中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

今週のお題「納豆」普通に定番として食べています なお「甘納豆」の昔話も

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今時は個包装、たれ付き、からし付きが定番です。

 今週のお題「納豆」です。

今回もまた何のうんちく話も、気の利いた落ちもでてきませんが、

「納豆」との付き合いは長いです。

とはいえ、熱く盛り上がったり、冷戦状態といった経験は、ほとんど

ありません。

 1.納豆は普通に食べます

納豆は、特に大好物ではありませんが、逆に「苦手」意識はありませ

ん。

カレーやチャーハンにあわせたり、創意工夫のレシピ等はなく、至っ

て普通です。

(創意工夫が普通でない、とは言いませんよ)

そのままで食べることも多いですが、一緒にたべるのは、生卵でしょ

うか。

おくらや長芋といった「ねばなば系」を混ぜることも、大人になって

からは、あります。

 ごはんのお供が主ですが、酒のつまみとして、食べることもたまに

あります。

  2.またまた昔話

(1)誰しも若い時があり、ふつうはその頃が、食事の量としては、

一番食べます。

 大学学食の定食は、確かABO定食と順番に内容と値段が、違っていた

かと思います。

「奮発しよう」と思ったときは、B定食をベースに、納豆、卵、半ラ

イスを注文したことを思い出します

運動した後は、普通にこれら全部を消化していました。

(2)(いつもの)脱線です。

学生の時「間借り」で住んでいました。

当時は、電話とトイレは共同、風呂は近くの銭湯、というパターン。

リッチな学生ではないですが、決して「極貧」とまではいえない、

当時は「住まいはそんなもの」と感じていました。

さて、近くの定食さんに食事(アルコールなし)をしに行ったとき、

近くの相撲部屋の若手が店に来ていました。

頭に塗る「びんつけ油」というんですか?

匂いですぐわかります。

さて、出した3人ずれだったでしょうか。

見るとはなしにみていましたが、「食うは、食うは、食うは」

おそらく①年齢が十代前半という若さ、

②仕事上(相撲を取ること)たくさんのカロリー消費

だったのでしょう。

相撲部屋のしきたりや、その時の彼らの空腹状態は、もちろん私は

知りませんが、当時の平均的な若い男性の私が、驚くような量でし

た。

中身は、もう覚えていませんが、なぜか大量の納豆もあったような・・・・

  3.納豆の粒について

(1)改めて、ネットをみると、納豆の粒の大きさについて

大粒、中粒、小粒、ひきわりの4種類があって、小粒が一番のシェ

ア、東北では「ひきわり」が人気、とのことです。

今、普段食べるのは、妻が生協で定期的に注文しているモノで、個

包装です。

小粒なのか、中粒なのか、解りません。

 冒頭のイラストに乗せたような、個包装でたれ付き、からし付きの

モノです。

(2)私は、出張宿泊や、国内旅行が極めて多い、というわけではあ

りません。

とはいえ、長く生きていると納豆は旅館の朝食の定番であり、直近

は朝食バイキングもあり、「地元のもの」を食べ続けた結果、一応

大粒、中粒、小粒、ひきわりの4種類すべての経験があります。

ただし、味の記憶はありません。

 地元と納豆の味をリンクさせた切れ味鋭い文章は、私にはできませ

んので、悪しからず。

 4. 皆さん「甘納豆」をご存じですか?

wikipesiaをみると、

甘納豆(あまなっとう)は、

マメ類やクリハスの実、サツマイモの輪切り(芋納豆と呼ばれる)

などを砂糖漬けにした和菓子のひとつ。

発酵食品である納豆(糸引き納豆)とは関連性がないが、混同される

ことがある、 とあります。

家の近くに、駄菓子屋がありました。

(7月7日に書いた九州熊本の球磨川のすぐ川べりの家です。)

くじの景品が、確か「甘納豆」でした。

10円か20円かは、忘れましたが、抽選で一等や二等だと、大袋。

「はずれ」は小袋だったような。

袋の中身は、どれも同じ種類の「甘納豆」だったと思います。

幼児のころの私は、この「甘納豆」が好みでした。

 

最後また、「ずらし」をやらかしましが、私の「納豆」の話は以上

です。 


 

 

自己啓発の観点から書籍通じて先人に学ぶ その6 今回も沢山の視点あり すべては本人の受け入れ方

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自己啓発観点からの書籍引用 6回目

1.改めて「自己啓発」について

 世の中には、相変わらず、自己啓発サイト、溢れています。

そして、私の見解も相変わらず、以下の通りです。

私自身が、語れることなど、たかが知れている。

しかも「実績がないと同じ言葉でも、良い手の感じる「重み」が全く

違う」。

したがって、先人の言葉の紹介の中で、本人が「自己啓発」と感じる

部分があれば、それでよし。

と言うわけで、本日もいくつか紹介します。

6回目となります。 

2.「日本人は本当に無宗教なのか」から

礫川全次/著  

平凡社 2019.10

日本人が「無宗教」になった理由付け
  国家権力、ないし、それに追随する知識人が「宗教」という
  ものに対して、弾圧や介入を繰り返してきた結果「宗教」に対
  する民衆の意識が、偏向した形で、固定してしまったから
 なお、この「偏向した形」には3つの形がある。
  ➀ネガティブな形
  ②習俗を否定する形
  ③混乱を招くような形
  (補足説明)
 ➀は権力側から見ると、自分に従わないものとして、宗教=邪宗
  徳川幕府も、明治政府も、昭和初期もいろんな形態での弾圧が
 あった。
 あるいは現代も、ソフトに、より見えない形で存在する。 
 ②呪術行為や習俗は、近代以前の日本においては「宗教の一部」、
「宗教の補完」であったが、呪術や習俗は、明治に入り、克服さる
べき「迷信」や「陋習」とみなされた。 
 ③明治政府においては「国家神道」が、実質国教であったが、
 これを「宗教ではない」と最後まで言いつくろったので、「宗教」
 に対する混乱が生じた。
3.「敗者の生命史38億年」から

著者       稲垣栄洋/著  

出版者    PHPエディターズ・グループ 2019.3

PHP研究所(発売)

 この「死」の発明によって、生命は世代を超えて命のリレーを

つなぎながら永遠である続けることが、可能になったのである。
永遠であり続けるために、生命は「限りある命」を作りだした
のである。(P77)
 
(時代の強者から逃げ延びる過程で)
我々の祖先は海から汽水域に追われ、川へ逃れ、さらには陸上
に逃れた。(P91-95)
 
(隕石による絶滅前に、すでに恐竜時代のピークは過ぎていて)
末期の恐竜たちは追いやられた裸子植物ともに見つかるという
(P152)
 
生物学の分野でニッチは「ある生物種が生息する範囲の環境
 (P155)
 
(哺乳類が爬虫類や鳥類に後れを取っていることを受けて)
何かに挑戦するときに、ゼロであることほど強いものはないのかも
しれない。
何も持っていなかった哺乳類は、様々な環境にあわせてしだいに変化
していったのである。 (P165)

 すべての生物は、オンリー1であり、ナンバー1でもある。

地球のどこかにニッチを見出すことができた生物は生き残り、
ニッチを見つけることができなかった生物は滅んでいった。
自然界はニッチをめぐる争いなのである。(P195) 
 4.「暇と退屈の倫理学(増補新版)」から

國分功一郎/著

  本書の3つの結論の要約
➀本書を通読することで暇や退屈についての新しい見方を獲得
したので、もう「こうしなければ、ああしなければと、思い煩う
必要はない」自分なりの理解の仕方を見つけていかねばならない。
 ②贅沢を取り戻すこと。浪費することが、豊かさの条件。
 現在は消費社会であり、消費は物ものではなく観念対象と
するから、いつまでも終わらず、満足も得られない。
満足を求めて消費すればするほど満足は遠のき、結果として退屈が
現れる。
ならば、物を受け取れるようになるしかない。
物を受け取るとは、その物を楽しむこと。
 ③「動物になること」
人が退屈を逃れるのは、人間らしい生活から外れたときである
動物が一つの感世界に浸っている高い能力を持ち、何らかの
対象にとりさらわれていることがしばしばであるなら、その
状態は「動物になること」、と称することができる。

5.「農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦 」から

著者       川内イオ

出版者    文藝春秋 2019.10

② 「阿部梨園の佐川」が「佐川友彦」になって1年もたたずにこれ
だけの企業と提携できたのは、佐川のポジショニングが希少だから
だ。  (P55)
(どの分野も、勝つためのポジショニングが必須)
 
③ 考え方やきっかけ次第で、まだまだ伸びしろがある。
 日本の農業はポテンシャルの宝庫ですよ。 (P58)
  (元気が出る発言ですよね。)
 
④ ほかと同じことをするな。自分であれ (P74)
  (差別化の話です。)
 
⑤ 海外に市場はある。コネクションもある。
 なによりヒントも持っている  (P80)
 
⑥ 2017 年 国連砂漠化対処条約は、(中略)
地球上の植生の約20%に相当する地域において土地生産性が下落
し約13億人が劣化した農地からの生産物で生計を立てていると
推定した。(P95)
 
⑦ どれだけ稼いでも自分は代替可能という現実。
ほとんどの上司の目標は、アーリーリタイア。
自分にとって一生続けたい仕事は何かを問い続けた時、道は決
まった (P102)
(組織人なら、誰しも感じる苦悩、それにどう対応するか、してき
たかが、各人の選択。そしてそれは結果を伴う。)
  
⑧起業から10年たって、ようやく市場が追い付いてきましたね。
(P129)
  
農業の見える化に必要なこと 3つ
 ・環境と生体のセンシング
 ・栽培状況のモニタリング
 ・データの管理分析と制御 (P142から143)
 
⑩農産物を輸出するだけじゃなくて、テクノロジーも含めて
 日本の農業全体を知的産業化して輸出できるようになると
 思います。(P149)
   6.最後に

したり顔で、私がどうこう解説するより、まず、いろんな考え方に

たくさん触れることでしょう。

出来れば、ある程度の評価が固まっている書籍が、そのなかに含まれ

るといいと思います。

自分が賢くなるためには、「賢い」と思っている人の考え方をたくさ

ん知ることが、一つの道だと、改めて思います。

 
 
 
 

昨今の日本のテレワーク事情、新聞記事から考える 当たり前の整理でした

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5月21日に続き同じイラスト、在宅勤務イメージ

1.昨今のテレワーク

については、「継続定着」もあれば、「大部分をもとに戻す」まで様々。

私は割と以前からテレワークについて書いていますが、直近の小文は

コロナ以降の変化 今日は「大予想」でなく足元の話 実体験から考えること - 中高年michiのサバイバル日記

という5月28日のブログの、3.経営者から見たテレワーク

としてアップしています。

とはいえ、当然ながら、私が実体験で知るのは、狭い狭い世界。

少し古めの、新聞記事ですが、興味を惹かれ、少し引用します。

そのあと、いつもの私見を述べます。

 2.在宅勤務定着 主要国で最低水準

2020年7月5日の日経時期です。

在宅勤務定着、ニッポンの壁 主要国で最低水準: 日本経済新聞

(1)要約すると

新型コロナウイルスの感染拡大への対応で在宅勤務が普及した日本

でオフィスへの復帰が目立っている。

在宅勤務を継続する欧米とは対照的だ。

オンライン業務が容易な専門職の比率が低いことや、職務の定義が

あいまいな日本的な雇用環境などが背景にありそうだ。

世界に比べ見劣りする生産性を高めるためにもこうした壁を取り

除くことが不可欠だ。

 米グーグルによるスマートフォン利用者の位置情報などの分析によ

ると、

日本の4月の出勤者はコロナ前(1月から2月上旬の中央値)に比べて

21.9%減少したが、緊急事態宣言の解除後の6月には同12.9%減まで

出勤者が戻った。

 

(2)外出規制緩和後の海外比較

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やはり日本の位置づけは特徴的

①英国の6月出勤者は4月以降、小幅に増えているが同44%減。

スイス、ドイツでも6月の出勤者は2~3割減で出社は限定的だ。

日本に比べ感染者が多いこともあるが、欧米で在宅勤務が浸透

していることがうかがえる。

②「ビデオ会議などで社員は遠隔での仕事に慣れている」。

食品世界最大手スイス・ネスレは同国内のオフィス部門の約4300

人の大半が在宅勤務を継続。

仏自動車大手グループPSAは在宅勤務対象を世界で1万8000人から

4万人に拡大した。

 日本でも日立製作所富士通などで在宅勤務を標準化する動きは

出ているが、まだ一部の企業にとどまる。

 ③日本は在宅が定着しにくい――。

そのことを示すのが、英エディンバラ大学などの研究者が試算した

データだ。

業種、学歴などのデータを基に総雇用者数に占める在宅勤務が可能

な人の割合を算出。

日本は47.2%。英国の53%や米国51.7%などを下回り、主要国で最低

水準だ

(3)労働生産性の実態と職種 

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日本の高い小企業、零細企業の割合も影響?

労働生産性の低さ要因分析は、この日経記事ではしていない

企業規模からみる見解もあり、それをフッターに書いたが、

欧州には阿多は丸が米国は、小企業、個人企業多そうだし・・・)

欧米並みに在宅勤務が定着しにくい理由を解く一つのカギに

なるのが「職種」だ。

 労働政策研究・研修機構の2018年調査では就業者に占める専門職

(技師など准専門職含む)の比率は日本は17%。

米国の36%や英国の37%の半分。

専門職はIT技術者や法務や財務など知識集約型の職業も多くオンラ

イン化が比較的容易で、在宅勤務に適する。

 ②一方で日本はサービス・販売従事者の比率が27%と米国の18%

や英国の17%より高い。

顧客や同僚と直接対面する必要性が高く、在宅勤務が難しい。

 ③雇用形態の違いもありそうだ。欧米は仕事の内容を明確に

規定するジョブ型雇用が定着しているのに対して、多くの日本

企業は職務や責任があいまいなメンバーシップ型。

仕事の成果を評価しにくいことが日本で在宅定着を難しくして

いる側面もある。

デジタル化の遅れも在宅勤務の阻害要因だ。

 ④インターナショナル・ワークプレース・グループ(IWG)が

19年に約1万5千人を対象に実施した調査では、85%が在宅勤務

などの柔軟な働き方が生産性向上に結びつくと回答。

経済協力開発機構OECD)の調査(18年時点)で時間あたり

生産性が米国に比べ4割低い日本にとって、在宅勤務をしやす

い環境を整えることが国際競争力を高めるためにも不可欠だ。

 (4)在宅勤務しやすい職種

世界がコロナ禍による雇用危機に直面する中、在宅勤務できる

仕事は増えている。

一例上げると。

「ソフトウエア開発・技術」、「クリエィティブ・マルチメディア」

少子高齢化が進む中で長期的に仕事の担い手を増やすためにも、

こうした在宅勤務しやすい職種へのシフトが必要となりそうだ。

 3.最後に感想

 上記新聞記事に、びっくりする要素はなく、大きく反論したい論点も

あまりない。

よく整理されています、という感想。

多くの人が、なんとなく思っていたことが、今回の新型コロナ感染症

影響で、問題点が浮き彫りにされた感じです。

当たり前ですが、人間か変わると、感が方も変わってきます。

日本において、政治経済の基本的枠組みは、40年前と変わっていない

かもしれませんが、「働く人間」は、40年たつとほとんど入れ替わっ

おり、考え方が変わるのも当然。

在宅勤務・テレワークの従事する人間は、はやり、それなりに増えて

いくでしょう。

岩井克人「欲望の貨幣論」を語る(読書感想文もどき) 効率性と安定性は「二律背反」の関係

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岩井さん著作は、この本棚のイメージでいきます。

岩井克人「欲望の貨幣論」を語る

岩井克人/[述]  

丸山俊一/著  NHK「欲望の資本主義」制作班/著  

出版者    東洋経済新報社 2020.3

1.概要

先日紹介した「経済学の宇宙」は、岩井さんの自伝的要素がありまし

たが、今回貨幣論にしぼり、かつ解り易いです。

仮想通貨=暗号資産が生まれ、キャッシュレス化が進行する時代の貨

幣、市場、資本主義とはなにか?

その本質に日本を代表する経済学者が迫ります。

下記はいい話と思いませんか?

私の好きなフレーズです。

アダム・スミスさんは、ここを見逃してしまったんですね。」

インタビューの際、歴史上の巨人を「さん」付けで、まるで友人のよ

うに語る岩井さんの姿勢に、共感を覚えました。

「歴史の偉業」という物語に飲み込まれることなく、時代のテーマと

格闘した等身大の人間として、敬意をこめた「さん」付け。

こうした虚心坦懐な姿勢から、今につながるエッセンスをくみ取れる

のだと思います。

目次

第1章 「ビットコイン」は究極の貨幣か

第2章 金融投機と二つの資本主義論

第3章 貨幣は投機である

第4章 「資本主義」の発見 

     アリストテレスと「近代」

 2.ピックアップ

インターネットの発達は、グローバルな資本主義社会の中のあらゆる

情報を、ほとんど同時に、ほとんどタダで、あらゆる場所の運ぶこと

を可能にしました。

資本主義社会自体がまさに「純粋化」してきたのです。

そして『貨幣論』で描いていた理論的な世界にどんどん近づいてきた

のです。   (P21) 

 

私たちは、自由が増えれば安定性が減り、安定性を増すと自由が減っ

てしまうという「自由と安定との二律背反」の中で生きて行かざるを

えません。  (P25)

 

「資本主義社会においては、貨幣の価値だけでなく、すべての商品の

価値も、社会によって与えられる。」   (P44)

 

中央銀行が発行する紙幣も、安全性さえ保証されれば、貨幣として流

通します。

この結論から「銀行紙幣」制度へは一直線です。

ローは、銀貨それ自体ではなく、銀貨との交換を約束した紙幣(兌換

紙幣)を貨幣として流通させる制度を提唱するのです。  (P75)

 

2つの資本主義観

新古典派

 ・市場の「見えざる手」の働きに全幅の信頼

 ・資本主義をどんどん純粋にしていき、地球全体を市場によって

  覆い尽くせば、効率性も安定性も実現される「理想状態」に近づ

      くと言う主張

 ・フリードリッヒ・ハイエク、 ミルトン・フリードマン

〇不均衡動学派

 ・資本主義に理想状態はない

 ・資本主義がある程度の「安定性」を保ってきたのは、市場の

  自由な働きを阻害する「不純物」があったから

 ・効率性と安定性は「二律背反」の関係

  ジョン・ロー、クヌート・ヴィクセル、ケインズ岩井克人

  (P81-85)

  

1980年代からのグローバル化

 グルーバル化は古典派経済学の基本思想の「壮大な実験」であった

2008年リーマンショック後の大不況

 資本主義において、効率性と安定性は二律背反していることを実証

 (P85-88)

 

このような市場価格の乱高下は、ミルトン・フリードマンが主張す

るような愚かな投機家の非合理性によるのではありません。

逆です。

頭がさえきったプロの投機家同士がおたがいの行動を何重にも合

理的に予想し合う結果として、市場が乱高下してしまうのです。

(P98)

 

貨幣を基礎とする資本主義社会とは、その貨幣が潜在的にはもっと

も純粋な投機対象であることによって、本質的に不安定な社会

あるのです。 (P114)

 

貨幣を基礎とする資本主義社会は、本質的に不安定です。

その不安定性を放置しておくと、資本主義社会全体を、危機に陥れ

てしまいます。

その行き着く先は、ポピュリズム全体主義です。

自由を守るためには、自由放任主義思想とは決別しなくてはなら

ないのです。 (P118)

 

人間は「あらゆるモノを手に入れられる<可能性>」を与えてく

れるものとして「貨幣」それ自体を「欲望」する。 (P134)

 

「無限の欲望」ーー人間は、貨幣の出現によって、まさに無限の欲望

を身につけてしまったというわけです。 (P135)

 

「貨幣の無限の増殖」を求める経済活動ーーそれは、いうまでもなく

「資本主義」のことです。

アリストテレスが「商人術」と名付けた経済活動とは、まさに「資本

主義」にほかならないのです。(P136)

 

(貨幣の)流通は、まさに互酬的交換によってお互いが緊密に結びつ

けられていた共同体的な束縛から「個人」を自由にし、一人一人が独

立した一市民として議会で投票する民主制度の発展をうながしたとい

うのです。

まさにおカネの下の平等が、法の下の平等を生み出したというわけで

す。  (P150)

 

「思想の歴史を学ぶことこそ、人間精神を開放するための必須の準備

作業である。

現在だけしか知らないことと、過去だけしか知らないこととーー

一体どちらの方が人間をより保守的にするのか、私は知らない。」

(自由放任主義の終焉から  ケインズの言葉  P162)

  3.最後に

 何か、大きな契機気があったわけではないのですが、最近

宇沢弘文さんに続き、岩井克人さんを読み返しました。

「理解した」と言うのは程遠いですが、ヴェニスの商人資本論

「経済学の宇宙」と読み進むうち、少しは岩井理論が見えてきた感じ

がします。

 初手に読むのも、この『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』はとっ

つきやすいと思います。 


 

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読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その6」 今回もまた多数紹介

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敗戦記「その6」も同じイラスト

本年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」と

いうのをアップしていますが、今回6回目です。

イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、

当ブログ読者への何らかの参考となればと・・・

1.小川洋子と読む内田百間アンソロジー

内田百間/著   小川洋子/編  

(「ひやっけん」は門構えに「月」なのですが、私があつかえなくて

門構えに「日」としました。)

出版者    筑摩書房 2020.2

あえて一般的な紹介をすると

  現実と幻、笑いと恐怖、彼岸と此岸、あらゆる境界をするりと越

えて、不思議な光を放つ内田百間の珠玉の24篇。

百間をこよなく愛する作家・小川洋子と一緒に楽しむアンソロジー

 となります。

実は「小川洋子さん」のネーミングに惹かれて取り上げました。

小川さんみたいに「こよなく愛する」までは深く読み切れず、

「敗戦記」の典型みたいになりました。

 

  2.親日台湾の根源を探る

台湾原住民神話と日本人

諏訪春雄/著

出版者    勉誠出版 2019.4

また、私の好きな「台湾モノ」です。

台湾にとって日本人とはどのような存在であり、日本と日本人を

どのように語り伝えてきたのでしょうか。

台湾人の多くが日本に抱く愛着心の根源を明らかにします。

 少し引用します。

1949年、蒋介石の国民党が台湾を支配し、
戦前から台湾で暮らす本省人を日本の共犯者として差別した。
この事実が、本省人の意識を「日本=悪者」から「日本=台湾
近代化の功績者」に変えていった。  (P17)
  
(日本による統治が)上手く行ったのは清朝との差異
マラリアコレラなどの伝染病抑止
〇法に厳格、腐敗なき治安
〇農業改革  (P194)
 
台湾と沖縄の神話に神として登場してくる日本人は、台湾では
近代化に貢献し、沖縄では稲作や鍛治文化を伝えた恩人たち
である   (  P200)
 
台湾と沖縄の創世神話に登場する日本人こそ、現実にその地に
足跡を記してきた日本人の行動の歴史そのものを反映した、
本来の日本人の姿なのだ、と。
台湾から見える日本こそが真実の日本なのである。   (P201)
 

3. 海底の支配者底生生物

世界は「巣穴」で満ちている

清家弘治/著  

出版者    中央公論新社 2020.2

地球の表面の7割を占める海底に穴を掘って暮らす底生生物。

波乗りして移動する底生生物とは?

東日本大震災前後で三陸の海底生態系に何が起きた?

 巣穴研究の最前線に立つ著者が、底生生物の生態と海底の神秘

を綴る、というものです。

少しずれますが、今年2月15日に取り上げた「土地球最後の謎」

「土 地球最後のナゾ」(読書感想文もどき) 100億人を養う土壌を求めています - 中高年michiのサバイバル日記

 を思い出しました。

ということで、私の好きなフレーズを引用

この世の中「わかっていないこと」のほうが「わかってい

ること」よりも遥かに多いといって過言ではありません。

いや、何が「わかっていない」のかさえ、正確には誰も答

えることができない状況、と言った方が正しいのかもしれ

ません。

そして、その「わからないことがわからない」ものの一つ

が、私が研究している海底に住まう生き物たちなのです。

P24

 自分の全く知らない世界を垣間見せてくれて、私の理解力で「そこ

そこついていける」という、分野でした。

 

4.地図と写真でわかる江戸・東京

 西東社編集部/編

出版者    西東社 2020.4

江戸・東京の10大事件、江戸の町づくり、江戸城、名所、地形、寺社…。

江戸・東京の歴史を、約100枚の現代地図と古地図、豊富な写真で紹介

しています。

東京在住でない方には、なーんあだ?かもしれません。

友人の不動産会社社長は根っからの東京人でよく私の東京地形のレク

チャーをしてくれていました。

その甲斐あり断片的知識はあったのですが、「第7章江戸の地形と発

展」がよい整理となりました。

 

5.歴史人口学事始め

記録と記憶の九〇年

 速水融/著  

出版者    筑摩書房 2020.2

歴史人口学の泰斗、速水融の遺著です。

戦中の勤労動員、ヨーロッパの先端研究の導入、網野善彦梅原猛

の出会い、時刻表をヒントにしたデータシートの考案など、90年間の

学問人生を回顧し、人口減少社会の未来を考察しています。

勤勉革命」の引用 P282から抜粋

(17世紀後半の濃尾地方の村の調査がヒントであるが)

 もし長時間激しく働いて、それが自分たちの生活水準の向上になっ

て帰ってくるなら、みな一生懸命に働くだろう。

私は人が「勤勉になった」と言う表現のほうが適していると思う。

働くことに一つの道徳性が与えられる。

産業革命」に対して「勤勉革命」と名付けた。

なお、日本が人口減少社会となったのは必然として

これをチャンスにするのもしないのも我々しだい、である。

( P304)

 

6.セロトニン

ミシェル・ウエルベック/著  

関口涼子/訳

出版者    河出書房新社 2019.9

私は、小説は、ほとんど読みません。

その中では、ミシェル・ウエルベックは「素粒子」、「ある島の可能

性」、「服従」と少し読んでいます。

今回も、未消化感は否めません。

内容としては、

巨大化学企業を退社し、農業関係の仕事に携わる43歳のフロランは、

恋人の日本人女性ユズの秘密をきっかけに<蒸発者>となる。

過去に愛した女性の記憶と呪詛を交えて、現代社会の矛盾と絶望を

描く、と言った具合です。 

 
 
 
 

「しがみつく」ことは必要 生物の本能でもあり、大切な事 マイナス思考の方が不可 

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しがみついている中高年のイメージです
1.「しがみつく」のは悪いこと?
(1)「しがみつく」という言葉は、どうもマイナスイメージが強い
ようですね。
人の考えは、千差万別であり、私の主張を決して強要するつもりは
もち論ありません。
ネットで下記のような、見解をみつけました。
➀「会社を辞めたい、辞めたい」と、グズグズ言っている人は、
  仕事や上司、お客さまが気に入らないくせに会社にしがみついて
  いるから。
  気に入られなければ、辞めればいいだけです。
  自分がイヤな人にしがみついているのです。
② お金のある人に、お金が集まります。
  お金のない人に、お金は集まりません。
  しがみつかない人には、人もお金が集まってきます。
  しがみつく人からは、人もお金も逃げていきます。
(2)上記の➀は「しがみつく」をイヤなことがあるのにその場にい
ることのマイナスイメージで、②はお金と「しがみつく」の関係が、
良く解りません。
私は「しがみつく」をタイトルに書いたように、本能的な面もあり、
明るく前向きにとらえていこうというもの。
本当に、心底自分で「離れていい」と思うまで、(強制的でなく
許されるなら)しがみついていけばいい、というものです。
 
 2.「しがみつく」事例から
➀母親にしがみつくお猿の子供
イラストや写真が無くて恐縮ですが、木と木の間を移動する母ザル、
振りおとされないように、必死でしがみついてる子ザルをイメージ
してください。
当該子ザルにとっては、母ザルが「全世界」の大部分を構成しており
彼女に「しがみついている」しか、生存できないわけで、生物の本能
的行動でしょう。
本能的行動と社会的行動は違う、との見解も大ありですが、それは
後述とします。
②絶叫マシーン
 新型コロナ感染症対応は、至る所で皆さん創意工夫、ですよね。
 先日、思わず笑ってしまったのは、遊園地の絶叫マシーンの最近
「心の中で絶叫してください」
 絶叫マシーン愛好家には、「思い切り叫んでストレス解消」もあ
るでしょう。
しかし、それこそ本能的に、思わず声がでしまうことも。
その際、レバーをしっかり握りしめ、「しがみついて」恐怖心を克
服しようというもの。
「物理的に叫ぶのでは、心の中で絶叫しろ」とは、また難しい課題
出されるものです。
③生きていくために組織にしがみつく
これは、とても大切なことです。
たとえば、テレビのコメンテイターという職業があります。
そもそも、テレビ番組をどう評価するかは、置いといて、
ある自分がよく知る世界の話題となると、このコメンテイター
なる者の発言に、首をかしげることがあります。
はっと思うのは、自分がこのコメンテイターと同じレベルで
ものごとを評価しようとしていたこと。
彼(彼女)も、生きるため、生活のために、そのテレビ部番組
出演し、いくばくかの報酬を得るのでしょう。
番組作成者の意図を組んだ「やらせ発言」もあるでしょう。
コメント内容を判断するのは、あくまで、こちらの方。
相手には、温かい目が必要かと思います。 
④営業手法として、相手に「しがみつく」
 売り上げ確保(収益確保)のために、対象を逃さないように
するのは定石です。
スッポンのように「食い付いたら放さない」との表現をとるこ
ともあります。 
ここでは、触れませんが、もっと高度な営業戦術もあり、相手に
「しがみついている」ことを見せないそぶりもあります。
本質は、同じです。
相手を「よい気分」にさせて、結果を出し、最終的に自分の報酬を
得ることです。
⑤もっと単純に
せっかく得た利権(ひと様に迷惑かけない合法的なもの)なのだか
ら手放すのは、もったいない。
最後まで、しがみつきたい!
以上、上記1(しがみつくのは悪いこと?)の結論のフォローで
した。
総じて、「しがみつく」ことは、前向きな大切なことだと、私は
言いたいわけです。
  

3. まぜっかえすようですが・・・

少し離れて、精神状態の別の議論の話。

しがみつこうとすると、よけいしんどくなる場合もあります。

仏教で言う「執着」ですね。

「全ての苦しみは執着から生まれるので、しがみつかない大人になる

ことが大切です。」という見解もあるでしょう。

この見解には、賛成です。

ただし、上記で述べてきた「積極的なしがみつき」ではなく、「囚わ

れの結果のしがみつき」の感じがします。

後者からは離れて「解脱」に向かうのは、私も大変良いことだと

思います。

ハドリアヌス帝の回想(読書感想文もどき)大作です 取り組みに私の疲れあり 自伝と間違えるくらい

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哲学者の素養を持つ皇帝ハドリアヌスのつもりです。

ハドリアヌス帝の回想

原タイトル:Mémoires d'Hadrien

マルグリット・ユルスナール/[著]  

多田智満子/訳  

出版者    白水社 2008.12

1.概要

 

あまねく世界を支配した古代ローマの、五賢帝の一人と称えられるハ

ドリアヌス帝が、死に臨んで自らの生涯を回想します。

これは筆者ユスナールが、皇帝の内面に入り込んで、彼に一人称で語

らせた想像的自伝なのですが、どこまでが歴史上のハドリアヌスで、

どこからが小説の主人公なのかが分からないのです。

理想家でリアリストでロマンチストで激情家で俗人である皇帝の多面

的な魅力が、良く解ります。

「リズミカルで、ひたすら美しい文章が魂を揺さぶる」とはかの三島

由紀夫や、出口治明さん他、多数の方が述べていますが、残念ながら

私は、文章の美しさを鑑賞するレべルでは、ありませんでした。

 2.ピックアップ

自分の生をつくづくと省みるとき、わたしはそれが曖昧な形を

している目標に向かって飛んでいく。

そして大部分の人間は自分の生涯を一つの公式にまとめるのが

好きである。

ある者は自慢にし、ある者はめそめそ繰りごとをならべ、ほと

んど例外なしに他人を非難しながら自分の一生を語る。 (P31)

 

人間の精神は、自分が盲目的な運命の手中にあること、そし

て自分がいかなる神もみそなわさぬ、また特に自分自身がまっ

たくあずかり知らぬ偶然の気まぐれな産物に過ぎないことを、

認めらたがらぬものである。 (P34)

 

わたしが大多数の人間よりすぐれていると感じる点はただ

一つしかない。

それはわたしが、彼らがあえてそうあろうとする以上に自由

で、同時に従順である点である。  (P51)

 

わたしは皇帝であることを学びつつあった。
自分ではできそうもない大胆なことが、ほかのだれかが責任
をとってくれるとなると、たやすくできた。(P68)
 
わたしの情事はもっと穏当なものだったが、
しかし娼婦にはいつも吐き気をもよおし、結婚生活にはもう
うんざりしている男が、どうして姦通以外の方法でさまざま
な女たちとねんごろになれるのか教えてほしいものだ。 (P70)
 
尊厳という純金は恐怖という金属を混ぜなければ柔らかすぎるのだ
う。 (P115)
各人は自分が安全だと感じるとその喜びのために死者のことはじき
忘れてしまった 。  (同)
粗野な人びとがある弱さあるいはたぶん卑怯さの一形態と見ていた
端な礼儀正しさは、いまでは力を隠すなめらかな艶のある鞘とみなさ
れた。 (同)
 

しだいしだいに、あらゆる神々はひとつの<全体>のうちに神秘的な

融合を遂げ、同じ一つの力の無限い多様な発掘、いずれも等しい現わ

れであり、神々の間の矛盾は調和の一形態にすぎない、と思われてき

た。 (P181)

 

すでにずっと以前から、わたしは神の本性について哲学者の不細工な

解釈よりは、神々の恋愛やいさかいに関する神話のほうを好んでい

た。   (P183)

 

イタリアの行政は、幾世紀ものあいだ、地方長官の意のままにされて

いて、いまだかつてはっきりと法文化されたことがなかった。

その行政を決定的に律する<永久の法令>」は、わたしの生涯のこの

時期に実施されたはじめたものである。  (P240)

 

最近一世紀間における風俗の醇化と思想の進歩は、ほんのひとにぎり

のすぐれた精神たちの仕事であって、大衆は依然として無知で、そう

なりうるときには凶暴で、いずれにしても利己的で、視野が狭い。

そして大衆とは将来も常にこの通りなのだと賭けておく方が勝ち目が

ある。 (P258)

 

(ハドリアヌスの妻のことです)

彼女は子共を産まずに死ぬことで自分を祝福した。

わたしの息子はきっとわたしに似るだろうから、その父に対するのと

同じ嫌悪を子供にもいだくようになっただろう、と。 (P275)

 

私はすべてを神々にゆだねている。

と言っても、人間のものでない神の正義に前よりも信頼を置いている

からではなく、むしろその逆こそ真実である。

人生は無残なものだ。 それは解っている。

だが、人間の条件から大したことを期待していないからこそ、まさにその

ゆえにこそなおさら、幸福な時代、部分的進歩、再開と継続に努力

が、もろもろの悪や失敗や怠慢や過誤の膨大な集積をほとんど償うに

足るほどのすばらしい驚異と思われるのだ。  (P309)

  3.最後に

  「美しい文章」については「1.概要」に書いたように、いまいち鑑賞

できませんでした。

なお、当該書籍を出口治明さんが高く高く評価しており、実はそれで

読んでみたですが、私が「回想」の前提となるハドリニアヌスの業績

や、行動履歴を完全に把握しているわけでないため、出口さんのよう

には、いきませんでした。

とはいえ、上記引用や引用しなかった部分含め「ハドリニアヌスな

ら、そう考えたんだろうな」と感じ入るところが多々ありました。

今回も非常に骨太な書物に、がっつり取り組んだ、非常に疲れる読後

感でした。

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