中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦前の中高年がざっくばらんに書きつける日記

書評

経済を読む力(読書感想文もどき)大前研一さんの見解です。アップデイトされています。

お金について悩んでいるイメージ 経済を読む力 「2020年代」を生き抜く新常識 著者 大前研一/著 出版者 小学館 2019.12 世界的経営コンサルタントの大前研一さんの最近の新書です。 経済に関する27のテーマについて、彼独特の新たな視点と問題の 読み解き方…

世にも美しき数学者たちの日常(読書感想文もどき) 私でも美しそうなのは、なんとなく解る

数学も数学者も美しい 世にも美しき数学者たちの日常 二宮敦人/著 出版者 幻冬舎 2019.4 1.概要 黒川信重、加藤文元など日本を代表する7人の数学者と、4人の数学 マニアに取材し、その未知なる世界に触れています。 それぞれの個性を、軽妙なタッチでよく表…

宇宙と宇宙をつなぐ数学(読書感想文もどき)悲しかなIUT理論は私は消化不良でした

IUT理論が十分理解できない 宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃 並列タイトル Mathematics that bridges universes: The shock of IUT theory 著者 加藤文元/著 出版者 KADOKAWA 2019.4 1.概要 いろんな書評をみてみると、 「 フェルマーの最終定理、…

「土 地球最後のナゾ」(読書感想文もどき) 100億人を養う土壌を求めています

肥沃な土壌のイメージ 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて 著者 藤井一至/著 出版者 光文社 2018.8 1.概要 世界の土はたった12種類。 毎日の食卓を支え、地球の未来を支えてくれる本当に「肥沃な土」 はどこに? そもそも土とは一体何なのか? 泥…

ゴリラの森、言葉の海(読書感想文もどき) ヒトが何者であるかを知る

ゴリラのイメージ ゴリラの森、言葉の海 著者 山極寿一/著 小川洋子/著 出版者 新潮社 2019.4 1.概要 小川洋子とゴリラの眼を持つ霊長類学者・山極寿一さんとヒトの 心の森に分け入る小川洋子さんの対談です。 が、京都大学の研究室で、屋久島に自然の中…

ビジネスマンのための歴史失敗学講義(読書感想文もどき) 何が明暗を分けたのか

歴史の「失敗」に学ぶ ビジネスマンのための歴史失敗学講義 何が明暗を分けたのか 著者 瀧澤中/著 出版者 致知出版社 2019.11 1.概要 先日に続き、また「失敗の話か」 オマエは、よほど「失敗や敗者が好きだな?」と言われそうですが、 そのとおり。 人類…

大世界史(読書感想文もどき)哲学、思想、文化、政治等を含めた体系知

世界史の一つの考え方 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 著者 池上彰/著 佐藤優/著 1.概要 池上彰さんと佐藤優さんの対談形式です ウクライナ、中東、中国他、各地でさまざまな紛争が勃発する現代 は、まるで新たな世界大戦の前夜とも言えます。 長ら…

「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記その2」紹介書籍はてんこ盛り

敗戦記その2も同じイラスト 実は、本年1月10日に 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」というのをアップ していますが、その2番煎じです。 イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 当ブログ読者への何らかの参考となれば…

本当の武士道とは何か(読書感想文もどき) 目指したのは「真の強さ」

「武士道とは」のイメージ 本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理 著者 菅野覚明/著 出版者 PHP研究所 2019.12 1.概要 読書の目的、楽しみはの一つは「知らなかったことを知る」「今ま での自分の常識が揺り動かされる」ことかもしれません。 「武士道…

われらみな食人種(カニバル)(読書感想文もどき) 理論展開を楽しむには前提が必要

考古学者のイメージ われらみな食人種(カニバル) レヴィ=ストロース随想集 原タイトル: Nous sommes tous des cannibales 著者 クロード・レヴィ=ストロース/著 渡辺公三/監訳 泉克典/訳 出版者 創元社 2019.11 1.概要 レヴィ=ストロースは、先日(昨年1…

敗者烈伝(読書感想文もどき) 勝者からよりも、はるかに多く学べる

勝者も敗者もかならず存在 敗者烈伝 著者 伊東潤/著 出版者 実業之日本社 2019.10 1.概要 敗者から学べることは、勝者から学べることよりも、はるかに多 い、と私も思います。 人は、いつか己が敗者になるかわからない不安におびえて生きて 行くしかなく、…

「歴史という武器」(という本)から、歴史的思考とは、と考える

考えるヒト(老若男女)のイメージ 1. 考える 今日は、読んだ本の紹介の「読書感想文もどき」ではなく 本を読んで、それを基に、私が少し考えたことを書いていきます。 ねたとなる本は 歴史という武器 著者 山内昌之/著 ヤマウチ,マサユキ 出版者 文藝春秋 2016.6 …

暴力の人類史(読書感想文もどき) なるほど暴力は減少している、まず知ることが大事

いじめも暴力 暴力の人類史 原タイトル:The better angels of our nature 著者 スティーブン・ピンカー/著 幾島幸子/訳 塩原通緒/訳 出版者 青土社 2015.2 1.概要 主張自体はシンプルです。 人類史において暴力は、時代を追うごとに、減少している。 私…

日本史の新常識(読書感想文もどき) 常に知識の取り入れは大切、たとえ不愉快であっても

常識とはなんだろうか? 日本史の新常識 著者 文藝春秋/編 出版者 文藝春秋 2018.11 1. 概要 学校で習った歴史はもう通用しない! 古代から幕末、明治まで、 日本史の転換点となった出来事や時代をつくった人物について、 一流の執筆陣が最新の研究成果を…

「世界の神話」(読書感想文もどき) 壮大なテーマの整理が(私にとって少し)できました

世界の神話(岩波ジュニア新書) 世界の神話 著者 沖田瑞穂/著 出版者 岩波書店 2019.8 1.概要 神話は、地域違うのに、なんとなく似てるな、 というのが従来からの素朴な疑問。 とはいえ、神話といっても私は、日本、ギリシャ、インドの神話を 少し知って…

「読書感想文もどき」に至らなかった敗戦記 紹介書籍はてんこ盛り

ただいま読書中 今日は、いつもに増して情けない話。 タイトルの意味は、 結局、自分の言葉とするまで理解できなかった本や、まとまった 紹介コメントを書くに至らなかった本の紹介に、「敗戦記」 というネーミングもいいんじゃないか、という甘えです。 書…

日本のイスラーム(読書感想文もどき) こちらも知識の整理に最適でした

日本のイスラーム 日本のイスラーム 歴史・宗教・文化を読み解く 著者 小村明子/著 出版者 朝日新聞出版 2019.12 1.概要 イスラームについて、宗教や歴史的な面、世界経済の中での状況 等については書籍、TV等のメディア、現地に駐在した個人・家族 含めた…

「もうすぐいなくなります」(読書感想文もどき) いなくなるのはホモ・サピエンス?

もうすぐいなくなります もうすぐいなくなります 絶滅の生物学 著者 池田清彦/著 出版者 新潮社 2019.7 1.概要 まず、本のタイトルに惹かれました。 「もうすぐいなくなります。」 ハテ、特定の地域での話?人口全般の問題?特定の高齢者を ターゲットとし…

「睡眠の科学」(読書感想文もどき) 無知な私の水先案内人と再認識

睡眠の科学 睡眠の科学(改訂新版) なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか 著者 櫻井武 出版者 講談社 2017.8 1.概要 人はなぜ眠らなければならないのか? いまだに科学が解明できていない疑問に、覚醒をつかさどる物質 「オレキシン」を発見した著者が挑んだ名著…

「誰も知らないレオナルド・ダ・ヴィンチ」(読書感想文もどき) とは言え彼も時代の子

誰も知らないレオナルド・ダ・ヴィンチ 誰も知らない レオナルド・ダ・ヴィンチ 著者 斎藤泰弘/著 出版者 NHK出版 2019.9 1.概 要 「世紀の偉人」がレオナルが、ド本当になりたかったものは 「水」の研究者であり、ギリシャのアルキメデスだった、 という…

「農業新時代」(読書感想文もどき) 日本農業はポテンシャルの宝庫、読後元気が出ます

農業新時代 農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦 著者 川内イオ 出版者 文藝春秋 2019.10 1.概 要 3K、高齢化など衰退産業の代名詞のようにみなされてきた日本の 農業ですが、就業人口はこの20年で半減、耕作放棄地も40万ヘク タールを超えているそうで…

暇と退屈の倫理学(読書感想文もどき) 頭の訓練には最適、でも疲れました。

暇と退屈の倫理学(増補新版) 暇と退屈の倫理学(増補新版) 國分功一郎/著 1. 概 要 例えば、「ウサギ狩りに行く人」は本当は何が欲しいのか? 暇と退屈について、スピノザ、パスカル、ラッセル、ハイ デッカー等々様々な哲学者の論を分かりやすく解説し、…

「敗者の生命史38億年」(読書感想文もどき) 生き残り次の時代を作るのは、敗者

敗者の生命史38億年 敗者の生命史38億年 著者 稲垣栄洋/著 出版者 PHPエディターズ・グループ 2019.3 PHP研究所(発売) 1.概要 主張はシンプルです。 「38億年に及ぶとされる悠久の生命の歴史の中で、最終的に 生き残ったのは常に敗者の方だった。」 時代を…

「日本人は本当に無宗教なのか」(読書感想文もどき) 著者は無宗教との見解

日本人は本当に無宗教なのか 日本人は本当に無宗教なのか 礫川全次/著 平凡社 2019.10 1.概要 現在の日本人は無宗教だ、という見解もよく聞きます 宗教感が人間意識の根底にあるキリスト教徒やイスラム教徒が、 「無宗教の日本人は、何を考えているのが、…

「古典の裏」 (読書感想文もどき) 確かに私の知らない裏話でした

古典の裏(「みんな知らない」ウラ話) 古典の裏 「知ってるつもり」の有名古典「みんな知らない」ウラ話 松村瞳/著 すぎやまえみこ/マンガ 笠間書院 2019.10 1.概要 著者は、長らく国語指導を担当し、 生徒の「書けない、続かない、つまらない」の三大…

日本列島回復論(読書感想文もどき) 壮大な主張に私見は少したじろぐ

日本列島回復論 日本列島回復論 この国で生き続けるために 井上岳一/著 新潮社 2019.10 1.概要と主張 「山水郷」という言葉を真ん中に据え、これが究極のセイフティ ーネットであり、未来への無二の足掛かりだと主張しています。 よく聞く「里山資本主義…

「思想家たちの100の名言」(読書感想文もどき) 時代を超えて生き残ったから名言

思想家たちの100の名言 思想家たちの100の名言ロランス・ドヴィレール/著 久保田剛史/訳 白水社 2019.4 1.概要 本書は、古代ギリシアから21世紀初頭まで約2500年にわたる代表的 な思想家たちの名言をとりあげ、独自の切り口で解説したものです。 見開きで…

世界宗教の条件とは何か(読書感想文もどき)プロテスタント教徒佐藤優氏が語ります

世界宗教の条件とはなにか 世界宗教の条件とは何か 佐藤優/著 出版者 潮出版社 2019.10 1. 概要 プロテスタント教徒である佐藤優氏が、キリスト教、イスラム教という世界宗教 がたどってきた題点を明らかにし、激動の時代を生き抜く英知を語っています。 20…

「人口減少時代の論点90」(読書感想文もどき) まさに論点整理の本

人口減少時代の論点90 人口減少時代の論点90 井上正良/著 長瀬光市/著 増田勝/著 公人の友社 2019.5 1.概 要 今回は、非常に実務的な本です。 超高齢化社会はどんな社会か? 「東京一極集中」で何が起こるのか? 保育所待機児童が増えているのはなぜか? …

戦争と外交の世界史(読書感想もどき) 振り返ると理不尽なことの方が普通

戦争と外交の世界史 戦争と外交の世界史 知略を養う 出口治明/著 かんき出版 2018.9 1.全体の構成 また、出口治明さんの著書を取り上げます。 やや長いですが、全体の構成を転記します。 第1章 平和条約の貴重な先例 (1) 世界最古の国際平和条約が結ばれ…