1.空海について、書きたいこと
一般的解説は、
空海(くうかい、774年〈宝亀5年〉- 835年4月22日〈承和2
だいし)の諡号で知られる。
真言宗の開祖である。
言いたい内容は、極めてシンプル
・空海は万能の天才でした。すごいの一言。
空海は単なる宗教の開祖ではなく、語学、書芸などの文化
的なものから、土木技術、鉱山開発、薬草、医学の知識ま
で持ち、日本初の庶民のための学校を作り、大規模な治水
事業を行なうなど、人間離れした活躍をしていました。
のことを「世界的スケールで見ても、上位にランクされる
べき万能の天才で、アリストテレスやレオナルド・ダ・ヴ
インチをもしのぐ存在」と称しています。
湯川秀樹と言えば一般的に「賢い」、「天才」との評価でしょう
から、、その彼が、言うんだか、ら・・・、となりますよね。
3.業績
これが非常に多岐に渡すところが「万能の天才」たる由縁ですが
1.密教の開祖
2.書道の天才(三筆の一人)
書を吟味する力も私にはありません。
しかし「弘法も筆の誤り」くらいは知っています。
3.語学の達人
他の瓶に移しかえるようにすみやかに行われた、とのこと)
留学はわずか2年くらいでしたが、吸収した知識量の豊富さは、
本来の「賢い」ことに加え、この「語学の達人」の要素があった
のでしょう。
私の勝手推測ですが、おそらく、文字を書けない人々とも交わって
彼らの「言葉」から吸収した知識もあったのは?
4.文学の才人
彼の著書『十住心論』には、「あなたの中には、無限の力
が秘められている。
そのことを忘れてはいけない」という言葉が登場します。
とのことですが、私は、こちらも評することはできません
5.詩の才人
「性霊集」はじめ、いろんな漢詩があるようですが、私はこちらも
読めていません。紹介するのに、申し訳ありません。
6.土木技術
行基にても、空海にしても、当時の最先端の知識人である坊さんが、
土木技術を指導し、土地の皆に感謝されたこと、私も聞いています。
また、孫引きですが
ため池、満濃池(まんのういけ)の災害復旧で活躍したことで
も知られている。
700年頃に築造されたといわれるこの池は、818年に
大洪水により決壊し、周辺の田畑に被害をもたらした。
この豪雨災害の復旧に際し、立ち上がったのが、すでに
仏教界のヒーローだった空海であった。
といったところが一般的です
4.タイトルに書いた「淡い憧れ」
「憧れ」をひいてみると
「理想とする物事や人物に強く心が引かれたり、思い焦がれること」
「まだ実現していない自分が理想とする物事に強く心がひかれたり、
理想とする人物に強く心が引かれたて、思い焦がれること」
とあります。
同じ人間ではありますが、 あまりに自分の能力から、掛け離れている
存在だと、「自分の磨くべき武器、作るべき武器を強化する際には、
自分のベンチマークとなる人物像」なんて、僭越なことは、言えま
せん。
だた、すごい人間もいるものだ、と感心するだけ。
強いて言えば、絶対自分がないっこないという無責任さの上に立った
「淡い憧れ」みたいなものでしょうか。
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