中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

書評

伝え方の魔術(読書感想文もどき)及川幸久さんの「気持ち」もよく伝わります。

伝え方の魔術 集める・見抜く・表現する 及川幸久/著 出版者 かんき出版 2021.2 1.概要 (1)著者の及川幸久さんは、いわいる国際情勢YouTuberです。 私は、たまたま一度聞いて、まじめだな、解り易いな、との 印象でした。 その後、関心のある内容を、…

西洋哲学史(読書感想文もどき)バートランド・ラッセルによる整理です。

西洋哲学史 原タイトル:A history of Western philosophy バートランド・ラッセル/[著] 市井三郎/訳 出版者 みすず書房 2020.11 1.概要 イギリスの哲学者であり、論理学や数学基礎論に貢献した バートランド・ラッセルによる西洋哲学史。 ソクラテス以前…

38億年の生命史に学ぶ生存戦略 人間のビジネスも、地球の大先輩生物に学ぶこと多々

38億年の生命史に学ぶ生存戦略 並列タイトル Learned from Life History 稲垣栄洋/著 出版者 PHPエディターズ・グループ 2020.9 PHP研究所(発売) 1.概要と著者の前作 (1)植物や生き物たちは、勝ち抜き、生き抜くための「戦略」を発 達させてきた。「GA…

遺言(読書感想文もどき) 養老孟司さんの「語り下ろし」でなく、「書き下ろし」

遺言 養老孟司/著 出版者 新潮社 2017.11 1.概要 ヒトの意識と感覚に関する思索は、人間関係やデジタル社会の息苦しさ から解放される道となる。「考え方ひとつで人生はしのぎやすくなる」 との見解です。 それはそうですか、80歳で叡智の到達点に達した…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その22」 今回も内容の難易度、形式等様々です。

敗戦記「その22」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回22回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

イスラム2.0 まさに私のイスラム関連情報がアップデイトされた良本でした

イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観 飯山陽/著 出版者 河出書房新社 2019.11 1.概要 インターネットの普及により一般のイスラム教徒が啓示に容易にアク セスできるようになったイスラム2.0時代のイスラム教を論じています。 つまり、『コーラン』は神…

私の個人主義(読書感想文もどき) 夏目漱石の講演を直接聞くのは、じつは初めて

1. はじめに ブログのカテゴリーは、読者にとってどうでもいいことですが「書評」 の範疇に、はいりますでしょうか。 私にとっては、漱石の講演は、近づき難かったのですが、なんとか読ん でみた、という具合でしょうか。偏見もありました。漏れ聞いたエピソ…

絶対に挫折しない日本史(読書感想文もどき) 社会学者視点 とても解り易い記述

絶対に挫折しない日本史 古市憲寿/著 出版者 新潮社 2020.9 1.概要 思い切って固有名詞を減らしてしまい、流れを超俯瞰で捉えれば、 日本史はここまでわかりやすくて面白くなる、との触れ込み。 あとがきによれば、著者に「サピエンス全史」と似たような…

台湾についての二冊から 40歳代学者の台南視点と、かの後藤新平の話

私の最大関心事の一つが「台湾」ですが、 久しぶりに、ブログで台湾関連を取り上げます。 昨今の須賀さんの訪米で、少しマスメディアでも台湾海峡の問題 を流したようですが、現在の政治問題は、今日は書きません。 直近読んだ二冊の紹介です。 あくまで、私…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その21」 今回は珍しく日本の小説2つあり

敗戦記「その21」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回21回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

「人類700万年の進化」が教えてくれる理想の食事術(読書感想文もどき)酒の部分は特に印象深い

「人類700万年の進化」が教えて くれる理想の食事術 NHKスペシャル「食の起源」取材班/著 出版者 主婦と生活社 2021.1 1.概要 体にも心にもよい究極の「幸せな食」とはについて、 糖質、塩、脂質、酒、美食と いう5テーマで、「人類の進化」の歴史から“理…

マスラオ礼賛(読書感想文擬き) 多彩な男性像の紹介、祖父や恩人もあり

マスラオ礼賛 ヤマザキマリ/著 出版者 幻冬舎 2016.8 1.概要 登場人物は、ハドリアヌス帝、スティーブ・ジョブズ、空海、プリニ ウスという古今東西の著名人だけのピックアップでなく、著者の祖父、 若い頃の恩人、テレビの向こうの人、アニメキャラクタ…

歴史の定説100の噓と誤解(読書感想文もどき)幅広い、多面的な、そして寛容な考え方を持とう

歴史の定説100の噓と誤解 世界と日本の常識に挑む 八幡和郎/著 出版者 育鵬社 2020.3 扶桑社(発売) 1.概要と著者史観 (1)「日本書紀」の万世一系が「史実」である証拠、室町幕府は 江戸幕府より強力、坂本龍馬を殺したのは会津藩、ジャンヌ・ダルク は…

なぜ、地形と地理がわかると世界史がこんなに面白くなるのか(読書感想文もどき)

なぜ、地形と地理がわかると世界史が こんなに面白くなるのか 全50項目に地図がついてよくわかる! 関真興/編著 出版者 洋泉社 2016.1 1.概要 「なぜ、その場所だったのか」 世界史において、地形と人類の動きは 切っても切れない関係にあります。 その関…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その20」 今回は、アイン・ランド中心

敗戦記「その20」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回20回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

高貴なる敗北(読書感想文もどき)日本人の死に対する価値観の整理でしょうか

高貴なる敗北 日本史の悲劇の英雄たち アイヴァン・モリス/〔著〕 斎藤和明/訳 出版者 中央公論社 1981.10 1.概要 (1)一般的書評 日本文化に造詣の深いアメリカ人(三島由紀夫とも昵懇)による、 (日本史での「滅びの美学」を体現する人々から日本人が…

反脆弱性(読書感想文もどき) ストレスやリスクをばねに、反脆弱性を取得

反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方 原タイトル:Antifragile ナシーム・ニコラス・タレブ/著 望月衛/監訳 千葉敏生/訳 出版者 ダイヤモンド社 2017.6 1.概要 「万にひとつ」が、明日来る。「絶対ない」は、絶対ない-。 国家経済、金融から…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その19」 今回もまた多数紹介

敗戦記「その19」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回18回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

スケール (読書感想文もどき)生命、都市、経済をめぐる普遍的法則を少し理解

スケール 下 生命、都市、経済をめぐる普遍的法則 ジョフリー・ウェスト/著 山形浩生/訳 森本正史/訳 出版者 早川書房 2020.10 1.概要 イノベーションはどこから生まれるのか? 生命に関わる問題から都市 という奇妙な有機体の謎、企業や経済活動まで、理…

「戦争と平和」の世界史(読書感想文もどき) 茂木さん見解 現代史は白眉との私見

「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム 茂木誠/著 出版者 TAC株式会社出版事業部 2019.7 1.概要 (1)古人類学による戦争の起源から、21世紀の東アジアの未来まで を凝縮。 世界の戦争の歴史を振り返り、人類がいかにして戦争を抑止するシ…

武器になる哲学(読書感想文もどき) 哲学は、状況を正確に洞察に役立ちます

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 山口周/著 出版者 KADOKAWA 2018.5 「無知の知」「ロゴス・エトス・パトス」「悪の陳腐さ」「反脆弱 性」哲学・思想のキーコンセプト50を、ビジネスパーソン向けの新し い視点で解説して…

感染症と感染力(読書感想文もどき) 対応策は自然免疫力を高めることに尽きる

感染症と免疫力 腸内細菌博士が教える新型コロナ予防法 藤田紘一郎/著 出版者 ワニ・プラス 2021.2 ワニブックス(発売) 1.概要 (1)まず、概要を書くと 本書は、2020年11月執筆で、情報は「ホット」です。 猛威を振るう新型コロナウィルスだが日本は…

自分の価値(読書感想文もどき)また曾野綾子さんのメッセージを取り上げます

自分の価値 曽野綾子/著 出版者 扶桑社 2020.9 1.概要と私的所感 (1)まず、一般的紹介を書くと こうあらねばならない、という生活はしない。弱さは財産であり、 幸運である。ものごとはすべて変化する-。不安や不満を抱えて 模索する人に向けて、力強く…

『純粋理性批判』を噛み砕く(読書感想文もどき) 結局、自分の「好奇心」に行きつきました。

『純粋理性批判』を噛み砕く 中島義道/著 出版者 講談社 2010.8 1.概要 「わからなさ」の代名詞といわれる「カントの思索」に体当たり的に 正面から向き合い、解説しています。 本書では、「難しい外見をしていても、実はとても易しいカント」と して「純粋…

読書についてショーペンハウエル見解 同意するが実行は困難  私見は「諦めも肝心」

読書について、先人が昔から語っています。 今日は再度ショーペンハウエルの見解もとに、私の言いたいこと を書きます。 1.ショーペンハウエルの3つのコメント (1)取り上げるのは、彼「読書について」から、3点 ①読書とは、他人にものを考えてもらうこ…

政治思想マトリックス(読書感想文もどき) 歴史を知る茂木さんの納得の見解

世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」 ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 茂木誠/著 出版者 PHP研究所 2020.12 1.概要 (1)もはや世界は「右派」vs「左派」では読み解けない経済的自由 をx軸、政治的自由をy軸として、政治思想を二次…

マネジメントの文明史(読書感想文もどき) 成功にはイノベーションを起こした組織を買うことか

マネジメントの文明史 ピラミッド建設からGAFAまで 武藤泰明/著 出版者 日経BP日本経済新聞出版本部 2020.10 日経BPマーケティング(発売) 1.概要といきなり感想 (1)一般的な説明は以下の通り 人を動かし目的を達成するマネジメントの仕組みはいつ 誕生…

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その18」 今回もまた多数紹介

敗戦記「その18」も同じイラスト 昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」 というのをアップしていますが、今回18回目です。 私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。 ありがたいことです。 イラストもあえて…

昔も今も(読書感想文もどき) 人は変わらない 今回はボルジアとマキアヴェリの話

昔も今も サマセット・モーム/著 天野隆司/訳 出版者 筑摩書房 2011.6 1.概要 (1)サマセット・モームの歴史政治小説の出色の作のひとつ。 主人公は君主論のマキアヴェリで、共和国の書記官としてその外交手 腕や人物像、そして色恋が描かれています。…

つげ義春の2冊から(日記と温泉)疲れた自分には効きますよ

1.最近「つげ義春」を二冊ほど 手にしました。いわいるエッセイです。 彼の漫画の方は、遥か昔話ですが、「ガロ時代」の漫画の「必殺する め固め」を当時親しかった女性の友人から、貸してもらったことを、 思い出しました。 なぜか、「心が疲れているな」…