中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦前の中高年がざっくばらんに書きつける日記

書評

経済で読み解く世界史(読書感想文もどき)歴史を動かすのはやはり経済の形を取る人間の欲望

たくさんの人間の欲望の集積が世界史だ、とのイメージ 経済で読み解く世界史 著者 宇山卓栄/著 出版者 育鵬社 2019.2 扶桑社(発売) 1.概要 古代から現代に至るまで、通史で世界史を追い、世界経済の動きを 体系的に理解できるよう解説しています。 とても…

犬は、やはりホモサピエンスの最初の友達、パートナーのようです。

狩りのパートナーとしての犬のイメージ 犬について、タイトルの件で少し書いてみます。 いろんな引用含め、勝手に想像しながら、ホモ・サピエンスと犬 のなれそめ、深まる付き合い、を書いてみます。 1.個人的には犬は苦手 個人的には、犬は苦手で昨年11月…

人間の建設 小林秀雄と岡潔の対談です 最高の知性のぶつかり合い、というやつですね

最高の知性、天才のイメージ 今日紹介するのは 人間の建設 小林秀雄・岡潔 /著 発行所 株式会社新潮社 平成22年3月発行 です。 これも、読み返しですが、私の力では、跳ね返されてばかりです。 1.裏表紙から 本の裏表紙には、すごいことが書いてあります。 …

史記列伝の「大史公(司馬遷)曰く」の引用とコメント その1

「古典からインスピレーション」、のイメージ 1.司馬遷の「史記列伝」とは「史記」とは、著者の司馬遷、成立過程含め著名ではありますが 一度整理します。 『史記』(しき)は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によ って編纂された中国の歴史書である。 正史…

韓非子から抜粋 その2 人間は変わらないから、生き残り古典と書籍がある。

「その1」と同じ画像 君主と宰相のイメージ 2020年3月14日に韓非子から抜粋「その1」をアップしています。 韓非子から抜粋 その1 人間は変わらないから、生き残り古典となる書籍がある - 中高年michiのサバイバル日記 今回は「その2」です。 1.抜粋か…

岡潔 天才数学者ですが、数学以外のことを書きます 春宵十話から

「ひらめいた」、「発見した」瞬間の脳のイメージ 1.岡 潔 とは? 岡 潔(おか きよし、1901年 - 1978年)は、日本の大数学者。 奈良女子大学名誉教授。理学博士(京都帝国大学、1940年)。 多変数函数論の分野で世界的な難問を解決し、その業績により 昭…

ルバイヤート これも愛読書 酒賛美の詩 人生の無常も感じますよ

イスラム教のモスクのイメージ 今日の話は、ルバイヤートです。 何をいまさら、という方も多いでしょうが、私にとっては、若い頃か ら、ずっと愛読してきた本であり、まだ若くてお読みでない方には、 紹介もいいかな? といったところ 1.ルバイヤートとは…

何度も読み返すマキアヴェッリ語録から 塩野七生さん著作

いろいろ思案し、執筆中のマキアヴェッリのイメージ 1.プロローグ マキアヴェッリは、以前からよく読んでいます。 塩野七海さん編集のこの「語録」は、折に触れて、参照しています。 マキアヴェッリ語録 塩野七海 / 著 発行所 株式会社新潮社 特に、解説を…

韓非子から抜粋 その1 人間は変わらないから、生き残り古典となる書籍がある

君主と宰相のイメージ 1.韓非子とはなに? 言わずと知れた「韓非子」と冒頭書こうとしたのですが、僭越です ね。 これだけ情報があふれ、考え方が多様化した現代で、「この古典は共 通認識だ」と自分勝手に、思う方が変ですよね。 まずはwikipedia使って、…

マキァヴェッリ 『君主論』をよむ(読書感想文もどき) 『君主論』は就職活動論文

「君主論」は就職活動論文、ただいま思案中 マキァヴェッリ 『君主論』をよむ 著者 鹿子生浩輝/著 出版者 岩波書店 2019.5 内容としては、「 祖国と家族、自由と人間を愛したマキァヴェッリが、 真に伝えたかったこととはいったい何だったのか。 『君主論』…

「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記その3」 今回もまた多数紹介

「敗戦記」はこのイラストにします。 美を見極める力 古美術に学ぶ 著者 白洲信哉/著 出版者 光文社 2019.12 白州さんと言えば、あの白州次郎、小林秀雄が出てきます。 西洋美術との大きな違いは、実際に使うことで「美」を育てていく ところにある、という…

高貴かつ不屈の精神が必要 いつも折れそうになる私 今日は「木を植えた人」から

植林が実って森になるイメージ 1.いつも、折れそうになる私 幾多の人や書籍に助けられて、何とか日々をやり過ごしています。 書籍で言うと、古今東西のモノがあり、分類も、哲学、歴史、 宗教、生物学に物理学、数学等々さまざまです。 今日はさるメディア…

世界を知るための哲学的思考実験(読書感想文もどき)人口減少社会は私も同意見

思考実験 考えているイメージ 世界を知るための哲学的思考実験 PHILOSOPHICAL THOUGHT EXPERIMENTS for a deeper UNDERSTANDINGof the WORLD 岡本裕一朗/著 出版者 朝日新聞出版 2019.12 私たちが直面している現代世界を理解するために思考実験を行っ てい…

「読者の挑発」といえば、ラ・ロシュフコー箴言集 いろいろな読み方ができます

箴言集を読んでいます 1.導入 箴言集といえば、ラ・ロシュフコーが浮かびますが、少し解説を 引用します。 ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世(François VI, duc de LaRochefoucauld, 1613年9月15日 - 1680年3月17日)は、フ ランスの貴族、モラリスト文学…

『資本論』の核心(読書感想文もどき) 佐藤優さんが宇野経済学視点から読み解く

カール・マルクスのイメージ 『資本論』の核心 純粋な資本主義を考える 著者 佐藤優/[著] 出版者 KADOKAWA 2016.9 マルクスの「資本論」研究の第一人者・宇野弘蔵編「経済学」を 題材に、佐藤さんが、マルクス経済学を保守の立場から読み直して います。 「…

経済を読む力(読書感想文もどき)大前研一さんの見解です。アップデイトされています。

お金について悩んでいるイメージ 経済を読む力 「2020年代」を生き抜く新常識 著者 大前研一/著 出版者 小学館 2019.12 世界的経営コンサルタントの大前研一さんの最近の新書です。 経済に関する27のテーマについて、彼独特の新たな視点と問題の 読み解き方…

世にも美しき数学者たちの日常(読書感想文もどき) 私でも美しそうなのは、なんとなく解る

数学も数学者も美しい 世にも美しき数学者たちの日常 二宮敦人/著 出版者 幻冬舎 2019.4 1.概要 黒川信重、加藤文元など日本を代表する7人の数学者と、4人の数学 マニアに取材し、その未知なる世界に触れています。 それぞれの個性を、軽妙なタッチでよく表…

宇宙と宇宙をつなぐ数学(読書感想文もどき)悲しかなIUT理論は私は消化不良でした

IUT理論が十分理解できない 宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃 並列タイトル Mathematics that bridges universes: The shock of IUT theory 著者 加藤文元/著 出版者 KADOKAWA 2019.4 1.概要 いろんな書評をみてみると、 「 フェルマーの最終定理、…

「土 地球最後のナゾ」(読書感想文もどき) 100億人を養う土壌を求めています

肥沃な土壌のイメージ 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて 著者 藤井一至/著 出版者 光文社 2018.8 1.概要 世界の土はたった12種類。 毎日の食卓を支え、地球の未来を支えてくれる本当に「肥沃な土」 はどこに? そもそも土とは一体何なのか? 泥…

ゴリラの森、言葉の海(読書感想文もどき) ヒトが何者であるかを知る

ゴリラのイメージ ゴリラの森、言葉の海 著者 山極寿一/著 小川洋子/著 出版者 新潮社 2019.4 1.概要 小川洋子とゴリラの眼を持つ霊長類学者・山極寿一さんとヒトの 心の森に分け入る小川洋子さんの対談です。 が、京都大学の研究室で、屋久島に自然の中…

ビジネスマンのための歴史失敗学講義(読書感想文もどき) 何が明暗を分けたのか

歴史の「失敗」に学ぶ ビジネスマンのための歴史失敗学講義 何が明暗を分けたのか 著者 瀧澤中/著 出版者 致知出版社 2019.11 1.概要 先日に続き、また「失敗の話か」 オマエは、よほど「失敗や敗者が好きだな?」と言われそうですが、 そのとおり。 人類…

大世界史(読書感想文もどき)哲学、思想、文化、政治等を含めた体系知

世界史の一つの考え方 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 著者 池上彰/著 佐藤優/著 1.概要 池上彰さんと佐藤優さんの対談形式です ウクライナ、中東、中国他、各地でさまざまな紛争が勃発する現代 は、まるで新たな世界大戦の前夜とも言えます。 長ら…

「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記その2」紹介書籍はてんこ盛り

敗戦記その2も同じイラスト 実は、本年1月10日に 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」というのをアップ していますが、その2番煎じです。 イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 当ブログ読者への何らかの参考となれば…

本当の武士道とは何か(読書感想文もどき) 目指したのは「真の強さ」

「武士道とは」のイメージ 本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理 著者 菅野覚明/著 出版者 PHP研究所 2019.12 1.概要 読書の目的、楽しみはの一つは「知らなかったことを知る」「今ま での自分の常識が揺り動かされる」ことかもしれません。 「武士道…

われらみな食人種(カニバル)(読書感想文もどき) 理論展開を楽しむには前提が必要

考古学者のイメージ われらみな食人種(カニバル) レヴィ=ストロース随想集 原タイトル: Nous sommes tous des cannibales 著者 クロード・レヴィ=ストロース/著 渡辺公三/監訳 泉克典/訳 出版者 創元社 2019.11 1.概要 レヴィ=ストロースは、先日(昨年1…

敗者烈伝(読書感想文もどき) 勝者からよりも、はるかに多く学べる

勝者も敗者もかならず存在 敗者烈伝 著者 伊東潤/著 出版者 実業之日本社 2019.10 1.概要 敗者から学べることは、勝者から学べることよりも、はるかに多 い、と私も思います。 人は、いつか己が敗者になるかわからない不安におびえて生きて 行くしかなく、…

「歴史という武器」(という本)から、歴史的思考とは、と考える

考えるヒト(老若男女)のイメージ 1. 考える 今日は、読んだ本の紹介の「読書感想文もどき」ではなく 本を読んで、それを基に、私が少し考えたことを書いていきます。 ねたとなる本は 歴史という武器 著者 山内昌之/著 ヤマウチ,マサユキ 出版者 文藝春秋 2016.6 …

暴力の人類史(読書感想文もどき) なるほど暴力は減少している、まず知ることが大事

いじめも暴力 暴力の人類史 原タイトル:The better angels of our nature 著者 スティーブン・ピンカー/著 幾島幸子/訳 塩原通緒/訳 出版者 青土社 2015.2 1.概要 主張自体はシンプルです。 人類史において暴力は、時代を追うごとに、減少している。 私…

日本史の新常識(読書感想文もどき) 常に知識の取り入れは大切、たとえ不愉快であっても

常識とはなんだろうか? 日本史の新常識 著者 文藝春秋/編 出版者 文藝春秋 2018.11 1. 概要 学校で習った歴史はもう通用しない! 古代から幕末、明治まで、 日本史の転換点となった出来事や時代をつくった人物について、 一流の執筆陣が最新の研究成果を…

「世界の神話」(読書感想文もどき) 壮大なテーマの整理が(私にとって少し)できました

世界の神話(岩波ジュニア新書) 世界の神話 著者 沖田瑞穂/著 出版者 岩波書店 2019.8 1.概要 神話は、地域違うのに、なんとなく似てるな、 というのが従来からの素朴な疑問。 とはいえ、神話といっても私は、日本、ギリシャ、インドの神話を 少し知って…