中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

人間の道理(読書感想文もどき)曾野綾子さんのメッセージです しっくりきます

人間の道理

曾野綾子/著  

出版者    河出書房新社 2020.10

1.概要と私的所感

平穏だけを望んで生きることはできない、ウイルスを回避しすぎるこ

とが本質ではない、社会が決めたルールに同調する必要はない、生き

延びることは知性と関係ない、「自分は不幸」という固定観念をな

くす等々、彼女のメッセージ集は、私がうなづくことばかり。

所感めいたことを書くと、、、 

そんなに難しいことを、言っているわけでもない。僭越ながら、同じ

趣旨のことが自分にも書けそう。

とはいえ、こういううまい表現は自分にはできないな・・・・

 私は、たまに「しっくりくる」とか「ほどんど同意見」ということ

を、使います。

 ふと、思い出すだけでも、昔は竹内宏、邱永漢らがいました。司馬遼

太郎、堺屋太一もそうです。

 最近よく引用する出口治明さんほか、曽野綾子さんもその一人。

若いころの彼女の小説をよく読んでいるわけではありません。

キリスト教一神教的考え方とは、私は一線を画しています。

しかしながら、この10年くらい、彼女がお年を召されてからの

エッセイ等は、出版物としては、割と読んでいます。

「ウマが合う」という表現でしょうか。 

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今回の曽野さんは、お気に入りの本棚イラスト

2.本文から

人間は常にいささかの悪をしながら、時にはかなりの善をなすことも

できる。自分の内部におけるこの善悪の配分の時に必ず起きる、一抹

の不純さの自覚が、人間を作るのである。  P29

 

一方で人が死に、一方で運のいい人が生き残る。この非情で筋道の通

らない、決して平等とは言えない結末を、私は骨身にしみて感じた。

その結果、私は戦後人間は平等だなどという美辞麗句が人々の間に

浸透した時も、決してそんなことを信じなかった。  P32

 

農業の世界には、「みんな平等」も「みんな幸福」ということもあり

得ない。自然保護などと言って、森を守りさえすれば、すべての生き

物が、動物も植物もすべて、生きとし生けるものすべてが声明を全う

できるなどと言うことは無い。(中略) 一人の落後者も出ないよう

に、とか、「一人の人間の命は地球より重い」などと言うことは考え

られない。  P43

 

「徳性を有する」とは、どういうことか。
規定するのはむずかしいですが、一つの目安は、どんなことにも意味
を見出し、どれだけ人生をおもしろがれるか、ということだろうと思
います。  P76
 
動物的平等化を人間的に馴らす方法が「遠慮」だと思います。  P80
 
人は適当な時に死ぬ義務がある。ごく自然にこの世を辞退するのだ。
それで初めて私たちは人間らしい尊厳を保った、いい生涯を送ったこ
とになる。  P103
 
現実に、「衆賢」という言葉が出来なかったのは、決した偶然ではあ
るまい。無責任な行動しか取らない人の中で、自分を保ち続けること
ができる人物はほんの少しだから、「衆」は常に愚であった。そして
我々は、誰もが衆の一人なのだ、ということを、間違いなく肝に銘ず
べきなのである。 P117
 
相手が、いい人でも正直な人でもないだろう、と反射的に思うこと
は、日本以外の土地では実に有効な身を守る手段であり、柔軟性でも
あった。
(中略)私はまず用心し、はじめから相手を部分的にしか信ぜず、従
って裏切られても騙されても怒ることはなくなった。 P123
 
忍耐さえ続けば、人は必ずそれなりの成功を収める。金は幸せのすべ
てではないが、財産もまた大きな投機や投資でできるものではないと
いうことを、私は長い間人生を眺めさせてもらって知った。
その代わり、成功のたった一つの鍵は、忍耐なのである。  P134
 
 諦めることも成熟の一つなのだとこの頃になって思う。しかしその場
合も充分に爽やかに諦めることが出来た、という自覚は必要だ。
つまりそれまで、自分なりに考え、努力し、もうぎりぎりの線までや
りましたという自分への報告書はあったほうがいいだろう。 P152
 
他人に理解されようと思うから無理が出るのだ。理解されなくても、
現実はほとんど変わらない。 P164
 
私はこの世に「安心して暮らせる」状態などないこと、生きることは
運と努力の相互作用の結果であること、従って人生に予測などという
ことは全く不可能であることしかしそれゆえに人生は驚きに満ち、
生き続けていれば、びっくりすることおもしろいことだらけだと、
謙虚に容認できるようになった。  P174
 
 3.再度、短文コメント

 人は、結局現在の自分に、受け入れられるものしか、受け入れない、

という当たり前のことを、感じた一冊でした。 

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不要不急と誰が決めるの? 行政の「優先順位」に違和感あり 個々人の「不要か否か判断」優先

1.言いにくい言葉 

世の中、正面切ってなかなか、正確に反論きないことが、多々あり

ます。

「老人の命は、大切だ、重症化しやすい高齢者から優先的にワクチ

ン接種」などもそうでしょう。

それは、そうですが、65歳以上を「高齢者」とすれば、人口の

「モード」に位置するでしょうし、他の世代に回ってこないの

では?

確か「団塊の世代」の方は、1年間で区切って200万人以上対し、

13,14歳は、110万人から120万人? 

一昨年、昨年の新生児は100万人どころか90万人も言っている、

と聞いています。

ずるいですが「若者も同様に大切」と私にうまく言えないので、

曽野綾子さんの言葉を借ります。

「治療のためのワクチンが限られているなら、高齢者が

まず受ける権利を放棄した方がいい。

もちろん、国の制度や医師の論理では、そんな人も平等

です。

だからこそ、高齢者が自ら辞退した方がきれいですね。

国が高齢者を切り捨てるのではなく、若者が要求する

わけでもなく、高齢者が自由意志で、自らの美学として、

自ら遠慮した方がいいのです。

(人間の道理 P88)

 

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「緊急事態」対応が必要なのは医療界では?

2.気になっている言葉「不要不急」

(1)今度は引用でなく、私の見解を私の言葉で。

結論は、行政や支配階層にある人が安易に使っていい言葉と思え

ないし、メディアの悪乗りも甚だしい。

仕事や働くことの意味を、以前論じましたが、再度「認知」の話

を、持ち出します。

社会的弱者の人が、寄付や援助、支援等によって生きていかざる

を得ない面は決して否定できませんし、自由で民主的で、経済が

回っている国家は福祉面も進めるべきです。

しかし、「働いた対価として報酬を得ること」は、仮に得た金額

が少額であっても、本人にとても意味があります。

つまり、社会のお荷物ではなく、自分の行動が「報酬」という形で、

社会から「認知」されたということ

全員が全員とは、申しませんが、働いたこととして認知されることは、

自己の存在を認知されると感じ、うれしいはずです。

(2)不要不急の一般論

視点を変えて、まだ、部外の見解を披露します。

昨年8月アップの心療内科医師の見解です。

不要不急? | はらだメンタルクリニック

 

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ⅡとⅢの区分が特に難しい

大切なことを見失わないために一つの尺度をご紹介したい

と思います。

 右(ここでは上)の図のように、物事は、重要度と緊急度

によって4つの分野に分類することができます。

 一般に緊急度が高いものは、例えば電話のように、大きな

音などを伴って向こうから迫ってきますので、誰でも自動的

に取り組むことになります。

 注意しなければならないのは、重要なのに緊急度の低いも

の(Ⅱ)です。

緊急度が高いけど、重要度の低いもの(Ⅲ)に時間を奪われて、

重要こと(Ⅱ)がないがしろにされてしまい、人生を失敗する

ことがないように気をつけなければなりません。

 Ⅱの分野に含まれるものの中には、家族や親せき、友人との時間

などがあります。

あまり重要ではない急ぎの仕事(Ⅲ)に時間を奪われているうち

に、大切な家族との時間を失ってはいけません。

このⅡの分野を大切にすることが重要です。 

(3)私見に戻ります。

「不要の仕事」に、こだわります。

①今回の新型コロナ騒動で、当たり前のように「不要不急」が流布して

います。

よくよく考えると、大変失礼で、いやらしい言葉です。

そもそもいったい誰に「○○の行動は、不要だ」と言える権利がある

のでしょうか。

どの仕事も、世の中の必要性があって「対価」という形で行為者に

「収入」が与えられその積み重ねで経済が回っていきます。

明らかに反社会的な行為を除いて、「職業に貴賎なし」、私は本気

で思っています。

政治家・行政や医療界が「貴」とは、全く思っていません。

政治家・行政こそ、「不要不急」や「テレワーク代替」がたくさん

あるように感じます。

政治家・行政や医療界こそ、「緊急事態」に対応しろ、と思って

います。

行政や支配層が、「あなたの仕事は不要です。じっとしていなさい」

と本当に言える権利があるのでしょうか。

「不要」か「有用」かを、本人や利用者でない外部が決められるも

のでしょうか。

いわいる一般に「グレーやブラック」と言われる「仕事」も含め、

「あなたの仕事は不要だ、あなたは不要た」は、いけません。

心が折れてしまいます。

全体主義国家ではありません。ここは、自由主義と民主主義が存在

すると言われる日本ですよ。

②行政側の言い分は解ります。

国民の「安全」を守ることが第一で、目的に沿って行動している、

ということ、もっと言うと「生活より、ます生存」でしょう。

その政策や指示事項、行動の成否、善悪、効果等はここでは論評

しません。

芸術至上主義を言うつもりは、ありませんが「生存」も大切だが、

芸術活動が生きている証」という、意見の人を否定してはダメで

しょう。

言い方ひとつと言えばそれまでですが

接触を減らしましょう。」は対策の一つの見解として、いいとして、

個々人が決めるべき「不要不急」表現を政治家・

行政は、なるべく使わないように、ということです。

 補足ですが、「煽ってこそあおって収益が上がる」との目的は解り

ますが、メディアも考えてほしい、もの。 

2021年1月末時点で、新型コロナ論点整理、松田学さんに乗っかり

1.メディアは相変わらずのコロナ報道

先日もこのブログに書きましたが、私はほとんどテレビを見ま

せん。いわいるニュース等の時事関係情報も、PCで「NHK

ニュース」を文字情報でよむくらい。

(ただし、毎日閲覧しています)。

一方玉石混交(失礼!)ですが、youtubeベースで個人作成分

含めてニュースや分析をいくつか見ています。

英語があまりできないので、FoxNews等は、何度か聞いても

全容を把握できていない場合もあります。

さて新型コロナについて、一通りの関心があり、自分なりの

見解もあります。

上記「NHKニュース」ほか、ほとんどのテレビメディア

(と言ってもワイド・ショー系は、批判を聞くだけで直接は、

よく知らないのです。)の新型コロナ報道・見解には、反対

意見です。

僭越ながら、私の考えに(非常に近いと勝手の思っている)

松田さんの見解、20200124アップの松田学さんのニュース

「新型コロナ対策を抜本転換せよ」

に乗っかって、最近の動きや対策を整理してみます。

https://www.youtube.com/watch?v=hog1myg3QPM

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新型コロナに、医者も緊急事態で「全員参加」を望む

2.新型コロナの本来あるべき対策

(1)指定感染症の分類→インフルエンザ並みの5類格下げで

医療崩壊を回避

 私もなんどか書いていますが、これが一番だと思います

(2)以下の背策にも、大きく響いてきます。

最近、仮に5類にすると、診療が有料となり、情報「隠ぺい」

が進み、個々人に聞くと反対意見も多いのでは、との意見を

聞きました。さもありなんと、と思います。それでもやはり、

進めるべきと、私も同じ意見。

(2)医療の構造問題→重傷者対策へ医療資源の重点配分

   →医療界にこそ緊急事態宣言を。

メジャーなメディアに、久々同意したい報道あり トランプでなくコロナです - 中高年michiのサバイバル日記

実は本年1月18日に、上記ブログをあげています。

祖袖、慈恵医大の大木さん発言を再掲載すると

医療崩壊ということばが盛んに言われているが、97%、

96%のベッドがコロナに使われず、一般の医療に使われ

おり、余力が日本にはある。

②民間病院が、商売として『コロナをやりたい』と思う

ぐらいのインセンティブをつければ、日本の医療体制は

瞬く間に強化される。

 (3)PCR検査→Ct値設定の適正化(35以下への引下げ)と

統一基準→新たな抗体検査(中和抗体の確認)への全面的な移行

ウラは取れていませんが、Ct値は、台湾が35くらい、日本は42

から43最近拡大の民会pCRけなさでは47から50もあるとか。

何をやっているんでしょうか。

(4)免疫力の低下(自粛+冬)→緊急時代宣言を停止、「免疫

力強化国民運動」 を(高齢者は屋外へ、現役世代は活動、Go

To再開)

冬に風邪が流行るのは、十分予測足できたはず。

もう1年となり、準備不足の言い訳をしていけないはずの地方自

治体首長が、責任転嫁で「緊急事態宣言」の持ち込ませた観は否

めません。

(5)ワクチンは将来的な遺伝子改変の可能性

 ・・・慎重対応と一部に接種限定or政府はこの点についての懸

念を払拭

いわいる大手メディアのワクチンの「報道」もひどいモノ。

最低限の常識があれば、ワクチンに副作用はつきものであり、何

人摂取してそのうち副作用反応が〇〇人で、これはXX%であり、

他のワクチン副作用と比較して高い(低い)比率と、報道する

がオトナでしょう。

どう日本語読んでも「煽り」にしか、読めないものもあります。

(6)一億総「コロナ脳」状態→新型コロナに対する見方の是正

意識転換へ

  政権に求められる真のリスクコミュニケーション

・コロナ対策の指標は「感染者数」ではない。

・ウイルスの性格上、人為的に「感染抑止」は不可

感染症の真の専門家の意見を傾聴し、感染症の基本に立ち返る

・メディアの煽り報道をやめさせる「煽れば煽るほど人災被害が

増加」

 ①ここでは二つ、述べます。「感染者数」というのは、現在の

日本の基準で「PCR陽性者」を言っているのでしょうから、

土台の作り替えが必要ですよね。

②「人的被害」はずばり自殺者の増加でしょう。失業率と自

殺者の割合は、過去の確りした統計があるようです。

「コロナ関連死」の差異たるものでしょう、しかも自殺者は

若年から壮年が多そうです。

 

3.最後に

松田さんの整理に私が若干コメント付けましたが、意見の相

違は、ほとんどありませんでした。

この新型コロナ問題が、近日中に霧散して消えるとは思えま

せん。デイリーで情報を追う中で、また、コメントしていき

たいと思います。 

旅の印象深い言葉を思い出してストレス発散 旅は人間ゆえの好奇心から

1.旅に出られない今の私

いつものように、本を読んでいる日々です。

出口治明さんと同じく、「本、旅、人」どれも好きなのですが、新型

コロナだけでなく、諸般の事情が重なって「旅」ができていない状態

です。

この点でのストレスがたまっているのが、自分で解っています。

読書バートリーの中に「旅の本」が入ったり、地図を眺めたり。

いま、1982年生まれと若い小林希さんの「旅が教えてくれた人生と

仕事に役立つ100の気づき」とを読んでいるのですが、

名言というか、私が気に入った文章がありましたので一部紹介。

セルビアからコソボに入り、少し滞在した時の話。

いわいるコソボ紛争の後の世界です。

コソボ紛争」のあたりさわりない表現(コトバンクから)は

セルビア共和国に属するコソボ自治州の90%を占め、独立

を要求するアルバニア人と、これを認めないセルビア共和

国との対立。

1998年3月初めに対立が表面化し、99年6月に和平が成立し

た。

紛争の発端は、89年3月、セルビア議会が共和国憲法修正案

を可決して、コソボ自治州の権限を共和国に集中したこと

に求められる。

彼女の表現は、

最低限の知識を学ぶことは、旅する国や人への敬意であることを忘れ

てはならないと悟った出来事である。 p144

 

インドでの話(彼女の初回インド)

インドで出会う光景は、とても混沌としていて、まるで「生きること

は死ぬことより大変だ」と突きつけれれているようだった。 P48

 

ペルーで高山病にかかったことから

南米をめぐり、心底自然は人の体には寄り添ってくれないのと悟

った。自然をよく見て、理解して、ゆっくり体を合わせていくし

かないのだ。   P146

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若いころの海外一人旅イメージ

2.旅の本の振り返り

最近読んだ「旅」にまつわる本をいくつか、再度掲載します

(1)メメント・モリ 死を想え  藤原新也/著  

 上記の小林希さんも初回インド体験に引用しています。

以下は私の、お気に入り文言の一部

 

死体の灰には、階級制度がない。   P27

 ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。  P33

 太陽があれば国家は不要。  P50

極楽とは、苦と苦の間に、一瞬垣間見えるもの。  P114

  人間は肉でしょ、気持ちいっぱいあるでしょ。   P13

 

 (2)人はなぜ移動するのか

      ペール・アンデション/著   畔上司/訳  

 ことによると旅は、世界観を広げるうえで有効かもしれない。結局の

ところメディアの報道だけでは不十分だし、歴史的な見方を怠ること

も多い。大体が、もし自然災害が起こらなかったり、選挙が終わって

しまったり、ないしは武器が鳴りやんだりするとメディアは沈黙して

しまうからだ。 P 9

 

旅は、私たちがホモサピエンスであることと関連がある。好奇心

だ。『無用な』知識を求めて努力し、知恵を拡大し、視野を広げ、

世界像を拡大し、混沌を整理し、秩序を確保しようとする意思で

ある。」 P154

 

彼女の考えによれば、「旅をせずに本を読めば十分だ。そうすれば心

の中で旅をすることができる」とのこと。確かにそれも可能かもしれ

ないが私が受ける印象は本では抽象的すぎるのだ。私自身が旅で実体

験する中のごく一部に過ぎないのである。 P324

 

(3)筒井康隆 「旅のラゴス

 「死への旅」になるかもしれない最後の旅の部分でラゴス

ことばを再度引用します。

「それにわたしは、そもそもがひとっ処にとどまっていられ

る人間ではなかった。だから旅を続けた。それ故にこそい

ろんな経験を重ねた。

旅の目的はなんであってもよかったのかもしれない。

たとえ死であってもだ。 人生と同じようにね。」(p249)

 

3.最後に

ふと、法顕を思い出しました。仏国気の僧法顕です。

仏典求めて西暦399年に長安からインドに向かうとあります。

御年62歳、今の時代と違います、当時の62歳です。

無論、強い意志が何物にも勝ったのでしょうが、「私にもまだまだ旅

にでる時間はあるぞ」と、勝手解釈をしてしまいました。


 

今週のお題「ふるさと納税」現在お休み中 過去形と未来形の話

1.今週のお題ふるさと納税」です。

ふるさと納税については、いわいる返礼品ブームになる前、制度

当初から割と知っており、利用してきました。

諸般の事情があって、このところの3年ほどは、お休み状態です。

昨年の年末も、いろいろ考えましたが、結局、動かずでした。

純民間のいろんなふるさと納税支援サイトが出来たり、返戻に対

する各種規制が報道されたり、制度変更の情報等は、把握している

つもりです。

さて、制度として寝れ滝部分もあり、再度、再開しようかな、とも

考えています。

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一般的な「ふるさと納税」イメージ

2.ふるさと納税過去形

(1)6年くらい前から、3回’(つまり3年に渡って)ほど、ふるさ

と納税を実行しました。

対象は、私と妻の「故郷」である市町村、及び県です。

いわいる「ふるさと納税サイト」は、参照していません。

当該市町村と嫌悪HPに、直接アクセスして、対応しました。

別に、「ええかっこし」では、ありませんが、自分や妻が生まれ

育った「故郷」を支援したいのが、第一目的で、返礼品は、おま

けの要素でした。

(2)届いた郵送物に首長の言葉が書いてある場合もありました。

返礼品は、特段目新しいものはなく、味をよく知る「懐かしい」

モノ、ばかり。

商品をひっ繰り返してラベルを見ると、私の出身市町村の場合、

そこにある住所は、私が昔から熟知している場所でした。

というわけで、この「過去形」は、「全国のおいしいモノ検索」や

「コストパフォーマンス評価」には、全く役に立たない、情報に

なります。

 

3.ふるさと納税未来形

(1)少し、硬めの話から始めます。

明治となり幕藩体制が終わり廃藩置県が実行され、現在の都道県体制

の原型ができたのが、150年以上前。

確かに第二次世界大戦後、表向き「地方自治」の制度が確立し、変容

したとも取れますが、私見は「実態は変わらず」です。

広義の道州制を私は主張しており、

昨年11月25日のブログで

「技術革新の現状を踏まえ、どうしても少子高齢化が避け難い日本で

 事業の効率性から広域行政への移行が必要と思う。」

よと、書いています。

やはり広域行政への移行が必要では? 技術革新背景に少子高齢化対応に必須との私見 - 中高年michiのサバイバル日記

「悪乗り」するつもりは、毛頭ありませんが、今回の新型コロナ騒動

で、各都道府県の首長の発言や対応を見聞きするに付き、その思い

は、強くなります。

(2)今日のブログのテーマは、「ふるさと納税」です。

未来形において個人的な「諸般の事情」を考慮したあとですが、でき

れば「ふるさと納税」を再開したいと思っています。

ただし、自分と妻の「故郷」である市町村中心は変わりませんが、県

は外したいと思っています。

(3)「ふるさと納税サイト」につて

未来形では、直接自治体サイトほか、こちらも利用を検討中。

周知のように、日本列島は細長くて地理的条件、気象条件さまざま

で、「返礼品」の内容も各地域・地域で、特性があり、凝った選択に

なっていると思います。

制度趣旨からは、変かもしれませんが「故郷」にこだわらず、「返礼

品」観点から利用してみるのも、いいかなと考えています。

 

4.辛口論評

この制度は、行政が思いついたアイディアが、紆余曲折を経て、修正

を重ねながら制度として、根付きつつあると思います。

数少ない「ヒットした」制度かと思います。

私は、今後も微調整をやりながら、存続していけばいいと思っていま

す。

私がテレビ嫌いの訳 「流せない」ので長時間視聴は疲れそう 興味の問題も

1.私はテレビを見ると疲れる

(1)日本に限定して、今日は書きます。
昔からあるメディアと言えば、テレビ、新聞、ラジオですが
ご案内のように、インターネットがのしてきて、広告費用の点では
インターネット関連支出が、テレビのそれを抜いているようですね。
とはいえ、高齢者中心に(いや子供や、成人の中にも)テレビは、メ
ディアの中で、大きな位置を占めているでしょう。
無論、人の嗜好は様々であり、極めては反社会的でない限り、どんな
主義主張でもどうぞ、というのが私の考え。
今日は、「情報統制」とか政治色が強い話でなく、私がなぜテレビが
キライかという、極めて個人的な話。
(2)私はテレビを見ると、(一般的に)疲れてしまうので、
長時間、見ていることに耐えられない、ということ。
「流す」ように、いろんな仕事や遊びを「やりながら」並行して、行
う人も多いでしょうし、テレビがついていることが「生活の一部」の
方もいるでしょう。
私の場合、「流す」ことは「ながら」というのが苦手であり、情報量
多くて、私の処理能力が付いていけない場合が多い、テレビは、ど
うも嫌いです。

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少しクラシックなテレビのイメージ
(3)「こんなもの」と流せばいいのでしょうが、「分野」に分け
て、少し書きます。
①ドキュメンタリーやスポーツもの。
この分野、おおよそ内容に想像がつき、かつ、若干想定と違う結果が
出たりして、あまり抵抗がありません。
たとえば、趣味のラグビー
高校ラグビー大学ラグビーはそれほどでもありませんが、レベルの
とても面白かった
映像の力に及ぶものはない。臨場感たっぷりだし、想定外の「ドラマ性」もたまにあります。よって「ナマ」が条件であり、「録画」を鑑
賞することは、いまいちです。
②いわいるニュース番組
災害ニュースは、見ます。即時性含め、ニュース報道のビジュアル性
は、貴重です。
ただし、時差刻々と変化する自然現象や人間の対応の報道はいいです
が、何度も同じ映像を見せられると食傷気味になるし、同時進行で発
生しているであろう見せない部分、報道しない部分に、思いが、飛んでいきます。
事実関係の報道はいいのですが、解説、コメントが入ってくると、そ
のコメント自体に、異論反論が、湧いてきて、疲れる要因に。
②の2
特に、少々私に地理感がある、政治、金融、経済等において、時事問
題になると、一層いけない、疲れてします。
自分の見解と大いに違ってくると、気分が悪くなるし、内心フェイク
ニュースと思っているので、いけません。
批判気分が高揚すると、そもそも当該テレビ情報に接するのをやめて
まう、傾向が強いです。
例えば、新型コロナや、米国政治報道やコメントに関して、テレビ情
報からだんだん遠くなります。
③エンターテイメント系はどうでしょうか。
趣味の世界で、旅、釣りに関することでは、映像の力は、やはり強く
惹かれる面はあります。
文字情報では、太刀打ちできない面も、たくさんあります。
ドローン映像とか、技術革新もすごいですよね。
これは、上記①のドキュメンタリーともかぶります。
ただしこちらも、コメントが気に入らないと、やめてしまうことが多々。
④クイズ番組系は、情報が多すぎてついていけない逆パターンです。
ものの10分で終わる情報を、CMを入れながら(というかそもそも放
目的はCMが主役)1時間も、時間を掛けて放送するのは、私はノ
ーサンキューです。
④ドラマ系は、興味がない、と言う問題で、まず見ません。
歴史ドラマ、大河ドラマと呼ばれる系は、私にとり、上記クイズ番組
と同じで情報をとるなら読書中心の文字情報の方が、私には手っとり
早いし情報が深いことが多い。
テレビでは、情報があまりに間延びしている感があります。
又、原作者というより、脚本家はじめ制作関係者の主観が、どうも私
の考えと相いれないこともあります。
 
2.結局、好みで自分ごと
(1)るる述べてきましたが、結局テレビ嫌いは「私が家庭でのテレ
ビを見ながらの「ながら仕事」が、あまりできないことに起因するよ
うです。
どうしても、「流せない」ので、テレビに正面から向き合って文句を
言いたくなるので、疲れてしまう、ということのようです。
(2)テクノロジーの発達、再生可能性の進展はすごい。
映像情報は、文字情報のみでは、補完できない部分があり、今日PC
スマホyou tube他の媒体使い自分の管理時間で、好みの長さに調
整できるのは、大変良い、というか、効率的。
(3)ここから脱線
①文字情報と音声情報の違いはありますが、情報ツールとしての
オーディオ・ブックは、否定していません。
自分の理解度に合わせて、反復再生や時間調整もできそう。
②話はずれますが、静止画である写真、絵画の情報性を否定するもの
ではありません。これはテレビも同じ。見る人の今までの、情報蓄積
や理解度をこえるものは、「見えない」のです。
③テレビを見ていることもそうですが、なんか「時間を損した気分」
になることがあります。
これは、まさに一方的案思い上がりでマクロで見ると、
「小人閑居にして不全を成す」でしょうから、
テレビをじっと見ていて、その後もの社会的に何も行動起こさない
なら、治安維持の観点では、為政者側には、メリットあり、かも
しれません。
そもそも、「テレビを見ない時間をどう有益に使ったが、何かに
貢献したか、」と詰められるとぐうの音も出ないのが現実です。

読書感想文もどきに至らなかった「敗戦記その17」 今回もまた多数紹介

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敗戦記「その17」も同じイラスト

昨年1月10日から 「読書感想文もどき」に至らなかった「敗戦記」

というのをアップしていますが、今回17回目です。

私の現在形として、本を読める環境というのは、変わっていません。

ありがたいことです。

イラストもあえて、同じものを使用、趣旨も同じで、硬軟とり交ぜ、 

読者への何らかの参考となればと・・・

 日本批評大全

  渡部直己/編著

出版者    河出書房新社 2017.1

「日本小説技術史」の著者である批評家・渡部直己が、江戸後期から

蓮實重彦柄谷行人まで、近現代の批評70編を精選し解題したもの。

日本批評の全貌を俯瞰・総括する、個人編集による批評集成です

  渡部直己の批評もさることながら、原文を読むのに難儀で、どれも

手ごわい印象です。

小林秀雄の「様々なる意匠」

批評とは竟に己の夢を懐疑的に語ることではないのか!(P274)

は、じっくり読んだのは、実は今回が初めて、です。

しかしながら、3度ほど読みましたが、理解が及ばず、また跳ね返え

されてしまいました。

私の一生のうちに、どこまで理解が進むのかな?

 

2. 図鑑哲学   人生を変える100の話

トム・ジャクソン/著  

高橋昌一郎/監訳  屋代菜海/訳  

出版者    ニュートンプレス 2020.11

我思う、ゆえに我あり」「人は女に生まれない、女になるのだ」。

人生観が変わる哲学のさまざまな考え方を、カラー図版とともに

わかりやすく紹介しています。

重要なキーワードはコラムで詳説し、偉大な哲学者たちの人生も紹介

しています。

100話というのは、区切りがいいもの。

古代から近代はともかく、現在哲学は、著者・者により取り上げ方や

整理の仕方に個性が出やすいところ。

自分のレベルで解るものを、複数読むべきでしょう。

   

3.世界を見る (ちくま哲学の森 2)

  鶴見俊輔/編  安野光雅/編  森毅/編  

井上ひさし/編  池内紀/編  

出版者    筑摩書房 2011.10

項目の一部をあげると

地球儀 / リンゲルナッツ著 ; 板倉鞆音

 歴史の効用と楽しみ / E.H.ノーマン著; 大窪愿二訳

 最も必要なものだけの国家 / 田中美知太郎著

ピタゴラス / ラッセル著 ; 市井三郎訳

『パンセ』の一句を主題とする変奏曲/ヴァレリー著; 安井源治訳

哲学革命 / ハイネ著 ; 伊東勉訳

形而上学入門 / ベルグソン著 ; 矢内原伊作

哲学の正しい方法 / ヴィトゲンシュタイン著 ; 坂井秀寿訳

内容は、  哲学者の論文、批評家のエッセイ、文学者の随想、生活者

の意見等々、あらゆるジャンルから、秀れた日本語によるわかりや

すく示唆に富んだ文章だけを集めたアンソロジー・文庫版です。

 

内容がよく解らない分からないけれど、理解は不十分で終わるだろう

けど、そこそも短いアンソロジーだし、年末年始、いくつか読めるだ

ろう、といった私にありがちなノリでした。

 読み進めると、想定通り、 どらも難解、ハードな時間管理となりま

した。

 そのなかで、井上ひさしのあとがき「支配人物語」は、相対的に読み

易く、ユーモアがありながら下品さ無しで、しっくりくる短文でした。

引用は、

 哲学の正しい方法(ヴィトゲンシュタインから、とします。

「わたくしを理解する読者は 、わたくしの書物を通り抜け、その上に

立ち、それを見おろす高みにたっさいたとき、ついにその無意味なこ

とを悟るにいたる。まさにかかる方便によって、わたくしの書物か解

明をおこなおうとする。

読者はこの書物を乗り越えなければならない。そのとき彼は、世界を

正しく見るのだ。

語りえぬものについては、沈黙しなければならない。  (P388)

  

4.考えるヒント

 小林秀雄/著  

出版者    文藝春秋 2013.5

戦後の混乱する思想界に衝撃を与えた「私の人生観」、柳田国男が目

指した学問世界の意義を正確に読み解き、現代知識人の盲点を鋭く

ついた「信ずることと知ること」など、知の巨人・小林秀雄の歴史的

名講演を収録。

高校生の時は「読まされていた」小林秀雄ですが、今になると、シャ

バでの長い経験もあり、「解る部分」も出てきました。

難しいのは相変わらずですが、講演録であるだけに、取っつきやすい

部分はあります。

一部引用します。

僕の言うような考え方は、矛盾しているのではないかとい

うかも知れないが、世の中を矛盾なく渡ろうとするという

考え方の方がよほどお目出度い考えではありませんか。

そしてお目出度い事だと、本当に腹に這入れば、矛盾も

決して矛盾でないのであります。

(考えるヒント3 P326 「自分と文学」から)

 

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