中高年michiのサバイバル日記

世の中のこと、身の回りのこと、本のこと、還暦の中高年がざっくばらんに書きつける日記

使ってはいけないエセ心理学 使ってもいい心理学(読書感想文もどき)Q&形式のうまい構成

使ってはいけないエセ心理学

使ってもいい心理学

妹尾武治/著  

出版者    PHP研究所 2016.9

1.概要

(1)うさんくさいのに、なぜか魅了される心理学。人間の成長や

自己向上に関わる俗説を取り上げ、それらが「使ってはいけない

エセ心理学」かどうかを、心理学の最新論文を紹介しながら、科学的

エビデンスを基に明らかにします。

項目ごとに冒頭にQ&Aがあり、その後分かりやすい解説が続きます。

(2)瀬能武治さんいついては先日、下記の心理学的決定論

未来は決まっており、自分の意志など存在しない(読書感想文もどき)絶望でなく希望 - 中高年michiのサバイバル日記

取り上げました。

これが、非常に面白かったので2冊目です。

前回より、より分かり易い構成です。 

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自分自身は、生理的欲求で生きていることが多いですね

2.本文から

Q:右脳を鍛えれば、ひらめくようになるって本当ですか?P46

A:ウソです。

右脳と閃きについては、論理的な因果関係はありません。脳は、

左右が協応して働くことで、初めて正しく機能します。

 

Q:現時点で、脳に原因がある反社会的行為が存在するって本当

ですか? P71

A:本当です。小児性愛児童虐待などが当てはまります。

脳科学・心理学の進歩は、非常に恐ろしくも考慮に値する法的、

社会的な問題を我々に提起してくる。

自分の行動は、意識で変化させることが出来ない。意志とは錯

覚でありまやかしである。

そんな可能性が現在の心理学から指摘できる。

 ・ひらめきたいなら「右脳を鍛える」という曖昧模糊な活動に

お金を払うよりも一冊でも多く読書し、旅に出て、広く見分を

広めることが最善の方法になるだろう。

 

Q:早期教育によって、子供の頭は必ず良くなるって本当です

か?P142

A:微妙です。

早期教育には一定の効果はありますが、最終的な「頭の良さ」の

7割程度は、実はDNAによって決まるという科学的な報告が

あります。

・金銭的な余裕があればあるほど、高い学歴を生み出すことが

できるようになる

・大人では知能の70~80%程度がDNAによって規定されてし

まう

  

Q:英語は幼い時から学ばないと見につかないって本当ですか?

P148

A:ウソです。

国語学習はある年齢になるまでに始めないと見につかないと

いう話(第二言語の臨界期説)は、あくまで科学的仮説です

 

 Q:年を取ると、学ぶことが難しくなるって本当ですか?P157

A:ウソです。

そもそも20代と80代で、脳細胞の数はほとんど同一です。

・老人の脳でも新しい神経のネットワークが活発に形成されて

いることが、近年科学論文で繰り返し報告されている。

・高齢者は「加齢は記憶力を弱める」という思い込みを実験前

に形成されると、その思い込みに自分自身を合わせてしまうよ

うな心理的な働きが無意識のうちに生じる

・人間はステレオタイプを持つと、それに自分自身を合わせて

しまう傾向がある

 

Q:ハングリー精神を持てば成功しやすくなるって本当です

か? P188

A:本当です。

実際に空腹であることで、人間は自分自身の欲求に素直にな

ります。

・ハングリーになると自信の欲求の充足に専念し、他者の欲求

に対して鈍感になる

人生の成功者は、ハングリー精神を持っており、そのために

他者に対する寛容さが低下している

 

Q:遊んでいるくらいの方が、仕事ができるって本当ですか?

 P198

A:本当です。

ある種の「のんびり差」を持っている浩の方が、仕事の効率が

高いと証明されています。

・何かアイデアを出したいような仕事の局面では、「遊び」も

重要

・ぼんやりする時間を設けることで、記憶がより定着する

 

Q:簡単に人生の満足度を上げる方法があるって本当ですか?

P212

A:本当です

それは自己肯定感を高めることです

 

 3.読書中考えたこと

読みながら新発見であったことと、腑に落ちたことを中心とした

引用となります。自分勝手ですよね。本書についてもバランスの

取れた内容紹介とはなっていません。

いや、このブログで書く私の感想文もどきは、すべからくそうで

しょう。

今回私へのエール歌となったのは下記です。同趣旨を随所で読み

ますが、本書でまた、一人応援団が増えた感じ。

年を取ると、学ぶことが難しくなるのは嘘。

そもそも20代と80代で、脳細胞の数はほとんど同一


 

オリンピックあれこれ その3 葛西臨海公園下車、散歩は暑い

 

1.葛西臨海公園

(1)「オリンピックのヨットを葛西臨海公園でやっているよ。

国旗がたくさん立っているらしい。」というのを聞きかじって、

ろくに、調べもせずせず、熱い中歩いてみた、という顛末。

葛西臨海公園には、最近は一人で秋冬春と散歩に出かけているの

ですが、このブログで書いたのは、今年に2月3日でしょうか。

2月3日水曜、葛西臨海公園はいい天気 一人散歩 - 中高年michiのサバイバル日記

そういえば、夏は行って言ってなかったね、と思い7月29日(木)に

出かけたのですが、さすがに暑い。

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右上に「Tokyo2020」とあるのですが、見えにくいかもしれません。

実は、先ほどの「ヨット会場」というのは間違いで、臨海公園駅から

徒歩で12分くらいのところに、カヌースラローム競技場を作ったのが

正解だそうです。

(2)それはそれとして、散歩なのですが、

まず、葛西臨海水族館は、オープンしていますが、入場は、相変わらず、

事前予約の制限しています。

行政の立場では、東京都は「緊急事態宣言下」のようですし。

海岸に向けて、歩いていると、なぎさ公園の海へ向かって右側の以下

の花壇が整備されていました。

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水やり他、炎天下での加算壇整備は。ご苦労様です

芝生公園は、さすがに暑すぎるのか、寝そべったり、遊んでいる人は、

わずかです。

私は、いつものように、海を見て帰ってくるにですが、体力がないです

ね。暑さに弱ってしまいます。

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遊泳禁止期間は、五輪と関係があるのかな?

2.オリンピックあれこれ

連日盛り上がっている、と表現していいでしょう。

今日は、政治家やマスメディアの「手のひら返し」批判は

止めます

(1)7月27日(火)は、

実質的な競技は、5日目ですか。 

まず、サーフィン。

女子 都筑有夢路 銅メダル、男子  五十嵐カノア 銀メダル

サーフィンもスケートボードと、同じにおいを個人的に感じ

ます。メインの選手はほとんどみな仲間で、全世界をツアー

で回っていそう。

 また、安藤美希子選手が銅メダル ウエイトリフティング

や、 永瀬貴規 金メダル! 柔道男子81キロ級ほか個人競技

も、たくさん話題はありました。、

ソフトボール アメリカを破って13年振りの金メダル」

というのが、今後も話題になりそう。

試合の流れ、各選手の活躍は言わずもがなですが、39歳の

エース上野さんや、日本ソフトボールの実質創業者の宇津木

サンや現在の宇津木監督、そして上野さんとの関係等々

ストーリーがたくさんできそうです。

ソフトボールが種目になかったわけですから、オリンピックで

13年ぶりに雪辱を晴らしたい米国チーム視点というのも、上手

い構成が出来そう。

(2)7月28日(水曜)

一つだけ書きます。と

競泳女子200M個人メドレーで、大橋悠依選手が女子400M個人

ドレーに続いて今大会2つめの金メダルを獲得したことでしょ

うか。

①水泳の世界で東ドイツのシェーン・グールド、米国のマーク・

スピッツと言えば「古いな・・」と分かり方は年配であり少数派

ですが、イアン・ソープと言えば、も少し若い人も解る?

競泳競技の性格でしょうが、体力、技術等で図抜けた肩選手がい

ると、自由形、バタフライ、個人メドレー、リレー等で、金メダル

を独占してしまう、選手が現れます。

確か金メダル7個とかもあったたような・・・・。

②柔道やレスリングでは、階級がありますから一つの大会で金メダル

2個は理論的に不可能ですし、陸上の短距離ではたとえば100,200、

走り幅跳び(リレーも?)、中長距離で例えば5,000と10,000とか、

多くても5個は、不可能でしょう。

②もう一つ競泳での日本選手と言えば、バタフライの青木真由美選手

はいましたが、過去の多くの金メダリストは平泳ぎか背泳であった

ような。

バサロ泳法に制約がかかったようにルールも変わりやすいのがこの2

つの競技です。

③「オリンピック好きオヤジ」が、勝手にどうこう言う話ではあり

ませんが矢張り勝負の世界は「勝ってナンボ」の世界。

大橋悠依選手は2度も勝ててよかったと思います。

 

3.最後に

最期と言っても、オリンピック競技はまだまだ続きますし、私もコ

メントを入れると思います。

今日の締めは、戦争とスポーツ。

政治対立や政治解決の手段うんうんを言うのでなく、心理面を言う

のですが命を懸けて戦争の前線にいる兵士や、非常に高いレベルの

競技スポーツでは、「真剣さ」及び「分かりやすい」の点で共通

していていそう。

「真剣さ」は芸術活動もそうでしょうが、「分かりやすさ」の点で

は戦闘員とスポーツ選手かと。

その「真剣さ」は、変わらず「人の心」に響くのでしょう。

無くならない石油について、昔から疑問でした。明るい記事を見つけました。

1.「石油がもうすぐなくなる」

と昔から、言われていました。

(1)1972年ローマクラブの「成長の限界」提言は、話題に

なった記憶があります。

成長の限界とは、ローマクラブが資源と地球の有限性に着目

し、ある国際チームに委託して、システムダイナミクスの手

法を使用してとりまとめた研究で、1972年に発表されたもの。

「人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以

に地球上の成長は限界に達する」と警鐘を鳴らしていたも

のです。

(2)その後も、いろんな警告は続きますが、新しい油田が

発見されたり、埋蔵量が増額されたり、 シェールガスから

採掘とか技術革新が進み、幸い「石油」は2021年の現在も

無くなって、無くなっていません。

 ちょっと嬉しい、記事を見つけたので、一つ紹介します。 

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ずばり、石油タンクのイラストです。

2.ガソリンと同じ成分作る植物プランクトン発見

2021年7月26日 5時23分の記事で、

ガソリンと同じ成分を体内で作る植物プランクトンを海洋研究開発

機構の研究グループが北極海で発見し、新たなバイオ燃料の開発に

つなげられないか注目されています。

海洋研究開発機構の研究船「みらい」が8年前(2013年)に北極海

行った調査で、採取した植物プランクトンを培養して詳しく調べたと

ころ、体内にガソリンやディーゼル燃料と同じ成分を作り出して蓄え

る藻類を発見したということです。

これまで特定の油の成分を作るものは知られていましたが、ガソリン

ディーゼル燃料と同じ成分を蓄える植物プランクトンが報告された

のは初めてだとしています。

体内に蓄えられている量はわずかだということですが、量を増やす

改良などをして、新たなバイオ燃料の開発につなげられないか注目

されています。

海洋研究開発機構の原田尚美部門長は「当初は石油が混入したと思

い、何度も分析をやり直したほどで、予想外で驚いた。

油田の中には比較的短時間でできたとされているものがあり、こう

した生物が関わっているかもしれない」と話していました。

 以下の出典です。

ガソリンと同じ成分作る植物プランクトン発見 | 環境 | NHKニュース

 

 3.上記記事への個人的感想

(1)なんか夢がありますね。

個人的に好きな記事でした。

石油は、いろんな出来方があって、マントル中で無尽蔵に出来て

(発生して)いるかもしれない、との説もあります。

今後は、人口増の割には、石油消費量は減っていくとの説もあります。

ドライブの際のガソリン消費量が車の燃費向上で、20年間よりかなり

減ったという実感はあります

石油は、古代の植物が堆積してできたという、基本見解は支持します

が上記の記事のように、比較的短時間で生成の可能性ならそれはいい

ですね。

(2)私も節約の精神は持っていますし、日本を筆頭とした「省エネ

ルギー」の技術革新は、素晴らしいと思います。

「地球上の人類の数を一気に減らす」選択肢ができないのが現実であり、

地球環境に対して、真摯に地道に向かい合っていくことは必要ありで、

それは賛成です。

ただし、地球温暖化対策とか、SDGsとか、私の知識不足と言えば

それまでですが、大騒ぎする人が多い割に、どうも、胡散臭いモノ

を感じます。

目的が、エネルギー消費量を減らして、地球環境の保護、持続的成

長とか耳障りのいい言葉の裏に、より強いお金の匂いと偽善の匂い

を私は、感じてしまうのです。

 

オリンピックあれこれ その2 まだ序盤です。 政治家批判から個別競技の感想ほか

1.ある政治家のコメント他

(1)東京オリンピック開催中止をつい先日まで連呼していた

ある野党政治家が

「オリンピック開催には反対

 しかし)選手、関係者の活躍には心から敬意を表す

 反対なら、応援するな、ではない」

と発言した様子です。

いろんな人が批判していますが、私も同感です。

どうも主張が矛盾している。

たとえば、「選手、関係者に敬意評する」なら、どうすれば

大会を安全に開催できるかに、知恵を絞るべきでしょう。

また

ヒトの悪口をいい、人間性を貶めて、自分は何もせず社会

成功の果実か鬱をかすめ取るだけ

という厳しいコメントもおありました。

普通に考えたら、オリンピック開催反対勢力は「沈黙を守る」

というのが、順当でしょう。

(2)「手のひら返し」

 オリンピック開催直前まで、コロナ報道でで煽りに煽り、大会

中止を叫んでいたマスメディアが、大会の競技が始まると一転

して、選手や関係者の称賛の嵐。

十分想定された話ですが、「手のひら返し」を批判するコメン

多々の様子です

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今日は女子柔道イラストにしました

2.競技から感じたあれこれ

 (1)競技3日目の7月26日月曜の結果報道から

 ①東京オリンピックの新競技、スケートボードの女子ストリート

で、13歳の西矢椛選手が金メダルを獲得したとのこと。

13歳10か月での金メダル獲得で、1992年のバルセロナ大会で金

メダルを獲得した競泳の岩崎恭子さんの14歳0か月を抜いて、

日本選手で史上最年少のメダル獲得とのこと。また16歳の中山

楓奈選手が銅メダルを獲得。 

さて私のつたない知識で確か、フィギュアスケート、年齢制限で

当時すでに第一人者の可能性もあった浅田真央選手が15歳未満の

ため出場できず。

それぞれ、競技特性もあり、個別のルール設定に、外野が文句を

言う話でないのかもしれないが

タイムレースでなく、表現を競い人間が「評価」する世界では、

個人的には、年齢制限はあった方がよいと思います。

「セクハラオヤジ」覚悟でいうと、健全な成人女性の肉体美を伴

う演技評価の基準とすれば、あまりに低年齢年連での参加は・・・

と思ってしまいます。

 

②柔道男子73キロ級で、大野将平選手が金メダルを獲得。大野

選手は、前回のリオデジャネイロ大会に続く金メダルで、2連覇

(も少し報道コメントを続けると)

 大野将平選手は「厳しい戦いが続いて、オリンピックで理想の

柔道を体現することの難しさを感じた。自分自身、まだまだだ

と思った」

と振り返りました。

コロナ禍での開催となった今大会については「アスリートの姿

を見て、心が動く瞬間があれば、光栄に思う」

と話していました。

どの世界においても、勝ち抜くのは大変ですが、

「王者」、「抜群の力量」、「本命中の本命」であっても、幾多

のマイナス事象も起こるなか、「モチベーションを維持し、結果

出すこと」は、ただならぬことかと思います。 

日本武道館で「柔道スタイル・姿勢・組手・技、すべてで差をつけ

て圧倒的な差をつけて勝つ」という柔道家の矜持を世界に示す、と

の報道コメントには同感です。

 

(2)新種の競技と最後の競技 

①雑学的になりますが、今回の大会から新たに加わったのは、空手、

スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの4つだそう

です

商業オリンピックや開催地の意向というのは、仕方がないと思い

ます。

どの協議も、スポンサーが付きやすい競技に思えます。

②最近導入競技で思い出すのは、ビーチバレーとバスケの3×3

比較的狭いグランドで、一定の観客と視聴率を集められそうな気

がします。

スポンサーも付きやすいのでしょう。

③開催地の意向

野球とソフトボールは今回が最後で、しばらくオリンピックでは

ないのでは?

 開催地東京と開催国日本の影響はその通りで、野球もソフトボール

も「世界的競技」か、と詰められると、仕方ないでしょう。

(3)最後に

今回の金、銀、銅のメダルはリサイクル率100%とのことです。

自然界からの採掘コスト比較はともかく、「都市鉱山」産出(携帯、

PC,各種電気機器等)というのも、話題にはなるでしょう。

未来は決まっており、自分の意志など存在しない(読書感想文もどき)絶望でなく希望

未来は決まっており、自分の意志

など存在しない。

心理学的決定論

妹尾武治/著  

出版者    光文社 2021.3

1. 概要

楽しい心理学の知の旅に出よう! 「この世は全て事前に確定

しており、自分の意思は幻影だ」という仮説を唱える気鋭の

心理学者が、心理学・生理学・脳科学・アート・文学・サブ

カルを横断し世界の秘密に挑みます。

 「思想としての心理学的決定論が、実行としての生活と

無関係であるなら、この本の存在価値はないか?」に対して

筆者は

「知識、考え方として純粋に知りたい、読み進めたい人が

読めばそれで充分であり、この考え方をべーズに社会を変

えようとか、哲学的に絶対的な真であるから思想として

広めようという「意志」は著者にはない。

 と。コメントしています。

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本書の副題は「心理学的決定論」です。

2.本文から

人間委は自由意志はない。世界は事前に全てが決まっている。

環境との相互作用によって、その都度人間は自動的に反応行動

をしているだけである。意志とは幻想である。

(中略)

それ(意志)によって未来が変化するようなものではなく、

世界は既に全てが決まっている。

この考え方を本書では、心理学的決定論と呼び、一貫して

主張していく。  P44-45

  

人間は後天的に自分のDNAを変える能力を持たない。高身長

のDNAを持って生まれているならば、遅かれ早かれ背は高く

なり、DNAレベルでの変更を施せないという意味で、我々は

生物学的な次元での「公正」を施せないのかもしれない。 

 P70

 

 (ユダが密告後、激しい後悔から自死したことをうけ)

2000年も前から、人間の罪と自由意志のあやふやな関係が

描かれていたのである。

自分の意志といえるのかわらないほど、人間は不意に行動

を起こし、その罪のおびえる存在なのである。 P84

 

人間の意思を超えたところで、我々は操られている。

我々は神、つまり環境と身体の相互作用によって生じる脳内

活動という不可避で圧倒的な人間を操作する力の奴隷なのだ。

脳が意志よりも先んじるのである。 P102

 

心理学的決定論という観念が世界を根本から変えてしまう

のだ。新しい時代には、新しい価値観、勧化得方が生まれる。

そういう考え方もありうるのだなという寛容さも必要ではな

いかと私は思っている。 P105 

 

これがAIのブラックボックス問題と呼ばれるものである。膨大

な情報に基づいて、何らかの判断、洗濯をしているわけだが、

それを人間にわかる形で説明することがもはやできないので

ある。 P111

 

空海は、日本史上最も聡明であり極めて高い知性を持った人

物だったと言われている。その空海密教の教えについて、

最終的には言語化ではなく、仏像や仏画を作り、それを通し

て言語以外の方法で身につけるしかないという言説を残し

ている。 P115

 

自分自身にいsかアクセスできない感覚のことを、クオリア

と呼ぶ。P116

 

我々の行動もAIの選択も、自由意志などなく、膨大な情報から

一意に導かれた唯一の結論であるのだ。判断、結論に至る過程

が理解不能だからこそ、我々は「自由」を感じるのだ。実際に

は全てが一意が事前に定まっている。  P124

 

外側に世界はなく、見る人がいて初めて内側に世界がある。この

仏教の古典的教えは、20世紀の科学、すなわち量子論と一致する

面がある。 P164 

 

唯識とは、心理学的決定論を仏教的に示唆した事例である。この

世や自分自身の行動は全て事前に決まっている。しかも自分で決

めているという真実に到達させないために、自由意志という錯覚、

つまり人間の業が、もたらされているのかもしれない。

悟りを開くとは、心理学的決定論に気が付くことから始まるのか

もしれない。  P173

 

観察によって、世界の在り方が初めて固まる。並行宇宙のように

観察がなされるまで「世界は決まっていない」。世界は見る人が

いて初めて決まるのだ。こんな不確定で現実離れした話が、最新

の科学、量子論の世界観だ。 P176

 

 思索によって生じた結論は、行動科学や自然科学におけるエビデ

ンスに基づく必要は必ずしもない。ベルグソンの哲学は、現時点

での脳科学や生理学、心理学の行き詰まりに対して、逃げ道を用意

してくれる。

そして、その逃げ道こそが正解である可能性がある。世界は事前

に全て決まっており、映写機によって順序良く映されているだけ

だという考え方である。つまり、心理学的決定論が正しいという

考え方である。 P229

 

この本の結論を書く。意識とは情報であり、生命とはその情報を

増やすために配置された「なにがしか」(存在)である。の世

界の本質は情報なのだ。 P276

 

3.私の感想

 心理学的決定論は、絶望でなく希望だ、との見解に私も賛成。

もののすごくつらいことがあっても、「これが起こることが事前

に決まったいた」と思うことができるし、また

過去があったからこその明るく楽しい「決まった未来」を信じる

こともできる、ともいえる。

著者の瀬能武治さんは私は初体験だが、故人どころか現役だし、

いくつか書作があるようだ。今後当たってみたい、一人となった。  

 

 

オリンピックあれこれ まだ3日のようですが、昔話含めてトピックスはありそう

1.様々な視点

オリンピックが始まって、また3日目のようですが、

・マスメディアも明るめの報道がふえ、恐怖心であおる報道

とは別の切り口で視聴率を稼ぐ手段もできてきて、経営陣は

一安心では?

今後もいろんな企画ができてくるでしょうか。

・オリンピックでしか平均的日本人が知らないマイナー競技とか

往年の選手や、解説者等々、仕事ができたよかぅたと思います。

万一、大会が中止になっていたら、自分お仕事そのものが、消滅

しますからね。

・「オリンピック中止」主張で、勢力拡大や儲けを狙う方々

もとりあえず一勝負終わりで、幹部連中は次の企画を思案中

でしょうか。

 大丈夫ですよ。 心配ご無用。

ある程度自由がきいて、「言論統制」も鉄壁でない日本社会です

から自分の反対勢力を貶めるネタは、必ず次次にでてくるはずです。

フェイク、捏造もありでしょうし、・・・・・。 

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誰しも素直に応援したい「ヒト、コト、モノ」があるでしょう。

2.様々な競技

三丁目の夕日64」の時代とは違います。

テレビラジオがなくても、ほぼリアルに近い情報が、取得できるいい

時代となりました。

・水泳で、女子400メートル個人メドレーで、日本選手が金メダル

とのこと。

メダルと国家観競争の話は毎度話題になりますが、大多数の人の感情

は、「現金なも」。難しい議論は置いといて、単純に自国選手金メダ

は、どこの世界でも受けるのでしょう。

国威発揚」とは言いませんが、気分の問題でなんらかのプラスイ

メージを感じる人は、おおいでしょう。

ふと思い出したのは、40年くらい前小学生低学年だった「いとこ」が

テレビのアナウンス放送をそのまま発言。

水泳競技の時です。日本新記録、予選落ち」を連呼していました。

幼い彼女に皮肉のつもりはなく、テレビアナウンサーの言葉を、繰り

かえしていただけででしょう。

 

・柔道の話です。

競技としては初日の軽量級で、日本人選手が金メダルとのこと。

政治的な話は置いといて、台湾の選手が決勝まで出て銀メダル

獲得を称賛したいのは、私の台湾に対する「贔屓」感情もある

のでしょう。

・競技二日目の柔道で、兄妹でともに金メダル獲得だそうで、

これも今後のメディアネタに充分なりそうですね。

通常の選手年齢来から考えて、ご両親や親せき筋も、若い人も

多いでしょうし、祖父母もご存命?

プライバシーを守ってお願いしたいが、家族、親族ネタがでて

きそう。

 

スケートボードストリートで、日本人選手が金メダル獲得だ

そうです。

新種のマイナー競技と思うのは、私みたいな中高年の一部であ

って、若者にはスポーツとして一定の人気があるのでしょう。

選手がプロばかりということは、経済効果もあり、スポンサー

もついているのでしょう。

国籍にかかわらず、出場選手の多くは「知り合い」なのでは?

なるほどシューズやスケートボードは、特定需要を刺激するので

は無いだろうか、スポンサー企業は嬉しいだろうと私ですら、

思います。

妻にいわせると優勝選手の話しかた、態度、髪型、色等々、

「普通のまじめな若者っぽい」そうで、この辺りも今後も「隠れ

た需要」を呼び起こすのかもしれません。

 

3.毎度のことですが

私の趣味のひとつが、世界各国の政治経済文化の現状を知る

ことですがオリンピック参加国調査も、一つの契機となります。

最近は、特に食文化について、個人的関心が高いです。

子供の頃や若い頃より、歴史を学んだ蓄積が増えた分「現状」

について海苔かいがより深まってきたのは、事実ですが、相対

的に高齢は文筆家の文章を読むのは、継続しますが

相対的に若い人の、ナマの行動を知ることができるオリンピッ

クは、私に取って、格好の材料です。

まあ、今後は解りません。オリンピックの形態が将来いつまで続く

くやら・・・

 

歯科の定期検査で、ふと考えが廻ったこと 情報格差と対応

1.定期的にモールにある歯科へ

(1)有難いことに、今大きな歯科の治療はないのですが、3ケ月

に一回をベースに自宅近くのショッピングモールの中に、デンタル

クリニックに通っています。

昔子供の頃に感じた「歯医者への恐怖」はずいぶん減りました。

いきなり脱線ですが、20年くらい眼、まだ子供が小学生の頃「今

どきの子供は自分の子供時代と比べて、眼が悪くて歯がいい」と

感じていました。

私は加齢による歯茎の衰えや、ましてや入れ歯等は無いのですが、

過去には、そこそこ虫歯があり、往年の治療の後が歴史として私

の口の中に残っています。

(2)さて、担当の女性よりセールス。

「今後の長期的治療方針含めて1年に1回、口内のレントゲンを撮る

のが理想なのですが、1年半レントゲン写真がありません。

若干費用かかりますが、今回レントゲンを取られますが?」

私がレントゲン費用を聞くと〇〇円とのこと。
安くはないが、対応できない金額でもないので、応諾。
クリニック側は、「セールス成功」です。
なんのセールスも、対象者からおカネを引っ張り出すのは、大変
なのですが、圧倒的情報格差に基づき、相手の恐怖心に訴えるセ
ールス手法はやはり強いです
「医療は仁術でなく、算術」の一端を垣間見ます。
以下独断と偏見でしょうが、
「仕事人の中で、医者、教員、役人にダメ人間が相対的に多い
のは、相手との情報格差を、自分の実力とか特権と思うから
でしょう。
私が子供の頃「医者は、楽で、儲かり、あまり能力もいらない
から、いい仕事だぞ」と、一部の周りの大人が言っていました
が、現在の年齢になって、「なるほどそうだ」と腑に落ちるの
ですが、「時すでに遅し」、というわけですね。
 誤解のないように。
何の仕事も大変であり、「医者だけは楽」とは、今日思ってま
せん。
「制度に守られている分、相対的に他の仕事よりお金の点で医
は楽」と言っているだけです。
 

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最近の歯医者は、設備ばっちり、説明丁寧
2.情報格差はどこまで本当?
(1)また、新型コロナ感染症の話となります。
最終判断と責任は、政権担当者(内閣総理大臣)でしょうが、
そこへ情報提供すべき「専門家」と称する広義の医療関係者
には上記の、「相手との情報格差を、自分の実力とか特権」
との思込みが、滑稽にすら感じます。
今回の感染症のは暗詩は、国民生活に影響が極めて大きく、
このネット時代もあいまって、いろんな情報を「情報受け手」
は、得ています。
政権担当者への助言者が、自分の考えに基づいて助言するのは、
それはいい。
いろんな意見が、あってしかるべき。
しかしながら、政権担当者だけでなく、影響が大きい国民へ
も、論理的に納得いく(数字根拠)可能性が、あることを説明
すべき。
私に言わせると「新型コロナ」の関しては、意外と「情報格差
は僅少で、それぞれ、「思い込み」が激しいようです。
「噛み合わない状況」が続いているように思います。
一つの意見として、「専門家」として、政権担当者お助言する
のは良いですが、同じく国民にも、理論的に、根拠を示して、
解るように説明しないと。。。
従前、メディアを信用する人が、世界中の先進国では、相対的に
高かった日本ですが、今日非常に下がってきています。
 それえは、それで仕方ないでしょう。
メディアは置いといて「専門家」には、ちゃんと話をして
ほしいもの。
 
3.基本は同じ、事実、数字、理論
 歯科クリニックの、自動で角度が変わる、清潔で高級そうな、
治療席でふと考えてことから、飛躍して、話が一般論になり
ました。
今日も書きことは、いつもと同じ。
 ちゃんとした相手と話をして、ましてや相手に要請したり説得
しようと思ったら
①事実を諸々の比較から正確に把握して、
②数字をしっかり提示して、
③根拠を開示した(感情論やあるべき諭とは違って)
 理論的な話をすること。
それに尽きると、思った次第です。
これだと、意見は違っても、相手は話を聞いてくれるはずです。