びることは知性と関係ない、「自分は不幸」と…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その17」 今回もまた多数紹介

敗戦記「その17」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回17回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

街道をゆく 台湾紀行(読書感想文もどき) 司馬遼太郎の筆がさえます。

街道をゆく 40 台湾紀行 著者 司馬遼太郎/著 出版者 朝日新聞社 2005.3 1.概要 40巻は、「ふるくは国主なき国」だったが、「奇跡」を経て「本島 人」の国になりつつある変革期の台湾を歩き、「国家とはなにか」を 「司馬史観」にて、考えています。 私は台…

ハイエクの経済思想(読書感想文もどき) 自由な社会の未来像は、「開かれた政府」から

ハイエクの経済思想 自由な社会の未来像 吉野裕介/著 出版者 勁草書房 2014.3 1.概要 (1)知識や情報といった概念を社会科学に採り入れ、その重要性と 位置づけを論じた先駆者であったハイエク、との見解があります。 最新のハイエク研究の成果とインタ…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その16」 今回もまた多数紹介

敗戦記「その16」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回16回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? 中島さんの力強いメッセージ

どうせ死んでしまうのに、なぜいま 死んではいけないのか? 中島義道/〔著〕 出版者 角川書店 2008.11 1.概要 一般的は本書の説明は、下記の通り 所詮人生は、理不尽で虚しい。いかなる人生を営もうと、その後には 「死」が待っている。「どうせ死んでしま…

ブッダの毒舌(読書感想文もどき)逆境を乗り越える言葉 私は仏教好み、一神教はニガテ

ブッダの毒舌 逆境を乗り越える言葉 著者 平野純/監修 出版者 芸術新聞社 2017.9 1.概要 人間ブッダのナマの人生観を伝える“容赦ない”名言集。逆境を突破し 得た者のみが発せられる、迫力ある言葉の数々を収録する。 章立ては 世間、プライド、財産、愛情…

滅亡について(読書感想文もどき)武田泰淳です 滅亡の普遍性は否定しようがありません。

滅亡について 評論集 他三十篇 武田泰淳/著 川西政明/編 出版者 岩波書店 1992.6 1.概要 一般的な説明だと、 作家武田泰淳は、一兵士として中国へ行き、敗戦を上海で迎えた。 その時の屈折した心境を日本と中国のちがいに着目してつづった 評論「滅亡に…

メメント・モリ 死を想え(読書感想文もどき) 藤原新也の古典的写真集  見ればわかる

メメント・モリ 死を想え 藤原新也/著 出版者 三五館 2008.11 1.概要 (1)25年間の長きにわたって読み継がれてきた、生と死を歌う 現代の聖典「メメント・モリ」が刷新されました。 新・写真22点、コピー21点収録です。 写真集ですが、1983年初版…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その15」 今回もまた多数紹介

敗戦記「その15」も同じイラスト 本年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回15回目です。 次回は、来年2021年でしょうか? イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 読者へ…

ワカタケル(読書感想文もどき)雄略天皇が素材です 「ヒトは変わらない」を再認識

ワカタケル 著者 池澤夏樹/著 出版者 日経BP日本経済新聞出版本部 2020.9 日経BPマーケティング(発売) 1.概要 形のないものが形あるものに変わった、実在した天皇とされる21代雄 略の御代を背景にした作品です。当時の歴史の素養がある人なら、背 景は良…

「悪」が変えた世界史 下(読書感想文もどき) 毛沢東 ポルポト フセイン ビンラデーン

「悪」が変えた世界史 下 ヴィクトル・バタジオン/編 出版者 原書房 2020.11 1.概要 下巻のほうは、 ランドリューから毛沢東、ビン・ラーディンまで 絶対悪を体現する歴史上の人物という評価で、10人を取り上げてい ます。 もちろん、誰を「悪人」と取り上…

「悪」が変えた世界史 上(読書感想文もどき) カリグラ ネロ ヴラド三世 イヴァン雷帝

「悪」が変えた世界史 上 ヴィクトル・バタジオン/編 出版者 原書房 2020.11 1.概要 上巻のほうは、 カリグラからヴラド三世、ヴォワン夫人まで 絶対悪を体現する歴史上の人物という評価で、10人を取り上げてい ます。 もちろん、誰を「悪人」と取り上げる…

男の死にざま(読書感想文もどき) どうやって幸福さや豊かさを携え「生を全う」できるか

男の死にざま 島田裕巳/著 出版者 育鵬社 2020.11 扶桑社(発売) 1.概要 人生110年時代と言われますが、おそらくそうなるのでしょう。 「長すぎる老後」を踏まえて、男の死にざまはいかにあるべきか。 カマキリやチンパンジーなどの生き物の死にざまや、い…

還暦からの底力(読書感想文もどき) 死んだら星のかけらに戻るだけ 自分にできる貢献を

還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方 出口治明/著 出版者 講談社 2020.5 1.概要 また、出口治明さんを取り上げます。 本書は「人生100年時代をパワフルに行動するためのポイントを指 南」というのが、一般的な紹介分のようです。 確かに還暦でライフ…

シルクロード世界史(読書感想文もどき)理科系的歴史学に注力です

シルクロード世界史 シリーズ名 講談社選書メチエ 733 森安孝夫/著 出版者 講談社 2020.9 1.概要 ソグド、ウイグル、マニ教が交錯する 中央ユーラシアから見た世界史 の素描を試みた書です。大草原に展開した2千年におよぶ激動と、人類史の 潮流を、行きか…

文字世界で読む文明論(読書感想文もどき) フィードバック・システムの創造が必須

文字世界で読む文明論 比較人類史七つの視点 鈴木董/著 出版者 講談社 2020.7 1.概要 科挙はなぜ中国内部の凝集力を高めたのか? 古代ローマと現代アメ リカに共通する限界とは? 洋装はいかに非西欧世界に受容されたか? といった古今東西の出来事を題材に、…

科学化する仏教(読書感想文もどき) 修行と瞑想 人類の真理を探る思想と技法だ

科学化する仏教 瞑想と心身の近現代 碧海寿広/著 出版者 KADOKAWA 2020.7 1.概要 ときに対立し、ときに補い合う仏教と科学の歴史から、日本近代の いかなる姿が浮かび上がるのだろうか。 催眠術、念写、オウム、そしてマインドフルネス。宗教と現代人の …

人はなぜ死ななければならないのか(読書感想文もどき) 死があるからこそ生に意味が与えられる

人はなぜ死ななければならないのか 小浜逸郎/著 出版者 洋泉社 2007.2 1.概要 今回も、理解に大変でした。 最も今日的な生=死とは何かについて 「死の自覚こそが生を規定する」という考え方を日常生活の 基本項目に即して展開し、日常における普通の人々…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その14」 今回もまた多数紹介

敗戦記「その14」も同じイラスト 本年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回14回目です。 イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 読者への何らかの参考となればと・・・ …

癒しとしての死の哲学(読書感想文もどき)死は人間的な生の要素であり条件

癒しとしての死の哲学 小浜逸郎/著 出版者 洋泉社 2009.7 1.概要 最も今日的な生とは、死とは何か。 脳死とガン告知を手がかりに、死との新しいつき合い方を問いかけま す。また医療における死の問題を哲学的な死の考察に結びつける情理 を兼ね備えた試み…